美貌の錬金術師×別の世界の記憶を持つ青年の、異世界トリップ・ファンタジー!!

錬金術師と不肖の弟子

renkinjutsushi to fusho no deshi

錬金術師と不肖の弟子
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神21
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

30

レビュー数
5
得点
167
評価数
40件
平均
4.2 / 5
神率
52.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784199008368

あらすじ

金銀の竜が空を飛び、呪術師が跋扈する世界──幼い頃の記憶を失くし、
老錬金術師の助手として育てられたユウト。ところが17歳のとき、
病に倒れた師匠の命令で、師匠の弟子・アダルバートの元に修業に出されることに!!
町で工房を営むアダルバードは、黒髪の美しい男だが、大の人間嫌い。
なんとか助手として置いてもらうことに成功するけれど……!?

表題作錬金術師と不肖の弟子

アダルバート,錬金術師
リクト,推定17歳,錬金術師の弟子

評価・レビューする

レビュー投稿数5

胸を打たれるファンタジーです

あらすじを読んでほのぼのとした主人公の成長物を想像しましたが、実際は重くかなり切ない展開もあります。転生物でもあります。
しっかりと作り込まれたファンタジー作品ですが上手に読ませてくれるので、まず世界観を理解するのが大変!!という事が無く、理解力の弱い私にはありがたいです。(笑)
そしてミステリー要素もあり、謎が解けると「そう来たか!」と思わず唸りました。

登場人物も多く、過去と現在が複雑にからんできます。
一番心を打たれたのが、50年前に忌み子として存在した王子です。
この王子がかなり不幸な境遇で、最期も悲惨その物です。もう切なくて、切なくて。(つд`)
生まれ代わって結ばれて、めでたしめでたしというのも分かるんですが、なかなか心情が追いつかなくて…。
なんとか彼を幸せにしてあげてもらいたかったです。(T-T)
不幸なまま死んでしまう受けというのは切なすぎます。

他のレビュアーさんもおっしゃる通り、ファンタジーとしてはとても面白いのですがBLとしての萌は少なくて評価に悩む作品です。
ただ天然な受けの純真さや真っ直ぐな所に絆され、押され気味の攻めと言う萌要素続きもちゃんと入っているので『萌』で!!

2

自分は誰なのか

リクトは、育ての親であるエレズの体調不良を理由に、エレズの錬金術師の弟子であったアダルバートの元に修行に行かされます。
リクトは幼いころから、自分の意識の奥底に別の記憶があることを感じて不思議に思っていましたが、アダルバートの元にいき、神人にあったり古い書籍を目にする中で、過去の記憶がより鮮明に思い出されるようになります。

自分は50年前に忌み子として扱われていた王子なのか、それとも異国から来た別の存在なのか、アダルバートが自分に向ける目はかつて愛した王子に向けたものなのか。
本当の自分が何者なのか知りたいけど知るのが怖いと葛藤するリクトが切なかったです。

二人が50年の時を超えて体も魂も形を変えたけれどやっと結ばれてよかったです。
引き込まれるファンタジー作品でした。

2

おすすめファンタジー

BL臭のない美しいカバーイラストの本。
内容的にもBL的描写はかなり少なめです。
なので、エロ重視の方には全く物足りないかも知れません。
むしろファンタジーとしての設定がしっかりしていて、ファンタジー好きとして、とってもおもしろかった。
作者後書きに好きな物をめいっぱい詰め込んだとある通り、錬金術師の生活や、王位継承争い、竜との契約などなど、ファンタジー好きにはおいしいネタがきれいに盛り込まれ、そこに更に、少年と美しい錬金術の初恋と、時空を越えたその成就が盛りつけられているなんて。
yoco先生の美しいカラー口絵にも萌プラスして神です。

6

錬金術師と助手のファンタジー

錬金術師のエレズに拾われ、育てられたリクト(受け)は、エレズが身体を壊したのを機にエレズの弟子であるアダルバート(攻め)に預けられることになる。偏屈で人嫌いなアダルバートだったが、リクトの突拍子もない性格を面白がり、ふたりは徐々に打ち解けていく。そんな折、異世界の記憶のようなものがリクトの夢の中に頻繁に現れるようになって…。


正統派ダークファンタジーです。
受けは、7歳くらいの頃に奴隷として売られていたところを、高位の錬金術師に引き取られた過去があります。このページのあらすじでは名前がなぜかユウトになってますが、実際はリクトです。
引き取られるまでの記憶がなく、記憶障害があります。突然意識を失い、その前後の記憶がなくなるのです。なので大事なことや覚えたことは逐一メモを取る習慣があります。
対する攻めは、偏屈で世捨て人みたいな生活を送っている錬金術師です。対外的にはヒゲの老人なのですが、それは術でそう見せているだけで実際は黒髪長髪の超絶美形です。弟子は取らない主義ですが、師匠の紹介で仕方なく受けを引き取ります。

嫌々引き取ったという設定だったのに、攻めが受けを懐に入続きれるのが早くてびっくりしました。受けの天然なところが良かったのかな? 個人的には、人嫌いの攻めを天然ほのぼの頑張り屋パワーで癒す受け、という設定が大好きなので、そのあたりがあっさりでちょっと残念。
BLとしては、アダルバートとリクトが惹かれ合うのにあまり萌えられなかった。あまり一緒にいない2人なので、惹かれ合うエピソードに直接的なものが少なくて。何ていうか、受けが周りの脇キャラとの会話で攻めのことを知ることによって惹かれる、というような感じ。
「アダルバート&リクト」より、リクトではないリクト(ネタバレ防止のため、わかりにくい表現ですみません)とアダルバートとの関係のほうが萌えたような気もします。

でもファンタジー作品としてはとてもよかった。二重三重に張り巡らされた謎が解けていくのは面白かったし、キャラがすごくいい。竜人の主従コンビやギルド長、受けの元師匠のエレズとか、脇役キャラもみんな独特で面白かった。
評価はBLとしての評価ですが、ファンタジー作品としての評価はもうちょっと上です。

5

読み易いファンタジー

異世界ファンタジー物。買うのをを少し迷っていたけれど買って正解の1冊。
子どもの頃に読んだファンタジーを思い出すような作品。主人公の一人称でずっと書かれていて、その語り口がとても読み易い。主人公が素直で頑張り屋ぶりがとても可愛くてほのぼのした感じで読める。キャラ文庫としては厚めだけれどあっという間に読み終えてしまった。
途中から過去の謎が解明されて哀しい部分もあるけれど、あまり重い気分にはならずに読めた。なので読後感も良くて嬉しい。
異世界ファンタジーなので風変わりな脇役たちが出てくるけれど、脇役も魅力的なのでスピンオフが出たら絶対に買いたい。

5

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