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草間さかえ
ふばば
ネタバレ
この作品は実際の連載は長期にわたっていたのですよね。 私は一気に4冊読んで、じれじれとリアルタイムで追っていた方とは多分出発点そのものが違うのだろうと思います。 4冊読んで、またループ読みして、複雑な花城や澤が段々素直…と言っていいのかな…甘々恋人になっていく様子が心に沁み渡るような。 元々甘々カップルの廣瀬x花城はますます仲睦まじく。 はじめはひっどい始まりだった澤x有原も、澤が甲斐甲斐…
「やぎさん郵便」2巻、実質の3巻目。 あんなはじまりかただったのに、澤の持つ本質的な優しさに次第に慣れていく有原。 鬼畜を続けきれず、優しさをにじませていく澤。 トンネルの事を知っていてケロリとしている廣瀬に甘える花城。 …2組とも順当に?関係が良い方向に進んでいるようです。 心の問題だけでなく、花城は廣瀬と出会った事で過去のズルズルを一段落させる気分になったのか、廣瀬を伴って過…
「やぎさん郵便」としては1巻目ですが、「マッチ売り」収録分の続きで第9話からとなっています。 鬼畜・澤が実は女性たちから可愛がられている気配り男だったり。 花城のトンネルでの客である露語の教授が、色んな状況をすっかり知っていて面白がってる食えない奴だったり。 澤が花城にまだ抱いてる複雑な感情だったり。 廣瀬が、自分のおじいさんと花城が元々知り合いと知って色々邪推したり何かを思い出したり…
本作「マッチ売り」から「やぎさん郵便」3巻の全4巻、ずーっと前から積んでて、さあ読もう、今読もう、読むべきなのだ、読まねばならぬ…と悶々としつつ全然ページをめくれなかった鬼門の書物。 なぜこれほど敷居が高かったか? 4冊全て読んだ今でも、はっきりした答えはわかりません。 そして。 4冊全て読んだ今でも、「読んだ」ような気がしないのです。 うーん良かった〜!と晴れ晴れもせず、読んだそばから…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
fandesu
何度目かの再読もついに最終巻です。 2018年8月16日に読み終わりましたが、この時点で『So This is Christmas』も出ていますけれどね。でも、あちらはあくまでも『番外編』。アドリアンとジェイクの物語に一定の結末がつくのはこの巻です。 『海賊王の死』の単行本の最後に、この本の出版予告が載っていたのを見た時には「これ以上、何を書くことがある?」と疑問に思ったものです。「所謂『…
電子書籍での再読。 「今、あたしはアドリアン・イングリッシュ祭りの最中」と友人に言ったら「何度目⁉」と大げさに驚かれたので数えてみたら、年に一回は再読していたことを発見しました。 何度読んでも面白いです。 これは、単に私が『読むのは早いけれどあまりよく覚えていない読み手』だからだけじゃないと思うんですね。読む度に新しい発見がある。読み飛ばしているからだけじゃなく、その時代や、私の年齢に合わせ…
電子書籍での再読、3巻目です。 私が使っている電子書籍リーダーでは、この巻からページめくりの形式が変わってブックマークも付けやすくなり、ストレスが減りました。 アドリアンとジェイクの関係が胃が痛くなるような展開を見せる『転』の巻。 2014年の発売直後に読み終わった時には、この二人がリアルなLAで生きている様に錯覚してしまい、もうどうしようもないほど狼狽えてしまったことを思い出しました。…
何度目かの再読を始めたら読む手が止まらず、気がつけばほぼ5日間に渉って、何とか時間を見つけて全巻ぶっ通しで読みふけってしまいました。 自分でも驚愕! この物語の吸引力に改めて納得した次第です。 1巻が『起』なら2巻は順当に『承』です。 この物語はミステリですけれど、M/M『男性同士の恋の物語』なのですから、お互いに惹かれあったアドリアンとジェイクは週に何度かデートを重ねている(らしい)…
渡海奈穂 草間さかえ
165
いやー良かった!良かった!! あらすじを読んだ時はどんな話かなとあまり期待してなくて、読みはじめても途中まで片思いで終わる話なのかな?BLでもこういう形のお話もあるのかなと思っていたら! 運命かもしれない恋は古平視点で、永遠かもしれない人は名久井視点ですね。 運命かもしれない恋は、二人の馴れ初めから。 もう運命だよ!絶対。 古平は三度も名久井に一目惚れして三度目はもう手を出し…
何度目かの再読。今回は電子書籍で読みましたが「このシリーズは紙の本で読んだ方が雰囲気が良い。それもぶっ散らかっている仕事机なんかじゃなくて、ソファか何かに座って時間をたっぷり取って」と改めて思いましたです。 LAの書店主(日本の一般的な書店と異なりミステリ小説専門の書店で、アマチュア作家の批評会が開かれたり作家による朗読会が開かれたりする、本好きのサロンとしての機能を備えたアメリカの書店です…