人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~

siren ha ai wo utau

人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

132

レビュー数
3
得点
66
評価数
16件
平均
4.2 / 5
神率
43.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784041043035

あらすじ

竜を束ねる竜結社で目覚めた半人魚のメルヴィネは、記憶を失っていた。だが、初対面のはずの美貌の水竜・サロメはなぜか自分に執着し、執拗に側に置こうとしてくる。傷を負ったメルヴィネを治療と称して何度も組み敷いてくるサロメ。甘い巣に囲われる日々のなか、竜結社に猟奇的事件の調査依頼が来た。その手伝いをきっかけに、メルヴィネは自身の使命を思い出す。それは“サロメをこの手で殺める”ことで…。孤高の水竜×記憶喪失の人魚の運命的恋愛譚!

表題作人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~

サロメ,水の竜(オンディーヌ)
メルヴィネ,人魚の一族,18歳

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レビュー投稿数3

これがサロメの執着か~

私が勝手に思ってる執着シリーズ第3弾! 水竜サロメの登場です。今までの2冊を読んでると本当に物静かで優しそう(ん、でも?!)な雰囲気を出してましたがやはりそこは、ね! 孤独なサロメを癒やしてくれる存在のメルヴィネ(人魚)。過去に1度だけ会っていたのですが人魚一族の長からの断絶の為に会いに行くこともできず時だけは過ぎてゆき…。はい、今回も出てきましたよ最低な敵が!(最終的には苦しみをあじわうことになるけど) でもそいつのせいでサロメがメルヴィネに再会したと思うと腹は立つ。 思いは募り、さらに小さいものには目のないサロメの溺愛っぷりと執着はさすが! 途中悲しい出来事も含めやはり今回も読みごたえがありました。 極東の王の存在がひそかに気になる~っ。 し、次回はやはりフォンティーンですよね!

1

読んで損なし

ドラゴンや人魚のいるファンタジーのシリーズの3作目。BLというよりファンタジーとして面白いと思う。もちろんセックスシーンもあるのだけどエロというより愛情を交わしているという感じがする。
今作では主人公の人魚が憧れのドラゴンに人魚の保護を求めに旅立つ冒険物。しかし直ぐに敵に捕まってしまい頭を殴られ大怪我を負ってしまう。それが元で記憶喪失となり、助けられたドラゴンが憧れの人であることも思い出せない。この辺りはお約束なのだけど、やっぱり思い出せない主人公が早く記憶を取り戻せるように応援してしまう。
是非とも1作目から読んで欲しいシリーズ。おススメ!

2

水竜と人魚の恋

『紅炎竜と密約の執事』『黒猫は蜜月に啼く』に続くシリーズ第三弾。
単独でも読めますが、登場人物が多いため、既刊既読の方がより楽しめるのではないかと思います。

あらすじ:
舞台は、多種多様な魔物が棲む海の世界。
半人魚のメルヴィネ(受け)は、幼い頃出会った水竜・サロメ(攻め)に恋い焦がれ、彼との再会を夢見ています。
そんなある日、メルヴィネら人魚は人間たちの襲撃を受け、捕らえられてしまいます。
人間の海軍将校は、仲間の人魚を人質に、サロメを殺すようメルヴィネに命じ…。

メルヴィネは、人間の脚に僅かに鱗を纏った半人魚。
母親の人魚・ラーラは、サロメに想いを寄せていたものの、最終的に別の雄と交尾しメルヴィネを産みました。
そのラーラも人間たちに惨殺され、独りぼっちになってしまったメルヴィネ。
母を恋しがりながら、自身の初恋の相手でもあるサロメを探し求める姿が切ないです。

サロメは、既刊にも出ていたらしい美貌の水竜。
竜結社(ドラゴンギルド)という組織の一員で、産業革命以降に始まった人間による魔物迫害に対抗して同組織が作られた…という設定のようです。
常に続き敬語で、知的で穏やかな性格ですが、やることは結構大胆?
数年ぶりに出会ったメルヴィネの傷を治すため、鱗(人魚の性感帯)を愛撫したり、フェラしたり…
上品そうな見た目を裏切る攻め攻めぶりにギャップ萌でした。

ちなみにメルヴィネは、人間たちから逃げようとして殴打され、記憶を失った状態でサロメと再会するため、最初はサロメのことも、仲間を人質にとられていることも忘れています。
残虐な人間たちがメルヴィネを殴っただけで打ち止めにするのはやや不自然に思えますが、
メルヴィネが記憶を失ったままサロメに惹かれていき、やがて自身の使命を思い出すという展開はドラマティックで良かったです。

この作品、
物語冒頭で語られる架空の寓話や、メルヴィネの両親の馴れ初めなど、実在の童話や伝承を連想させるエピソードの数々が魅力的。
特に冒頭の寓話は、掴みとしても伏線としてもなかなか良い仕事をしていました。
人の生き血を啜り、不老体を手に入れたバイロン王。しかし最期は人魚に喰われ死亡…という彼の物語が、本編の後の展開に生きてくる構成が良かったです。

竜がギルドを立ち上げる等、中世ヨーロッパの世相を反映した発想も面白く、ファンタジーでありながら不思議とリアリティを感じさせる世界観も好みでした。

挿絵の印象もあってか、何となく往年の名作BL/ラノベのような趣を感じる一冊。
機会があれば既刊2冊も読んでみたいです。

8

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