みざきさんのレビュー一覧

青の王と花ひらくオメガ 小説

葵居ゆゆ  笹原亜美 

ページをめくる度に面白くなっていく

読み進めるにつれてどんどん面白くなる作品でした。
序盤の印象が良い意味で変化するといいますか。
読み始めてすぐに、ああ、傲慢権力者攻めと自己肯定感がない健気不憫受けのパターンかな…なんて思ってしまうような描写から始まるんです。
決して明るい印象はありませんし、もしかしたらこの辺りで引き返してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
でもちょっと待ってください。ぜひ、もうちょっとだけ読み進めて…

4

幼なじみの顔が良すぎて逆らえない コミック

吾笠花 

なんで付き合ってないの?

顔面いいなりBLってものすごいパワーワードだなと思い、読み始めてみるとそのワードに納得の顔面でした。
なんと言っても春見の顔が良すぎる。
この顔面はすごい。イケメンだとかそういう言葉よりも「美」という感じ。

アイドルオタクで面食いの茜と、その幼なじみで王子様のような美しい顔をしている春見のお話。
特に大きな出来事は起こらず、ただ2人の日常と学校生活を読者がちょっと覗き見をしているような…

7

キスミースイートスティンガー! コミック

 

霊長類最強感のある受け

「殺すぞ」と言いながらカメラを破壊する受けから始まるお話。
筋先生のアイドル×ボディーガードものです。
もう、超が付くほど面白かった!
テンポも良く、笑いと恋愛面の緩急が見事で、あっという間に魅せられてしまいます。

尻尾を振りまくる大型犬・チベットスナギツネ・ゴリラ。
まるで動物園のようなラインナップ。
こちら、全て攻めと受けを例えた動物になります。
何を書いているのか分からない…

6

「アイドル始めました」購入特典ペーパー「最高の誕生日」 特典

その後のアイドル

購入特典の書き下ろしSSペーパーです。
表紙を含めて四つ折り4P、上下段組。

周太視点で描かれる、本編終了後の周太の誕生日のお話。
季節はあっという間に流れ12月。
こたつに入ったりして、すっかり冬めいた様子。
本編では田植え後にPR動画を撮っていたようなので、それを考えると時の流れって早いです。
秋楓の誕生日は4月で祝うことが出来なかったのに、周太の誕生日だけ祝ってもらうだなんて…

2

アイドル始めました 小説

久我有加  榊空也 

素朴な町の素朴な恋

この作品、好きです。
メインキャラクターも、周りの人々も、お話全体の雰囲気もすごくあたたかい。
久我先生の書かれる方言ものが大好きなのですが、今作も舞台が関西圏ということで魅力が倍増。
なんでやねん!系ではなく、丁寧な関西弁がお好きな方には特におすすめです。
嫌な人間が出て来ない、穏やかでじわじわと萌えるお話が読みたい方もぜひ。

田造市という、なんの変哲もないのどかな市。
地方設定…

4

「デリバリーハグセラピー」アニメイト限定特典小冊子 特典

尚がかわいい

アニメイト限定セットの有償小冊子です。
描き下ろし漫画は8Pほどなのですが…

あ、あ、あま〜〜い!!
本編がお好きだった方は入手していただきたい小冊子です…!
数に限りがあるようなのでお早めに。

29歳の貴一と20歳の尚。
本編終了後、付き合ってからのお話です。
尚がお酒を飲んだらどうなるのか、恋人のほろ酔い姿が見たいという下心もあって、晩酌に付き合ってくれと言う貴一。
そ…

8

甘やかな褥~琥珀色の秘密~ 小説

月東湊  街子マドカ 

ほろ苦い御伽噺

個人的に、文章がとても読みやすい作家様。
イラストの通り、尻尾が生えていたりもしますが獣要素はそこまで高くはないかと思います。
放蕩息子と呼ばれている領主の三男×異なる外見から忌み嫌われ生きる捨て子の組み合わせ。
甘さとシリアスさ、容赦のなさのバランスが読み応えあり。
全体的に面白かったです。

獣の尾を持って生まれた主人公のルルは、政治犯の終身流刑地として隔離された村の入り口に捨て置…

1

マスク男子は恋したくないのに コミック

参号ミツル 

不織布越しのきみ

マスク男子こと佐山は、なぜいつもマスクをしているのか?
てっきり何か大きな謎が隠されているのかと思っていたので、その理由が想像よりもリアルなもので良い意味で驚き。

おそらくスクールカースト的には上位に位置しているのであろう、いつも目が笑っていない才川と、ひっそりと教室の隅に1人でいるような地味な印象のある、いつもマスクを着けて口元を隠している佐山。
相容れない存在だった2人ですが、ふとし…

3

君の瞳に奪われたい コミック

灰咲きり 

理屈抜きで好き

好きっていうだけじゃだめでしょうか。
私にとっては、まさにこの作品のことでした。
うまく言葉に出来ないのですけれど、なぜか妙に惹かれるものがあって。

カメラマンの純視点から始まる物語。
結婚式場で出逢った、泣きぼくろが印象的な黒髪のきれいな人。
「なんとなく気になった」と、ブライダルスタッフである彼・悠が落としたボールペンを拾い、後を追いかける純に同調してしまうんだなあ。
追いかけ…

1

デリバリーハグセラピー コミック

宮田トヲル 

作品全体に漂う温もりが心地良い

別れがあれば新たな出逢いもある。
無自覚の大失恋から始まるお話です。

デリバリーハグセラピーというタイトル。
てっきり、そういうお店で働く男の子と、そのお客の話なのかなあと思いながら手に取って読んでみると、なんとまあほのぼのとしていて優しいお話なのか。
温度で言うのなら「ぬくい」かな。
温もりが詰まったとても穏やかな1冊でした。
この雰囲気、かなり好きです。

サラリーマンの桜…

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