我らが麗しの姐さんに、乾杯!!

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表題作龍の右腕、Dr.の哀憐

橘高清和,指定暴力団真鍋組二代目
氷川諒一,明和病院内科医,姐さん

あらすじ

我らが麗しの姐さんに、乾杯!!
男姐がいる眞鍋組の恋愛事情が明らかに!?

――眞鍋組の男は組長に従って男と結婚するべきだ!?明和病院に勤める美貌の内科医・氷川諒一の恋人は、幼い頃から知っている寡黙で愛しい一面と、暴力団眞鍋組組長の顔を持つ橘高清和だ。藤堂組との抗争が一段落ついた眞鍋組の一行は、ホストクラブ『ジュリアス』を訪ねる。そこで男姐がいる眞鍋組組員の知られざる苦悩が明らかになる。一方で、清和の右腕・リキの過去を知る男が現れた!?

作品情報

作品名
龍の右腕、Dr.の哀憐
著者
樹生かなめ 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
龍の恋、Dr.の愛
発売日
ISBN
9784062865708
3.4

(13)

(2)

萌々

(3)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
44
評価数
13
平均
3.4 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数3

右腕メイン

藤堂とのゴチャゴチャした騒ぎ(そう、抗争というよりも)が集結ということで、一回軽いの入れとくかという雰囲気の巻です。
てなわけで、サブキャラにスポットが当てられております。
最近ちょっと出番が減っていた、清和の右腕・リキのお話がメイン。
男にもモテてしまうというノンケにはお気の毒な立ち位置なのですが、今回はその辺りはお笑いも交えつつシリアス展開もございました。

リキがなぜ本名も家も家族も捨てて、『リキ』という清和の盾となる人間になることとなったのか。
そしてリキを愛す、将来有望な警視庁キャリアの正道(名は体を表す…)という存在。
男をも狂わせるリキの存在が罪なのか、どうにも彼に惹かれる人間たちは過激です。
またしても氷川、拉致られてます…
リキの決意もありますが、あまりに周囲が総ホモ化しないためにも、リキには踏みとどまって頂きたいです。
個人的好みとしましてはやはり年の差になるリキ×大輝(ホスト)が押しですが、我慢します。

1

龍の右腕

リキさんて凄く素敵です。清和くんほどじゃないが、モテモテのモテモテなのがわかります。

大輝くんも捨てがたいが正道くんも捨てがたい。
リキさんとくっついて欲しいという意味で。

奈良千春先生の描く大輝くんが可愛いし、正道くんは美人だし。
やっぱり、正道くんですね。リキさんはどうしてそんなに頑ななんでしょうか。

信司くんは不思議っ子だけど、リキさんてミステリアスで一番の謎な人物な気がします。(龍シリーズの中で)

本当に何を考えてるかわからないところとか。その辺がモテモテのモテモテなんでしょうけど。

清和くんもリキくんもかっこいいけど、一番は京介くんです。
うん。ヤクザになるなら、姐さんこと氷川先生の舎弟でお願いしたい。

氷川先生の舎弟がどれくらい増えるか楽しみ。

祐くんも良いキャラしてます。

0

姐さんのジェラシー復活!

このシリーズは、奈良千春さんの挿絵ということで読み続けています。
私はどうしても氷川の女々しい嫉妬が好きになれなくて・・・(好きな方がいらっしゃったら、ごめんなさい。)
今回もその嫉妬に清和たちが引っ張りまわされるという感じです(--;)
また、私は任侠物には任侠らしい展開がないと物足りなく感じてしまうので、評価は「中立」ということにしました。
特に任侠物らしいものを求めていなければ、相変わらず沢山の個性的なキャラたちが、それぞれの個性で楽しませてくれているので、クスッと笑うところも沢山あるんですが。

今回は、リキの過去がちょっと垣間見れます。
一代目松本力也、2代目リキ、そしてその二人の親友だった新しいキャラが登場します。
また祐が3冊ほど前から活躍しているのですが、そのせいでリキの活躍が目立たなくなったのが気になります。(今後、祐が取って代わるんだろうか?)
リキが結構好きな私としては気になるところです。

1

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