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誰にも理解されなくても、この関係は祝福でした。
1巻40P、2巻43Pです。
奥田先生のXかそうでなければシーモアの試し読みかのどちらかだと思うんですが、発売当時1巻の半分くらいまで読ませてもらえて、続きが読みたすぎて。
普段単話はあまり買わないのですが、心を掴まれてしまい我慢できずに購入しました。
表紙も素敵です。
人が死ぬし人を選ぶ闇のBLなのですが、少しでも気になられたら是非試し読みしてみてほしいです。(今は試し読みのページ数が少なくなっていたらすみません。)
Kに支配されていた坂滝ですが、タイトルの通りKの支配者は坂滝だった?というお話でした。
常人には理解できない思考と行動に狂気すら感じましたが、こういうネジの飛んだキャラクターとお話を描いてくださったことが嬉しかったです。
奥田先生は可愛らしい作品もお描きになられますが、ダークなお話も描き続けていただけるととても嬉しい。
Kと坂滝のことも驚きましたが、弟は実は...弟と刑事さんは...?など、後半は情報が詰まっていて色んな意味で驚きました。
このページ数で纏めるのは難しそうなお話なのに、短編をお描きになるのもお上手です。
Kが最後までKとしか書かれておらず名前が出てこないんですが、小説のような表現だなと思いました。
ミステリアスで好きです。
好みの作品なんですが、健康体の人間が3日排尿しないのは可能なのかという点がどうしても気になってしまって星1つ下げています。
プラグに詳しくないのでなんとも言えないんですが、排泄はなんとかなりそうだけど排尿が.....水分を取らなければ或いわと考えたけど、3日水を飲まないのは命の危険で無理だし。
モヤモヤしてグー〇ル先生で検索したんですが、欲しい答えは見つかりませんでした。
可能だと分かれば萌2です。
面白かった、それに限る。
100ページにも満たないのに、ここまで人を惹きつけるのは素晴らしい。短いからこそレビューは見ずに読んでほしいてす。
タイトル通り「Kの支配者はどちらだったのか」を読者に考えさせる作品。読み手によって解釈が分かれそうだ。一つ言えるのは、互いに感情の奴隷であったということだろうか。死してなお相手を縛り付ける感情。仄暗くてアンハッピーでも、一般的な恋慕でなくても、それは確かに2人だけの理想の世界であって、闇BL好きとしてはたまらない。
余談だが、Kと聞いて思い出すのは某近代文学小説の登場人物。彼もまた色恋に、他人に、そして自分自身に振り回されたことに絶望して自殺した。意図があっての名付けなのかと思うほど彷彿とさせる。
資産家の息子Kの不可解な死と、そこから明かされていく同居人坂滝との関係。自殺を主張する坂滝を警察は当初容疑者として見ているけれど、次第に見えてきた真相は想像を絶するもので…。
一見歪な2人の関係だけれど、そこにあったのは究極の愛。周りに理解などされなくても、2人だけの空間で発酵し完熟した狂気の愛はどこまでも純粋で。本当の支配者は誰なのか…その結末に心奪われて呆然とした。
これはまた忘れられない物凄い作品に出会ってしまった。奥田枠先生お初だったのだけれど、他の作品もすごく読んでみたいと思った。
先生のメリバは初めて拝見させていただきました。もぉ、凄くやばかったです。最初から攻めが自殺というとんでもないワードからはいるというメリバbl漫画は斬新だと思いました。Kは果たして支配してたのか?それともされてたのか?今だ読んでも分からないです。でも、何回読んでもやっぱり分からないんです。それぐらい、満ちたメリバは初めてです。最後はkの弟と刑事が恋愛?みたいな感じで終わり方だったのでとても良かっ斬新でした。
2024年末に発売されたこちら!
表紙の黒……からも伝わるように闇闇闇!!
とってもダークで救いのない話でした。
読む人によってはもしかしたら解釈が変わるのかもしれませんが、タイトルに唸る作品です。
全寮制の中学の同級生だったKと坂滝。
こんな事はおかしいと最初は思っていた坂滝ですが、オナニー管理から始まり、射精管理、排泄管理……と生きる上での全ての事をKに管理される生活を送るようになります。
そこで起きた『Kの自殺』
坂滝はあくまでKは自殺であり、自分は何もしていないと否定しますが……。
次第に明かされていくKと坂滝の関係には、尋常ではない2人の関係性とお互いへの強い執着を感じました。人によってはメリバ、バッドエンド、はたまたハピエン……と感じる方もいるかもしれません。
タイトルにある『支配者』とは果たして誰を指すのか。読者に判断を委ねるエンドで、嫌いじゃないな〜と思いました!
血や拘束具、貞操帯などがしっかり描かれているので苦手な方は注意が必要です。
電子白塗り
