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年下攻めが多い砂原先生作品の中で、年下攻めを避けながら読んだ話は、どれも「面白かったー」なモノばかり。
こちらも、同級生のお話だったのですが、やっぱり「面白かった!」でした。
文のリズム、言葉のセンス、がとても心地よいのです。
ストレスなく読めるって、ありがたい。
あと、自分的重要事項、受けがかわいい。
タイトルにありますが、受けの苑生の面倒くささ、私は可愛いと思いました。
ぐるぐる考えては落ち込んでいますが、行動力がある(方向性が違えど)分、イライラさせられなかった。
逃げるのも早い!笑
一途で素直で、杜野もたびたびやっていましたが、頭をぽんぽんしてあげたくなるタイプでしたね。
それにしても、バーテンダーの服装ってどうしてこんなにもストイックでエロいのでしょうか。
ミドリノエバ先生のイラスト、苑生のエロさ倍増なんですけどーーっ(嬉)
お酒は好きですが、あまりカクテルは詳しくありません。
カクテルが氷の削り具合や、混ぜるタイミング、シェイクの方法で味が変わるなんて知らなくて、新しい発見がありました。
偶然にもこの作品を読むまえに読んだコミックも自分がゲイだと受け入れられない主人公だったので驚きました。
こちらの作品の拗らせ受けくん戸原は長年のゲイへの拒否感からホモフォビアのノンケもどきになってしまった子。
だからといって異性と関係することも出来ず、ある意味とっても救い難く、哀れになってしまいました。
そんな子が杜野との再会によって、すったもんだはありましたが自分の欲求、快楽にグズグズになっていくのが堪りませんでした。
自分を偽って生きることの虚しさ、一方好きな事を好きって言えることがどれだけ素晴らしい事なのか改めて感じる事ができました。
2人ともが成就できなかった初恋を取り戻すように求め合う姿に胸熱でした。
初めて読む作家さんでした。表紙の絵と題名に惹かれて購入!
レビューしていきます^o^
私には、少し難しかったと感じました。うまく言えないのですが言葉の言い回しとか表現の仕方とかが難しくて、読んでいて、、、?となることが多かったです。でも多分これがこの先生の良さなのかなと!ハマる人にはすごくハマるだろうしハマらない人には私みたいにモヤモヤハテナが浮かぶだろうなと。
私にはうーんという感じでした!読む人を選ぶ作品という感じでしょうか。
受けの男の子がめんどくさい子だったのですが、きっとそれがこのお話の見どころですね。
手島さんは散々周りを引っ掻き回したあげく、勘違いでした。となって、すっごく気分が悪かったです。笑 なんかそういう病気なのかなと。
とにもかくにも、お洒落な言い回しや難しい表現が好きな方にはハマるお話だとおもいます。私には少しハードルが高めでした笑
エッチシーンも言い回しが綺麗だったので露骨な表現や喘ぎが苦手という方にはいいかもしれません。(あくまで私の感想です。)
ラブラブエッチが好きな人には物足りなく感じるかもです。
面白かったです。戸原は面倒だな〜とは思いましたが(笑)結局は誠実なのかな〜と。普通で居ようとして、でも不器用でなりきれず…ちょっと切ないけど、もだもだしてるのも含めて可愛かったです。
杜野もそんなギャップが可愛いかったのかなぁと。互いに辛かったであろう過去が、報われて良かったです。
書き下ろしは更に戸原の面倒な所がパワーアップしてましたが、少し素直になれてたし、何より杜野が大好きなのが伝わって微笑ましかったです。
ミドリノエバ先生のイラストも線が綺麗で素敵でした。可愛いお話でした、飲めないけどバーに行ってカクテルが飲みたくなりました✧*。
電子書籍版を購入。
「萌」評価です。
あらすじを読んで、これは、好みど真ん中と確信して購入。
受けが面倒でグルグルするのは大好物なのです。しかも、ちゃんと面倒な自分を自覚してるのかさらに良し。
そして、マイノリティへの葛藤。
それを包む包容力あるスパダリ攻め。
文句なしの萌要素満載なはずが、ごめんなさい。
微妙に好みとは外れてて、消化不良でした。
なんでかな。
うーん。
そうだ、攻め視点がなかったからかな。
これで、攻め視点のSSがひとつでもあれば萌えられたのに違いない。
攻めの嫉妬や受けが自分で思っているほどダメダメじゃないことはちゃんと描かれているのだけど、ちょっと足りない。
攻め視点で受けのツンツンでグルグルと面倒なところが、逆に愛おしい的な描写が読みたかったなぁ。
って、単なる個人の好みの話ですけどね。
お話としては、とても楽しめました。
ありがとうございます。