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長らく抗争を続けてきた梅崎組と相賀組の手打ち直前、相賀組の男が刺された。犯人を匿ってると思われる韮沢を梅崎組の若頭加賦は拷問するが、絶対に口を割らない。韮沢はかつて加賦に命を救われずっと彼の下で学んできたけれど、ある時から外へ出されていた。韮沢の真意は…?
生まれたての雛鳥が初めて見たものを親と思うように、加賦に憧れ執着する韮沢。そんな彼にどうしようもなく心揺らいでしまう加賦。極道の男たちの熱くヒリヒリした関係がたまらない!
媚の凶刃シリーズの始まりの1巻。血に塗れた激情の物語は全てここから。表題作以外の短編2作も読み応えがあった。
盲目ワンコ韮沢が狂信的な一途さで加賦への愛のためだけに生きている。
そんな韮沢を可愛いと思いながらも上に立つ者の責任があり、ずっとは手元に置いておけないと悩む加賦。
大人な男はセクシーフェロモン出過ぎてます。
若頭の髪型と携帯に2008年臭を感じましたがそれ以外は、目元、体つき、からみ具合、全てパーフェクト!
「ストーリー×絵」で面白さが何倍にもアップしています。
暴力シーンが多くハラハラしますが、同じくらいセクシーな裸ん坊シーンもあり期待を裏切らないです。
媚の凶刃①を先に読んじゃって
こちらに戻ってきました。
このお話を短編として描いたら思いの外連載になっちゃったんですね、あとがきによると。
だって魅力的なキャラなんだもん、担当さんも続きを!ってなるよ、そしてその催促してくださってありがとうございます。
めちゃ大好きが詰まったシリーズです。
こちら、拷問シーンから始まります。ラブホのSMルームで目隠しで首枷に手足縛られて左手甲にタバコの火を押し付ける根性焼きが複数個……。
痛みでは自供しないと判断した加賦は部下に命じて
性的な辱めにあわせます。
お尻にバイブとアナルパール、乳首にローター、ちんにもおもちゃの三点責め。
興奮した部下が思わずぶちこみそうになるとそれにはブチギレる加賦さんがオモロい。
結局、韮沢は庇う為に口を割らなかったんではなく加賦に目を合わせて欲しかっただけだと〜!
マヂコイツはイカれてるぜ。
そんで、そんな愛の告白されて速攻濃厚なキッスのお見舞いをする加賦もイカれてる、韮沢に。
はぁ、デロンデロンに愛し愛されな加賦と韮沢の話がこの一冊まるまるだと思ってたら半分しかなかったのでガッカリしてしまいました。
幼馴染再会モノとリーマン再会モノの2作品。
コッテリの後だったので、物足りなく感じてしまいました。
それよりも、あとがきページに描かれていた4コマ漫画の方が面白かったです。
お友達と電話中に「今ヤクザの話描いてる」って言ったら「パンチパーマ×パンチパーマ⁈」って言われて「それはパンチ効いてるね!」ってオチの話。
その一コマにほんとにパンチヤクザ2人の絡みが描かれていて面白かったです。
紙本とシーモアとW持ち
どちらも同じ修正。細い白線修正でほぼ見えてます。
3作品ともかなり前の作品なので古臭さはありますが、味があって良かったです。
1作目極道物。
試し読みの時点では痛い系かと思っていたのですが、ガッツリ甘々でした。予想外。最後のオチも凄く良かったです。
2作目幼馴染再開。
EDになってしまった主人公が病院にいくと、医者になった幼馴染に診察されてしまう話。
こちらも話のはじまり方は暗めなのですが、終わる頃にはラブラブ甘々でした。
3作目リーマン。
隠れゲイのリーマンが飲み会で恋人ができる話。短いですがエロくて良かったです。
私のように媚の凶刃〜Xside〜から読み始めちゃった方へ
このシリーズは①媚の椅子→②媚の凶刃1巻2巻→③媚の凶刃Xside ( ‘ が付いてるのが全年齢版)→④SMOKE媚の凶刃3 の順番の様です。
こちらの①媚の椅子(びのいす)は、読切と前後編の加賦さんと韮沢さんが読めます(1冊の半分強)。
時間軸はXsideより少し前で、女のキスマークから「媚びた様な目付きが…」のシーンも少しあります。
読切なのでいきなり拷問椅子から始まったりと急です。
私は極道やヤクザのテーマに全く興味が無いのですが、男を中心とした世界の闘争で忠誠心や盾になることを明確に提示されるので、加賦さんと韮沢がいるからこの世界観は重く魅力的で面白いなぁと思いました。
加賦だけに見せる韮沢の顔がもう可愛くて甘くて。顔も体つきも性格も男らしいなか、犬の様に夢中で女の様に求め慕うギャップがすごい。加賦相手だから敏感になるのが可愛い。台詞もシンプルでいて強い。そんな韮沢に絆される加賦も男前。池先生の爆高な画力とコメディや甘さの匙加減が最高です。
他の短編も読み応えありますがやっぱりこの二人の余韻が凄まじくて、とても楽しめました。