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愛する者のため氷川、立ち上がる。
前作『龍の愛人、Dr.の仲人』で、姐さんの活躍によりロシアンマフィアのウラジーミルから桐島の元へ無事戻った藤堂
という所のその後の平定話というのでありましょうか?
きな臭さはあれど、姐さんが主人公の本作ですからそこはかなり、ホームコメディ的な展開になっていたような気がします。
何せ藤堂がのらりくらりとボンクラなのか腹にいちもつあるのか本当なのか嘘なのか、とてもわかりにくい人でありますので、
ウラジーミルとの関係とか、藤堂に執着する凶悪な暴走族”ブラッディマッド”のヘッド奏多の登場とかの人間関係や清和への憎しみの執着とか、桐島との関係とか
わかりにくい部分はこの本の前に出ている番外『賭けはロシアで』を既読だと、それなりに具体的にわかるかもしれないです。
そうでないと、藤堂という人がぼんやりぼやけて見えづらいかもと思ったのですが。
桐島の元へ戻った藤堂は、もうカタギになり姐さんいわく「桐島の嫁」決定なのですが
清和はじめ眞鍋組の面々は、ロシアンマフィアのウラジーミルの影もあることから疑いの目で見ており、安心はできない。
それを姐さんが持ち前のフットワークの軽さと暴走する核弾頭の強さで、眞鍋組の監視を潜り抜け藤堂へ嫁指南に行くというお話。
嫁とはいうものの、ほんとうの嫁は桐島(笑)
ボンボン育ちで何もできない。ただできるのはワイン選びとチーズを切るだけ。
姐さんに無理矢理包丁持たされて指を切ったシーンでは
「エンコ詰めて清和に送ったらよかった」などという、、、とんでもない腕前を見せておりました。
本当、生活能力はなさそうデス。
ウラジーミルが途中乱入してきて桐島の家がえらいことになってましたが、そこでも語られた賭けの内容。(詳しくは賭けはロシアでを)
何だかゆらゆら~としてふわふわ~として本当に掴みどころがないから、姐さんが持ち前の押しでゴリゴリと進めてしまって正解。
一応の眞鍋との和解をみせるクリスマスパーティーのラストでほのぼのと終わっておりましたが、ロシアンたこ焼きの下りが笑ってしまうのです!
何だかね、このお話における清和君の価値というのが、周囲の卓越したキャラに埋もれて今一つ、巻が進む度に??ってなっちゃうんです。
最初は姐さんが幼児の頃の清和を思い出してオムツの話をする場面などで笑いも誘われたりしていたんですが、清和君寡黙すぎてわかりづらいのなんのって。
一度清和君の心の声だけで話が進むの見てみたいよ(笑)
そして清和の怒りを鎮める手段が姐さんに”パンツを脱いでもらう”事が定番化して、それは前辺りから姐さんが率先してするようになっちゃって、今巻も姐さんの誘い受け。
前巻で中出しOKになり、今回は激しいのはダメ。連日はダメだったのが、連日激しいのはOKになって~♪
眞鍋組の面々は皆タフだけど、姐さんが一番タフだった!
さて、一段落したこのお話。
次はどうなるんだろうか?ひょっとしてこれで完ではないですよね?
あとがきにて、作者様が題名の”愛妻”について述べられていますが、それが面白いです。