電子限定おまけ付き
すべてを捨て去ってきたのに―― 一途に慕う後輩との再会ラブストーリー♥
藍より愛し
冒頭の2人が出会った当時の回想から現在の新先輩へ繋がる流れに、それまでの間に何があったのかと考察しちゃう訳です
新先輩、学生時代に連太郎くんをしっかり観ており支えており、ザ・陸上を頑張る学生
からの、容姿を整えて脱毛完璧な勤め先初の男性BAになってるんです
そして、一夜の関係を渡り歩く感じにもなっていて、変化の過程がさらに気になりました
ある言葉がきっかけで、陸上の世界に導いてくれた慕っている先輩に会いたくて上京してきた連太郎くん
再登場にあたって当初は冒頭の中学生から大学生で再登場してクールに成長したのかと思いきや、ページが進むにつれて冒頭当時の表情が増えていき、新先輩が心許せる大切な人だという事が伝わってきました
連太郎くんが上京してきて4年ぶりの再会を果たした先輩と後輩
連太郎くんが新先輩に戻ってきて欲しいという気持ちを伝えて、新先輩は陸上からそして地元から離れた理由を最初は真実半分誤魔化し半分で説明してます
でも連太郎君に、実は男性と一晩だけの関係を持っていた事が知れているとわかり真実を全て話したところが、甘酸っぱくなったり切なくなったり、「不安だったよね」と誰目線かわからない感情だったりが出てくるのですよ
これがエモいって感情ですね
お互いに本心を伝えてからが本当に可愛い
ちょっとデフォルメしたキャラも可愛さ増してる
連太郎くん本当に最初のツンはどこいった
そこからの、付き合って初めてってシーン冒頭が本当にえっちいです
あっちいだけじゃなくて、読み進めると幸福感がマシマシで閉じた時にもう一度読みたくて再度開いちゃいます
すれ違った分もお互い甘え合っていただいて、いつまでも幸せであっていただきたいカップルがまた1組増えました
めちゃくちゃ良かった、、、勢いで燃えたポイントをいくつかピックアップして紹介いたします。
・お互いが大好きなのに離れた相手と、数年後の再会
・攻めが一途で嫉妬心強くて、年下男故の可愛さがあって理想
・BIGネタバレですが、騎乗位ばっかで受けが優位に立つセックスで これも良いな…と思ってたら理由がおしり弱すぎてへろへろになっちゃうからで可愛すぎました。
・攻めが大好きで、だからこそ違う男に抱かれてる受けが性癖のお仲間さんにとってもオススメです。。。
人によっては地雷かもですが受けの初めての男が優しくていいやつでとても良かった-_-b
・本当は攻めにしてほしいことを別の男に頼んで
ぎゅっとされながら攻めを思い浮かべ、「抱いて…」と頼んだ受け、切なくて可愛すぎて萌えすぎました。
結ばれて、愛されて本当に大好きな攻めに抱かれてよかったね泣
こちらの作品は陸上やってる二人の物語なんですが、攻めの漣太郎との出会いは彼が中学生の時。可愛らしいサッカー少年だったけど、サッカーは伸び悩んでいた所を、受けになる新が陸上にスカウトする所から出会いが始まりました。出会った時の新は高校生でした。
その後新は一旦陸上を辞めてしまい、大学生となった漣太郎が新と再会するストーリーです。
漣太郎が小さ頃は可愛いのに、大丈夫になるとちょっとクールな感じの塩顔イケメンになってて、そういうギャップが萌なのです。しかし、過去を振り返りながら二人がお互いを恋愛対象として意識し始めると、漣太郎が本当にウブな様子で、顔は大人になったのに、恋愛の事とか性的なことは全く無知な感じで、分かりやすく不機嫌になったりら喜んだりしながら新にくっついているのが可愛かった。
一方新は高校生の時は黒縁メガネで野暮った感じでいたのが、就職しビューティアドバイザーとなって、仕事ではギャルっぽく振る舞いながら上手く女性が多い職場を立ち回っていました。でも、なんだか仕事では無理してるな、、って感じで私は見ていたのです。
新の前に漣太郎が現れて、そういうギャルな感じの新ではなく、やっぱり体動かしたり、陸上への興味もずっと持っていたというのが心が熱くなりました。故障して治りかけの漣太郎の体をとにかく気遣うのですよ。
自分は諦めた陸上でも、自分が才能を感じてスカウトした漣太郎はとても大切なんだというのが伝わってくるのです。
最後まで読むと、新が陸上で不調になった理由も、漣太郎が陸上で伸び悩んでしまったのも、お互いに恋心を自覚した時だった事が分かるのです。恋心を自覚するタイミングには時間差があったけど、会わなかった時間があったことで、恋心は結ばれるという、とても綺麗なストーリーでした。
性的な事は色々経験ある新と、全く無知な漣太郎が性的な事を知った後が、、ラストに描かれていたのでそのあたりは楽しみに読んで見て欲しいです。
濃密でした。
漣太郎の登場で明らかになる過去のあれこれ。
思春期と簡単に言えないけれど、漣太郎も新も最初から惹かれあってたんですね、きっと。
純粋に慕ってくる漣太郎に自分が怖くなる新。いいんだよ、逃げても。やりたいことが見つかったなら逃げじゃないよ。
だけど漣太郎のことをあんなふうに邪険にして去ったのはちょっとな…。
もうお互い一途で(泣)
漣太郎に嘘を吹き込んだのはどいつだ!
少年時代の慕う気持ちが…。追いかけ続けて手を伸ばして(泣)
新も可哀想だけど片想いビッチの人肌恋しいという台詞が毎回理解できなくて。そこがちょっとひっかかりました。いや自由でしょ?
当時高校生の新は懐かれていた中学生の漣に恋心を抱き、そんな自分が気持ち悪くて、他の男に抱かれて漣への感情を抑えていたけど耐えられず逃げてしまう。置いて行かれた漣は、新に思いを募らせて、新に会いに行き2人は再会
本作は漣太朗がクッッソ可愛い!!!
一見、無表情のクールキャラなのかと思いきや、可愛い嫉妬が垣間見えたり、新のことで一喜一憂したり、甘えたり、年下ワンコ攻め好きやからもう心臓ぶち抜かれました
新はもう過去のことがあるから、漣太朗からも自分の気持ちからも逃げてしまってて切ないしつらすぎるんやけど、それでも漣太朗のこと放って置けなくてそんな健気なところがかなり刺さる
表紙の絵が終盤のシーンで出てくるんやけど、めちゃくちゃ素敵で泣いた
そしてはやぶさ先生が描く2人の表情が繊細でよすぎるうう!!
切なくて一途な2人の再会ラブストーリー、しっかり味わえました