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表題作メリーチェッカ

人気ブロガー みやさん(実は作家の山岡睦美)
人気ブロガー塩さんことリーマンの潮見

その他の収録作品

  • だんだん(描き下ろし・番外編)
  • あとがき

あらすじ

昼休みはブログ更新、合コンよりもオフ会優先
――そんなサラリーマン・潮見(しおみ)は、
面白ネタ大好きなテキストサイトの管理人。
ある日謎のブロガー“みやたん”とオフ会で会うことに!
癒し系萌えキャラの可憐な女子高生? と思いきや、
現れたのはなんとクマのような大男で!?
「3軒隣の遠い人」待望のスピンオフ登場!!
(出版社より)

作品情報

作品名
メリーチェッカ
著者
鈴木ツタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
3軒隣の遠い人
発売日
ISBN
9784199604652
4

(200)

(88)

萌々

(62)

(37)

中立

(6)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
41
得点
805
評価数
200
平均
4 / 5
神率
44%

レビュー投稿数41

ワンコ攻め!かわいい!

「3軒隣の遠い人」のスピンオフとのことですが、同僚に出てくるぐらいなので読んでなくても大丈夫です。

主人公の塩さんと攻めのみやさんのどちらもちゃんとした大人同士の恋愛ですね。大きな事件が起きたりといった派手さはありませんが、可愛いらしく何回も読み直すような作品です。読んでるとハッピーになれますよ。

攻めのみやさんが癒し系わんこキャラで大きなゴールデンレトリバーみたいでかわいいなとキュンキュンしました。受けの塩さんも察しが良くてツンデレというか男前というかでかわいい。どちらもかわいい。

鈴木ツタ先生の描くキャラの表情が本当に素敵で、たしかにえっちな描写は少ないけれども表情が色っぽいので満足しました。10年以上前の作品でも全然遜色なくいろんな方におすすめです。

0

笑っているうちに萌え展開

わーい!
「3軒隣の遠い人」を読んだ時、光也の先輩が気になり、レビューで
「あとがきでその先輩のおもしろい設定を書かれていたので、先生のお気に入りなのかな。
「この先輩がクマみたいな乙女系男子とオフ会で知り合うんです」
と担当さんに提案して見事にスルーされていたけどw
そのお話ちょっと見てみたいw」
と書いたのですが、それが実現してうれしい。
おもしろかったし!

あとがきにあったテキストサイトって、ブログのことだったんですね(無知)
だから光也のおもしろそうな話がネタになるので、塩さんはあんなに食いついていたのか。納得。

光也も好きだったので結構出てきてうれしい。

塩さんみたいなタイプはドライで素直じゃなさそう、特に男同士の恋愛なんて進展が難しいかも、と思ったのですが、そこは意外とすんなりいったのでよかった。
自分のことも、みやさんのことも冷静に見た上で、みやさんが素直で正直だったし、受け入れていったのがしっくりきました。

でも、塩さん照れても顔に出ないのすごい。
逆に、みやさんが素直に表情に出るので対照的。
割れ鍋にとじ蓋カップルで相性良さそうですもんね。

ラスト、真っ最中に本名で呼ぶ呼ばないでもめたのもかわいくておもしろかったです。

あとがきの
「おじさんと呼んでいいのは40代からかなと思います」
に私も同感です。

0

塩たん可愛いよ塩たん

表紙のデザインがとても好き!

受けは人気ブログ管理人兼サラリーマン塩さん。テキスト系サイトからのブログ移転で日記好評アクセス数が〜ってくだりとか、塩タソとか、時代を感じます笑

出てくるキャラがみんなBL漫画で見ない雰囲気でとても良いです。特に塩たん潮見!ただのクールメガネではなくて、いい塩梅のオタク的ノリが面白いし可愛い。鈴木先生の絵と相まって色気もあるし、現実にいたらモテると思う。
目を合わせずに「好きですよ」っていうのニヤニヤしてしまう。もう少し付き合った後も読みたかった!

ストーリーはライトなので、楽しく読めます。重い話に疲れた時にぜひ。
スピンオフですが単独で読んで全く問題ないです。

2

確かにこれは、大人の恋のはじまりまで。

この絵がまず、ヤバい。
メガネ、スーツ、このシュッとした感じ。潮見先輩が女にモテないワケが無い‼︎
実際に、同僚に合コンに誘われている。
しかし、よくよく見れば、この鬱陶しそうな前髪の感じ。メガネ。クソキモいオタクにいそうと言えばいそうな感じもしていて。スーツもリアルにもし、くたびれていたら。
毒を吐くブロガーである彼は、お近づきになりたくは無いゾーンの人間かもしれない。
人間観察オタク。
それをものすごくカッコ良く描いてしまう鈴木ツタ先生の魔法。ファンタジー。

シュッとしていて、ちょっと意地悪い物言いをする潮見こと、塩さんは、ともすると「攻め」の様な風貌だったりするのだが。それがツンデレにでも見えたか。みやさんに「可愛い♡」と言われ、
『彼の発する信号(サイン)』にいち早く気づいてしまい、くすぐったくてかなわない、『恋のはじめ』を知ることになる。
そう、これは大人の恋のはじまりを丁寧に綴った物語。
ようやく始まったところで終わる。なので、煽情的な濡れ場も無いし、くすぐったいままに終わる。
本編を流れている時間にしてもきっと短くて。短編を読んだかの様な読後感なのだ。
それがとってもとっても、あのくすぐったくて甘い、焦れをつぶさに感じさせてくれて。
萌えないワケにはいかないのだ。

ひとりの時もやってしまうという、家に入る時のクセ。「ただいまさーん」と声をかけてしまう、塩さんの可愛らしさ。そして、「可愛い」と言われることを極端に照れる塩さんの可愛らしさ。
そんな塩さんにいちいちきゅんきゅんしているみやさんの可愛らしさ。

私は「オフ会」とか行った事ないし、ネットブロガーの世界で繋がっている人たちの事もよく知らないけれど、それが何となくリアルに感じられるのは、鈴木先生がそうなのかなぁ。なんて。
会社の部下の岸本がオフ会を知らずして、「出会い系アプリ」か何かと勘違いしていて。
胡乱げに先輩を見ている。最近では、TVで取り上げられる様な事件よりも、そんなマッチングアプリで結婚したという人の方が多いと聞くので、そういう「出会い方」自体が通常運転になっている様な時代感だ。2011年に発行されたこのネタはきっと近い将来、「旧い感じ」になっちゃうのかもしれないけれど。「恋のはじまり」としては、きっと永遠なのだとも思うのだ。
そして、シュッとしたイケメンである塩さんこと、潮見先輩のそのルックスも。
きっといつの時代も好きにならずにいられないジャンルのイケメンであるに違いない。

0

受けの冷静沈着ぶりが憎らしいけど面白い

 『3軒隣の遠い人』のスピンオフということですが、そちらを読んでなくてもまったく問題なく読めると思います。ブロガー同士のみやと潮見が、オフ会で知り合ったのをきっかけに、距離を縮めていくストーリー。そういう経緯なため、最後まで互いに本名を知らないというのが斬新でした。攻めのみやはオフ会で会う前から、ネット上の潮見に既に惹かれており、出会ってからは益々彼に夢中になっていきます。一方の潮見は、自分との会話の中で時々赤面したりするみやに、好意を向けられていることを徐々に察し、どう接するべきか悩みます。

 特にいいなぁと思ったのが、あまりにも恋人をつくるのに向いてない潮見の性格。淡々と発言するし、人のことは分析するし、もしこんな性格の男性と付き合ったら3日で別れたくなりそうな性格なんです(笑)。でも、みやに紳士的且つ男前という魅力があるからといって、彼が赤面したらそれに感化されて同様に赤面したりするようなキャラじゃないところが、どこまでも冷静で面白いなぁと思いました。みやはホモなのか?といちいち警戒しながら付き合うのが嫌だから、もしイケそうだったら恋人になる前提で付き合おうと宣言する潮見が、本当に潔くて惚れ惚れしました。優男攻めと淡々とした受けの、ちょっと不思議な展開で進んでいく恋愛を楽しめると思います。

1

自分の心の在りかまで分析しちゃう、理知的しぐさ素敵!

オフ会でご本人に会う前、妄想がてんこ盛りになってしまう感じ分かるw(それが半ば悪ノリだというのも)
お会いしたら今度は相手から自分の事について言われた時、ドギマギする感じもすごい分かる(^^)
本作はそうやって出会って、仲を深めてゆく二人の話。
とまどう自分の心を客観視し、舵を切り直しながら相手に真摯になろうと努力する感じがちょっとリアル。

ゲイだから男性を選んだ…などの前提条件が無い方が好みです。
自分はノンケだと思っていた主人公が、好感を持った男性に恋されて「イヤじゃない」と気づくところが特に好き。むしろ先が見えない展開を楽しみにしている感じが、ワクワクしますね。この感覚も共感しました。恋の高揚感を描くの上手い!

バーバリティースに通じるこの作家さん独特のこの語り口、好きだな。

1

ヤバい、めちゃ好きなタイプ(泣)

『BARBARITIES』で話の面白さと美しい絵にはまって評価の高いこちらを読んでみましたが、すっごいよかった〰️、めちゃくちゃツボでした!

自分の気持ちを隠して他人に本心を見せない受けと、そんな相手を包み込むような優しさと愛情にあふれたワンコ攻め…。私のめちゃくちゃ大好きな設定で、これではまらないはずはないわ〰️と読み始めたのですが予想以上でした!

ブログを通じて相手の考え方を知っているにも関わらず、実際に会って会話をしたり、食事をしたり、好きなDVDを見たりと一緒に過ごすうちに、興味をそそられる1ブロガーから、どんどん気持ちが相手に傾いて、自分の感情に疑問を抱きながらもセクシャリティーさえ越えて恋に落ちていく過程がたまらなく萌えました!

いつもは毒舌で塩対応の「塩さん」が「みやさん」の前で時折見せる赤面したりテンパっちゃったりする姿がたまらなく可愛くて悶えまくった1冊でした!

2

主人公の目つきが好きです

鈴木ツタ先生にハマっていたときに、ガガーッとそろえてしまったうちの1冊です。
ただ、「WORK in」が好きすぎてリピート率が異常レベルだったのと、当時は「3軒隣の遠い人」の方が好みだったので、余り印象がなくて…久しぶりに読み返してみました。

「癒し系大型ワンコ」と「鋭い目つきに色気があるツン男」の話でした。
部下(光也)との会話や、ソファで見上げる姿とか、鈴木先生特有の間合いや構図がすごく良いなぁと感じました。当人は真剣に悩んでいるんですが、端からだとちょっと可笑しい。なんかいいよね、こういう恋愛!と思える作品でした。

黒髪、メガネ、目つきが悪い主人公のほのぼの恋愛がお好きな方にお勧めだと思います。

2

じわじわと恋に落ちる塩さんが可愛いv

おっきくて優しい包容力のある熊系攻めって、
私の好みどストライクのはずなのに萌えなかったのは、
みやさんにちょい乙女系が入っていたからかなぁ……
受けの塩さんは、さっぱり系の男前でどっちでもいけそう。

……と、少し私の好みから離れたキャラクターたちだったのですが、
それでも面白く読んでしまったのは、シチュエーションの妙なのか。

一筋縄ではいかない塩さんが、次第にみやさんにハマっていく過程が、
みやさんじゃないけれど、非常に可愛いv
塩さんの思考回路がちょっとリアルっぽくて、
ノンケの人がはまっていく時って、こういう感じなのかなと。

これから始まる二人なのかなという感じで、
もうちょい先が読みたい!
そして、塩さんの部下が気になる……と思ったら、
こちらのお話の方がスピンオフでした!

確かに塩さん、もうちょいおじさんでも十分いけたかも……v
という感じで、もう一押し欲しくて「萌×1」!

2

ギャップ萌えの連続

ツタ先生の作品で1.2番争うくらい好きな作品です。2人とも可愛くてストーリーの流れも良くて何回も読み返して萌えまくってます。
いつもいろいろ考えてる塩さんがお酒入ると可愛くなったりツンデレるとこが好きです。メガネかっこいいけど外しても可愛くてギャップたまりません!
みやさん癒やし系の大きいワンコみたいに可愛いのに意外と押してくるとこもギャップ萌えです。ぶわって泣くとこが可愛いです。好きな相手には色んな顔が出てくるんだなと。
2人の本名が知りたかったなー!3軒隣の〜のキャラも出てきて嬉しい。

2

生まれてきてくれてありがとーーーー

鈴木ツタ先生に感謝します。出会えてよかった作品です。本当に好き…大好き…どんだけ読み返したか。

もう、受けが!ツボ過ぎて!
飄々と、クールに振る舞いつつ本心を出さずにキャラを保とうとするんだけど、そんな塩さんがみやたそに想いをまっすぐに伝えるんですよね…
メガネとかスーツとか大好物過ぎるのにさらにキャラまでドンピシャとか最強すぎるやろ…
色気も物凄いですよね。なにあれ、エロ少なめなのになんであんなにエロいんですかね。匂い立つ色気。

なんていうか塩さんがみやさんに惹かれたのって必然ですよね…すごくしっくりくるカップルなんですよ。
鈴木ツタ先生はほんとうにキャラクター作りが上手い、このキャラはこんな事言わない…みたいな事ないし、なんなら天才か!!!ってセリフ言わせるんですよね…「いかにも喜ばせそうなこと…」のくだりとか、わー塩さんだああ!って、震えましたよ…。
王道のベタな展開やセリフは、それはそれでとても好きなんですが良い意味で裏切ってくれるというか。

願わくばこの2人の続編を描いて欲しいのですが…
五本の指に入るくらい好きな作品なんでどういう形でもいいから読みたいという欲求が…

どなたかこの受けのようなキャラが出てくるBLありましたら教えてください…(切実)
それくらいツボなんです…

16

オトナの男たちが可愛い

大好きな作品です。疲れていて萌えが欲しいなというときにピッタリです。
可愛い作品といったらやっぱり受けが女の子っぽい作品が多い気がしますが、こちらは二人ともいい大人!なのに可愛い。むしろ攻めの方が可愛くて好きです。もちろん受けも好き。
個人的にヘタレ攻めは好きでも苦手でもなく…というかイライラしてしまうことが多かったのですが、これは…これが正解!というくらいハマりました。
絵も線が細すぎず、かといってゴツくもなくちょうどいい塩梅です。

5

ヘタレ攻めに目覚めた作品

この作品、何気に購入したのですが…とても萌えました、良かったです。
ヘタレ攻め自体は特にものすごく好き!というわけではないけれど、なんというか、攻め自身の
可愛さに負けてしまいました。
ヘタレ攻めに興味がない!という方でも楽しめるお話だと思います。
主人公(受け)は男らしく結構しっかりしている性格なのかな?と思いきや、ちゃんと甘えたがりな
ところもあるし、私にとっては新鮮なキャラでしたね。

人気ブロガーという設定も、あまり他に無いように思いますし、そういった意味で物語も純粋に楽しめました。
続きがあれば本当に読みたいです。

3

いそうでいないタイプのツンデレ受け

人気ブロガー同士がオフ会で出会い、意気投合。
友達から徐々に恋人へ…というお話。
ノンケの大人同士故のもどかしさや照れが丁寧に描かれていて、ニヤニヤしながら読める一冊でした。

受けとなる「塩さん」こと潮見は、冷静沈着なリーマンで、その洞察力を活かしブログでも安定した人気を誇る人物。
女の子だと思っていた「みやタソ」が実は大柄な男性だと知り最初は驚きますが、彼の内面の可愛さや優しさを気に入り、友人関係に。
やがて「みやさん」が自分に好意を持っていることを見抜き、自分から付き合うことを提案する…という、冷静な対応がかなりカッコいい人物です。

みやさんと付き合い始める前のセリフが特に秀逸。
「いきなりホモるんじゃないですよ
 そういうことがいつ起こっても
 おかしくないの知ってて
 友達付き合いするんです」
みやさんに対する牽制でもあるし、
みやさんに対して好意はあれど恋愛感情とは言い切れない自分に猶予を与えるためのセリフでもあると思います。
そんな強かなところもある塩さんですが、一番の望みは"気持ちよく友人関係を続けること"。
みやさんに気を遣わせないため自分から付き合うことを提案したのであれば、やはり男前だと思います。

ただ、ここまでカッコいい姿を見せておきながら、その次の話であっさり一線を超えてしまうのはちょっと拍子抜け。
しかも塩さんがわざと誘うようなことを言って…というパターンで、一気によくあるBL的な展開になってしまったのは残念でした。
「大人の青春」というからには、何気ない日常会話から自然とそういう関係に移行していく二人が見てみたかったです。

しかし、その後の塩さんのツンデレ具合は絶妙。
「かわいい」と言われ怒るも、その後すぐ「すいませんでした」と謝ったり、
男同士のやり方を調べる際にはテキパキ仕切っていたり…
「かわいい」等、言われ慣れていない言葉には照れますが、いつまでも怒っているほど子どもではなく、男同士で付き合うことにも協力的。
そこそこ歳のいったノンケ男子ならではの可愛さと頼もしさが表れていて、本当に良いキャラでした。
そんな塩さんにメロメロなみやさんも、癒し系キャラなだけでなく、小説家ならではの鋭さをたまに見せており、可愛いだけではないところが良かったです。

最後にもう一波乱あってもよかった気がしますが、ほのぼのかつ落ち着いた大人カプの話としては、これで良いのかもしれません。

読めて良かったと思える作品でした☆

8

じんわりくる感じがすごく良かった

大人の青春…うーん、いいなぁ〜
っとそんな感じのお話でした。

「3軒隣の遠い人」のスピンオフ作品。
3軒隣の〜の主人公、光也の上司潮見が今回の主人公。
前回の「3軒隣の〜」は絵が合わなくて、
もしかしたらこの作家さんは私には合わないのかも…と思いましたが、
今回はそんな事ありませんでした、面白かったです。
初めて読んだ時は、ちょっと解り辛い感じがあって、
初読みの時はそんな面白いっとは思わなかったんですけど、
読み返してみると「いいなぁ…」と。
面白かったっという言葉より良かったって言葉の方がしっくりくる感じ。
大人の青春。
大人って確かに言いたくない事や隠したい事が嫌でも増えてくる。 大人になればなるほど、臆病になったなーと思う。
でもあなたには言ってもいい…って、
いいなー、この感じ。
でも現実、なかなかこう素直にはなれないんだよなー(って私だけかもしれないけど)。
無理していくのではなく、勢いでいくのでもなく、
ゆっくりとじわじわと恋愛に進んでいく2人、
初めてキスした時に「あーあ」って言ってる所、
「あーあ、超えちゃったなー」とゆる〜い感じなんですけど、
なんかやっと肩の荷がおりた感じ。
この感じが心地よく、じんわりくる感じで好きでした。
読み返せば読み返すほど味が出てくるんだろうなーと思うお話でした。

前作合わない時は思った絵の方ですが、
単純に前作は昇君が私には合わなかったのかも。
今回はクスッと笑える部分もあって楽しかったです。
前作読んでるからか、光也が「彼女みたいな男」の話題に食いついてくる所とか、良かったなー。
後、何も言わなくても解ってるなーこいつってのがカッコ良かった。
まぁ、何故顔に陰が多い…って感じちゃう感はありましたが、
でも今回は全然気にはなりませんでした。
後主人公に戻りますが、最後、最中に本名で呼ぶ呼ばないで揉めたっというのは笑えた。
まぁ〜そのうち呼び合っちゃうんだろうけど。
まだまだスタート地点の2人、
いつかは同棲とかするのかな。
ちょっと続きが読みたい、読んでて癒されるカップルのお話でした。

7

オフ会いいなー!

メイン2人の出会いはブログ仲間とのオフ会です。
初めて会う時ってドキドキするんでしょうねー。(オフ会未経験)
ほらネットだと顔見えないし、普段の自分とは違うキャラにだってなろうと思えばなれますし。
人の印象だって勝手に先行しちゃうかもだしー。
そうその良い例が今回の攻め・“みやさん”ですね!
3日に一度は画像貼り間違えるというドジっ子ぶりで注目を集め、恋愛ストーリーをブログにUPしてファン増量。
サイトのカラーはピンク!
もうあれです、皆さま勝手に可愛らしい女子高生と思い込んじゃいます!(途中で可愛らしい清楚な女子大生にクラスチェンジw)
いざ会うとー表紙左の頭1つ分飛び出ちゃうような大きな男性!
でもブログの雰囲気通りのふんわりとした優しい雰囲気の人なのです。
“みやさん”の正体明かさないように自然と緘口令が敷かれてのオフ会レポも面白いw

塩たんのキャラも良い!
もうねー普段は毒舌キャラなのに、テンパったり何気ない部分に可愛い要素があったり!
「ただいまさ~ん」なんて可愛すぎでしょ!
“みやさん”はそれ聞く度に照れてるしwww
1番可愛いって思ったのはやっぱりあそこ!
「結構何でもないもんなんだなー」からの“みやさん”による「かわいい」発言でテンパる塩たん!
そして更にそんな塩たん見て「嫌われたのか」とパニクって泣き入る“みやさん”w
そんな“みやさん”見て慌てまくる塩たん。
でお察しの“みやさん”が塩たんなだめるシーンが!!!
もうここ好き(*´艸`*)

ってかオフ会仲間も面白い人揃ってましたよー。
ハレンチ軍曹www
かわいい感じの人なのに自作エロゲ公開中ってwww

4

”ちょっと片想いに似ている”からはじまる。

『BARBARITIES』がとても良かったので
ちるちるユーザーさまのレビューと評価を元に
こちらの作品を手に取ってみました。

ネット上で趣味の合う人たちとの交流を楽しみ、
たまにリアルで会って、共にお酒を飲んだり遊んだり
ネットに戻ったら、またそのことをネタに日記を嗜む...
そういう話は現実的にありそうなこと。
そこにツタさん流・BL要素が加わるとー?

人間観察を得意とするポーカーフェイスなリーマン・塩さんと
そこにいるだけで癒しオーラに包まれそうな作家・みやさんの
恋心がいつ起こってもおかしくないのを知った上で関係をはじめる、
ほのぼの観察ラブストーリー。

このお話は何と言っても、塩さんのキャラが秀逸です。
眼鏡の奥の鋭い観察眼で即座に他人の内側を見出し
面白可笑しくばっさり切るようにブログに投稿している彼が、
自分のことや自身の好き嫌いに関してはジャッジが渋く
対象をきちんと知った上で判断する、というところがすごく良くて。
こういう性格があってこそ、みやさんとの関係の魅せ方に
輝きと味わいが倍増されているように思います。

BLを読んでいると、当たり前のように男性同士が恋に落ち
心情的にも、大凡とんとん拍子に進む物語が多い中、
塩さんとみやさんはお互いに好意を持ちながらも
『ちょっと片想いに似ている』という意識からはじまり、
いつ発展してもおかしくない友だち付き合いをスタートさせます。
その後お互いの中の気持ちを確認した上で、”恋人”まで到達する、
そんな関係性が、キャラの個性を活かしつつ丁寧に綴られていて
読んでいる間中ずっと、気持ちの良い楽しさで満たされていました。

肌色は控えめなものの、
ポーカーフェイスに隠された塩さんのデレが最強に可愛く
萌えもしっかり用意されており、
この物語がすごく好きだなあ~、と
読後、じわじわと温かい感情が押し寄せてきました。

塩さんの後輩(彼が主役の今作のオリジナル作も気になる!)や
ハレンチ軍曹がイイ味を出していて、脇役たちも素敵で面白かった♪

BLってやっぱり良いなあ、と改めて思える
そんな鈴木ツタさんワールドにすっかり夢中です♡♡

4

ネットという仮想世界と現実の恋

初作家さんです。(多分…)
今作は、オススメされて読もうと思いました。
オフ会から始まる恋…という話です。
私もオフ会大好きなので、もう興味津々で
読ませてもらいました!

ただ……自分がオフ会に結構行くだけに、
それと比べてしまいそうでレビュー書きづらいなぁ…(笑)

ブロガー仲間のオフ会とかあるんですねー。
うおお、凄い! 人気ブロガーが集合したら
凄いことになるんだろうなぁ……。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

人気ブロガーが集まって、オフ会をしてみたら、
清楚な女子高生と思われていたブロガーが
実は、癒し系の大男だった…という冒頭から始まります。

えぇぇぇ!?
初対面ですし、ネットだけのつながりなんですから、
そういうこともありますよー。

ストーリーですが、HN塩(受け)が
オフ会でHNみやさん(攻め)と出会い、
飲み過ぎて、次の日気がついたら、
ベッドの上でふたりきりで寝ていました。

ここで惜しいのが、ふたりとも服を着ていたこと!
うおおお、裸同士だったら、
「何かあったんじゃないか??」
「ひょっとしたら、抱かれたか、抱いたか、どっちかを…」
なんて妄想するんですが、
ちゃっかり服を着ていました。残念…。

ストーリーは、皆人気ブロガーなので、
オフ会レポは、みやさんの正体を明かさないように
微妙な箝口令が敷かれました。
いいなぁ、このネットの雰囲気(笑)

塩のブログも大爆笑モノです。

それにしても、みやたんの雰囲気。
なんか、最初からゲイだったような気がするのは
私だけだろうか。
しかも、1回会っただけなのに、
主人公の塩に目をつけている……ような気がします。

みやたんの嬉しそうな態度に
自分も嬉しいと感じてしまう塩。
そして、いきなり「恋人同士になるかもしれない」と
いうこと込みで、友人同士になることに。
しかし、もうこれはみやさんは、
この時完全に塩に恋してますよね??
ここまで期待を持たせてしまっていいものだろうか?
(ー'`ー;)う~ん・・・・

しかし、その直後、酔っ払った塩(受け)は、
雪崩れ込むようにして、みやさん(攻め)に
組み敷かれてしまいます。
えええ、塩、案外軽いの??

でも次の日、みやさんに、
「昨日は可愛かった」と言われ、塩は我に返り、
「調子に乗らないで下さい」と帰ってしまおうとします。
「可愛い」という言葉は、塩にとったら地雷だった
みたいですね。
結局、みやさんにあやされ、帰らないことに。
ああっ、もうラブラブじゃないか。
付き合っちゃえよっ!

そして、ここからが見もの。
みやさんが、「昨日、僕、下手でしたよね…?」
とか話を蒸し返すんです! しかも、
「だって僕、今までうまくやれてことなくて…」
うああああ、なんてカワイイ台詞!
こっちがうまく言葉が紡げませんよ!

塩は
「男同士は初めてだから、いろいろふたりで調べて
 協力して、やってみよう」
と、いうことになります。
うわわわ、なんてカワイイやりとり!!
どんどん、イケイケ! と、応援したくなります。

そして、塩からみやさんに愛の告白。
「好きだから、付き合います」

みやさんの本気の涙。
嬉しかったんでしょう。

塩からの告白で、物語は幕を閉じます。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

ネットを通じ、オフ会を通じた
不器用な恋愛ストーリーでした。
リアルという現実世界、ネットという仮想世界、
それを行き来する男同士。
全てが未知数で、特に塩は何から踏み出せばいいのか
分からないといったところが、可愛かったです。
(あ……「カワイイ」は地雷だった)

でも、美味しい場面がいっぱいありすぎて、
どれから語っていいのか分からないほどでした。

でも、どんな美味しい場面も
「あと一歩踏み込んで欲しいな」思わせる感じでした。
踏み込まないのが、鈴木ツタ先生の
いいところなのかもしれませんが。

正直、エロシーンももっと具体的なところまで
描いて欲しかったなぁ……。
これではあまりにも分かりづらい。
「え、ほんとに最後までヤったの?
 それとも途中まで?」
みたいな感じで、そんなことすらも分からなかったんで。


これからは、ツンデレ塩を、癒し系のみやさんが
大きく包んでいってくれることでしょう。

3

題名の響きも良い


本作大好きです!
好きな理由を考えてみて、個人的に体格差好きだけれどそこばかりじゃなさそう。

題材も、安定した絵柄も良い良いですが潮見さん視点からの人らしさが大きい。
人らしさといって、まあまあ人って面倒だよねと思うこともありつつ、人っていとおしい!と思わせてくれる感じがよかった。
いい人、なみやさんに対し、ひねくれている風の潮見さん。
でも悪い人じゃないからみやさんに好かれるのだろうな。

疑ったり、迷ったり、そういうことが恋愛観からだけでなく自己の性格から生まれるものとして書かれているからいいのかなと。

それでいて惚れ惚れするほど男前なのがよくて。
そういう、どちらかというと"負"な潮見さんをむわ〜と愛しちゃうみやさんは大正解だと思います(笑)外見がハマり役で、大事だと思い知らされました。
舞台も現代的というか浸透しやすく、新鮮な気持ちで読み進められました。吸収しやすいというか、成る程成る程と思っている内に二人にときめく。

更なる先も読みたい二人。

推し!
鈴木ツタさんが気になる切欠になりました。これからもこういう作品に期待しています。

3

癒し系の萌!

この話は、スピンオフ作品なんですね。前作は読まずに読みましたが、全然大丈夫でした。十分面白いし、萌えられます。

攻めのミヤさんがほんと可愛いです。ヘタレワンコ素敵です!受けの塩さんが「ただいまさん」と言うと、ミヤさんが顔を赤くしたり、遊びに誘うと凄く喜んだり、ノーパンな塩さんにドギマギしたり…兎に角可愛いです。

受けの塩さんが、男前でカッコいいのも好きでした。とは言っても、自分のことを素直に口にできないところや、物事を斜に構えて見ちゃうところとか、勿論欠点もあります。それを認められるところが男前。

大きな問題(喧嘩とか嫉妬とか)はありませんでしたが、最後まで全く飽きずに楽しめました。私は、こう言う雰囲気が好きなんだなぁと改めて実感です。

4

よかったです!

元々webで試し読みをして、気になっていた作品です。
絵も設定も好みで、試し読みをした感じだと話も好みっぽいなあと思っていたのですが、期待以上でした。
ホントに良かったです。
わたしは基本的にエロはいらない方なので、丁度良いな〜と思いましたが、多分他の人は少ないと感じると思います。
また、主人公(受け)も魅力的なのですが、攻めがホントに可愛いです。ワンコっていうんですかね…すごく可愛いんですよ…ほんとに。
それで、その攻めに絆されちゃう受けもいいですね。
ほのぼの、可愛くて癒される作品でした。

9

キャラクターが魅力的

あらすじにもあります通り
「3軒隣の遠い人」待望のスピンオフとなっております。

逞しい体躯に反して温和な性格で気遣いの出来る攻め(作家)
口悪く厳しいけど頼りになる先輩の権現のような受け(リーマン)

この2人が一緒に過ごす様子を見て
きっと読者は、思わずによによしてしまうと思います

3

色々リアル

自分もオタなので、題材が身近なので起きた事も(オフ会云々。ちなみに変なHNつけてそれをオフ会で呼ばれて可哀想な人を何人も知っています。※自分含む)受けの考えてる事も「ああ、分かる、分かる。こういう人、男女問わずいる!」という感じで、気軽に読めました。
会った事ないけれど、ネットでずっと知っていたら初対面でこういう事になっても可笑しくないのかもしれません。
思い返してみれば、恋愛じゃないですけれどお友達になるのもこういう感じじゃないですかね。
オフ会あった後の書き込みに対する浮かれ具合とか、昔を思い出して懐かしくなりました。

攻が大型わんこ癒し系なので、私はとても好みです。
作中でも「癒されるだけなら友達でいいのに」それでもそれ以上を求めてしまうのも、よく分かるのでじんわりきます。

3

ホームページを持ったら…

 テキスト系のホームページを運営している潮見は、塩さんとして活躍しています。不思議なもので、そのホームページに書き込みをするようになり、書き込みの内容がおもしろいということで注目されている「みやたん」。みやたんはどんな人なのか、注目が集まるオフ会当日に、みやたんはやってきます。清楚、女性などという推測はあっけなく崩れてしまいますが、それでも私は彼のことが憎めなかったです。(笑)みやたんは、どことなく愛嬌があって、人なつっこいのです。みやたんは、その夜酔った塩さんを自宅に泊めるのです。それからも二人の交流は続き、自宅で映画を見たり、お酒を飲んだりと、友人としての交流止まりなのです。いつ恋愛に発展するのかな?などと思っていると、意外とすんなりとみやたんと塩さんで関係を持ってしまうのです。

 Hシーンはほぼ無いに等しく、私には読みやすかったです。オフ会、ブログ、管理人など、インターネット上でサイトを運営する方は大変だろうなとか、オフ会で実際にお会いするときの気持ちなどが興味深かった一冊です。

4

ノーパン+Tシャツ跨ぎで激萌え

ツタさん祭り大開催中です。

『3軒隣の遠い人』に出てきた、光也の会社の先輩が主役と言うスピンオフのこちら。
買わずしてどうする、という事で読みました。
前回、上記作品を読んだ際は、全4話通して私の好みでは無かったのですが。
……この作品での巻き返しが半端じゃない!

ブログを通して毒を吐き、書きたい放題書いて大人気を博すHNシオこと潮田と、癒し系ブログで人気爆発し「女子高生なのでは!?」と思われているHNみやのお話。
ネット内だけではなく、オフ会も開き仲良くなった仲間内での飲み会。実はみやも来るとの事で期待感はしたくなくても高まるばかり。
待ち合わせ場所に向かう途中、電車内でとある男を見掛けて――と進んでいきます。


分かり易いキャラ設定+ブロガーの2人、というのがとても面白かった♡
毒舌を吐くシオだけれど、地の性格もどちらかと言うとツンとしているタイプ。
みやはというと、おっとり加減が滲み出るブログそのままの、優しさとほんわかの塊の「男」!
きっと少し性格的に潔癖に近いシオなんだけれど、みやと居るとそんなものどっかいっちゃってる。
誰かいたら寝れない筈なのに、ぐっすり朝まで同じ布団でも違和感なし。
そんな事をネタにブログをアップすると、(読者はみやを女の子と思って居るから)今流行のブログ大炎上!(笑)
何がいいって、そういう所までの細かい設定が面白いのです。

二人で過ごす事が楽しくて、でもシオの性格上、それを表に出す事はしない。
何かを我慢しているのか、それとも出す自分がむず痒くて許せないのか。
一方、みやはそんな事お構いなしに、シオへの好き好き感が出てしまっている。
それを汲んで、シオは「そういう事を含めて付き合おう」と提案するのだけれど、ドツボと深みに嵌っていくのは本当は……?という展開にゾクリとするのです。

空気を読まないのって、実は物凄く強いものを持っているのと変わらないと私は思うのだけれど、
「かわいいと言われたくない」
と言うシオに対して、
「それ以外の言葉が見つからないからなぁ」
と言って、心底可愛がるみや。
少し前にヒンヒンみやは泣いたくせに、『あぁこの人もテンパってたんだなぁ』と切り替えてスグ理解してあげた後の「それ以外の言葉~」は、シオに対してのみ通用する、『空気読まないなコイツ』という人間になる訳です。
けれど、それは全てみやが一歩も二歩もシオの先を読んでての言葉。
何も考えずにほわっとしていてそうで、実は素直じゃないシオの考えを読み取ってくれる強者なのです!

そして……最後のとどめと言わんばかりの「アレ」。
そう。
シオ、ノーパン+Tシャツで、みやの上に跨る構図……!!!
やばすぎですよ……もう一気にアレに持って行かれた(笑)
それまでツンツンするシオの可愛さをあまり感じなかったんだけれど、アレで一気に好きになりました〃
さすがツタさん、萌えツボをおさえてらっしゃる(*ノωノ)

何だろう、これ。
この作品、何度でも読みたくなってしまいます♡
(特にノーパン辺りを何度でも・笑)

5

現代的な設定、かわいい受け

一体、「メリーチェッカ」って何?という疑問から手に取った本。
実は人気の高い鈴木ツタ先生ですが、初読みです。

なるほど、こういう設定なんだ!
ネット社会の今の時代ならではの設定が描かれていて、まず上手いなぁーと感心。

書かれた文だけでしか知らないけれど、この人好きだなー、とかイヤだなーと思う事は
実際このちるちる上でもありますよね?
そして、もし実際にそのいいなぁと思った人と会う事になったら…
そんな期待や、気恥ずかしさ、そんな感覚と、恋がうまくブレンドされています。

キャラも面白い。
塩たんこと潮見の、クールに斜に構えているのか、
素直で照れ屋なのか、分からないというか両方というか、そんな感じが可愛い。
みやさんが「可愛い」とつい言ってしまって、怒らせるのもよく分かる。
下半身すっぽんぽんでシャツ姿の塩たん、いいなぁー。

しかし、お互いに本名を知らなかったなんて!
これも、ネットで知り合った間柄だとよくある話で、最後にまたクスリ。

読み終わって知ったのだが、これってスピンオフなんですね!
作中でいい味出していて気になっていた後輩君の話だそうですので、
前作も読んでみますー。

6

オフ会で仲良くなった人いますか?

女の子だと思った相手が男の子だった、あるあるウェブネタ。
そんな始まりの、ゆる~いお話でした。
みやタソは美少女と言われていたけど、実は背の高い癒し系の男。
色々ツボに入った潮見はネカマ(?)のみやタソ(山岡)と徐々に親交を深め・・・。

塩タンはあんまり表情が出ないのと、理詰めで考えたいタイプで、更に白黒つけたがる人でした。
知り合いのゲーマーさんたちにそっくりで、いるいるこんな人、と思いながら読んだのでした。

ちなみに私は逆バージョンなら経験したことあります。
オンラインゲームで男の子キャラで、すごく良い人に出会い。
キュンキュンしていたんですがすぐに女の人だとわかり^^;でもオフ会でお会いしてもやっぱり好き!
もちろん恋愛対象としてという意味ではなく、お友達という意味で!(当たり前じゃ!)
その人といるとすご~く癒されるんです。なんなんですかね。

潮見じゃないけど、私もそう簡単に心を許すタイプではないので、
気を許せる人の存在って本当に貴重なんです。潮見の気持ち、分かるなぁ。

こちらの作品の場合、山岡(みやさん)の方には最初からラブの気持ちがあったみたいですけどね~(笑
ほほほ、お二人さん、お幸せに~。

8

ツンデレ加減が絶妙

「3軒隣の遠い人」を読んだ段階では、この作品で主人公になっている潮見先輩はもっとこう、人当たりがいいというか、ちょっと軽めで面白い話題に食いつく人という印象だったんですが、この作品では結構毒舌でシビアな性格になっている気がしました。
しかもかなりクールで感情が表情に出なくて物事を斜に見るところがあります。
そういう人が自分のペースを狂わされていつもと違う焦りとか、感情の浮き沈みを感じる様を見るのは私にとっては新鮮で面白かったです。
いい感じにツンデレで(無駄にツンデレではないと言いましょうか)、ここまで素直に心の中では感じているのは珍しいんじゃないでしょうか。
そういう相手を拒否するんじゃなくて、自分の感情にも真っ直ぐ向き合えてる潮見に好感を持ちました。
後輩の光也とのやりとりも面白いし、もちろん攻めの宮たそ君はほんとに萌キャラで癒されました(笑)。

0

ドキドキ オフ会

私は田舎者なので オフ会という代物に行った事がありません。
こんな感じなのですか??
楽しそうだよ。
ハレンチ軍曹!!!
名前が素晴らしいセンスです。ブラボー!!
オタクの集まり行ってみたいなあ。
もしかしたらハレンチ軍曹に会えるかも!
皆すごすぎてついていけないかもな。
美少女ブロガーと聞いて ドキドキだったのに・・・。
その残念さに 笑ったです。

初めての本名プレイ ぜひ!!燃えるよ~~!
爆発するよ!
鈴木ツタ作品は 平和です。

3

転げまわりながら読んでしまうほど萌え

これはときめきました!!
毒舌ブロガーで普段もわりと冷静な感じの塩さんが、超癒し系大型ワンコみやさんに心ひかれていく様子がもう可愛くてたまらなかった!!
塩さんはツンデレといえばツンデレなんだけど、かなりオトコマエな性格。
それに察しが良くて、みやさんの自分に対する好意を感じるに当たり、意識しすぎて無表情が保ててないのが・・・読んでる側としてはニヤニヤポイントでした。
ふたりともしっかりと自立したオトナ(性格的にも)なところもよかったです。

冒頭の電車のシーンが何気に印象に残ってて好きです。あとやっぱりエレベーターのシーン!!そしてあくる朝のシーン!・・・って好きなシーン多すぎですねw
エロはあっさりなのに色っぽくてドキドキしましたw

番外編読んで初めて気づきましたが、そういえばずっとこのふたりハンドルで呼び合ってましたねw
Hのときでもハンドルネーム呼びって改めて考えるとシュールだなーw
真っ最中に本名を呼ぶかどうかのアレは結局どう解決したのかとっても気になりますw

あとやっぱりハレンチさんが気になってしかたない!

4

さっすがツタさん!

「3軒隣の遠い人」を読んでから気になっていた潮見のお話です。
いやー、面白かった。

普段は毒舌でツンな潮見なのに、宮たんといる時だけはどうにも普段通りでなくて。
宮たんの持つ空気感にやられているというか絆されていくようなところがあって。
非常にかわいいです。
宮たんはまっすぐに潮見を好きだけど、意識してる度合いでいえばどうにも潮見の方が大きいようで。
何かと恋愛方面にとらえがちだったり。
そして、潮見は何かと男前。
キッパリというかスッパリとというか。
友情以上のものを感じながらの交際宣言も、最後の告白も、途中の2人でリサーチしましょうのところも。
そういう面ではバッサリ。
照れとかそういうのはなく、ある意味、白黒つけましょうみたいな。
ああ、かっこいい。
あと、寝起きのシーンがどれも好きですv

そして、描き下ろしのラストの攻防。
これまでずっとHNだから本名で呼ばれるのに対する気恥かしさみたいなのは当然ですが。
かといっていつまでもHNってのもねぇ…。
なんか本名で呼ばれたら潮見は激しく乱れそうで非常に見てみたいですvv

お話としてはほとんどえろなしなのにガッツリ引き込まれてしまいました。
さっすがツタさん!!
これもCD化しちゃえばいい。

2

キャラづくりがうまい~!

鈴木ツタさんて、手駒が豊富というかなんというか、どんなキャラも絶対にモノにしてしまいますよね。
作家さんによって、ツンデレ描くの上手いけどヘタレ描くのは下手だなァとかその逆とか、色々思わされることもあるんですが、ツタさんにはまったくといっていいほどそれが無いです。
たぶんツタさん自身が幅広い萌え趣味の持ち主だろうと思うのですが、見事に全方位隙無し!って感じ。俺様も!ツンデレも!ヘタレも!乙女も!なんでも!かんでも!

で、今回は大型のヘタレワンコ攻めと、毒舌のツンデレ受け。の、斜め上系かな。とくに受けはかすかに女王様なニオイもあって、そのへんにいるベタベタなツンデレ受けとは一線を画してました。
可愛い。可愛い。とにかく萌える。
ぐるぐるモノローグがいちいち楽しくて、そこに唐突なんだけど納得のいくセリフの秀逸さが加わって、私の萌えツボがぎゅうぎゅう押されまくりでした。
先にレビューされた方も似たようなことを書かれてますが、「このキャラがこんなことを言うとは!」という意外性って、意外なだけじゃ萌えないんですよね~。意外だけど説得力がなくてはいけない。たとえ意外でもセリフがチグハグだとキャラに説得力がなくなって萎え要素になってしまうから。ツタさんの繰り出すセリフの数々は、必ずそれを満たしてくれるんですよ。

あと脇キャラですが、ハレンチ軍曹が素敵。こういうストーリーとは直接的には関係しないコネタの面白さって、ものすごく大事ですよね。

1

続編希望

『3軒隣の遠い人』のスピンオフと聞いて、てっきりお光也の兄ちゃんかっ ( ゚д゚ )クワッ!!ってなりましたがチガタ。
はいはいはいはい、あの人気ブログマスターの先輩ね。いましたね!
てか、あとがきで「先輩と乙女くま系」って書いていらっしゃいましたよね!
そうか、編集さんからお許しが出たのですね~。GJですぞ。
しかしいいですね大人の青春。
お互いそういう感情を持ってるってわかっていながら、友達からいきましょう宣言ってのが面白かったです。新しい。

塩たん(先輩)のツンツンデレ具合も良かったけど、お相手のみやさんの大きな草食系動物なとこがたまらなく可愛かったです。これか~乙女くま系って!いや、くま実は獰猛だっちゅう…きっと最初はもっともっさり系をお考えだったのでしょうね、乙女でもないし。
どっちかというと、癒し系大型ヘタレワンコです。ワンコといえば年下と決めつけてましたが、実際のところみやたんと塩たんはどっちが上なんだろう。んで、どっちが攻めなんだろう。

先輩と光也の会話もいちいち笑えました。「ふっ」「イラッ」って(笑)その2コマだけで会話が成り立ってるとこが、ツタさんだな~。
唇や手のアップだけで雄弁に語るとこなんて、毎度感動しちゃいます。

1

ツタさんの作品で一番好きです!

「3軒隣の遠い人」が未読でも、全然イケるんじゃないでしょうか。
もちろん既読の方がちょいちょい楽しめますが。

なんといっても、塩さんの顔に出ないけど動揺してるってのが
めちゃくちゃ良かったです!!
近くにこういう人がいたら、結構付き合い辛いんでは…;

でも、みやさんがあんなに優しくて癒し全開だから
バランスとれちゃうのかな。

酔っ払ってパンツ買いにコンビニに行く途中の
エレベーターシーンがものすごく印象的でした。

「いかにも喜ばせそうな事いいやしませんよ」って
肩に置かれたみやさんの手をふりほどきながら…。
あの表情!!!!色っぺー!!!!
みやさん、すごいタイミングでキスしちゃいましたね…。
ナイスでした(笑)

塩さんの言うとおり、
相手が動いてくれたら逃げ道できますものね。
「俺がきっかけつくったわけじゃない」って。
相手の所為にしたいけど、嫌じゃない。
なんだかわかります。

でもなんだかんだで
「酔ったいきおいなんて恥ずかしいでしょ」って
ちゃんと次の日言っちゃって~!こら、塩!!
えらいおっとこ前ですね…。
「やり方ググって下さい」とかサバサバしてるし…。

本当にいいキャラしてます。塩さん。

もちろん、みやさんも良かったですけど、
これは完全に塩さんが持っていってしまった作品でした。
(いいとこ、を)

もっと続きが読みたいです。
ツタさんのリーマン…最高ですね。

しかし脇キャラのハレンチ軍曹…、
あんな可愛いのに…ハレンチって…。
しかもオフ会の後ブログで「俺のマグナムが」って…。
こういうギャップも大好きです。




2

いやいやみやたんかわいいよw

鈴木先生のサラリーマンってなんでこんなに萌えるんだろうと毎回思います。

ネットで有名人同士のオフ会開催。いざ会ってみると女の子だと思ってた子がガタイのいい男だった!

表紙のメガネの方が塩、もう一人がみやたん。女の子だと思われてたのは名前の通りみやたんです。
オフ会で潰れた塩をみやたんが介抱。で、朝起きたらみやたんの家にいた塩。

この一件からオフ会を抜きした二人の交流が始まります。

なぜかみやたんといるのは居心地がいいと感じる塩、だってみやたんは塩が好きだから。
それに気づいた塩は前向きな提案をします。

「(みやたんの好きという感情を含めて)そういうの込みで付き合いましょう!」

自分から言い出したのにも関わらずまんまとハマってしまうわけです。
塩のマイペースさとみやたんの癒し系スマイルにほんわかさせられる作品だと思います。

二人のえっちぃシーンがもうちょっと読みたかったな!

3

予想のはるか上をいく

めっちゃ面白かったです!
ツタさんは一癖も二癖もあるような性格のキャラがほんとに得意ですね!
主人公の心理描写がほんと愉快!
こういう人いるよな~と思いながら、そんな人の思考回路を垣間見ているようで、フィクションであることを忘れそうになりました(*´∀`*)

漫画において、心理描写のモノローグが良し悪しの決め手になることが多いです。
いかに、自然に、ナチュラルにそのキャラを表現するかってのがもろ分かりですから、
このキャラだったら、物事に対してこう思考して、こう行動するだろう、っていう読者の感覚とズレると違和感になるし、かといって、簡単に先が読めるような展開じゃあ萌ないわけです。
なので、読者の予想のさらにその斜め上を行くようなキャラを確立するのはとても難しいと思います。

その点、この作品の塩(受)に関する描写は秀逸でした!!!
もともと、人間観察が好きで勝手に他人の行動を妄想するのが趣味という設定なので、自分の気持ちについてもいちいち言葉で説明しようとするんですよね。
だから、ノンケの彼がだんだんと一歩一歩、いい友人として出会った同性のみや(攻)に落ちていく様がまざまざとわかるんです。
まるで他人事のように冷静に恋に落ちて行く姿、ってのがこれほどモエるとは思わなんだ…
不覚です。笑

塩のツンデレ具合も、ツン9割って感じでほとんどデレないのがよいです!!
嬉しいのを顔に出さないとか、思ってることと反対のオーラ放ったりとか、塩の一挙手一投足がめちゃくちゃツボでした!
いざという時に男前な、はっきり物言う塩サマ。素敵です。
エロ要素すくないけど、セクシーキャラでもないのにノーパンで萌させてくれたり、
「かわいい」言われて取り乱したりと、みやさん(攻)じゃなくても翻弄されます。

一方の攻・みやさんについても、塩の相手としてバランスがよく、うまいな~と思いました。塩がキツネ目でツンツン、飄々としてるのに対し、みやさんはタレ目で温和でなごみキャラ。でも、ガタイはデカく、体格差モエという要素もプラスされていて、ほんとぬかりない感じ。

たぶん、この先も可愛く甘えてくることなんてないような塩を、そのでっかい腕でぎゅ~~ってするみやさんを想像するだけで、お腹いっぱいです。
つくづくいいコンビだわ。

あと、『3軒隣の遠い人』のスピンオフってことで、あの仏頂面の後輩・岸本がまた見れたのが非常に嬉しかった…!!!
ビバ岸本っっ!!!
塩と岸本の先輩後輩関係も好きなんだよな~~~(*=ω=*)vv
だもんで、2倍楽しめましたw
(どちらも単体として楽しめるので、前作読んでない人でも問題ないです♪)


これ、続編でないですかね~…??
もっとこの二人のぎこちないけどしっくりくる、イチャイチャっぷりがみたい!
結局、いたすときには何て呼び合ってるんだろ…
気になる~~~~!!(>∀<●)ノ

まだまだ、塩という人物を掴みきれていないので、もっといろんな作品で彼に会えることを願ってます!

3

萌え

新刊自重しなくて良かった!!
やっぱり鈴木ツタさんの作品は格別ですねwジュルリ

ゆる萌え美少女ブロガー×毒舌ブロガー
オフ会で出会った二人は!?
な今回であります。
なんていうかなぁ、この二人のキャラクターがなんかこれまでに無いというか。
凄く不可思議なんだけど、ジワっとグっとくるのですよ。
塩タソももちろんかわいいんだけど、個人的にはこのノッポでユルっとした攻がけっこういい味もってるな~と思ったんだぞ゚(*´∀`)ぬるv
受。通称:塩タソ。毒舌ブロガー。
得意なことは人間観察www毒舌で毒はきなわりに、周りにいじられまくってる可愛いヤツ。会社では厳しい上司なのだが、オフ会で気がゆるみ酒に飲まれてはっちゃけちゃう可愛いヤツ。
歌は歌うがド下手なところがいい。人間できるところばっかりじゃ可愛くない。
今回は攻の隣で寝ちゃったりする寝顔が可愛いいのだが、
本来は一人でいることを好み、あんまり群れるの得意じゃないのだが、攻といるとなんだか・・・・会いたいとかおもっちゃったり、一緒にいたいなとおもっちゃったり。
そして隣に寝てても全然熟睡。
なんだか居心地がよくて・・・あれ・・・・これ・・片思いみたいじゃないか。
そんなジワジワっとくる表現がすごくウマでした。
掌の大きさを思い出すシーン。
これ、けっこう好きだったりする。無防備な寝顔を触るだけってのは、無駄にベタベタやっちゃうよりエロいとおもうのだ。
いつかヤってもいい友達。それって・・・・ハァハァ
真面目かっw
本名プレイ、実はこれをジックリ読みたいとおもうのは私だけじゃないはずっ!!

攻。なんだかんだでいろいろしぐさが細かく描かれてます。
受視点だから余計ですかね、なんかキュっと心臓にくる描写が多い。
こういう緩いキャラってなんかすごく萌えだったりするのよ最近。
癒されたいっ

ん~・・・結論からいうと(イマサラ)
受が攻を好きになっていく様子がじっくりジワジワ描かれているのです。
それがすごく丁寧で心に染みる。
浮いたり沈んだり。どーしようもなくなってしまう塩タソがかわいいのだ。
結局、塩タソがかわいいのだっ!!!かわいいのだよ!!
身体の8割を占めていたランチパック。イマは何割まで攻に制圧されたのかが気になるところ。
エロ弱めなのですが十分です。
贅沢をいえばもちろん読みたいです。

三軒隣の~スピンオフとのことですが
単品でも十分読める作品ですね。
ジワジワと三軒=も思い出しましたw
知ってるとにわかにニヤニヤできるとおもわれます!

5

うおおおおお塩タソ萌え!!!\(^O^)/ハァハァ

お話が好きとか何よりも、私は塩タソにクッソ萌えました!!!
塩タソ塩タソハァハァハァハァ
プライベートでもブログ上でもズケズケ物を言って、さばさばあっさりとした印象の塩タソ。
クールで毒舌。だけど誰からも好かれる不思議な魅力を持った塩タソ。
ハイ、私も大好きですハァハァ
塩タソの魅力は、完全武装した隙間から漏れ出る色気だと思います。
一見隙がないようでいて、実は隙だらけで。
たまに見せる無防備な姿がエロいです。エロイぞおおおお塩タソおおおお!!!
そんな彼が興味を持ったのは癒し系ブロガー・みやたん。
あからさまに塩タソへの好意がダダ漏れなみやたんに、ちょっととまどいながらも、
みやたんの好意が嬉しくて仕方ない塩タソ。
ハァハァハァハァ可愛い…!!!!!
いい歳した大人の男二人が、初恋のように浮かれまくっている姿が可愛いです。
塩タソへの好意を隠さなくなったみやたんは、さらにあまあまでデロデロ(笑)
見た目通りのヘタレワンコっぷりがいいですねw
一方の塩タソも、みやたんのことを意識しすぎて、なんか………見てて恥ずかしいですww
初めてのエッチのときも誘ったかと思ったら、次の日にはツンデレのツンターン降臨!!!!
今までクールで何を言っても響かなさそうだった塩タソの、人間らしい一面と言いますか、
彼がこんなにうろたえるのを初めて見たのでもうものすっっっごく萌えましたよハァハァハァハァ
何でもスマートにこなしてそうな塩タソがこんな恋愛するんだと思ったらもうなんだほんとに可愛すぎるわ!!!!!!
書き下ろしのその後もほのぼのしててよかったww
確かにエッチ中ずっとHNっていうのも…(笑)何のプレイかとwww
そして「先生」「主任」呼び最高だと思うんですがダメですかwwww

可愛い大人二人が可愛い恋愛をしています。
ああ~萌え~~~!
私本当に塩タソが「萌え」というか、男性としてすっごく好みといいますか、
なんかもう塩タソが好きすぎてどうしたらいいですか!!!!!
こんな素晴らしい眼鏡受久々にきましたよ!!!!
あー可愛い可愛すぎるよ塩タソ!!!!!

6

ギャハハハ

 ワタクシ、オタクですので、こういったオタクらしーいやり取りがあると、大ウケしちゃいます。
 オフ会で、それぞれがハンドルネームを言うところとか、声あげて笑っちゃった。妙に共感して。ハレンチ軍曹って!!!!

 他人のことは分析できるのに、自分の感情のこととなるとさっぱりで、ネット社会の住人って感じだったなぁ。塩タン。

 これ、続くのですか?

 えろいなぁという仕草はちょろちょろありましたが、ガツーンとしたのがなく、エロ方面では萌えが少なめ。(私が期待し過ぎかもしれませんが)
 もっとぐちゃぐちゃになった塩タンが見たいわぁ~。

5

無表情なのに丸わかり

「3軒隣の~」のスピンオフとのことですが、このスピン元、結構前に出た作品なので、私、内容まるっきり忘れています。
でも、問題ない、っていうか、関係ない。

ツタさんのリーマン物のおもしろさって、この無表情な捕らえ所のない得体の知れないキャラが、燃えているんだかいないんだかよくわからない、温度のないっていうかむしろ零下みたいな情熱で、彼なりに恋にトチ狂っている、その捻くれ具合だと思っているので、そういう意味で、私の好きな「ツタさんらしさ」全開で、とってもとっても楽しかった。

コミックで眼鏡キャラって言うのは、ままあるけれど、この塩ほど眼鏡が効果的なキャラって滅多にいない。
眼鏡の反射で見えない塩の視線。
眼鏡越しに見える、俯く視線、見上げる視線、そらす視線、、、
大ゴマで見せる計算され尽くした顔の表情のどれもが無駄なく素晴らしい。
必要最低限の背景も効果的。

それにしてもこの体格差は、
ほんと
萌えるわ~

9

一体どう転んでいくのかな?

『3軒隣の遠い人』の主人公・山岸の先輩上司・潮見の物語でスピンオフになりますが、前作読んでいなくても全然OKです♪
人気ブロガーだけに他人の観察に優れていて、察しのよい潮見。
だけど自分の事はそうはいかず、でも相手を客観的に見ることから自分を察することもできて潔い。
対するみやさん、こと人気作家の山岡はそのデカイ図体に似合わないほんわか系のちょいヘタレワンコ。
そんな二人の組み合わせ、潮見のグルグルで進行していって何気にスムーズな展開をしてしまうので、これがまだ1巻ということは、一体どんな展開と決着をつけるのか?
まったくもって先が読めない不思議なお話でした。

とにかく潮見の表情が薄い!
照れたり、笑ったり、うろたえたり、そんな表情の変化は山岡のほうが豊かなのですごくわかりやすいのです。
山岡が潮見を最初から好きだったというのも、オフ会に参加した動機からはじまり丸わかりでしたからww
じゃあ、どうして潮見は山岡を好きになるのか?
それは山岡が潮見が好きだということが鋭い洞察力でわかってしまったからなんじゃぁないだろうか?
確かに、いっしょにいて居心地がよく癒されて、苦ににならないというのは大きい理由だけど、ひょっとして、潮見の察しの良さというのが、実は問題なんじゃないだろうか?と邪推してしまうのです。
もし、これが、山岡が潮見を好きですって言って、それを潮見が意識したことで段々好きになってじゃあ、清水の舞台から飛び降りました!自分も男でも好きになります、あなたが好きです!付き合いましょう~♪
じゃあ、1巻で終わりですもん!
確かに、潮見は男でも平気だったかもしれない。
むしろ男同志のセックスのやり方を勉強しようとさえ考えるくらい冷静だけど、そこに無理はないのか?
考えてしまうんですよねー。
ひょっとして、そういう伏線がふくまれているとしたら、この1巻はすごく意味のあるとても面白い話になるはずなのです!
ただのワンコ×冷静沈着男だけなら面白くない。

そういう意味で、この巻の評価はとっても難しかったです。
まだこれから萌えられるかどうかの導入だと思うんで・・・
厳しいけど様子見ということで中立にさせてもらいます。
期待しています!
潮見が感情をあらわにしてアタフタ、オロオロ、泣くところを!!

5

この作品が収納されている本棚

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