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表題作龍の懺悔、Dr.の狂熱

橘高清和,20歳,真鍋組二代目組長
氷川諒一,30歳,清和の嫁で内科医

あらすじ

明和病院に勤める美貌の内科医・氷川諒一の恋人は、暴力団眞鍋組の年下の昇り龍・橘高清和だ。組同士の抗争の日々のなか、氷川が望むのは清和の無事と平穏な日々だったが、清和が自分との約束を破ったことを知った氷川は家出同然に和歌山の山奥の病院で働くことに。帰ってこない痺れを切らした清和は自ら氷川を迎えに行く。一件落着に思えたのも束の間、ふたりを待ち構えていたのは、清和
の妻の座を狙う美女の集団だった!?

作品情報

作品名
龍の懺悔、Dr.の狂熱
著者
樹生かなめ 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
龍の恋、Dr.の愛
発売日
ISBN
9784062868761
3.6

(8)

(2)

萌々

(1)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
29
評価数
8
平均
3.6 / 5
神率
25%

レビュー投稿数4

久々にラブラブ♪

和歌山の山奥出向騒ぎから戻った氷川と清和の前に
家出氷川に反省させようと企む祐が、清和も知らない内に氷川の荷物を眞鍋ビルから運び出し、二代目姐候補の美女を揃えて出迎えた所から、
また清和を奪おうとする美女達とのドタバタ攻防戦が始まります。
(京子の時ほど酷くはないですが)

ただ今巻では、暫くぶりに ずっと氷川と清和が一緒にいて会話も多く、
珍しく(苦笑) それなりのHシーンも(爆)恋人らしいシーンも、挿絵付きで複数回、描かれています!
近年の樹生かなめさん的には、相当頑張ってBL路線に戻してくれた感じです。(^o^; どこかから読者の要望指摘がやっと届いたか?(笑)

それでも★-1なのは、
またも 奈良さんの氷川先生イラストが残念だから(T_T)
清和はまだ良いのですが、麗人たる氷川がモブキャラの女達並みの適当さで、のりペタ髪なのが我慢できません;;
せっかくのバスルーム立ちバックHも、艶っぽくない…(ノ><)ノ
何とかもう少し、以前の憂いある美しい表情・絵柄に戻してください!!
と、繰り返し訴え続けます!!(>人<)

4面カラー過去表紙絵付きSS折り冊子付属。
2ヶ月連続刊行という事で次巻にも期待してみます♪

0

箸休め的な

氷川がやっと清和のもとに戻ってきたと思ったら、そこに待ち受けていたのは2代目組長清和の妻の座を狙う魔女のような女たちでした。 それをけしかけたのはもちろんあの佑。 まぁ氷川が家出して大変な思いをしてきたのは解る。 嫌味も込めて氷川の事も姐さんではなく氷川先生と呼び始めるし…。 ですが氷川、その佑の嫌味も受け流すもんだから周りの組員は音無き悲鳴。 そんな魔女軍団から逃れるために2人そろってお伊勢参り。 そこでの2人は一時の幸せ感を味わってました。 こんなラブラブな2人がもう少し読みたいけどすぐに次巻が発売で、さてどうなるかな。

1

祐(嫁候補)vs氷川

最近このストーリーは何処に向かって行ってるのか
よく分らなくなってきてます(^^;)
清和と氷川この2人のラブラブが読みたいがためだけに
買い続けてるようなものかな。
なので今回は久々に2人の長い時間が読めたのでいいか。


和歌山の僻地からようやく清和くんのもとに帰ってきた氷川。
だけどそこに待ち受けていたのは…。
祐が清和の為に用意した2代目組長姐候補集団。
既に氷川がいるじゃないかと思いましたが
姐さんの務めを果たさない氷川に対しての嫌がらせなのか…。


橘高さんや安部さんの兄貴分やら弟分らの娘も参加してるので
そう簡単には無下にできないこともあり
そのウザイ集団から逃れるために
そして清和くんが嫁に逃げられたという噂を消すために
2人仲良くお伊勢参り。

ここでの2人がラブラブでいいよね~っvv
相変わらず氷川のペースで進んではいますが
清和はそんな氷川が大好きだし!
それに幸せすぎて涙する氷川が今回は凄く可愛く思えたよ。
氷川からキスしてなんてセリフが出るとは?!
2人きりでの場所でならともかく、周りには大勢の人々。
それに清和くんの口から俺の女房ってセリフが何度も出てきて一人萌vv

と、この2人のラブラブを久々に楽しんでたけど
やはり邪魔が入るようでして…。
今回の集団の中で一番の候補とでも言いましょうか
清和くんにお熱過ぎるおバカな女のせいで
警察まで出てきて清和くん連れて行かれるし
氷川が他の男に剥かれるシーンもあったりで
おいおい祐、ちょっとオイタが過ぎませんか?
そして祐のシナリオにもなかったマトリの登場もありで
そのまま10月に出る次巻に続くですかね。

どうせ10月にすぐ出るなら2冊同時発売でもよかったのに!
だって続きが気になるんだもの。

1

氷川が可愛そうになってきた

主役2人のラブラブはとても良かったのですが、祐の氷川に対するお仕置きにやり過ぎ感が…
さすがにちょっと引きました…
結果的に眞鍋の兵隊たちは妨害を受けて怪我を負ったし、もし助けが間に合わなかったら氷川は大変なことになっていたわけで。
いくら策士といえども博打すぎるシナリオでは?
そもそも氷川が和歌山からなかなか戻らなかったのは、清和が氷川の信頼を裏切ったのも大きな原因のひとつであり(実際、清和が藤堂を殺したら眞鍋組としても後々大変なことになるし)
氷川は上司に逆らえない立場であるし、そういうのを誰も理解してあげないというのもなんだかモヤモヤします。
ヤクザで一般人ではないから理解できないと言ってしまえばそれまでですが、何だか今回は氷川に対する祐の気持ちが薄い気がしました。
最初はただの嫌がらせで氷川には姐でいてほしいんだろうなと思っていたのですが、結局は2代目姐は誰でもいいのかと。
氷川は眞鍋のみんなを大事に思っているのに、氷川が姐じゃなくなったらどうでもいいのかな、とか、清和が氷川に惚れてるから従ってるだけなのかなとか、そういうモヤモヤが湧き上がってしまうので、もう少し祐を含め皆が2代目姐は氷川じゃないと嫌だという描写が欲しかったです。
一応、あれでも氷川は清和が腕を切られそうになった時に助けだしたり、清和死亡かと思われたときに組長代行をやったりして役には立ってるし、他の姐候補の女性達には出来ないであろうことをやってのけたわけで。
それに、自分に群がる女どもに強く言えない清和もなさけないし。男らしく氷川への愛をビシッと明言してほしかった。
花音のやり方が胸糞悪いし(橘高と兄弟分関係の娘なのにあんなこと許されるのか?)、なんとも後味の良くない読後感になってしまいました。
次巻で挽回できるといいのですが。

1

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