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副音声はうるさい十分に 1 描き下ろしマンガ付き

hukuonsei ha urusai juubun ni

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表題作副音声はうるさい十分に 1 描き下ろしマンガ付き

野崎,課長
西田,部下

その他の収録作品

  • 書き下ろし

あらすじ

野崎と西田は、上司と部下の関係。仕事もできるし見た目も良いのに……この二人、鈍感すぎます!!!

「駄目だって西田くん 勘違いさせないで」
「ああ…俺全く相手にされてないんだ」

ヤることやってるのに、不器用すぎて……ああ、もどかしい!!

BL界新鋭の英子が贈る人気連載WEB漫画を、大幅加筆修正で電子書籍化!
心の声がうるさすぎる上司・野崎とその部下・西田の新感覚すれ違いラブ!

単行本限定描き下ろし漫画、描き下ろしイラストも収録!

作品情報

作品名
副音声はうるさい十分に 1 描き下ろしマンガ付き
著者
英子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
シリーズ
副音声はうるさい十分に
発売日
電子発売日
ISBN
9784434287268
4.3

(172)

(98)

萌々

(49)

(14)

中立

(6)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
27
得点
734
評価数
172
平均
4.3 / 5
神率
57%

レビュー投稿数27

上司×部下

この風貌と雰囲気と設定で、上司が攻めってところがまたなんか旨味のような気がしてくる。

商業ではないときから好きでしたが、なんとなく買うタイミングを逃していました。4巻での展開をチラと目にし、今だ!と。
結構強引なすれ違いなのに、シリアスパートですっかりかうっかりかシリアスな気持ちにさせられてしまうのが面白い。でもなんだかんだ世の中のすれ違いはこんな風に生まれるのかも。

それにしても主役2人は皆んながセフレを持って生きてると思ってるのか。どんな感覚だ。でもそんなやや狂気じみてる2人が好きだ。

0

前衛的

こんなBL初めてです。
思った事が相手に伝わる話は良く見掛けますが、ただただ 本当に心の副音声が十分騒がしい(笑)

これは英子先生のセンスが高いから成せる技ですね。心の声めちゃくちゃ面白かったです。
突っ込み、ボケが不在なので、ストッパーが居ない弊害なのか物凄い思想に辿り着くことも、しばし有ります。
何でそうなるのよ~って感じたり、上手くリンクすると嬉しい可愛い。私も副音声が忙しい。そして2人分の副音声、本編でページを3往復するので時間が掛かる。充実感が凄い。


野崎と西田は会社の上司と部下。
身体の距離は比較的早く繋がりますが、心が中々近付かない。
自分なんか、自分なんて…って根本的に2人とも謙虚で愛が溢れてるんです。嫌われたくないから言葉の裏の裏を読んでしまったりして、もどかしいよー。こんなにハートが飛び交ってるのに鈍すぎる。
でも究極に可愛い、本当に可愛いこの2人。
枕に嫉妬しちゃうし、嬉しすぎてお泊まりセット急いで昼休みに買っちゃうんだもんなぁ。
最後はもう好きな気持ちが溢れて言葉に出てましたね。
後一息なんだけどな、悲

英子先生初読みでしたが、身体の描写が上手いなと感じました。背景が白くてコマ割りが独特なので、もしそこを理由で読まないのでしたら勿体ないと思います。pixivでも途中まで掲載されてますので少しでもピンと来た方はオススメです。

0

こんなにも焦れったいのか…

Webで見かけて面白そう!と思ったのがキッカケで読みました。

二人ともが相手に嫌われたくないからか、本音を大分隠して生活しています。
思った10分の2くらいしか実際は口にしていませんが、考えていることはたくさん。
「君たちそれ言ったらお互い喜ぶのに!!」と焦れったい思いがなんと最後まで続きます(笑)
もっと素直になれよ…と、もどかしい。
しっかりしたハッピーエンド展開が好きな人は、少し物足りなさを感じるかもしれません。

0

独特の設定が面白い

設定は面白いです。
熱烈に好き同士なのに、お互い自分なんて、と思っていて、ひたすら相手に重荷にならないように気のない振りをしているんだけど、実は好きすぎて心の声が重く、それが読者にだけ全部つつぬけ、というお話。

できる優しいイケメン上司と、真面目なかわいい部下という設定もいいですね。

ただ、絵があっさりしているというか、背景があんまりなくてのっべりしている印象なのが個人的にはまらなかったです。少し辛口評価になってしまいました。
独創的な設定で面白いんですが、なんとなく最後までそれが気になってしまった。

誤解がすぎて最初の頃からセフレとしてHはしちゃってます。

1

すれ違いステージが上がってる!

副音声!確かに大きすぎる!
大好きなのに、おじさん相手にごめんね困るよね?な野崎課長と、大好き!だけど社交辞令を真に受けたら困らせてるよね?な西田と。
どこまでも好きと言おうと通じない、意地でも通じない2人。

なぜ?エッチもしてるのに!

野崎が西田が寒がりで良かったとか、西田を居心地よくして居着いてもらおうと布団とか買ったり、沼田の電話に出ないようにしたり、攻め味がとっても良かったです!

西田も野崎を困らせてるでも大好き!強引だったよね?嫌われたよね?迷惑だったよね?でも大好き!と可愛かったです。

ほぼ2人のやりとりで絵も表情も独特ですが、2人がだんだん段階を進んでいって、絶妙に良かったです。
これはゴールはどこなんでしょうね?

0

すごくハマった作品です!

こちらの作品が斬新すぎてすごくはまりました!
もう何回もリピート読みしてしまうほどハマりました。
心の声がうるさすぎてすごく面白いです!

そして2人とも可愛くてキュンキュンしまくりです。
お互い相手を思いやるゆえ、臆病ゆえのすれ違い。
でも、我慢できず両片想いでモダモダしてスレ違いしてるのがじれったくてとて良いです。
そしてエッチシーンも最高です。
野崎さんに抱かれる西田くんの姿がすごくエッチぃくて良いです!

すごくハマった作品です!

1

副音声が筒抜けだよ?

あらすじからありがちなリーマンのすれ違いBLと思いきや…
何これ初めて!斬新な読み心地!!
嘘偽りなくタイトルの通り、とにかく副音声がやかましいです(笑)
内容もかなりコミカル寄りですが、甘々あり、切なさもありの1冊でした。

この本を初めて手にした当初はまだ内容を把握していなかったため、
めったに見ない厚めの紙質とカラー吹き出しにびっくりしましたが、
そのどちらも本書には必要不可欠なのです。
なぜなら、この作品には〝副音声〟が存在するから。

“副音声”=“心の声”なのですが、一般的な作品であれば心の声は
台詞の合間に差し挟まれる程度かと思われますが、本作の場合は
台詞を差し置いてもはや心の声がメインと言っても過言ではありません。
なんたって台詞の吹き出しの上に副音声がかぶさってくるのですから(笑)
互いへの想いの強さが比例しているのか副音声の文字数も相当で、
副音声の存在感がパネェことになっております。

そんな副音声の主たちである上司の野崎と部下の西田。
どちらも表面上はクールでスマートな男たちなのに、
二人揃ってその中身はどこまでも一途で健気で超ヘタレ。
内心では相手の一挙一動に喜んだり、落ち込んだりと忙しなく、
そんな外見に似合わないハイテンションな心の声に笑いっぱなしでした。
とにかく副音声がうるさすぎて、肝心の台詞がこんなに入ってこないなんて
初めてのことでした。
結構切ない場面や台詞も多いはずなのに、全て副音声で台無しです(笑)

ただ、根本的にすれ違ってはいるもののヤることはやれているし、
互いに一途で当て馬や浮気もなく、外野から見ればただの甘々なので
総合的に見れば微笑ましいお話でした。
あとは互いに本音を伝えあうだけなので、早くぶちまけてほしい~!

ラストではうっかり本音の心の声を口にしてしまった野崎により
二人の仲も進展したような気もしますが、あと一歩というところで
完全な両想いには至れずじまいでした…(ノ´ω`・。)クスン
そんなじれったさMAXなところで次巻へ続きます♪

1

鈍感過ぎる2人

お初の作者さん。
まず試し読みで読んでみて、かなり面白そうだったので購入。
最初っから最後まですれ違いっぱなしで、もどかしいんだけど凄く面白かったです。

2人ともお互いの事を大好きなんだけど、嫌われたくないという思いや相手に対する遠慮から、想いを上手く伝えられないし伝わらないお話です。

タイトルの"副音声"というのは2人の心の声の事ですね。
めちゃくちゃ心の声は多弁です。
もうそのまま伝わっちゃえばいいんですが、空回り過ぎるくらいに空回り。
だけど、たまに抑えきれない想いが大胆な行動を起こさせたりして、何故かセフレになっちゃった2人w
ツッコミどころ満載なのもまた面白かったです。

当て馬の沼田は完全に巻き込まれ損なキャラですが、これまたいいアクセントになっていました。
2巻も楽しみです。

3

究極の両片思い

え?
この2人付き合ってないんですか?
そして1巻では全く終わってないですね。
まさかここまでスローペースな進み方とは…
好きです!
ゆっくりすれ違いながら近付く(近づいてるよね?)2人の副音声が堪りません。
好きな相手だからか、言葉の裏の裏まで考えてしまうところが可愛いし、面白い。嫌われたくない、飽きられたくない気持ちが可愛くて堪りません。
このまま、すれ違いの両片思いっていうのも良いな、なんて思ってしまう。
私の好みとしてはおじさま受けだったのですが、イケオジ攻めも良いですね。
いつになったらお互いの気持ちに気づくのか、楽しみです。

2

尊い…

本当は両思いなのにすれ違って両片思いな二人のお話です。

英子先生の綺麗な絵と巧みな台詞回しが良くてどんどん二人を好きになっていきます。

また、二人の心の声が好き過ぎて暴走していくところが面白いです!
不器用な二人のじれったい感じもいいです。 

勘違いの中お互いの気持ちが少しずつ近くなっていく感じが可愛くてたまりません。

早く野崎さんと西田くんが完全な両思いになるところがみたいです!

すごくおすすめの作品です!

7

これ本人たちの副音声っていうか…

う~ん…最初は面白かったんです。モノローグに食い気味で入る副音声?の本音が笑えたりして。でも読んでいくうちに心の声にどんどん違和感が増してきちゃって。
これ、二人とも頭の中で同じテンション・同じ口調でしゃべってるし、同じ思考回路してるし、同一人物が上からアテレコしてるみたいなんですよね。言っちゃうと二人の映像見ながら腐女子が副音声をあててるみたい。
たまに変なオタク特有のノリが出てて、社会人男性として見るとおかしすぎます。せめて口調にだけでもキャラの特徴出してくれたらなあ…イタいモノローグを読み続けるのってすごいストレスです。脳内が腐女子ノリの成人男性が二人でうじうじ…ムリかな…。
すれ違ってるのにも萌えなくて、私には合いませんでした。

9

このまま最後まで引っ張る?!www

タイトルそのまま!
まさしくうるさい!副音声!
……というか、
とっても忙しいそれぞれの口に出せない本音!

読者の方は二人の心の声がダダ漏れなので、
しっかり気持ちは分かっているのに、
当の本人達は切ないすれ違い‼︎

もう本当に切ない‼︎

しかし、
最初から最後までこのパターンで引っ張る凄さ!
これから二人の関係が
どんなふうに変化していくのか、
とても、とても楽しみなところでございますv

そして、例によって私は、
沼田くんの今後の活躍(⁉︎)が
とても、とても気になりますvvv

評価は更に続きを期待しつつ「萌×2」で!

4

想像と違いました!

試し読みで興味を持ち購入しました。ギャグ要素が強いのかと思いきや、切なさ満点でした。

野崎と西田のすれ違いが切なくて、作中の二人の声より私が二人に突っ込む声の方がうるさかったかもしれません。www

お互いに大好き過ぎて嫌われたくないばかりに、取り繕うようなことばかり言ってるので、近づいたと思うと振り出しに戻る二人の関係が焦ったくてとても切ないんです。

両思いでセックスしたはずなのに、西田がセフレ関係にと言い出してしまったので、ややこしいかな二人はお互いに大勢のセフレが居ると思い込んでしまってます。

あんな甘々な表情と態度でセックスしてるのに、お互いに気付いてないのがとても焦ったく思いました。

絵もとても綺麗で色っぽくて、カバー表紙では攻め受けが逆だと思ってました。

まだ一巻ですが、この壮大な両片思いをどうやって着地させるのかとても興味があります。

4

セリフ量が多いのに読みやすくて面白い

電子書籍サイトで分冊(1)〜(3)まで無料だったので読んでみました。
全然期待せずに読みましたが、かなり面白くて声を出して笑っちゃいました(続きが気になるので単行本買おうと思います)。
セリフ量が多い作品ですが、難しい話じゃない事と、難しい言い回しやセリフもないので読みやすいです。
登場人物は少ないですし、BLによくある会社が舞台のもで日常系、特殊な設定などないのに会話劇だけで話をここまで面白くできるところが凄いところだと思います。

6

両片想い表現の最高到達点

語感のザラつくタイトルだなというのが第一印象。
文法的にも発音的にもキャッチーとは言えず、あまり目立たないので購入前の期待値も低めでした。

が!読後の現在、このタイトルごとめっちゃ好き。大好き。大好き。大好き。
完全にトリコです。
真っ先にまだ単行本化されていない単話配信の続編まで購入しました。

一言で言うと独白型心理描写、いわゆる心の声だらけの作品なんですが、
それを副音声と見立てた表現方法が、それはもう斬新で。

そもそも本音と建前の王道すれ違いパターン自体大好物なんです。
自分の本音はこうだけど、相手はこう思っていているだろうから相手の事を考えてあえてこう出る。それがトンチンカンな行動で…って個人的にはいくらでも盛り上がれる展開だと思うんです。

それを生み出すのに今までの作品は、
① 片方のみの独白。もう片方の心理は明記はしないが表情やしぐさ、ちょっとしたセリフやエピソードから読者が読み取るパターン
② ストーリー前半に片方の視点と独白、ストーリー後半に視点が切り替わりもう片方の独白挿入パターン
がほとんどだったんですよね。

さらに、
より綿密な状況説明や内面の葛藤を味わうにはセリフ量の多い小説が
テンポ感、テンションを重視するならマンガが有利という世界だったんですよ。

そこに現れた今作。
二人同時の心理描写という画期的スタイルにより、
雰囲気から必死に読み取らなくても、物語の後半まで待たなくても、あのすれ違い高揚感を味わうことができます。

かつメインのセリフ以上の十分な文字量+文字の大きさや配列の工夫により小説とマンガの良いとこ取り。

えっ最強じゃない?

さらにすごいのが、心の声を「副音声」と言うだけあって、メインのセリフやイラストは、心の声がなくても成り立つような作りなんですよ。
しかも絵は綺麗でエッチも中々にエロい。
淡々とクールでミステリアスな本編と、テンション高め情緒不安定な副音声編とのミックス具合は一度ハマると抜け出せません。
毎回同じパターンですれ違うのも新喜劇みたいで好き。
どのお話も早く両想いになって欲しい気持ちと、いつまでもこの微笑ましい駆け引きを続けて欲しい気持ちがせめぎ合う至福のひとときです。

最終的にはこのザラついたタイトルも、作品のテンションと絶妙にマッチしていることに気付き感動していました。
あぁ……今までのタイトル買いなんて本当に取るに足らないと思い知らされる。

こうした新しいBL表現に富む作品と出会えることは愛好家として幸せでなりません。
正真正銘おススメ。2021年必修の1冊です。

11

ギャグコメディかと思ったら…

切ない!!

すれ違いがリアルですごく切ないです。
両想いなのに、互いに「自分なんて迷惑だろうな」と思っているモダモダ…。
コメディな部分ももちろんあるのですが、エロと切なさの方が勝ちました。
かなり切ないです…。

紙で購入しましたが、本文がカラー(カラーと言っても、副音声を分かりやすくするため色がついているのみですが)なので、ページが厚くてめくりにくいのが難点。

お互い本命になりたいのに、相手は身体しか求めてないんだろうなあと思っているのでセフレ止まりの二人です。めちゃくちゃエッチシーンがあるのですがちょっと無機質な感じがしました。なので萌2!

キャラクターはもういう事なし。ふたりとも内心丸出しなので好感度が高いです。
余裕のある上司×クールな部下……に見せかけて内心はうるさいのなんの。
そこが好き。

ギャグモノだと思って買ったのですが、中身はだいぶ切なくてメンタル削られました。

3

どこまでも尊い二人!

pixivで投稿されている時からとても大好きで今回のコミック化が本当に嬉しいです!

とにかく尊い二人です。
大人な二人の心の声がお互いを好き過ぎて暴走していきます。
側から見たら間違いなく両思いなのに両片思いな二人なのです。

英子先生の美しい絵柄と巧みな台詞回しとでどんどん二人の世界に引き込まれて行きます。
そしてこの二人を好きになっていきます。

盛大な勘違いの中お互いの気持ちが近くなっていく様を尊いと言わずに何というのか私は知りません!

エロもとんでもなくエロいのに美しいです!
そして上品!

野崎さんと西田くんが晴れて(その日がくるのか?!)完全な両思いになるときまで見守りたいです!
キュンと胸熱と美麗をふんだんに詰め込んだ
本当に素敵な作品です。

是非是非おすすめです!

3

すれ違い好きの私には性癖本!

まだまだ画力は足りない部分がありますが、表情やストーリーや設定は本当に素晴らしいです!

副音声はうるさいということで、メイン2人の感情がダダ漏れなんですが、拗れすぎてて笑笑

好きってセックス中だけに言うから良くないのかな。とにかくすれ違いすぎて、色々勘違いが起こって嫉妬も独占欲もたくさんあって、そういうの好きな私には大満足でした!

エロも毎回あってエロエロですし、ありがちな展開ながらも副音声という形で気持ちがダダ漏れなのが新鮮で、くっついて欲しいのにまだ付き合う前を味わっていたいという複雑な心境です笑笑

一巻らしいので、続きも楽しみです!どう終わるのやら笑笑

7

十分すぎるほどにうるさい(笑)

普段スンとしているのに心の声がうるさいタイプのキャラが好みなので、『副音声はうるさい十分に』なんて絶対好きじゃん!と拝読。

いや〜、思っていた以上にうるさかった〜。
セリフ2:副音声8くらいの比率で、攻め受け両方ほんとに十分すぎるほどにうるさい(笑)
しかも野崎課長も西田も表面上は見事にクールを装い、自分の副音声に副音声をさらにかぶせてくるという上級者ぶりで、セリフにまで食い気味だし、次から次へと畳み掛けてくるし、すれ違ったまままあまあ性急に身体の関係を持ってしまうし…。

そこからのふたりの探り探りなやりとり、うるさい副音声のおかげでノンストレスで読み進められるのですが、お互いが気遣いの鬼ということと、かなりの鈍感さんであることによるすれ違いっぷりがとにかくすごくて、こちらとしては気持ちがわかっているだけにどんどんもどかしく感じてしまうという不思議な感覚にさせられてしまい、それがまたクセになる読み心地に。
どの副音声も好きなんですが、路上!がツボりました。
路上路上言いながら、好き好き可愛いと副音声で言い合いながらもクールさを貫き通すふたり…。
ちょいちょい語尾が好きになっちゃってるし!
お泊まりの理由が寒いからってなんなんですか〜、あれで付き合ってないなんて不器用がすぎてなんかもう愛しいです。

こんなにも副音声メインのお話しは新鮮で、めちゃくちゃ楽しく読ませていただきました。
続きが早く読みたいです。

16

色々ダダ漏れてんのに。十分に。

すごーく端正な美形の野崎課長。対するはイケメン部下、西田くん。
2人は両片想い。こんなにも『好き、大好き。』と、心の中で語尾にいちいち付けてしまうくらい想いあっているのに関わらず、すれ違ってばかり。
野崎課長はそのイケメンっぷりからは信じられないほど、卑屈くん。
こんなにも若くて可愛い西田くんに、本気で好かれるわけが無いと諦めている。
諦めている筈なんだが、声をかけられれば嬉し過ぎて、可愛い可愛い西田くんに嫌われまいと必死。
同じく西田くんも。野崎課長の様な大人の素敵な男に本気で愛されるわけが無いと切なく想い、重く思われない様に振る舞っている。こちらも卑屈くん。
互いに『これは遊び。』『せめてセフレでいたい。』と、思い詰め、涼しげなポーカーフェイスを貼り付けて、浮かれる気持ち、切なくて泣きたい気持ちを心の中に押し留めている。
ああ、色々ダダ漏れてんのに!
ジリジリとした想いは、つい。声になって漏れてしまう。
聞き違いかも?と、目の前の事ですら信じられなくて。
モダモダしているおバカさんの2人が可愛いくて。ラストにはきっと。本気の想い、伝われ!って願いながら読んでいるのに。
まさか⁈ まさか⁈ なんですぅ〜。2人はすれ違ったまま。終わる。えええーっ⁈
物語はまだまだ続くみたい。
あああ、もうちょっとなのにぃ!
2人の危うい均衡を破るのは、西田くん?それとも野崎課長?
このまま行くと、西田くんが頑張っちゃいそうですが。怖がってばかりの野崎課長が、大人の男として、ここはキチンと男を見せて欲しいもんです。
今でも一応。歓喜して、一喜一憂。ラブラブなんですが、心からの言葉、声に出して言える、幸せなラブラブっぷりを早く見たいです。

諦めた様に。哀しい表情なのに、めちゃくちゃイケメンの野崎課長の。オフの時の髪がゆるくウェーブがかっているのが好き。大好き。

修正は白抜き。カラーページの白抜きは、違和感。ライトセーバーか‼︎
野崎課長はエッチのテクも素晴らしそうなのに。何でこんなに卑屈くんなのか。
甘くて優しくて、めちゃくちゃ良い恋人になってくれそうな優良物件である自覚持って欲しい。

0

副音声のテンションにつられる

以前、1話だけ読んだことがあり、副音声のうるささに衝撃を受けたので単行本になるのを楽しみにしていました。

とにかく一言。
副音声がうるさい(笑)

両片想いなのに、なんでこんなにもすれ違って拗れていくの?!?!の連続で面白すぎて腹筋崩壊しました。
副音声のテンションが異様に高いので、読んでる自分も異様にテンション上がってました(笑)

好きすぎるからこそ一歩引いてしまって、勘違いしないように必死で堪えてるのが切なくて。でもそれがおかしくて(笑)
笑いながらもきゅんとさせてくるこの不思議な空気感にすっかりハマってしまいました。

このままずっとすれ違い続けるのも面白いのですが、やはり想いが通じ合うのも見たいので続きがとても楽しみです。
付き合ったら付き合ったで、副音声がすんごいことになりそうですが(笑)

4

副音声がすごい!!!!!

死ぬ!ニヤニヤしすぎて死ぬかもしれない。お互い好き好き大好きなのに勘違いしないようにって頑張るのか、おかしくて可愛くて!!
頑張る方向違う~せっせせっせしてるのに、副音声がおかしくて集中できん。
ニヤニヤしすぎて血圧上がるんですけど!

というのがpixivで初めて読んだ時の感想。
副音声の圧にテンションもおかしくなりました。
まとめて、読んだ今回も面白さ変わらず!!

副音声の好き好き好き大好き量が凄まじっ!!
大好きで脳内溢れてるのに!!
どうしてこうもすれ違うのか…
取り繕う様が駆け引きみたいになっちゃってるのが楽しい、けど切ない!好きすぎるからこそ、相手を思ってひいちゃうのとか、自分なんてってのが…切ない!!
キュンとあ~~~の連続!で忙しい~

野崎さん大好き隠して小悪魔えっち好きキャラになっちゃってる西田くんの可愛さがページを進む事に増して、野崎さんもスパダリと変態おじさんの塩梅が!初見は好きすぎるゆえの変態度がすごかったんだけど(めちゃくちゃ褒めてる)西田くんを好きで好きで大事にしたいんだなぁ~ってのが…好き!!

pixiv版となんか違う?と思ったら全部描き直してストーリーも変えてるとこあるとか。
なんか違うのは分かるけど細かいとこ覚えてないのが悲しい…
pixiv版も特典とかでまた見たいものです。

お話はもちろん、がっちりしてて色気もあるカラダも大好き!!肩周りとかお尻の堅そうなとことか最高に好き!カラーになると艶めかしさ増す!!!カッコイイtnkが光り輝く白いものになってたのは大泣きだけども!すれ違いがどうなっていくのか、続きがとっても楽しみです。

7

とてもうるさい文字量(笑)

電子書籍サイトからの案内メールで新刊情報で出ており、気になって試し読みしたところ、あれ何か面白そうじゃーん?で勢いで買ってしまいました。

所謂両片想いもの。後輩君が勢いでデートに誘ってたので、後輩君攻めかと思いきや、上司攻めでした~。「もしかしてこんな事言ったらパワハラ…?」と思い悩むのは上司ならではなので、上司攻めで正解ですかね。
お互い、「好き!」なのに、何だかオトナな会話の流れでヤる事ヤってるのに、擦れ違うー(笑)まるでコントです。好きとか口にしてる癖に!一緒に居れて楽しいとか言ってる癖に!大人の純情は厄介です。
心の声がとてもうるさく、BLにしてはなかなかの文字量です(笑)ともすればギャグなのに、ちゃんとエロい事してて、ちゃんとラブしててと、1冊読み終える頃には妙な満足感と疲労感…。
ずっとこの擦れ違いのまんまでいくんだろうなーというある意味1冊完結でもいいような気もするし、でもやっぱりちゃんと両想いになってほしい!という希望も有るし。「1巻」とあるという事は後者なんでしょう。楽しみにしています。

3

心の声に笑うし萌える〜

pixivで人気だとよく見かけましたがそちらで読んだことはなく、単行本で初めて読みました。おもしろかった!
前作「友達をやめる日」より絵がきれいになっている気がします(偉そうにすみません)

心の声…自分で思っていることが次から次へと出てきて被ることあるある〜と笑った。
脈絡なく語尾が好き大好きとなるのもツボww

盛大な両片思いの中身が遠慮のカタマリだったり、すんごい思い込みだったり、もどかしいですねw

最初は遠慮していたけど、だんだんとあれだけ気持ちの入ったちゅうをしていて、まだ両思いにならないのかしら…と次第におかしくなってきて。
心の声だけでなく、全編通してボケにきてる?!と私の中のツッコミ魂が騒ぎ出しましたw
心の声とセリフと表情の不一致さに笑わせられ萌えさせられツッコミたくなるわで大忙し。

たまに心の声がない場面は、そこは本心なのねとドキドキしました。

これは続編あるんですかね。ないと困るんですけど〜w 両思いになるとこ見ないと浮かばれない、私がw

2

面白くて切ない不思議な魅力のある作品♡

初めて読んだ英子先生の作品です。

課長 野崎と部課 西田のお話。

上司の野崎課長が好きな西田。
頻繁に飲みに誘いますが、いつもやんわり断れてしまいます。
ある日、西田は思い切って野崎を休日デートに誘ってみたのですが…。

とても面白かったです!
でも、同時に胸が締め付けられるほど切なくなりました。
こちらの作品は、タイトル通りに2人の「副音声=心の声」を同時進行で読むことが出来ます。
じつは、両片想いの野崎と西田ですが、相手を気遣う余りにすれ違いまくっているんですよ。
どこをどう間違ったのか…セフレになってしまいました!
何でそんなことになったんだ(泣)

最初は、うるさいくらいの副音声が面白かったのですが、いや!最後まで面白いんです。
仕事も出来て優しい上司 野崎とクールで真面目な部下 西田。
平然を装って接していますが、2人とも心の中では好きな気持ちで溢れています。
…が、しかし、どちらも不器用すぎて気持ちを伝えられない。
完全な両想いなのに、当人達は知る由もありません。
読みながら、こちらもやるせない気持ちでいっぱいになってしまいました (´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

自分を好きになってもらえる訳がないと思い込み…相手に嫌われたくない、関係を壊したくないと軽いセフレを演じている2人。
副音声がなかったら、割り切った大人の付き合いに見えるでしょう。
あぁ、こんなにも大好きなのに…。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、西田の同期 沼田くんがと登場します。
なぜか、当て馬にさせられそうになった沼田くん…。

Hシーンは、激しさはありませんがエロさと妖艶さがあります。
セフレとして抱き合う2人ですが、好きな人と繋がれる喜びと幸せを感じられました。
早く身も心も結ばれて欲しい。
セックス中に、西田が涙を浮かべて「好きです」と何度も口にしますが、野崎には伝わりません。
好きな人に抱かれているだけで幸せなのに、自分はただのセフレ。
西田の涙にウルっとしますよ。
本当は両想いなんだよ!!って、何度コミックスに呟いたことか…。

描き下ろしは、会社でのエピソードです。
ブルーライトカット用の眼鏡を掛けた野崎。
その姿が見たい西田の副音声は…。

最後は、勘違いから西田に帰るように促してしまう野崎。
当然、西田も早く帰れと言われていると勘違いします。
急いで帰ろうとする西田の腕を掴んだ野崎が心で叫びました…
「帰らないでここに居て大好き」
しかし、それは心の声ではなく「言葉」になっていたのです。

英子先生の丁寧な絵柄と独特なテンポに惹き付けられる作品です。
だんだん副音声に違和感がなくなり、途中からは副音声でそれぞれの感情を確認してしまいました(笑)
おすすめは、会社とプライベートで表情が異なる野崎と西田です。
会社では上司と部下なのに、プライベートではふと見せる可愛い2人にキュンとしますよ。
いや~ん、続編が待ち遠しくてたまりません!

神様、お願いします!
2人を1秒でも早く両想いにしてください♡

両片想いのモダモダともジレジレとも違う…不思議な魅力のある作品です。
少しでも気になっている方は、ぜひご覧ください。

7

タイトル通り副音声がすごい

よくありがちなすれ違い両片思いのお話でしたが、そこまですれ違う!?という感じでかなり笑わせてもらいました。ラブコメなのでそこまでシリアスにならないし、すれ違っててもなんだかほっこりする読了感でした。副音声なしで読むと、さらりとした大人同士のおしゃれな恋愛漫画なのですが、副音声がいい意味で本当にうるさくて、そこに二人のかわいさがものすごく出ています。読んでいてじれったさはありつつも、このまますれ違っててほしい…!とも思ってしまいます。

3

まだるっこしい大人の駆引き 見たいならコレだッ!

好き嫌い分かれるかもしれません

ただただBがLする[マンガ]を読みたい時には かなりメンドクサイんではないかと?
愛らしいとカッコいい BがL して キャッキャうふふ に過剰に満たされはじめていたあたしは 遺憾なく楽しめましたけど


問題は『心の声』が往々にして『副音声』として吹き出しに被るように入ってきます
それはもう 声を(大)にした状態でw



想いは同じなのに ヤっちまってるのに
伝わらない 感じ取らない まさに双方が【鈍感】の極み

「あるあるある ちゃんと言えば解決する事なのに なぜか切り出すタイミングで出る相手の言葉に引っ掛かって また勝手な想像で妄想が膨らんでグルグルしちゃうこと」

と思えたならめっけもん ここにイラッ っとしたら最後には辿り着けない


モダモダしいを通り越し 想像と空想だけで空飛べるんじゃない?
ってくらい【愚鈍】な大人の恋

恋? 愚鈍? いやまぁ 駆引きは 今まで読んできたどのカップルより激しめ


歓び・戸惑い・疑い・独占欲に言い訳・やっかみ・希望・戒めまで
心の声はダダ漏れなのに お互い口にはできない 明かせない胸の内
お陰で 拗れにコジれ出来上がったおかしな関係


たまたま見つけて気になりすぎて 突発的に即購入したはじめましての作家さんだったけど  1って事は2が出るはずッ!

クセの強さも相まって 2巻がスゴく待ち遠しい

5

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