The Shoemaker -ザ・シューメイカー-

the shoemaker

The Shoemaker -ザ・シューメイカー-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
17
評価数
8件
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥570(税抜)  ¥616(税込)
ISBN
9784199008115

あらすじ

イタリアで修行し一流の靴職人となった荒木田は、養父の死をきっかけに老舗ブランドを辞め帰国。
日本で工房をかまえるが、いきなり彼に執着する老舗ブランドの社長から告訴されてしまう!
知り合いに紹介されたのは、童顔で一見頼りなさげな弁護士・田村。最初は心許なく思うが、
懸命に荒木田を思いやりプライドを持って仕事する姿に次第に惹かれていき――!?

表題作The Shoemaker -ザ・シューメイカー-

荒木田尚吾,靴職人,38歳
田村志信,弁護士,31歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

本筋とは別に攻めの親友が気になる

カバー絵を見ればすぐわかるのですが、なぜか弁護士の攻めに靴職人の受けと思い込み読み始めてちょっとしてアレ?と気がついてしまいました。
真面目で技術は高いのに困った立場に追い込まれたウケを正義のヒーローが助けに現れ恋に落ちる、といった王道的な作品も嫌いじゃないですが、勝手な思い込みからできたギャプからかっこいい靴職人の攻めが跪いて採寸なんかされたらステキ!という思いから楽しく読ませていただきました。

かっこいい靴職人の尚吾は親友と恋愛感情なくスポーツをするように爽やかに寝られる男なんです。
ま、お互いがそんな感じでストレスや欲求を発散させいい気持ちになれるひとときなのでそれ以上の感情はないのですが、恋人からしたらこれからも付き合いが続く親友と寝ていたことを知ったらちょっと微妙な感じになるかもです。それもいつもじゃないけど受け側だし。別れた元カレとも違う何か複雑な心境です。
本当は自分が割り込んだんじゃないかとか、今でも何らかの感情が残っていたりとか(実際にないですが)不安になりそう。
最後までそのことに関してはばれてませんが、自分だったら一生知りたくないなと思いました。
続きそのレストラン経営者である親友には、現在仕事として日本に呼びたがっているリオンの田舎街のシェフをプライベートでも口説いて恋話が生まれないかなと妄想してしまいました。

尚吾の親友の言った『後悔の穴埋めし続けている人生に意味はない』というセリフが印象に残りました。
時には過去を悔い反省したりやり直せるものならやり直すことも必要ではあっても過去の失敗ばかり見つけてそれを塞ぐばかりの生き方は不毛だということばにいいこと言うなと思いました。

恋愛をめぐる展開と靴職人の技とか国際弁護士の辣腕ぶりとかお仕事部分の話題が適度で興味深く楽しめました。

沖さんは個人的にノスタルジックな印象を持つイラストレイターさんです。
鉛筆デッサン画のような線で、目力のある絵が独特でいかにも攻めな男らしい男も中性的で綺麗な美形もきらきらしています。

1

ピッタリこない

面白いのかもしれない。
靴職人、を題材としたところはなかなかいい。
しかし、初っ端の神父に云々の話から躓いてしまって、
その後も細部で「ん?」と躓きがあって、
面白さを味わえないまま、読了。


一流イタリアブランドの靴部門を担当する靴職人・尚吾。
ミラノで修行し仕事をしていたが、父の死をきっかけに帰国し
日本の下町に工房を構え、順調に活躍していたのだが、
イタリアの父として慕うブランドオーナー・ナターレから
寝耳に水の理解できない訴訟を起こされそうになる。
依頼した弁護士事務所で出会った若き担当・田村は
数日前に、電車で痴漢にあっていたところを助けた男だった。

ということで、彼との間に恋が生まれるのだが
尚吾の宗教と家族との関係を巡る葛藤や罪悪感などの思考が
何度も繰り返し描写されるのに些か辟易し、
更には大騒ぎしていたナターレとの訴訟問題も、
(理由は見当がついたけれど!)なんだかアッサリ解決して脱力。

お相手の田村は、小さい頃から優秀過ぎる吹きこぼれで
それ故の悩みを抱える、司法試験も軽々の天才。
尚吾だって、神学校からイタリアに続き招聘される能力に加え
靴職人の修行をすればあっという間に師匠を超える天才。
という超エリート二人の会話のはずが、
イマイチピリッとしないのも、なんだかな……という気分。


個人的な躓きは、不正確だったり納得のいかない記述と、
オシャレな小物の扱いなどがイメージが違ったりする部分。
沖さんの挿絵も嫌いじゃないが、ちょっとピンとこないし。

個人的には尚吾と大学時代からの親友(&セフレ)隆一の関係が
好きだったので(共にボクシングをし、スポーツのようにSEXをする)、
こっちでまとまればいいのにさっ!と思ったり。

そんな訳で評価は中立です。


*余談ですが、靴職人を扱ったえすとえむさんの作品(非BL)
 『IPPO』がとても面白いですよ!

2

難しい

私がイメージしている痛い、切ないの水原作品ではなかったです。 読んだのはいいが、久々にレビューしにくい作品かな? 読み終わった後はストーリーの上手い下手は関係なく何かしら残るのですが、今回はそれがない。 何か凄く盛り上がる部分があるわけでもなく、お互いが過去のトラウマも盛り込みつつ今の仕事に対しての思いとかその他もろもろが淡々に進んでいくお話でした。 なので熱意だけは凄く感じられるのですが、なんだろう? 全く残らなかった…。 あっ、セフレとの場合はこの攻めが受けにまわるんだ!と、そんな変なところが残ったか(苦笑)

2

セフレとの関係に興味津々!

靴職人の荒木田(攻め・38歳)は、ミラノを離れ工房を日本に移したことで、所属ブランドの経営者に訴訟を起こされる。
紹介された弁護士の田村(受け・31歳)は、童顔で一見頼りなさそうだが…。

30代のゲイ同士が、仕事を通じ互いに好意を抱いていく過程が丁寧に描かれた作品。
二人の生い立ち、仕事に対する考え方など詳しく描かれており、読みごたえがあります。

荒木田には、ゲイ仲間でセフレの隆一という友人がおり、今でもたまに関係を持つ仲(田村と付き合い始めてからは流石にないですが)。
バリタチで超男前な荒木田ですが、この隆一にだけは後ろを許したことがあるという設定です。
でもいつも挿入していた訳ではなく、バニラで済ますときも多かった…というこの二人の関係が気になって仕方ありませんw
隆一が特定の相手を作らない主義なので恋愛には発展しそうにない二人ですが、アラフォーのバリタチ同士の絡みなんて絶対凄そう。。。

と、受けそっちのけですっかり脇役との関係に興味がいってしまいましたが、田村は田村で好感の持てるキャラクターでした。

電車で痴漢に遭うような幼げな風貌ながら、弁護士続きとしてはとても優秀。
ウブで、絡みでも初々しいのに、実はそれなりに恋愛経験ありのガチゲイというギャップも色っぽくて好きでした。

そしてこの二人、絡みでもお互いに敬語。
田村はともかく、年上の荒木田までもが挿入時に「入りますよ」等、スマートな口調を崩さないところに萌えでした♪

ストーリーの発端である訴訟の落としどころも、人と人との絆が決め手となる温かなもので、なかなか良かったんではないかと思います。

やや淡々としすぎなきらいはありますが、お洒落で静かな空気感が心地よい作品でした。

5

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