電子限定カラー
好きにならなきゃよかった
先生と生徒、そして初恋という組み合わせ王道ながらやはり良いですね
初恋に至るまでの段階が丁寧で非常に入り込みやすかった
一目惚れどころか寧ろ隙がなくて苦手な先生のダメな部分が見えてから段々と興味を持っていくその過程に違和感がなく納得感がありました
先生側が下手に鈍感では無いところも良くて、ただ先生だからこそ若者の一過性の可能性が高い恋愛を否定するのも理解できるし、理性があるのも個人的に先生として高評価!と思いました笑
生徒側も生徒側でちゃんとしているというか、先生側の立場を理解していたのも良かった
両者とも恋愛脳では無いというのが個人的に作品の世界に入りやすかったですね、それはまずいんじゃ…という段階が無いのが先生と生徒モノでありながら見やすかったポイントです
先生の言うことを理解するために他の男性とお付き合いしたということで確かに「君の初恋が終わる」というのも納得です、まあ結果的に初恋が報われるわけですが一度は終わるというのもなんともリアル
全体的に質感がセピアのようで、その雰囲気と絵柄がマッチしていて非常に読みやすかったです
BLをあまり読まない人でも嫌悪感さえなければ読めるようなそんな作品だと思います
絵とタイトルに惹かれて読み始めて
先生の喫煙シーンの「だから秘密ね」で
落ちてしまいました。
湊の恋と同じくして私の恋も始まりました。
先生色々ずるくて、エロくて、可愛い。
湊は勿論圧倒的に無垢な可愛いさなんだけど
先生のは色々違う。
でも仕方ないよね。大人なんだもの。
そして、あの時あれ以上手は出せないよね。
きっと会いたいと思って行っただけの同窓会であんな事になっちゃって。
事後の「ありがとう」のチュ。
先生よかったね。
湊が夜の公園で着ている服が可愛い。
ボーダーから靴まで全身全部好き。
社会人になってからの私服も素敵。
オシャレです。
先生のおうちスエットは萌えました。
最後に
校舎いいですねー。
重くしようと思えば重く見せられる要素を割と軽く流して話を進めて行っているところが好印象でした。離婚や親の不在や男同士、先生生徒といった要素を、劇的な雰囲気にはあえてしていないところ。人生って案外そんなもんかもしれない。
色々サラリと描いているところをいいと感じるものの、サラリとしすぎているゆえに2人の人間性がやや未消化。特に吉岡先生。あまりにも簡単に挿入できちゃったので、黒沢だけではなく先生も、会わない間に男の人となにやらあったのかなと思ったけど、多分そうじゃ無い…よね?そして吉岡先生のあの適度に緩い感じで何故離婚に至ったのだろう。結婚前にいい顔しすぎたのか?
先生と生徒。
また1冊、とんでもない瑞々しい良作を読んでしまった(頭を抱えながら!)
なにがいいってさあ、こんな結末とは誰が予想した?!!!って話ですよ!!
ねえ? そう思うでしょ? このレビューを目にして下さった読了済のあなた様も!!(おい!)
未読の方はネタバレなくぜひ最後まで読んでほしいです(まりあげはとの約束、指切りげんまん)
いや、でももうみんなすでに読んでるよね…だって良作だもの…(有償特典の小冊子付き狙いで在庫確保から出遅れた民より)
8月に刊行された、大好きな幸田みう先生の新刊。
繊細な作画、表紙の色使いにうっとり。
先生の作品は全作集めるほど大好きなのですが、、
こちらの作品は、特に”ぐっ”と心に響くポイントがなく(いや、いいストーリーではあるんです!)さらっと読み終えてしまいました。
生徒→先生への恋心は切ないし理解もできてうんうん、と思いながら読めたのですが、逆に先生の気持ちは再会したところで体を許すほどの情熱になり得るか?という部分がどうしても引っかかってしまい…
先生の心情の変化をもう少しじっくり読みたかったなあ、と。
あっ!
一つ、完全に予想外だったことが。
攻め受け、完全に逆だと思っていました。。びっくりして読みながら「えええ!」と声が出ましたね。
もしかしたらそれも、いまいちハマりきれなかった一因かもしれません。。