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表題作春うらら好色男の宿

藤男、旅館の跡取り息子で元AV男優
江東美春、社畜会社員

その他の収録作品

  • 思い出の場所(描き下ろし)
  • カバー下あとがき

あらすじ

不器用な社畜リーマン・美春は、とある誤解から元AV男優の藤男にエッチな奉仕をすることに。
未知のプレイの数々に戸惑う美春だが……!?

作品情報

作品名
春うらら好色男の宿
著者
akabeko 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403667183
4

(170)

(66)

萌々

(61)

(35)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
27
得点
685
評価数
170
平均
4 / 5
神率
38.8%

レビュー投稿数27

【今までいっぱい抱いてきたけど・・・美春くんとのセックスが一番気持ちいい(藤男)】

エロス度★★★★★★★

藤男と美春が紡ぐ恋物語♡
先に続編から読んでしまい、2人の馴れ初めが気になったので購入。

自分の存在価値・居場所の無さに心身を擦り減らしまくった美春か古びた宿で出会った藤男。
自分を全肯定してくれたり、快楽に溺れさせてくれる藤男に惹かれていく美春でしたが、藤男は・・・。

藤男と美春の気持ちの温度差や藤男の気持ちが分からずに苦悩する美春がとても切なく感じました( ; ; )
それでも、美春の純粋な想いが確かに藤男の心に届いていき、続編での藤男の変化に繋がっていくと思うとたまらないです。

0

真逆な2人の恋愛軌跡が胸アツ

続編の発売があってから知った作品でしたが、面白かったです( ´∀`)

社畜とAV男優の組み合わせは新しいですね。しかもそこに旅館再建が絡んできて、BLの背景でも魅せるポイントがたくさん。
ありきたりなストーリーになっていないところが、先の展開への期待で満たされました。


キャラクター像と、キャラの動かし方がとてもいい。美春のひたむきさ、純朴さ、一生懸命なところと、チャラい藤男との真逆なカップル性が、違和感を抱くどころか、お互いの良いところと足りないところを補い合っていて作品を盛り立てていますね。
そんな2人だから誤解やすれ違いが起こったりするけど、それがあるから本心に迫ることができる。…見せ場として十分でした^ ^

美春の期待が打ち砕かれるシーンは胸がズキンと痛みましたが、藤男の心にも迫る大事なシーンで、ここをキッカケに物語がぐんぐん面白くなっていくのが楽しかったです。
旅館を居場所作りにしたいと……藤男のそんな思いがいつしか美春が側にいることが本当の居場所作りになっていくことに気付かされるストーリーの流れは萌え味満載。チャラ男の真剣さと素直な気持ちに胸が熱くなった素敵なエンディングでした(*´꒳`*)

既に発刊されている続編の評価がすごく高いのもあり、今から2人の続編を読むのが楽しみです^ ^

0

ストーリーも濡れ場も読み応えあり!

akabeko先生は大好きで、「蝶と花の関係性」「少年の境界」「蜜果」が特に好きな作品。
こちらは、最近発売された続編を読む前に、久しぶりに再読したのでレビューします。

社畜生活で苦しんでいた美春(受)が、偶然寂れた温泉宿に迷い込み、元AV男優の藤男(攻)と出会う。そこから美春の人生に変化が起きていく…というお話。

だいぶ前に読んで、なんだか不思議なお話だった記憶がありましたが、再読してやっぱりそんな印象を受けました。
ずっと受け視点なんですが、攻めの藤男の印象が、二転三転するというか、掴みどころのないようなキャラなので、そう感じるのかもしれません。

ヘラヘラして何を考えているかわからない、かと思えば美春を全肯定してくれる。いい奴なのかと思ってたら、美春をAVに勧誘してきて「つけ込みやすい」って言ったり。ちょっとコワイ奴かな、って思ったら、美春に絆されて優しい言葉を言ったり…。

こんなふうに藤男が、いい印象とちょっとコワイ印象を、行ったり来たりするので、読んでるこちらも「いい奴なの?悪い奴なの?どっち??」と、ちょっと胸がザワザワする感じです。

ストーリーは、美春が社畜生活から抜け出て、藤男の実家の温泉宿を立て直したり、藤男に恋したりしながら、目の下のクマも消えて、以前より前向きになっていく様子がいいな〜と感じます。

藤男にも実はある切ない過去があるなど、ストーリーが一筋縄ではいかないというか、最後まで惹きつけられる展開で面白く読めました!

あとエロがバラエティに富んでいるというか。脇で抜くとか真空ピストンとか初めて読んだw
濡れ場の回数は多く、また紙本は、細め少なめの白短冊でかなーり緩めの修正で、おお〜〜となりました。tnkなどかなり丁寧に描かれていて、その点も読み応えありますw

最後はBL的にもほっこりする感じで良きでした♡
続編読むのが楽しみになりました〜。

書き下ろしには、おもらしプレイまで出てきて、ほんとプレイがてんこ盛りだな〜と思いましたw

紙本 細めで少なめの白短冊修正

3

長い間勘違いしてました…(;゚Д゚)…早く読めば良かった。。。

大好きなakabeko先生作品なのに実はこの作品だけ購入したまま未読でした
と言うのも、、、ずっと私この作品を特殊設定のファンタジー系だと思い込んでいたので買ったはいいのにずっとスルーしていたんです。。。
今回、改めて読んでみる事にした際もこの勘違いは続行状態w
ただ2024年は新たなジャンルにも挑んでいく‼と決めていたので、新刊をお迎えするに当たり未読だったこちらも読んでみよう!と思い至ったのです

が、、、読んでみてビックリ…!!!
全然特殊設定なんて無くってwww
何ならめっちゃ好みのダメンズ攻め作品でしたーーー(´艸`*)
なんだぁ。。。もっと早く読んでおけば良かった~

攻めの藤さんの元AV男優且つ色ボケさんというキャリアとスキルが発揮されまくる美春の絆し開発っぷりがエロいエロい///▽///
こういう所在無げな色気だけめっちゃバリ高い男が本気になっちゃうパターン、大好きなので大変楽しめた1冊でした!

受けの美春も少々健気が過ぎる所はありますが、そんないじらしさに藤さんが恋に落ちていくのはとても微笑ましくて良いです♡
一方美春は藤さんに躰と共に心も堕とされていく様が私の加虐心と被虐心を共に突いてくれてウハウハしてしまいます♡
しかもトントン進む展開ですが一筋縄ではいかない構成もとても好み‼
行き違い、すれ違い、勘違い、、、不器用さ故の展開とその後には私的な萌えが詰まっていて楽しかったですし、こういう過程があるからこそキャラに愛情を感じていけるのです

エロはさすがのakabeko先生、と言った色気が溢れます
腋をねっとり攻める描写とかニッチ過ぎるし、そんなの興味なかったのに、、、めちゃくちゃドキドキしちゃったょぉ~www
一見エロ強めに見えますが、実はお話しも自分の居場所に不安や焦りを覚えた事がある人なら少し身に詰まされるながらも、救われるような優しさもあったりしてしっかり元気をくれるテーマ性を感じれると思います

この2人の続きが読めるなんて最高じゃん!!!
という事で、今作は電子での積み本をしていたのですが新刊は待ちきれず紙でお迎え済み♪
早速読んでみようと思います!!

修正|白抜き、、、DMM

3

今はコレだけ

続きが発売されると知って電子で購入してみました。実は発売当時に試し読みでやめた作品なんです。akabeko先生の作品は何作か読んだことのある程度で「少年の境界」が一番好きです。

今作を読んで思ったのは決してakabeko先生の絵は好みじゃないということです。藤男も美春のキャラには萌えられませんでした。キャラ設定もです。

それでも美春が旅館の為に一生懸命に頑張る姿は応援したくなったし、そんな美春によって変わって行く藤男を見るのは楽しかったです。

でもなんと言っても女将の志賀子さんの魅力には敵いませんでした。全部持って行かれました。この後紫藤苑がどうなるのか見守りたいと思います。
なので今はこの評価です。

0

タイトルほどHよりではない

そう、akabeko先生なので、H特化の作品ではないと思いつつも、このタイトルとこの表紙なので、ちょっと勘違いしてしまうかも。
いや、HはしっかりHなのですが。

舞台は寂れた温泉宿。でも女将さんが丁寧に管理をしている。
そこの一人息子は、元AV男優で、今は実家に帰り、付近の宿を撮影所とするプロデューサーになっている。というなんか裏家業の人なのですが。

そこへ、会社でひどいハラスメントを受けているリーマンがやってくる。
温泉で、そして何か暗さを持ちながらも飄々とした旅館の息子に癒やされる。。
というストーリー。

しっかりものの江東さん(元リーマン)は、会社をやめてまじめに旅館で働きだす。彼がキーパーソンとなって、旅館業、そして女将から離れつつも実家のことがきになっていた息子、藤男は、そのつながりを取り戻す。という大きな流れがありました。

こんな二人は、なんやかんやありながらも、この田舎町の温泉旅館という舞台で、きっと長く一緒に暮らしていくだろうなあ、と思わせてくれる、そんなカップルでした。

1

くっそエロい・・・!

プロ(ふじさん)のプロっぽさが最高な一冊です。

エロあり、闇あり、ラブあり、お仕事あり、親子関係あり、、いろんなものがギュギュッと詰め込まれているのにしっかりまとまっている良作。

どの角度からも素敵な本なんですが、なんといっても個人的にずぶっと刺さったのは、セックスシーンの色っぽさ・・・!

なんなんでしょうこの艶感、、正直攻のふじさんも受のミハルも好みってわけではないんですが、、えっろいんですよねえ、、ひれ伏したくなるエロ_(:3 」∠)_

特にtkb攻めの描写がとても良い!

他にも、“ワキ”でのセックスや、テレセ、真空ピストン、やさし〜いア●ル開発などテクニックもばっちり。かけられる言葉もとにかくえっちで、、こっちまでドキドキしてしまいます。

メインキャラはどちらも、“フツウ”が求められそうな社会では生きにくそうな二人。でも、そんな歪な形だったからこそ、お互いがピタリと合ったのかもしれません。

頭から薄暗い雰囲気でどのようにゴールするのか不安でしたが、素敵なハピエンで光属性にもやさしい。ぜひお勧めしたい1冊です。

1

闇と健気さ

仕事にも職場での人間関係にも疲れきっていた美春が、電車を乗り過ごして辿り着いた廃旅館で出会った不思議な男・藤男とのお話。

藤男のことを本当に幽霊だと信じ込んだ美春が彼を成仏させるために、やり残したことはなんでもしてあげたい!という謎の使命感からエッチなことをしてしまうわけですが。
この美春の思い切りの良さがすごく可愛くて、社畜でボロボロで死にそうな顔をしているのに、藤男のために一生懸命になるところに萌えました。

藤男もただのチャラエロ男かと思いきや、ふと垣間見える闇の部分にゾクッとしてそのギャップがすごく良かったし、美春の言葉で自分自身の色んなことに気が付いていく様子も素敵でした。
そしてまるっとみんなが幸せになる結末になってくれて本当に良かったなと思いました。

0

それぞれの人生

akabeko先生の攻めは飄々としながらも、あれよあれよと受けちゃんを手中におさめて、その上、攻め中毒で依存に堕とす天才!!!!

受けちゃんは受けちゃんで攻めにどんぶらこっこと流されてるけど、変なところが『シン(心・芯)』がしっかりしてるから、みょうに攻めの中毒に食らいついてくる見た目と快楽にはちょろい受けちゃん。

ブラック企業で社畜な日々で終電で終着駅まで寝過ごしてしまった美春は廃旅館にたどり着く。廃旅館の息子と名乗る男に此処に辿りついた経緯を語りながら寝て目覚めたら、、、、。

1

歪み

社畜サラリーマンの美春(受け)は、電車に乗り過ごしてしまい終点の駅で降ります。
駅を降りるとボロボロの旅館が。
中に入ると男の人がいて、何故か美春は自分の弱音をその人に吐きます。
一通り話した後、その男の人が旅館の息子だということを知りー…。


akabeko先生の作品が好きで、作家様買いなのですが
脇で挟むと言うのは新しくて新鮮でした。
さすが元AV男優というべきなのか…。

藤は結構ぶっ飛んでるのですが、美春はほだされて受け入れちゃうんですよね~。
読んでてちょろいなぁって思っちゃいました。
藤を受け入れた美春だけど、藤はAV撮影させようと思って美春を仕込んだことが分かります。
美春が可哀想だ…と思ったのですが、ここから謎の立場逆転で、
藤が美春とエッチしたくなります。
「もうしたくない」って泣く美春を必死になだめる藤。
元々この原因作ったのは藤だからな!?
必死に美春をなだめたと思ったら、次の日には突き放すし
藤の考えてることがよくわからなくてしんどかったです。


最終的にはかなり遅い恋を自覚した藤。
ちゃんと美春に思ってること伝えてくれてよかった…!
藤の不安定なところを美春が支えていって欲しいな…と思いました。

0

コメディタッチの再生モノ

最初、藤男が幽霊かと思いましたが、母親の言う「息子は死んだ」は比喩だったんですねw

社畜で生きづらい美春が快楽に素直で、同時に居場所を得ていくさまがよかったです。

場所を変えれば自分を活かせたり、必要とされることがある。

藤男が美春のいい所を好きになっていくのも萌えでした。

シリアスではない再生ストーリーもいいですね(救済、再生モノ好きなので)

かたや藤男は生い立ちがあれでしたけども、あっけらかんとしていたのが彼らしい。
女性を傷つけたとか、悲しい過去があったら嫌だなぁと思っていたので。

あとがきの「いつもニコニコヘラヘラして何の悩みもなさそうな男が」
「そういう男の隠し持った闇がたまらなく最高」←この顔に笑ってしまいましたw

わかる気がします。
でもそれをただ怖く描かれないのがakabeko先生の好きなところだなぁと改めて思いました。
(怖いだけの闇が苦手なので。救済があってほしい夜明けの腐です)

1

ドスケベ人情物語、最高

なんて素敵な表紙でしょうか!春といえばこの作品を読み返したくなります。読みやすい、面白い、すけべ、攻めがセックスのプロ、温泉、結局いい話、好きな要素がてんこ盛りです。akabeko先生の描くキャラクターはそれぞれ魅力的で、悪い男描いてもみんな違ってみんないい。特にこの藤男さん(名前がまたいい)もう堪らなく好きです。女性をたくさん抱いてきた感が滲み出ていて、ぞくぞくする。藤男さんがAV男優だったからだけあって美春くんとのエッチのドスケベぶり、温泉でのセックス最初に読んだ時から忘れられません。お湯の中で藤男さんの立派なものがボロンとした瞬間の感激と言ったら、お湯とのコンビネーションの素晴らしさ、圧巻です。居場所のない二人が一緒に居場所を見つけていく結局めちゃくちゃいい話なのも好き。セリフがリアルで嘘っぽさがなく、簡単にくっつかないのも好き。藤さんが美春くんに想いを伝えるシーンのセリフが最高です。ぜひ続きを読みたいです!!

1

好みがわかれそう!

イチャラブ溺愛攻めが大好きな自分にはこの作品は割とギリギリだったかも(-_-;)
受けに対して甘めにいってくれるんですが、イマイチ攻めの気持ちが読み切れなくて言動に心が折れかけたりしました。。独占欲とかがないので苦しかったー。でも結果オーライと言うべきか、最終的には受けを大好きになってくれたので最後まで読めました。
話の内容は救済系になりますね。

クズ×社畜ほだされ受けかな
イラストは好みが別れそうだと思います。私は味があって好きでした!

0

居場所

自分の居場所。
なかったり、違う所にいたり、見つけられたり。

藤男は親孝行しに戻ってきて隠居させてあげようとしてるのに、ハイエナだと言われて…。
母親と会話しないのかな?

不器用な二人が出会って。

美春も死にそうな日々から藤男のためなら!と脱サラして旅館に転職して。
色んなアイデアを考えたり、すっかり馴染んでて。生き生きしてますね!

なのに藤男はふらふらチャランポランで、優しいのは仕込みだったなんて!ひどい…。

親子の間に美春が加わったことで、本音を引き出せたり、旅館経営も見直したり、転機が訪れましたね。

幽霊をエッチで成仏させる一冊だと思ってました。

1

母親の視点で読むとシンドイ

akabeko先生の地味めの作品てほんのりと癒やしがあって良いですよね。

この作品、色々とお話が上手くて読ませるのですが、私くらいの年齢になると藤サンの母親目線になってしまい困りました。

旦那が余所でつくった子供を引取り、旅館を切り盛りし、従業員に手を出しまくった挙げ句AV男優になってしまったロクでなし息子を罵倒しつつも見守り、廃れてしまった温泉街を一人で背負って立つ女性‥

BL読んでお婆さんのような年代の母親に涙するとは思いませんでした。この藤さんのお母さんが一本筋通ってカッコ良すぎるんですよ。さすがのakabekoクオリティです。

私ならもうとっくに人生投げてただろうな‥とか、つい自分と照らし合わせて考えてしまいました。
まだまだ二人束になっても女将にかなわないヒヨッコですが、美春ちゃんという頑張り屋の伴侶を得て、支え合って頑張ってもらいたいものです。

AV見ないので知りませんでしたが廃れた温泉街が絶好のAV撮影のロケ地になっているの、本当は怖いお伽噺って感じですね。

1

美春くんの可愛さよ…

とにかく美春くんが可愛いお話でした。
できる子なのに、コミュ障っぽくて空回り。
ちゃらんぽらんな藤に惹かれるのは、自分にない軽さやパーソナルスペースの近さに憧れるのかなぁ。
社畜体質の美春くん、尽くし系ですよねー。

藤は貞操観念的に浮気しそうだけど、もししたとしても戻って来るんだろうなぁ。
実は藤、敏腕社長じゃない?って思いました。
やればできる子、藤。
そのうち美春くんに尻に敷かれるかも。

コメディドラマのような軽い雰囲気の中、出自のことなどホームドラマのようでもあり、暗くはないのに緩急があって面白かったです。

やっぱり、ほんわかakabekoもいい!!

5

愛しき社畜!

宿屋のボンクラ息子(元AV男優)×陰キャだけど素直ピュアなド社畜。
終電で終点駅まで来てしまったら廃墟らしき場所で幽霊と出会い…という勘違いから始まるコント的展開がとても面白かった。
受が陰キャなのに、攻に懐き倒したり、宿屋のために奮闘したりする様子がいじらしく……攻がクズですが、受に充てられて改心する姿見て、おばあちゃん目線でほっこりしました。凸と凹を補い合えるような、とてもお似合いカップル。
そして安心と信頼のakabeko先生、めちゃくちゃエロ濃厚えっちです。

3

ドエロい割りに

居場所もなく生き辛さを抱え日々鬱々と過ごす男 乗りすごした電車でたどり着いたのは廃旅館 そこで出逢ったのは異世界の人?


【四人のにびいろ】にハマれずリベンジで選んだのがこちら


廃旅館で出会った得体の知れない男 勘違いから躰をまさぐられる関係に
男に振り回されながらも かけられる言葉に癒され絆され ついには 変えられなかった自分を変えたい 変わりたいと思えるように

男の思惑を知るまでは


人の気持ちの奥の奥 独りよがりで身勝手な部分を押しつけあいながら「本当の気持ち」を探りあう


作家さん特有の仄暗さはないけど さりげなくクズがいるw
でも そこに嫌悪がなかったのは 各々が思いやってるって感じられたからな?


優男風クズに振り回され 勝手に勘ぐった「人の気持ち」に空回りながら それぞれが居場所を作っていく 

ドエロい割りにハートフル
うん この感じキライじゃないッ! (*゚Д゚*)

0

社畜Mを救い出したのは元AV男優でした。

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧(泣)
カバー折り返し : 著者プロフィール
カバー下 : あとがき
帯 : なし
裏表紙 : あり
カバーデザイン : arcoincさん
電子限定特典 : 描き下ろし漫画3P
備考 : 脇毛あり
ひと言 : 不意打ちの犬神家には死ぬほど笑いました。

〖紙媒体〗
未読

0

脇いいですねぇ

akabekoさんです。
ストーリーもよくて受けが可愛いです!!
そして、脇での…BLで見るのは初めてでした。
脇も気持ちよさそうです。

エチの描写がエチいです!!
攻めのクズ加減もいい感じでした。
あとがきの、ちゃらんぽらんな男の隠し持った闇は私も大好物です。


作品内容は、Twitterでバズったりとか今風な感じ。
あれでバズるかは微妙な感じですが、何かよく分からないのもバズるからありかも笑






紙本オススメ
修正は白短冊です。

3

フェチシズム

脇コキだー!!脇!!!めったにお目にかかれない脇作品でした。かつ、ジャンル:タクシーの運転手に迷惑をかける、の作品。

◾︎藤(AV男優)×美春(会社員)
脇に始まり、テレセ、とわたり、話題に上がりにくいニッチなフェチシズムをひっそり突いてきます。電子限定おまけは擬似NTRなので、気になった方はぜひ。
BLファンタジーかと思いきや、ファンタジーなのは美春だけで、藤は割に冷静なこと言ってます。暴走気味なのは美春。
一方バズりなんかはBLファンタジー強めで、捉え方が難しい作品でした。エッチに重きを置いてみればいいのかな?

0

きっと明日は上手く生きられるかもしれないから。

てっきり。てっきり幽霊かと思ったんですよ。BLあるある幽霊BL!
なので、疲労困憊の社畜・美春が出逢ったのは幽霊の藤男かと。早々にそれがただのドラ息子だと分かって拍子抜けしました。
乗り過ごした電車で辿り着いた廃旅館。後継ぎ息子の筈のドラ息子は、AV俳優をしていたかと思うと舞い戻って来て、旅館をヤリ部屋にしているという。
廃れた温泉街をAVの撮影地にしているのだ。
行きがかりで美春は会社を辞めて、この廃旅館に住み込みで働き、旅館の再建に尽力する…。
なーんて、ちょっとだけサクセス・ストーリー。
真面目だけどコミュ力が低くて、会社に自分の居場所が無いと苦しんでいた美春。
客足が途切れても、夫に浮気をされても、この旅館だけは自分の居場所と思い大切にしてきた女将さん。
そして、入り婿だった藤男の父は頑張り過ぎる女将さんに怖気付き自分の居場所が無いと肩身の狭い思いをしていただとか。
愛人の子供だったけれど、女将さんを母と想い、大切な居場所だと考えている不器用な藤男。
誰もが自分の居場所を求めて。探して。守ろうとしていて。
根底には意外にも優しいメッセージが込められていて。
akabeko先生ならではの結構無理やり鬼畜エチなんですけど。あとがきによると、藤男はAV男優なだけあって「攻め」のプロなので、無理やりヤってる様に見せて、ちゃんとしてるんだそう。
貞操感ゆるゆるの藤男が我知らず美春に恋をしている、美春の一生懸命さに惚れていく様子が可愛くて良かった。美春は会社で辛そうだったけど、出来の悪い子じゃ無い。っていうのも良かったです。片田舎の旅館の再建なんて、SNSで簡単に出来る事じゃ無いだろうけど。そこはそれ。漫画らしくめでたし!であって欲しいもの。
ラストは無理やりエンドな気もしないでは無いですけど。

描き下ろしはBLあるある「思い出の場所」
「AVって色んな場所で撮影するんですね。」という美春の言葉に煽られて、ベーシックにトイレで行為に及ぶ藤男。いつも思い出してエッチな気分になって欲しいとは言うものの、お手軽過ぎだよ!

0

明るいakabeko作品!相変わらずエロ描写濃いめ◎

やっとRentaで配信されたので、
楽しみにしていたakabeko先生の新刊をゲット!

皆さんも仰る通り、いつものakabeko作品に比べると比較的ライト目な印象です。
シリアスなイジメやDV描写もないので、
シリアス系が苦手な方も安心して読めると思います。
でも、相変わらずエロの描写は濃いめ!
脇コキとか男性向けエロ漫画でしか見た事ない笑
中々マニアなエロが読みたい時にオススメ✨

受けの子は素直で可愛い。泣き虫なのも◎
真面目で何でも一生懸命な所がグッときました!!
守ってあげたい系の受です。

比較的、明るい作品ではあるのですが
攻めが無意識にクズな所は、流石akabeko作品だな〜と思いました。
癖強めで一筋縄では行かない感じ。
本当に無意識にクズい。
けど、akabeko作品では通常営業!笑

只、掴み所の無いキャラなので、
いつ受けに惹かれたのか等、受けへの愛情が分かり辛かったのが残念。
もう少し、受けに対して執着心とかあれば間違いなく神でした。

あとがきに、普段フワフワしてて掴み所がない癖に
シリアスな過去があるキャラが好き。と、あったのですが、
自分にもドンピシャで、分かる分かる〜となりました笑
普段ヘラヘラしてるのに底知れぬ闇を抱えてるって言う…萌
今回の攻めもそんな感じなので、好きな方にはオススメです✨

6

そんなの初めて♥️

出だしはakabekoさんっぽい、くらーい始まりかたでしたが全体としてはコミカルでした。
元AV男優の藤さん、こちらが攻めで登場しましたが個人的にはこちらが受けでも有りなような色気むんむんのキャラでした。
ストーリーそのものも勿論面白かったのですが中でも私が引っ掛かったのは脇にはさんでやるって言うテク。股はまだお肉が柔らかそうですけど、脇でもいけるんだ?!と驚きました。そして、さらに驚いたのが真空ポンプと言う技!なにそれ?!初めて聞いた!!ま、どちらも今の私の生活では実際には何の役にも立たない知識なんですがまたひとつ賢くなりました。

2

akabeko先生の温かい作品

作家買いです…が、
誰とも知らず、このタイトルを目にした時に絶対買う!と思った作品で、
調べると作家買いのakabeko先生…やっぱりどストライクな作家様です。

この作品は一切前情報なしで読んで、も~ドキドキで嬉しいこと…。
話運びが上手く、程よい苦みはありながら、明るい未来を感じさせる大団円という内容で、
もちろん、エロはしっかりエロい…ちょいS攻×M受けなのが個人的には最高でした。
シリアスダークも大好きですが、ピリッとさせる甘い作品も素晴らしい。

春は嫌いだ、いつも突然死にたくなるから…と不穏な始まり。

いつも一所懸命で生真面目、不器用で空気の読めない社畜の美春が、
人生に疲れ寝過ごして、回送車で行きついた先は廃旅館。
旅館の跡継ぎという藤男に死にたいと嘆き、死んだら後悔すると元気づけられた翌朝、
旅館女将から息子は死んだと言われ、宿代としてこき使われる美春。

その夜、幽霊だと勘違いし成仏させようとエッチ展開で脇素股?!
初めて見たよ、脇で挟んでるの…脇がこんなエロいなんて知らなかった。
目の下の濃いクマに疲れてどんよりした美春の方が、どうみても幽霊。
家を捨ててAV男優になって死んだと言い切る女将と藤男のやりとりは、何だか情を感じさせます。

頑張る程空回りして評価されない社畜生活から、
頑張りが報われる居場所を見つけた美春。
変われないと諦めていた自分に、変わりたいと一歩踏み出す勇気をくれた藤男。
この寂れた旅館を舞台に、社畜美春が藤男との関わりで生き直し。

そして、藤男を信頼し寄り掛かる美春は、身体も少しずつ開かれて、
早く抱かれたいと期待していた矢先、
藤男が旅館も自分もAV撮影に利用しようとしていたと知り、
拒絶するなか無理に挿れられて…。

akabeko先生なので、しっかり掘り下げながら心情描写も丁寧で掴まれる。
藤男の背景から、居場所を求めて彷徨うせつなさや、
ちゃらんぽらんだからこそ、気楽に構えていられる強さみたいなものを感じて、
ドライで冷たく見えた藤男や女将の見えない情のアツさに、胸が熱くなる。

そして、生真面目で優しくて、人の気持ちに敏感な美春の頑張りが皆を繋げる。

初めはこんなに温かい内容だと思ってなかったです。

気づけば藤男に抱かれたいと思っていた美春が、
自分としたくて開発してたんじゃないと知って拒否する場面が、
ほんとせつなくてキュンキュンしたわ。

しかも、拗ねて愚図ってる状態の美春が可愛くて堪らん。
自分に抱かれたがってたと知った藤男が、愛しくて可愛くて我慢できなくて、
挿れたままジッと抱きしめて、気づいたらいなくなってる…。
藤男は自分を必要としてくれるなんて思いもしなかったんですよね。
色んな感情が一気にぶわって襲ってくる感じがいい。

どのエッチシーンも見どころ一杯でエロい。
大好きなカップリングなんですよね…エッチのプロちょいS攻めと、ちょいMな受け。
愛しくて泣かしてしまう攻めと、気持ち良くて泣いてしまう可愛い受けなんて最高だ。

美春で打ち止め宣言の藤男ですが、あとがきで1万人斬りと判明し仰け反ったわ。
先生の描く攻めはエッチが上手くて大好きなんですが、
その攻めに泣かされる受けが好きだと、最近特に思います。

毎回楽しいあとがき、ありがとうございます。次回作も楽しみだ。

※紙本:修正は白い短冊です。

13

不器用な男二人が紡いでいく恋心に激萌え

作家買い。

akabekoさんと言うとドシリアスでダークな作品を多く描かれる作家さまのイメージが強いですが、今作品はakabekoさん作品の中ではコミカルな作品に分類されるかな?という感じ。akabeko作品なので「コミカル」とは言い切れませんが、シリアス過ぎず、かつダーク過ぎないお話でした。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公はリーマンの美春。
真面目でな青年だが、それ故に上手に立ち回ることができず会社で浮き気味な青年。ある日会社帰りに電車の中で寝てしまい、気づいたときは終点まで行ってしまっていた。どうしようかと思案する美春の目に飛び込んできたのは古びた旅館。廃屋だろうと思い込んだ美春だが、そこで「藤」と名乗る青年に出会う。

旅館の跡取り息子だ、と告げる藤に誘われ、とりあえずそこで1泊させてもらうことにする美春だが、朝起きたときに旅館の女主人から「息子は死んだ」と言われ―。

というお話。

これね、akabekoさんならでは、というか。
ストーリーの展開が非常にお上手です。

「藤」という男が幽霊だと思った美春の勘違いから二人の関係は続いていきますが、藤(本名は藤男)という男性の存在を軸に、そこから美春の自分探しに繋がっていくんですね。

藤男という男性は決して優しい男ではない。
美春に優しい言葉をかけ、そして身体をまさぐる関係になっていくのも、すべて自分の仕事のため。まー、はっきり言ってしまうとクズ男なわけです。

旅館の女主人、という人は藤男の母親なわけですが、彼女を通して見えてくる藤男という男性もまた、紛うことなきクズ男なのです。

が、akabekoさんの描かれるクズ男というのはなぜこうも味があるのか。
人間らしい、というか。
酸いも甘いも噛み分けた、そんな味わい深さがある。
それ故に、藤男という男性が憎み切れない。

そして美春も。
頑張りがすべて空回りしてしまう薄幸な青年が、藤という男性に出会い、そして変わっていく。藤の優しさはまやかしだったわけですが、それによって美春が救われたのは紛れもない事実なわけで。

藤も、そして美春も、自分の居場所を求め続けてきた、という共通点がある。その居場所を、お互いを通してつかみ取っていく、成長物語でもあります。

藤男は、元AV男優で、現在は旅館を立て直しつつAVのプロデューサーをしている、という設定ゆえに、濡れ場はかなりあります。藤男がプロデュースするAVの撮影の描写も若干ですがあり、女の子が登場するシーンもあります。苦手な方は注意が必要かも。

途中、不穏な空気が漂うシーンもありますが、それでも不器用で、自分の感情にすら疎い藤男と美春が、少しずつ成長し、そして恋心を育てていく過程に激萌えしました。

今作品はアニメイトさんで発売された「アニメイト限定セット」もあります。8Pの小冊子付で有償特典(税込みで220円)ですが、この小冊子が非常に美味しい内容でしたのでこれから買われる方にはぜひともこちらをお勧めしたい。

akabekoさんらしいダークさをほんのり残しつつ、明るい希望もきちんと見え隠れしつつ進むストーリーで非常に面白かったです。

ダークすぎるお話はちょっと苦手、という腐姐さまにも激しくお勧めしたい神作品でした。

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もっとダークに描いて欲しかった

うーん、akabeko先生らしいゾクっとする場面もありつつ、
全体的にはあっさりまとめられた作品だと思います。
少し非現実的な世界観漂うレトロな温泉宿で繰り広げられる、
ノンケの開発ダイアリーでありラブストーリーでもあります。


不器用な男・美春は、ある日終電で寝過ごし廃旅館にたどり着きます。
そこで、旅館の跡取りだったという・藤男と出会い、
一晩一緒に過ごすことに。
目が覚めると藤男はおらず、旅館の女将は、
「息子はとうに死んでる」と言いーー…⁉︎

ファンタジー?と思いきや、廃旅館でもなく藤男も実在します^^;
旅館を捨てAV男優となった藤男は、
女将の中では死んだことになっていてーーという感じ。

藤男が美春を気に入って少しずつ開発していくのですが、
個人的には、脇に挟んで擦るというプレイ?を初めて見て驚いてしまいました(^◇^;)
素股みたいに脇で挟むのなんていうのかな?
素脇?(笑)
強引な藤男ですが、無理やり突っ込むような事はしません!
ゆっくりじっくりアナルを拡張していき、
「いつか俺のでかいのブチ込んでも平気なお尻にしてあげる」
なんて言われて期待しちゃう春美^^;

春美は真面目で不器用で一生懸命だから、
会社では適当にやれず、社会に上手く適応できない男です。
藤男はそんな春美を全肯定で受け止めてくれ、
いつしか春美は藤男に傾倒していきます。
そして、春美のツイートでバズったさびれた旅館を春美も手伝うようになりーー

この藤男、男優は引退したもののプロデューサーをしており、
美春をA V男優として撮影に参加させようとしていました!
そんな藤男の態度に傷つく春美……
藤男は春美に漬け込んでいたんですよね(`・д・´)
でも、藤男とだからHしたかった春美に拒絶され、
今度は次第に藤男が春美に絆されていきます。
ここの流れがちょっと性急だったかな……
春美が可愛いから分からなくはないんですけどねσ^_^;

藤男も不器用で、本当は親孝行したいだけなのに空回りしてて、
一緒に居場所を作って行こうっていう発想がはなからない。
それに気付かせてくれたのも春美で、みんなで旅館を守っていこうというラストまで一気に進みます。
意図したこととは違った意味で流行り出した旅館でしたが、
まぁ、結果オーライだよね(笑)

展開が速くて、気持ちの描写はやや疎かだと感じました。
Hはエロくて手書きの文字が春美の必死さを表していて煽られます♡
ただ、藤男のダークな面が活かしきれていなくて、
ちょっと物足りなかったかなー


紙本 修正はトーンに白短冊

 

8

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