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高嶺の花は、散らされたい 下

takane no hana wa chirasaretai

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表題作高嶺の花は、散らされたい 下

連雀(α),フラワーアーティスト
雪下葉那(ハナ),26歳,カフェ店員,Ω

その他の収録作品

  • 高嶺の花は、いつも散らされたい

あらすじ

ある日、ハナの前に、過去にハナを襲おうとした弟の蒼葉が現れる。

番を持つつもりが無いという連雀に、番の振りをしてくれと縋るハナだが……!?

作品情報

作品名
高嶺の花は、散らされたい 下
著者
左京亜也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403667237
3.9

(217)

(78)

萌々

(79)

(41)

中立

(6)

趣味じゃない

(13)

レビュー数
20
得点
835
評価数
217
平均
3.9 / 5
神率
35.9%

レビュー投稿数20

No Title

俺様攻めが甘かったり、嫉妬してたり萌えポイントがたくさんあります!
絵がとてつもなく綺麗なので、攻めの怒りの表情はすごい凄みがありますが、かっこいいです。
あと、お姫様抱っこや俵担ぎなどを受けに対して軽く行なっている姿がすごいと思うと同時に萌えます。

そして、健気な受けの切ない顔を見る度に胸がきゅっとなっていましたが、無事に結ばれてよかった。受けのプロポーズは面白さもあったけど健気で、攻めのプロポーズはかっこよくて萌えました。

0

まるで女子

なんかもう…。
確かにオメガは乙女がちだけど、この主人公は完全に女の子ですね。

そしてフラフラと危険を冒して攻めに助けてもらって。

上巻を読んだのがかなり前で手放したので、あらすじと過去のレビューを見直してから下巻を読んだのですが。
半分でギブアップです。

女子女子しい主人公が見てられません。

そして攻めもガンガンやることやってるし。

君ら相手のことどれくらいちゃんと知ってるの?手の届かない憧れの人がいきつけのカフェ店員の発情期に抱いてくれて、その後の世話までしてくれて、その後もエッチして…。

いかん、枯れてるのに作品に八つ当たりしてしまった。

0

とことんズレまくる

2人の発言と思っていることが本当にハマらないですよねー。明後日の方向に解釈するの、何でって思いました!

それもこれも連雀の、誰も番にしねぇ発言のせいだと思うんですけど、みなさんいかが思われますか?

ハナは連雀が好きだけど、弟の意識を逸らせるために番にして欲しいと訴える。→連雀に好きと伝えたら良くない?
連雀はハナが好き(になりかけている)だけど、ヒート中のオメガの行動や発言を信用していないから、ハナを番にしないと決め込んでいる。結果ハナは連雀の気持ちは自分にないと思っている。→連雀が、ハナを好きだと伝えたら良くない?

そう。2人がお互いを好きって伝えたら良いだけなのに、面倒くさい回り道しちゃってるからすれ違っちゃうのです。ヒートや第二の性が邪魔になっていて、気持ちを好き伝えることが疎かになりすぎています。
どちらの視点に立っても気持ち分かりますけど、ネガティブが全面的に出てるから焦れったくて見ていられません。

 
下巻だから、悪いようにはいかないと分かっているけど、最後の最後まで気が抜けなかったですね。
ヤることヤって身体ばかり繋いでないで、早く心を繋ぎやがれ!と息巻いてしまう私。気が短くてすみません(笑)


描き下ろしは面白かったです(^^)
2人のイチャエロに満足しました。

0

メスメスしい

一年ぶりの再読だけど、初読時と印象変わらず。

それにしても左京さんの受けって、なんでこうもメスメスしいのかしら……。
強気でやんちゃなところが魅力的だったクロネコ彼氏の真悟も、なんだかメスメスしくなっちゃったし……。

いかにもαといった強気俺様な攻めを読みたいという願望は満たしてくれるけど、それにしてもハナがあまりにもメスっぽすぎて萎えます。
「高嶺の花」はどこいったよ……。

あと連雀が二度もベランダガラスを蹴破って侵入するシーンがあるんだけど、ギャグかしら?
連雀がハナに惹かれたきっかけも良く見えてこないし……。
上下巻にするほどの内容は無いと思います……。

おまけして萌で。

3

甘々です。

作家買いです。
何度も読みたくなってしまう作家さんです。


蒼葉のスピンオフをくださーい!(叫び)

0

高嶺の花は誰のこと?

完全にタイトルを読み違えてしまいました…。
なので左京さんの美しい作画で、溺愛+猛烈求愛してくるパーフェクトαを鼻であしらう美しく気高いΩを読めると思い込んで購入したわたしは、得たいものが得られませんでした。

高嶺の花って結局、連雀のことですか?
上巻からハナはめろめろで「抱いて抱いて」だし、連雀は冷めてたし。
オメガバースって大枠は決まってるけど、小さい設定って作家さんそれぞれに任されてるじゃないですか。
作品の数だけ付加的設定があって、この作品ではフェロモンが出る瞬間が豹に変わる瞬間に見えてしまいました。おかしい。「猫科Ωの愛し方」だったかな?っていう錯覚が起こりました。

連雀が「こいつに決めた!」と思ったきっかけというか流れも見えにくくて。
最初は迷惑一辺倒な感じだったし、ハナの弟から救うときも同情の方が強かったし、花をもらったときはちょっと緩んでたけど、うーん。常時無表情すぎて見逃してしまったのでしょうか。
最初からΩだと分かった=運命の番?バラの匂い=運命の番?他の作品では運命の番に会うと強烈に双方が発情するという分かりやすい状況に陥るけれど、この作品ではそれがなかったので、「運命の番だと思うことに決めた!」ということでいいのでしょうか。

ぐぬぬ、もっと分かりやすく!左京さんの描く溺愛系イケメンが!見たかったです…。悲しい…。メイン2人も弟も美しかった…。だから余計に悲しい…。

2

勢いで進む展開についていけない

 うーん、濡れ場は上巻よりも良かったのですが、そもそもこの2人がお互いのどこにそんなに惹かれたのか最後までよく分かりませんでした。単純にフェロモンの相性とか、一目惚れってことなのかな。ハナはともかく、連雀が好意を抱くのにはいろいろ理由が必要な気がしたんですよね。ハナへの接し方が急に180度変わったように見えて、その間の流れは?となりました。

 きっかけは一目惚れとかでもいいと思うけれど、セックス以外の時の心の交流や、番になるか否かという問題以外の葛藤などをもっと読みたかったかも。ハナの弟も割と存在感があったのにあっさり片付けられてしまったのが、消化不良でした。そして、ハナに高嶺の花感を感じることはついぞありませんでした…。

2

すれ違いきれてない鈍感恋愛

冒頭は攻・連雀視点で話が展開する。
彼のΩに対する想いがここで明らかになる。
……明らかになったのだが、急展開ぶりが否めない。
たぶん、最初から連雀は受・ハナが好きだったんだ。運命の番だったんだよ。それを認めてなかっただけ、なんでかっていうと連雀にはこういう過去があってね……って悟らせたいんだろうけど、因果一如が成り立たず、不発に終わっている。
連雀が急にハナを好きになった感があるんだよなぁ。
朴念仁すぎるからか、おおよそ感情の波みたいなのが見えないんだけど、窓ガラス割っちゃうからな。きっとハナのことが相当好きなんだ。

1〜2巻まで一貫してハナ>>>>>>>連雀という構図、決して番を作らない豪語した連雀の言葉を素直に受け入れるハナ。
ハナも好きなら好きで落とすように頑張りゃいいのに、何を躊躇ってんのやら。
よくわからん。

たぶん、すれ違いを見せたかったんだろうけどな。もう、気付けよ!!!って何回ツッコミを入れたか。
ハナが鈍感すぎる。

ギミックとしてのすれ違いがうまく機能してないなって思ってしまった今作。
おかげで消化不良感が否めない。
弟くんも大した当て馬になれなかったしな。
だって、ハナは最初から連雀のこと大好きだもんな。嫉妬はしても、それでおしまいって感じした。

2

毛の匠

攻めのα、連雀さんのビジュアルが好きすぎて萌えどころ満載でした。上巻に引き続き下巻も惜しげもなく上半身の筋肉を見せてくれ、うっすらギャランドゥもありました。先生は乳首に命を懸けてると思ってましたが、ギャランドゥにもかなりのこだわりがあるようで毛の流れがとてもいやらしくて、こんなところまで手を抜かないなんて…と感心してしまいますね。

ただ、ストーリー展開としては「あれ?!」と思うところが。連載の時も「あれ?!私前回買い忘れた?」と思ったのですがコミックになって改めて読むとやはり同じ思いでした。連雀さんのはなちゃんに対する感情が唐突に変わったのが違和感があったのです。幼少期のトラウマから「番なんか作らない」と言っていた連雀さん、初めてはなちゃんがヒートを起こしてやむなくセックスしてあげたときも、やったあとに「番にはならないからな!」みたいなことをズバッと言い渡していたし、「はなちゃんのフェロモンをくせえくせえと言っていたのに、どうした?!ページの関係とかなんか大人の事情があった?!」と思ってしまいました。

ただ、そこの急展開を乗り越えてしまえばやっぱり連雀さんは最高にかっこいいし、蒼葉からはなちゃんを奪い返すときの「こいつは俺のメスだ!」には鼻血がふきだしそうになりました。"メス"なんて言われて、本来なら「何て言い方!」と思うところですがこの状況で連雀さんに言われたら、こんなに嬉しいものなんですね。私のなかでは2020年一番の決め台詞でした。

3

はぁ良かった

王道ですけどめちゃくちゃ良かったです。

セックス後に居なくなったハナをアパートに捜しに行って、弟に襲われているところを窓ガラスを破って乱入とか連雀さんカッコよすぎです。

しかも弟にマウント取ってました。若造には負けないぞっていうフェロモンをビシバシ感じました。

甘噛みでマーキングしてハナの不味い朝食を完食って、なんだかんだで特別な存在だと思うんです。

連雀の顔を見れば好き好きフェロモンを撒き散らし、セックスの時は服を握り締めるハナは可愛い過ぎて連雀が絆されるのが分かります。

弟の前で運命の番発言してハナを連れ帰り、薔薇の花束でプロポーズって連雀にしか出来ないですよ。それでも自分の事だと気が付かない鈍いハナも可愛いです。

プロポーズからなかなかヒートが来ないハナに兆しが現れた時の為にと、店長とID交換しているくらい連雀が執着しているのが素敵でした。

ようやくヒートが来たのに噛まれる事に緊張するって言って、ハナが連雀のパンツを握り締めているのに笑ってしまいました。

ハナが連雀と番になる事で、弟も諦めて落ち着いたのは良かったです。
ハナの家に結婚の挨拶に行く気満々の連雀は、溺愛攻めに変化してました。

3

内容があさ〜い

浅い。全てが浅い。
上下巻にする意味ないと思います。

まず、実の弟が10年来に訪ねてきて「番にして」?
いきなり近親相姦ですか…全く趣味じゃない
もっと妥当な当て馬はいなかったのか?
当て馬が場を引っ掻き回して結局2人はくっつく、王道パターンすぎて、無表情のまま読み終わりました。

結局のところ、攻めが受けのどこに惹かれたのかもわからずじまいで、何もかも中途半端な印象です。
もうこれ、1巻分でさくっと終わらせた方がよかったのでは…
初ヒートの彼を病院に連れて行かず、自宅に連れ込んで「セックスすればヒートはマシになるだろ」?
いや、顔見知りレベルでその思考はやばいって。

あと、受けがだんだん女性に見えてきて、
最後の電子特典なんかはもうまんま「女性そのもの」で
うっと気持ち悪さを感じました。
どこが高嶺の花やねん。
もうこの作者様の作品を読むことは無いと思います。

16

左京流オメガバース劇場

個人的にオメガバースは得意科目でないのですが、
左京先生アレンジは、するっと何の抵抗もなく読めてしまうのでした。
どんな素材も美味しく料理する凄腕の料理人のようです(笑)。
苦手なオメガバースも美味しく堪能できました。

ディアプラス誌の連載をずっと読んでいたのですが、
ラストシーンで「あ、なるほど」と一連の物語が理解できた気がしたのでした。
連雀さんは、はじめから運命の番を意識してたんじゃ…と。
そうして改めて読み返すと、違った視点から楽しめます。

また、オメガバースという生殖の仕組みを自然の生殖(花の受粉)の仕組みとリンクさせている仕掛けが面白いと思いました。フェロモンの匂いが薔薇の匂いだったというのがね、なんとも素敵じゃないですか!(私だけ?)
しかもαがフラワーデザイナー、Ωの名前がハナ。(そして誘い受け!)
おそらく他にも、オメガバース入門者の私が拾い切れていない秘密の設定があるのでは、、と思っているのですが…。

あえて言うまでもないのですが、ビジュアルが美麗、官能的で眼福すぎます。
攻めがあまり表情豊かなキャラではない分、受けの表情の変化(可愛かったり、コケティッシュだったり、色っぽかったり)がとても魅力的でした。

兄に失恋する弟の蒼葉、こちらもなかなか極上αとお見受けしているのですが、彼が主体となる物語も読みたいです。

描き下ろしは主に連雀とハナの蜜度高めな日々、
読者サービスに余念がありません!

7

アルファの傲慢、オメガの自虐

今回はカフェの常連客のフラワークリエーターとカフェ店員のお話です。

受様が弟から逃れるために願った攻様との番契約が本物になるまで。

カフェショップで働く受様はオメガですが、26才になる今まで発情した
事がなく、共に働く仲間からも客からも"アルファ"と思われていました。

しかしこの店の常連客であり、カフェの近くにスタジオを構えるフラワー
クリエーターである攻様に寄せていた好意が高まったのか、初めての発情
を迎えてしまい。ソレを抑えるために攻様が受様を抱く事となります。

攻様の一族は番を囲う事が普通で、父親も番の女オメガを囲っていました。
そのオメガは発情中はいつも少しだけ窓を開けて父親との情事の様子を見
せつける上に、発情期でないとは攻様を誘うようなオメガだったのに、
「運命の番に出会ったから」と出て行ったのです。

そんなオメガを身近に見ていたが故に、番になることに意味を見出せず、
誰とも番う気はなかったのですが、受様を見た瞬間まとわりついてくる
香りで受様をオメガと見抜き、受様こそが「自分のメスだ」と思うのです。

しかし、受様が願ったのは弟であるアルファから逃れるための番契約で、
普段はぼややんな受様なのに発情中は強力な香りと際限のない淫蕩さで
攻様を翻弄されてモヤモヤ&イライラです♪

そして受様も攻様だけが欲しいと願っていますが、番を作らないと言われ
ている攻様に微かでも繋がるならばと「弟を避けるために」と番契約を
持ちかけるのです。

惹かれ合いながらもすれ違っていく2人は番になれるのか!?

上巻に引続いての下巻、完結巻になります♪ 攻様の俺様なの強引さも受様
のツンツンぶりもさすがオメガバース、さすが左京作品って感じでワクワ
ク&ドキドキですよ ヾ(≧▽≦)ノ

オメガバースなので2人が互い惹かれていく紆余曲折で魅せるというよりも、
理屈ではなく惹かれていく運命性が右京先生らしいがっつりなエロ展開で
表されていて、諍えないほどに惹かれ合う2人をたいへん楽しく読ませて頂
きました♡

受様のフェロモンを「くさい」と言っていた攻様が、その匂いを○○だって
いうオチに、攻様のひねくれた性格がよく現れていて笑わせて頂きました♪

今回対になっているカバーがとても素敵でしたが、中扉もカバーバージョン
があって豪華です。中扉で巣作する受様が可愛いかったです (^o^)/

受様弟も気になるので2人を絡めてのスピンオフが読めたら嬉しいですね。

1

芳醇な香り。ハナちゃんの放つ匂いが明かされます、それは。

本能か、恋か。運命か。
これもぅねぇ、上下巻にする必要あったのかなぁ〜?とも思ったんだけど、同時発売だから。良いのかな。丁寧に心情を描いているというよりは、エッチがしつこい。
さすがオメガバース。さすが左京亜也先生!っていう。
数え上げて無いですけども、エチに割くページが多くて上下巻にならざるを得なかったのかなぁ、なんて思いました。
上巻から続いて、蒼葉の執着からしばらくの間、逃れたいからと連雀さんにすがるハナちゃん。
そんなハナちゃんの放つ匂いにむせ返りながらも、熱くねちっこく抱き潰す連雀さん。
ハナちゃんに翻弄されながらも本能に抗いたいと願う連雀さんの胸の内とは。

弟・蒼葉の執着から逃れたいハナちゃんと同じく。連雀さんの方にも、忘れたい記憶があって。自身のバース性を疎ましく感じている。本能なんかに支配されたく無い、と葛藤しているのだ。
ところが、連雀さんのカッコいい事には。結局はスパダリα よろしく、これと心に決めたハナちゃんにはとことん過保護。派手に窓を蹴破って、ハナちゃんを救いに来るのだ。キャー‼︎
目の前で兄をかっさらわれた蒼葉の間抜け面ったらありません。
不穏な雰囲気で登場した蒼葉も、連雀さんの圧倒的なスパダリ力には敵いっこなくて。正攻法で告白するものの、もぅハナちゃんとしては連雀さんしか考えられなくなっている。
もちろん連雀さんだって。
フラワーアーティストである連雀さんのブーケを貰えたら。きっと幸せになれる。
そんなデロ甘あまなめでたし!でした。
連雀さんがいっつもオーダーしがちなデロ甘いフラペチーノほど甘そうな。
いつも「くせぇ。」と連雀さんが言っていたハナちゃんの匂いがぶわぁっと香るラストもニクい。それは連雀さんがよく知っている香りだったのです‼︎ みたいな。
紙面からも香しく立ち昇る様な気さえしてきて。
とにかくあまーい!
いつ鍛えてんだか、連雀さんのバッキバキの筋肉量の身体も左京亜也先生らしく。
おおお!というエロさでした。

まぁそもそもスタニャのメニューは呪文みたいだけど。いちいち読むのも楽しかったです。
「ジュエルマンゴー&オレンジティー、ミックスキャットチョコチップフラッペ」
「スター&キャットチョコチップバニラクリーム、アーモンドプレミアムモカフラッペ」
ちょいちょい入ってくる「キャット」も可笑しいですけど、この長々しいメニュー。
スタニャに行きたくなりました、あ、スタバね。

0

トレンディドラマかよっ!!

上下巻まとめての感想です(^^)
オメガバースα×Ω大好物の者です。
人気作家の左京先生のオメガバースとの事でこれは読まねば!!っとオメガバース好きには歓喜の上下巻発売でした!!( ˆᴗˆ )
まずは本を2冊並べて見るとなんと美しい事か!!
左京先生お得意の肌色多めですが、薔薇の鮮やかな赤と青のコントラストがうっとりとする程美しい表紙絵であります!
上巻には巻頭と中盤で、下巻には巻頭と終盤でカラーページがありまして、これも綺麗で読み甲斐がありますよ(〃艸〃)
左京先生のファンならこれだけでもご馳走かと思うのですが‥
さて、問題のストーリーですね。
ごめんなさい‥めちゃめちゃイイ!!っと言うほどではないかもです‥
私的なのですが、受のハナさんがイマイチ好みではなかったです。
Ωだけどαに間違えられる程の出来るカンジの人のようなのですが、ドαと云う攻の連雀さんにすでにメロメロでちょ〰チョロいし‥Ωだっていうのに無自覚無防備だし!上巻では読んでてイライラっと来ることも(^ω^#)
連雀さんも、文字通りイイ男なんですけど‥とかくΩを毛嫌いする理由がイマイチ、ピンと来ず感情移入が出来なかったです‥ただ、俺様好きには堪らんです。
なのでテレビドラマも見るような感じで読むととっても楽しめると思います。
オメガバースという設定を除けば王道中の王道の恋愛ドラマ!!
誰もが憧れるいい男を主人公がおとす‥。
派手で高嶺の花のようなトレンディドラマを見ているようでした。
ああ、いいなあ〰憧れるわぁ♡って堪能して下さい。



2

散りません!

おぉ~左京亜也先生のオメガバースは、甘いザ オメガバース。
とはいえ、重すぎない。上巻よりもライトに感じました。
もちろん、波乱の弟の蒼葉がいますし葉那の身辺は安穏じゃないです。ですが、さすがドαの連雀さん。アパートで無理矢理蒼葉に迫られた葉那を助けちゃったりと何だか至って順調な気がしました。

蒼葉の執着は、なかなかです。彼にとっても、10才で兄のヒートに当てられてしまっているわけです。すっかりヒート中のフェロモンに囚われてしまったんですね…
そう考えてみると彼も不憫です。

でも、やっぱり葉那の幸せになる姿が見たい。
ですが、なかなか番になれない、それどころか番は無理な事と諦め続けていた葉那が健気です。

連雀さんのΩに対する見方とかの原因も理解しました。彼も、幼少期に囚われていたんですね。

そして、期待していた甘いラストに向けて一気に連雀さんがロマンチックを展開してました!
なるほど~何だか正しいオメガバース(個人的感想ですよ)を見たなぁと言う気持ち。

葉那が散らないどころか、満開でした。可愛く、おねだりできてエロくって天然。
葉那無双って思いました。蒼葉とも、ちゃんと連雀さんと番った事で逃げずに向き合える。この蒼葉との関係は、思ったよりすんなり解決したような気もしました。
蒼葉にも、運命の番が現れる事を願います。

連雀のデレるところ、見たいと思いました。
甘いラストを、是非とも確認していただきたいです。

3

絵は素敵内容はちょっと薄いかな

左京先生大好きだけど・・・・
結果ちょっと残念
オメガバースだから最初からエロは良かった

ハナΩは一貫して連雀α大好きが伝わってきてとっても良かった
ベッドでも敬語の誘い受け、普段もキャワイくて最高!

しかーし連雀αさん、とっても俺サマでキャラ最高なんだけど
ハナのことだんだんと好きになっていく気持ちの過程が分からず困惑

どうしてもプロポーズが急すぎて・・・
なんでなんで急にどうした?!って感じでモヤモヤしてしまった

番になるところは、とっても素敵でしたけど
連雀さん視点からの話もあればもっとよかったのにな・・・ホント残念だ

絵は最高!! 内容はちょい薄め

5

王道・俺様攻め・甘さ摂取は安定感抜群

上下巻構成だとどうしても
下巻の感想はネタバレ多めになってしまいすみません。

総括としては左京作品らしい王道、
俺様・溺愛・あまあまが楽しめて良かったです。
あとツンデレ受けちゃんではないのは新鮮でした。
素直な性格で敬語で話すハナが可愛かったです。
(個人的に左京さんはツンデレ受けのイメージ強い…)

オメガバース作品として考えると
どうしても辛口レビューになるんですが
総合的には満足しました(﹡´◡`﹡ )


さて。下巻の感想です。

上巻ラストでは
○兄弟間でαとΩが暮らす弊害の辛さ
○そんな時、親がハナにしたΩの扱い
が重く語られました。

そしてαの弟がハナに強く執着心を持って現われてーーー。

弟から逃れる為に番に、と連雀にお願いするハナ。
けれど連雀が最初に「誰も番にしない」と言ってた理由が語られます。
連雀の意思を知ったハナは連雀の元から出て行き…と展開します。


えっと……上巻と同じです。
初読で深く考えず読む分には面白かった!
&ラブ度も高めで萌えたシーンも多かった!

さーレビュー書くか、と読み込むと
ん…? なんかツッコミたくなるな…。となる。
(ふわっと読む分には面白いんですよ!!!)

そもそもなんですが
ハナと連雀は『恋愛』をすっ飛ばしてる感が強い。

ハナが片想いしてたのはわかります。
ハナが連雀を遠くから見てたのを連雀も気付いてました。
それを丁寧にくみ取って展開するなら納得出来ます。

けれど発情に偶然出くわした連雀がハナを抱き、
一気にパンツ・パンツ・パンツ!!!
番・番・番!!!となっててですね。
はて?恋愛とは…?
オメガバースだから惹きつけられただけ??
とね。なんかね。思っちゃったんですよ…。
(読み込みが甘いせいかもしれません;ゴメンナサイ)

連雀もハナを一目見たときから本能的に「俺のメスだ」と感じてたみたいなので
結局はすべて『オメガバースだから』で片付けられちゃった気がします。

連雀が番を作らないことに関しても重い理由の割に描写はサラッとしてて、
けれどエッチシーンには延々ページを割いているというね。。。
オメガバ好き的には勿体ないなーと感じるほうが先立ちました(;´Д`)

あれこれマイナスなことを書きましたが、
発情中のハナの淫靡さに"αの連雀が喰われる"はとても良かったです…!!
このシーンのハナの表情はやらしいのに可憐さもあって
でもゾクッとするような仄暗さもあって印象的でした///

他、弟の執着もグッときます…!!
幼い頃、兄の発情期に出くわしてラットを起こし、
兄に異常に執着する姿に萌えがそそられるのですよ。
ストーカーっぽくて怖いとこもあったけれど
兄を必死に追いかけるとこはキュンとしました///

深く考えずにイチャイチャだけをピックアップすれば
連雀とハナが花を贈り合うのとか、
ハナが妄想婚約者にウキウキしてるのとか、
可愛くて胸キュンポイントが多かったです…!
特に花束シーンにはニヤニヤニヤニヤ。
王道の甘さは安定感抜群ですね(∩´///`∩)

評価が難しいな…。
オメガバースとしては萌え辺り。
王道の甘さ摂取など総合的には楽しめたので萌え×2であげます。

14

キャラが全員魅力的。

上巻と同時発売になった『高嶺の花は散らされたい』の下巻。

上巻は攻めの連雀さん、そして下巻は受けのハナちゃんが表紙に描かれています。同じシーンをそれぞれの視点から切り取ったそれぞれのイラストだと思われますが、さすが左京さん。美しい!

そして、ですよ。
上巻は連雀さん、下巻はハナちゃんのイラストなのに、上巻はハナちゃんの想いが、下巻は連雀さんの想いがメインで描かれています。なんというニクい演出か…。

と、表紙だけで萌えている場合ではありません。
下巻もすっごく良かった。

連雀さんがハナちゃんの、というか、Ωを、と言った方が良いですかね。
受け入れることに抵抗がある理由が描かれています。

彼の父親の番だったΩ。
彼女(父親の番のΩは女性だった模様)を、連雀さんは愛してたんじゃないかなあ…。
だからこそ、Ωを信じることができずにいた。番なんていらないと思っていた。

そんな連雀さんゆえに、ハナちゃんに対する当たりも最初は厳しかった。

が、ひたむきに自分を想ってくれるハナちゃんに少しずつほだされていって…。蒼葉に対して嫉妬心むき出しで立ち向かう連雀さんのなんとカッコいいことよ。

受けのハナちゃんはもちろん可愛い。
可愛いのですが、今作品の大きな魅力の一つは、キャラたちが等しく優しく魅力的だということ。

連雀さんの、内に秘めたΩに対する想いや、ハナちゃんに対する想いは、序盤キツイものがありましたが、彼の根っこは非常に男前で、そして優しい。口が悪く、横柄な態度を取り続ける連雀さんではありますが、そんな彼の男気がめっちゃカッコいいのです。

そして、今作品の当て馬くん・蒼葉。
彼も良い男でした。

ハナちゃん、蒼葉兄弟の両親についてはさらりと描かれているだけ。もう少し突っ込んで描いてくれたらなあ、と思う気持ちはあれど、蒼葉という青年は、心からハナちゃんを愛していたんですよね。兄弟という枷、そしてαとΩという壁が、蒼葉のハナちゃんへの想いの障害になったわけですが、彼も決して悪い子ではなく、むしろ10年という長きにわたりハナちゃんを一途に想い続けてきた健気っ子であることに変わりはないわけで。

彼メインのスピンオフを描いてほしいな。
絶対萌える作品になると思うのだけれど。

下巻は連雀さん×ハナちゃんの想いが通じ、濡れ場がキタコレ。
エッロ。
そして甘々。

連雀さんの持ちものを持ち込んで巣作りするハナちゃんの可愛さにKOされ、連雀さんの男臭い色香に萌え禿げ、蒼葉の一途さにも萌えが滾る。

「オメガバース」というバックボーンから、どんなストーリーを紡ぎだすか、作家さんの技量に問われる部分は大きいですが、さすが左京さんと言わざるを得ない神作品でした。

7

王道の展開に萌える

はわぁ〜
よかったよ〜(´>///<`)
激甘だよ〜
キザ攻めとか大好きなんですけど、人前でも全然遠慮することなく愛情表現する連雀さんが最後までかっこよかった♡

ストーリーとしては王道です。
仮の番のような形でマーキングしてもらったハナですが、
やっぱり連雀には噛んでもらえません。
運命にも番にも振り回されたくない連雀は結構頑なです。
それでも、健気で可愛いハナに惹かれてるのは分かるし、
二人は運命の番なのだと思います。

ヒート後も家に囲うつもりの連雀のそばを離れるハナですが、
家には弟の蒼葉がいて襲われてしまいます!
そこに現れる連雀♡
物凄いオーラと圧でガラスを割って入ってきます(笑)
颯爽とハナをさらっていく姿が素敵すぎる(*//艸//)♡

連雀はヒートΩがαを無意識に誘って煽ることを知っています。
だからこそ、ヒートじゃない時の言葉やHを大切にしている気がします。
初めてのキスに通常時のHーー
実は、人一倍運命を信じているロマンチスト。

弟の告白に「連雀さんじゃなきゃダメなんだ」と言うハナ。
そして、バラの花束を渡してプロポーズする連雀。
何もかもが運命的でロマンチックでした♡
あんなにハナのΩフェロモンをくさい臭い言ってたけど、
ハナのフェロモンはバラの匂いだったんだね。
そんなところも素敵^^

ヒートHでは淫乱ハナちゃんが見られますが、通常時のHで気持ちよくなっちゃうハナも可愛かった!
しかも、番になってからの連雀のしつこさと独占欲も最高‼︎
tnkの先端が見えそうで見えない描写なので、過度の修正がないのもノンストレスでした。

連雀がすっかりハナを溺愛(灬ºωº灬)
望んでいた大好きな展開に胸いっぱいです!
弟くんもイケメンで実はいい子なのかな?って気もするので、
ぜひ幸せにしてあげてほしいなぁ〜

紙本 修正はトーン

11

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