SS付き電子限定版
嫌味なキャリア×粗暴なノンキャリア 犬猿の仲な刑事のアンビバレントラブ♥
強烈なケンカップルの2人。その実態は…
…というコミカル系BL。
片やゴリゴリの現場主義、アツい魂の組対刑事・昴と、キャリアのエリート巌谷はいつもいつも顔を合わせれば言い合い、怒鳴り合い、罵り合い、掴みかからんばかりの喧嘩腰、しかし家に帰れば半同棲のラブラブバカップル!なのだ。
…という設定で始まります。
2人の関係はヒミツ。だから職場で顔を合わせないように新組織に志願した昴だけど、なんと巌谷も配属されてしまい!
相談の上、職場ではますますバチバチを装うことにするわけです。これが最初のうちは結構コミカルなんだけど、やっぱり心が削られてくるんです。
その上、麻薬捜査で浮かんだ地域が2人の出会いの場所だとわかり、もしかして今の関係は巌谷の仕事の一部⁉︎という疑問が心に浮かび始め…
しかし昴は心のアツい真っ直ぐな男。自分だけが好きな関係でも彼の人生を守りたい。
さて。昴の不安は杞憂ですよ。それどころか巌谷は昴の危機一髪に助けに来る王子様!
ただ!捜査チームの一人に関係がバレちゃったんです。だからまだ続きます!
絵柄はすっきりして読みやすい。巌谷は一貫してクール、昴は現場での厳しさと恋する可愛さ、優しさの色んな表情がいい。ストーリーは「萌」、昴には萌x2で。
あらすじに一番最初のネタバレが含まれてるので、まっさらな状態で読みたい方はあらすじも見ずにどうぞ。
私はそのあらすじを読んで「面白そうだな」と思い、さらに普段 超辛口な友人が珍しく絶賛してたので手に取りました。
どっちがひーくんでどっちが昴さんなんだろう?と思ったら、そっちかー!
しかも敬語ー!ってことは年下なのかな?
この作品は受け攻めともに、ギャップ萌え大好きな人にはかなり刺さるのでは?
「なぜそこまでバレないようにしなきゃいけないのか」という疑問も最初に湧いたのですが、お互いのためってのももちろんあるけど、攻めのキャリアをつぶさないようにって受けが気遣ってるんですね。
2024年10月の調査結果によると、SOGIハラがまだまだ社会に根深く残っているのも現状なので…この設定には納得です。
(でも罵り合いはちょっとやり過ぎかなぁ)
疑心暗鬼になってしまった受け。
麻薬関連の事件要素も絡んでくるので、どうなるん?!とハラハラ。
「それとも?」のセリフがこんなところにつながってくるとは!
バー入店時のページで確認したら、ホントだ、言ってる…芥さんすごいなぁ…。
大型犬がいろいろ出てくるので犬好きとしても大満足です。
マイナス点をあえて挙げるなら、警察モノであるため文字数が多くて読むのに少し時間かかってしまったことぐらい。
<その他 良かった点>
・攻めがちょっと残念イケメンポジなのもイイ!
・温泉えいちもお座敷えいちもなかったのが意外で良い
(ただ一緒に寝るという描写はレアで貴重)
・えいち中の攻めの表情はどれも100点満点でした
某巨○作品のキャラに似てるのは芥さんあるあるなので無問題!
こういった警察モノBLお好きな方は同著者の「出世の花道」もぜひ。
(ていうか表紙も色とネクタイ引っ張る要素がリンクしてる!)
<注意点>
ケンカップルをお求めの方には不向きです
ケンカップルと見せかけて、劇物的イチャ甘でした…!!
警察庁のキャリア×ノンキャリ刑事の組み合わせと聞いて、
同じく刑事が主人公の「出世の花道」のスピンオフ?と思いましたが、
違ったようでした。
版元さんも違うし、そりゃそうか…。
職場よりも先にプライベートで出会い、
惹かれ合って恋人同士になった昴と巌谷でしたが、
お互いにすっかりベタ惚れになってしまった後にまさかの職場で遭遇!
警察社会での同性愛はご法度で、
キャリアである巌谷の将来のために別れることまで考える昴でしたが、
巌谷から「バレないようにめちゃくちゃ喧嘩しましょう!」と提案され…。
そうして“犬猿の仲のひーくんと昴さん”が出来上がったのでした。
職場では熾烈な舌戦を繰り広げる二人ですが、家に帰ればバカップル!
互いを「ひーくん」「昴さん」呼びをして、
昴への愛ゆえに変態発言が炸裂してしまう巌谷(笑)
そんな二人の激甘プライベートを知っているからこそ、
二人の犬猿の仲擬態も、こんなこと言ってるけど実は裏では…と
ニヤニヤしながら眺めておりました♪
途中、昴が巌谷との関係が事件解決のために仕組まれたものなのでは?と
疑心暗鬼になってしまうも読者としては巌谷のベタ惚れぶりは承知の上なので、
どしっとした気持ちで見守っていられました。
ラストでは事件に巻き込まれた昴と助けにやってきた巌谷との会話音声から
二人の関係が同僚にバレてしまいますが、こうなったら寧ろみんなに知られて
盛大に祝われて欲しい…とそっと期待を膨らませてしまいました。
とにかく最初から最後まであまあま尽くしで、糖分過多な1冊でした♡
芥先生初読みです。警察モノ好きなので興味を惹かれまして。
現場では犬猿の仲の2人が実はらぶらぶバカップルという温度差がコントみたいで笑いました。
仕事ではねちねち理詰めする巌谷がひーくんになると甘やかしスパダリで。
新堂はバリバリ叩き上げの刑事なのに、彼氏をひーくん呼びする甘えっ子になるのがおもしろすぎる。
お互い大好きなんだけど、2人の関係がバレたくない新堂の理由が別れたくないとかではなくひーくんのキャリアに傷をつけたくないというのが愛だな〜と。
そんなやりとりだけでなく、2人が最初に出会ったことが偶然だったのかと昴が疑問を持ち始めサスペンス感が出てきてよりおもしろくなりました。
昴が不安になるような利用されたわけではなく、ひーくんは捜査の一環であのパーに行ったってことでふよね。温泉も。そこはさすがキャリアの巌谷なわけですし。
で、2人の出会いは本物で必然だったと。よかったよかった。
ラストの科捜研の弥彦が超GJでした!
「ひーくんと昴さんの実戦練習」が練習になってなくておもしろかったです。
犬猿の仲で有名なノンキャリアで警部補の昴とキャリアで警視の啓明が実は恋人同士というラブコメです。
恋人同士であることを隠す為とはいえ、容赦なく喧嘩する姿とお互いを「ひーくん」「昴さん」と呼び合ってイチャイチャする姿のギャップが凄くて本当に同一人物なのかと混乱してしまいました。
昴がクスリを飲まされて襲われた時はハラハラしました、啓明が助けに来たのでホッとしました。
警察としての仕事もしつつ、恋人として悩んだり旅行をしたりとボリュームたっぷりで楽しかったです。
同じチームの弥彦に付き合っていることがバレて終わったので、続編を期待しています。
ebookはトーン修正ですが、基本的に見えないように描かれてました。
