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俺にとってあなたは夢の王子様
会社の上司と部下のカップル。
ほんわかとした雰囲気がベースにありながら、コミカルに純粋なラブを描いた作品で癒やされます。
芸の青柳はお金で◯欲の処理をしているが、本人はいたって健気でウブで純粋にいい人。会社では庶務担当で実にテキパキと仕事をする人。
そんな青柳が憧れるのは、会社の上司でシゴデキイケメン優しいスーパー王子様の浅桐部長です。
雲の上の存在だと思っていたけれど、彼のとんでもない秘密を知ってしまい。。
美麗な絵ではないんですが、王子の後ろ姿がそれだけで王子感がすごく出ててやっぱり絵のうまい人っているんだなあ~と、ほとほと感心してしまいます。
そして、王子の秘密の理由、浅桐の純粋さ、それらが二人の関係と絡み合うすごく練られたストーリーで、上巻だけでも読み応えがあって、読んでいて、えっ?まだ4話となりました。
下巻もとても楽しみです。
長く生きていれば、どんな人にも人に話せない/話さない事柄の一つや二つはあって当然ですよね。
職場で憧れの高嶺の花に、ふとしたことからゲイバレしてしまうのですが、その高嶺の花も他人には絶対に見せられない秘密をもっていました。二人で週末を過ごすうちにとても親しくなっていくのが上巻です。
独特のゆったりとしたテンポ感で、二人の距離感が描かれます。
秘密の共有とお互いの許容は、これほどやさしい空間を作り出せるのかと思いました。
日ごと好きになるものの勘違いしたらだめだ、とことある毎にブレーキをかける主人公と、その彼の優しさに癒やされつつも男性との恋愛未知数の自分が彼の気持ちを受け入れるには慎重にならなくてはと自制する高嶺の花。
気持ちはどう変わっていくのでしょうか。二人がゲイであるならまだしも、高嶺の花はノンケなので、その辺りも気になるところです。
今のこの安らいだ週末をずっと過ごしたいと思っている二人の、このあとの展開が気になります。
秋平しろ先生初読でした。
この作品上位ランクインしてたので気になって買って積んでました。BLアワードノミネートをキッカケに読んでみました。
主人公は幼少期からゲイの自覚あり、割と積極的にアタックするも成功せず唯一の成功例が高校生の時に1回につき1万払って抱いてもらうってやり方。
えぇーーーー!マッチングアプリとかあるじゃんねぇ?しかも、可愛い顔(この絵の中で)みたいだし需要あったんじゃないの?
今も1万払って抱いてもらうセフレ後輩がいるらしい。リアル会社の後輩とセフレってそれの方が気まずく無いの???
本命とは上手くいった試しが無いから今の憧れ、社内の王子とはちょっと挨拶を交わす程度の関係で眺めているだけで満足だったのに…。
仕事が出来て顔が良くて人に親切で好感度バツグンの王子には欠点があってゴミ屋敷住人だったのです…。って発覚して主人公卒倒してたけど、そこまでショック受ける事かなって思う私は片付けられない人間側だからなのかな。(あそこまでのゴミ屋敷ではないけど)
毎週末部屋の片付けを一緒にしていくうちに親密になっていく2人。最初にゲイバレして好きですって告白したのに王子は華麗にスルーしていて(天然だから)一緒の時間を楽しく過ごしている。
その一方で主人公は好きな人と過ごせる時間にドキドキしたり心乱されっぱなし。
一体どういうつもりなんだよー!気持ち振り回して弄びやがって!と王子に対して思ってしまう私です。悪気ないのがタチが悪い。
BLだから下巻でラブの気持ちに気付いてくっつくんだろうけどさー、ノンケなのに本当に抱けるのかよ?
やたらと王子の顔が絶賛されるのですが、この絵柄では美形に思えなくてちっとも魅力的に感じなかったです。あと、デッサンがおかしい?ところも気になりました。昼食にお蕎麦を食べてた王子の手付きが謎。
シーモアで購入
修正が必要なシーンはない
浅桐王子のおうちに初めてお邪魔させていただいたシーンでは、失礼ながら予想外すぎて思わず爆笑してしまいました。確かに伏線は張られていたのに……(笑)。違うだろうとは分かりつつも、青柳が童貞か童貞かと唱えていた直後だったのでギャップの大きさが面白すぎて。あんなにうず高く積もらせることができるもんなんですね。食べ物系がなかったことが救いだな。あれだけ普段きちんとしている方ですから、何かあったんだろうというのも容易に想像がつきます。
ところどころ浅桐の触れてはいけなそうな過去や青柳の本気の恋愛に対する諦めが浮かんできてシリアスなムードになることもありますが、とても人の良いふわふわした性格同士の2人なので、秋平先生作品の中でもダントツで私が好きな『トワイライト・アンダーグラウンド』を彷彿とさせるようなテンションのコマも多く、可愛い2人のやりとりをとても楽しめました。それでいて女性のパンチラをラッキーと感じる普通の男性らしさもさり気なく描かれているところに、秋平先生さすがだなと思ったり。ノンケの浅桐が青柳との関係を徐々に真剣に考えていく変化や、親孝行で結婚してもよいと考えてもいた青柳の現実的な生き方など、可愛い雰囲気の中でもしっかり読ませてくれる作品でした。下巻も楽しみです。
