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しあわせ家族ダイアリー 睦月から水無月

shiawase kazoku diary

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表題作しあわせ家族ダイアリー 睦月から水無月

八束 宗匡
弁護士,理緒のパートナー
八束 理緒
法律事務所でアルバイトをしながら大学に通う,20歳

その他の収録作品

  • 大人のお正月

あらすじ

一見強面だけど頼れる弁護士の宗匡と、頑張り屋の大学生の理緒は相思相愛の夫夫(ふうふ)。 年の離れた幼い弟妹――おとなしいがしっかり者の留奈、元気で食いしん坊な礼央を愛情いっぱいに育てている。 なかよし八束ファミリーのにぎやかでハッピーな毎日をご近所さんも交えてお届け! 季節の楽しいイベント&エピソードを月ごとに1月から6月まで収録。

作品情報

作品名
しあわせ家族ダイアリー 睦月から水無月
著者
間之あまの 
イラスト
花小蒔朔衣 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
お兄ちゃんのお嫁入り
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854345
3.8

(20)

(8)

萌々

(4)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
75
評価数
20
平均
3.8 / 5
神率
40%

レビュー投稿数8

睦月~水無月

先生買い。なんとなくタイトルから予想は出来ていたものの、想像していた枠を超えるものではなかったので、萌にしました。もちろん、久しぶりに会えたから嬉しいし、礼央は超可愛いんですけどね。睦月~水無月までの月別の短編6編+あとがき+大人の事情編。八束ファミリーが大好きだった方には堪らん一冊では。

お話は、1月はお子様方が心待ちにしているお年玉エピソード。2月は食いしん坊礼央が楽しみにしているもののエピソード、という歳時記ですね。それに、同じマンションに住んでいる方々があれこれ絡んできます。

既刊で花小蒔先生が挿絵された方々は8割は出たのでは・・・?全員出てはいないと思うんだけどなー???

++好きだったところ

なんだろう?BL要素は最後の大人な小編一編だけで、あとは、ご家族の幸せなご様子を堪能できるものになっていてですね。食べるものも凄く美味しそうで、「ああ、そこ、そのレシピ、もう少し詳しく!」と思う箇所はありましたねえ・・・個人的な事情で「食べたいものを食べられない」という生活になっているので、ちょっと辛かったーあまりにもおいしそうなんで。いいなあれ礼央。おばちゃんも「べつばら」で「むねのフレンチトースト」食べたいわ。

二人が愛し合っているから、生活を楽しむ余裕が出来るのか、生活を大切にできる余裕があるから、お互いを慈しみあえるのか、どっちが先かわかんないですが、憧れてしまうスローライフを読ませてもらって、わが身を振り返る心地の一冊でした。もう少し丁寧に暮らそう・・

あ、1点挿絵話を!花小蒔先生、天才なんですよっ!これは絶対みんなそう思って下さるはず!1話ずつ中扉に挿絵を付けて下さっているんですよーーーーーーーー先生、編集さん、出版社さま、ありがとうございますーーーーーーーーーーーっ
ほんとに声を大にして感謝したい。中扉の礼央留奈が強烈に可愛い!どれが一番かなんて選べない!全部可愛い!ああもう可愛いくそ可愛い。リアル書店で手に取ってみることが出来る方はぜひぜひお手に取って見てみてーーーーーっ

1

本作のカプ異界゛にも美味しいカプが沢山です

本シリーズは強面の弁護士と攻様のパートナーのお話です。

攻様と受様妹弟との半年間の悲喜交々と
大人のお正月を描いた番外編を収録。

本作は攻様一家の1月から6月までの出来事を
季節感のある行事や出来事を通して描いた短編集です。

巻頭「睦月」を少しご紹介しますね。

受様は母の再婚により年の離れた妹と弟ができます。
しかしながら母が事故死によって義父の生活が荒れ
10代の受様は妹弟を守るだけで精一杯な生き方を強いられます。

そして犯罪の片棒を担がされるような羽目になるのですが
国際弁護士の攻様に助けられ、妹弟ともども愛されて
受様は攻様と入籍、妹弟は養子となり
4人は仲良し家族として暮らしています。

昨日の大みそか、
妹弟は「年が変わるのを待つ」と頑張って起きていましたが
結局弟は10時まで、妹も11時近くまでは粘ったものの
睡魔に負けて眠りについたため
元旦の本日はいつもの起床時間が過ぎても静かです。

そのため攻様はチビ達が起きてくるまでのLDKで
初いちゃいちゃしようと受様の唇をキスでふさいて
夢中にならない程度の初いちゃを楽しみます。

そうこうするうちに遠くでドアの開閉音と
バタバタと賑やかな足音が近づいてきて
ドアが開くと弟が飛び込んできて新年の挨拶を
妹はドアのところで頭を下げつつの挨拶をされます。

そして2人が挨拶を返すと
弟は早々に「おとしだまは!?」と聞いてきますが
まずは着替えて朝食を食べる事を言い渡します。

お雑煮とおせちのセットは
受様の提案でお正月らしい特別感を考慮してあり・・・

既刊「お兄ちゃんのお嫁入り」の続刊で
受様と受様妹弟をこよなく愛する攻様と
そんな攻様に溺愛される弁護士事務所バイトに
受様の妹弟も加わった仲良し家族のお話になります。

本シリーズは彼らの住むマンション住民から
商店街の人たち等様々なスピンオフへと展開するシリーズで
本作にも受様達のよき隣人、知人としてカプ達が
わんさか出ていてとっても楽しい1冊でした♪

巻頭作の「睦月」ではおせちやお年玉、年賀状、初詣等
お正月らしい行事が描かれるとともに
子供達の様子とその成長を喜ぶ攻様達の姿がとても優しくて
幸せのお裾分けを頂いた気分になりました (^-^)v

今回は6月までの半年の出来事が収録されていますが
12月までの後半も発売予定があるそうなので
とっても楽しみにしています。

本作で初めて本シリーズを読まれる方には
気になるカプの既刊を読むのと併せて
去年刊行された作品集「 プティ・フール」と
ファンブック「ボンボニエール」もおすすめですよ♡

1

甘いぜ?

いや~読む前から想像していましたが、こちら溺愛、愛情てんこ盛りでございますね。

今回は八束ファミリーの甘いぜ、ラブなイチャイチャに溺れてしまう作品でした。
色々有って、手に入れた幸せですもの。思う存分浸り楽しむのが良いのよね。
文章がなんだか恭しさがありました。読み進める時、脳内音読してしまうのですが、なんだろう皇室ファミリーの日常をナレーション付きでお送りするテレビ番組を観てる気持ちになってしまいました。
現実的には、憧れても手に入らない八束ファミリーのスイートライフ。
まさに、きらきら甘く輝くお話の詰め合わせだと思いました。
ただね!相当甘いぜ?
メンタル低調な時は、落ち着いてから読むのをお勧めします。
何故かって、圧倒的甘いお話が続きますので。

私は、何日かに分けて読みました。
結果、どこから読んでも、楽しめる八束ファミリーの歳時記でした。

0

ほっこり癒される

相変わらずほっこり幸せなお話で癒されました✨️関連作品のみんながいっぱい出てきてニコニコしながら読んだ☺️ちびライオン礼央のいたずらっ子ぶりが微笑ましいし留奈の可愛いこと☺️宗匡と理緒もラブラブでなにより

わたしもウサえもんに癒されたい〜!個人的に大好きな百瀬×彰芳の出番が多くて嬉しかった

2

なんてキラキラして眩しいんだ!

八束家の1月から6月までの家族日記?
八束家の子育て方針や可愛いちびっ子二人のギュンギュンするシーンや、シリーズのあの方その方達の登場やつながりなどなど。

相変わらずの幸せ夫夫とわんぱくちびライオンと賢く大人しい留奈たち八束家。
それぞれの月に季節ならではのイベントや美味しい料理やお菓子に、ご近所付き合いなど。幸せあふれるキラキラした日記でした。

どのカップルも仲睦まじくて幸せ〜な一冊です。私もちびライオンこと礼央の美味しいダンスが見たいな。

間之さんの幸せに満ちた甘い短編集でした。

2

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