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夜明けの唄 7

yoake no uta

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表題作夜明けの唄 7

アルトノウル
18歳、エルヴァの世話をする青年
エルヴァ
26歳、海の化け物と闘う巫子

あらすじ

「早くエルヴァ様と
 いろんな所 行きたいな…」

アルトの出自を知ってもなお、彼の想いを信じ、受け入れたエルヴァ。
互いのぬくもりを恋しく思いながらも、アルトは自らの身体のことを知るため、
そしてレティは島の秘密を知る祖父に島民の解放を要求するために、
共に一時のあいだ島を離れるのだった。

しかしレティの一族のもとには、エルヴァが深く傷つくことになった元凶
シヨンの兄が出入りしているようで…?


拡がる墨痣と迫る脅威、緊迫高まる第7巻!

作品情報

作品名
夜明けの唄 7
著者
ユノイチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
シリーズ
夜明けの唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784868460190

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46

4.3

(13)

(8)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
55
評価数
13
平均
4.3 / 5
神率
61.5%

レビュー投稿数6

沈黙を貫いてきた島の闇夜が明けてくる日を信じたい

いよいよ全ての謎が解き明かされ、黒海の血を引くアルトの身体の真相究明と島からの解放エンドに繋がっていくかと思ったら、まぁ……そうは簡単にはいきませんよね。

アルトが向かった島外の世界でも、エルヴァが残った島の世界でも、混乱と騒動に見舞われピンチに次ぐピンチのオンパレード。早く何もかもが終わって安寧の日々が訪れてくれよと願わずにはいられませんが、秘密裏に真実が塗り潰されてきた年数を考えると乗り越えるべき壁は非常に大きく、読者側にとっても堪えどころの多い7巻でした。

島民からぶつけられた不穏因子の増大と爆発は、世界史で見たような魔女狩りの描写さながらの光景で、悪魔討伐に駆られる島民の行動原理がおぞましかったです。集団心理も働いてか、無敵となった島民たちの姿はまさにお前たちの方が悪魔そのものではないかと言わんばかりの様相で、秩序と理性を失った島民の荒ぶる怒りに恐怖でした。
革命のステージのようにも見える混沌とした状況は、島の中から何かが変わり始める第一歩かなと思うものの、あの島民たちの様子ではうーん…今後の自浄作用に期待するには頼りないかも。エルヴァの側にはアルトもいないし、アルトも島民たちから敵視されちゃってるしで、早くこの動乱が収束して欲しいと願うばかりです。

アルトはアルトで悪趣味な狩りゲームに巻き込まれ、物語の本旨からハズれ気味では?と思ったけど、エルヴァの仇を一個討った意味では大きな収穫だったと思います。もう7巻……まだ7巻と捉えるかは、物語の全貌がまだ見えていないため判断が難しいところですが、少しずつ2人が幸せになるための土台作りが整ってきてると信じています。

個人的には、マニエリとスシュカが上手くいってくれないかなとか、別の関心事も湧き上がってきて楽しみがより増えました^ ^
シリアスなシーンの中にも、コミカルな掛け合いでふっと緩む緊張と緩和のバランスが良いのもこの作品の良さですね。今は離れ離れになっているアルトとエルヴァが、再び触れ合える日がくるのを待ち侘びています。

0

読むのに時間がかかるし やっぱり描写キッツい。でも作品としてスゴすぎる

上がってくるレビューで☆5が少なかったので、心して読みました。
もぉ波乱万丈ですよ…皆さんも心の準備して読んでください。
でもほっこりシーンもちゃんとあります。

欧米での長年にわたる赤毛差別はれっきとした史実ですから、レティの生い立ちは説得力がありました。
ここで彼女の親類などが一気に登場しますがご安心を。続柄だけ "ふわっと" 覚えればokです。

飛行機を怖がってたアルトが、エルヴァの「覡たちの無念と苦しみを…」と言ってたのを思い出して表情が変わる。
「彼らを助けたい」と言うアルトの目を見て信じてくれたノア。
親族会議でスカッとジャ○ン的なアルト。
やっぱりこの作家さん好きだわ…と思った矢先、いきなり巻き込まれたハンティング…
これだけは無理。胸糞すぎる…また、罪もない人々が容赦なく○されます。
さらにクズすぎる村人たちによる悪魔(=黒海のなり代わり)狩りでニナたちも…
これらの理由から☆4にしようとしました。
でも…そう、長男はあんときのクズなんだよ…!(5巻24話参照)
作品としての完成度が高いだけでなく、こんなに心を揺さぶられたBLは久しぶりなのでこの評価としました。

シヨンは黒海とのハーフである我が娘に触れられないの?
結局黒海ってなんなのさ?とか、まだ謎は謎のままですが、少しずつヒントが散りばめられている気がする。

<その他>
・「ふんじばる」って方言かと思ったら標準語!
相変わらずBLって勉強なるわぁ~…(しみじみ
・コノエはアセクであることが判明
・マニエリがやっぱり可愛いだけじゃなく今回はさらにカッコいい!もーまじでスシュカとくっついて欲しい!
・ノアの写真の渡し方よ!すき!

一つビックリしたのが、日本における創作のお約束というか業界の慣習では、法的リスクを回避するために実在の企業名や商品名を伏せますが、本作では全~部そのまんま。
実名を使うことで「フィクションだもんな…」と萎えたりすることなく本作の世界観が保持されるので、作者さんの意気込みが感じられてすごく良かったです。

0

く…苦しい…でも手に取るのを辞めれません。

本来、BLも少女漫画もハッピーエンド至上主義です。
展開がツラくて、読後の精神状態に悪影響を与えられる系は、決して手に取らないのですが。

そのため主役2人の純愛に萌えても、毎回新刊が出る度に読もうか悩んでしまうシリーズなのです。

それでも前巻を読み、これ以上は酷い展開は来ないだろうと期待していました。

それなのに‼ それなのに‼
読後の今、激しいダメージを受け立ち直れないでいます。

あんな、クソ過ぎなゲーム要ります⁉
散々助けてもらっていた島の人たち、勝手過ぎませんか⁉

ここまで来たら幸せな結末を見ないと収まりがつかないので追いかけますが、この怒りをどこにぶつければ良いのでしょうか…。

特にバルトロとサフィアの2人は、未来永劫許しません(怒)‼

0

島内、島外どちらもハラハラの展開でした!

島外へ出てレティの家に向かったアルトたち。
そこでシオンの兄バルトロに初対面!
エルヴァ様を傷つけた因縁の相手ですが、このバルトロがクズ男で「ゲーム」と称してアルトを危険に晒します。

一方、島内もニナやシオンが島民から追われ、エルヴァ様も暴走する島民を阻止するべく、それを追います。
こちらも緊迫感があり手に汗握りました。

まだまだ黒海のこと、痣志の広がる理由、アルトやエルヴァ様の体のことなど、謎のままですが、少しずつヒントになりそうな事柄も散りばめられていると思っています。
ドキドキしながら読了しました!

続きが気になります!

1

離れ離れのエルヴァとアルト、それぞれ波乱の展開に

今回はアルトがレティ達と島を出て、飛行機でレティの実家に向かうところから始まります。
6巻をざっと復習して読んでみました。
7巻ももちろんまだ終わらず、どうなる⁈というところで終わりました。以下ネタバレあります。

まず一読して、このお話、一体どこに向かおうとしてるんだろう…みたいな気持ちになってぼんやりしてしまった…評価難しい(;´Д`A
再読しつつレビューします。

まずは今作は、エルヴァとアルトはずっと離れたままなので、BL的展開は薄いです。
アルトはレティの実家絡みで、エルヴァは島で、それぞれが波乱の展開となり大変な目に遭います。

まずはアルトは当初の目的通り体を検査してもらう。するとなぜか腰に墨痣が現れていて、他にも異常があり…。アルトは黒海が怒ってる?と推測してたけど、どうなんだろう?これはわからないまま持ち越し。
(しかし黒海ってほんと何なんだろう?エイリアンか何かか?( ˘•ω• ).。oஇ)

レティ達は島で見つけた秘密を一族に話し、島の人間を救いたいと伝える。現当主のレティの伯父は了承したけど、これも本気なのかどうか…ちよっと怪しい気がする。この件も持ち越し。

レティの従兄弟甥のノアが新キャラとして登場。アルトと同い年の18歳。初めはアルトに嫉妬してたけど仲良くなってきて、ちょっとほっこりするキャラでした。

一方島では、領主シヨンの妻ニナと従者バジルの黒い目が見られて、悪魔狩りのような騒動が始まってしまった!
3人で逃げるも追い詰められて…という展開が大変心苦しかった…。
ミカの時もそうだけど、この島の人たちって、ちょっと暴力性が強いというか…残酷すぎる気がする。他者を傷つけることを喜ぶような描写が多くて、読んでいて辛くなります…。

そしてかつてエルヴァを虐待していたシヨンの兄バルトロは、レティの実家から支援を受けて、島を出て暮らしていた。
こいつがろくでなしで、後半アルトがとんでもない悪質なゲームに巻き込まれることに…。
ここは読んでいて、何でこんなことになんねん!という気持ちになった…(´д`|||)
ラストはアルトとバルトロが対決。この二人、体が丈夫すぎん?汗
結局バルトロは逃げたので、また登場して酷いことするじゃ…。でも確かにエルヴァはアルトがバルトロを殺すことは望まないだろうな。
今回はジュノが大活躍で格好よかった!!

ラストは島で悲しい展開になりおしまい。またまたこの後どうなってしまうんだろう…というような内容でした。

先生が本の袖に「だいぶ終点が見えてきたところ」と書いてますが、読み手としてはあんまり見えてこないw
本作はそののんびりペースについていこうと思ってるので、次巻はどうなるのか、また気長に待とうと思います。

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