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雑誌掲載時から大反響!! 緒川千世の待望作、ついにコミックス化! 描き下ろしは二人のデート編◇
今のところ三冊全て好みどストライクなため少々贔屓目の評価ですが。
アップテンポで飽きさせない流れはさすがです。
表題作に関しては、受けが、普通にしゃべる時は男の子らしいしゃべり方をしているのに、切羽詰まった状況になると可愛らしいしゃべり方にやってしまうところが本当に可愛かったですね。
今まで女の子と遊んできたチャラ男が、男の腕の中で震えているという状況がとても萌えました。
高校球児の甘酸っぱい話は今までと少し違って読んでいて切ない気持ちに。
リーマンのお話しはとにかく受けがかわいい!!!!メガネをかけずにお礼をいうシーンで萌えて萌えて仕方なかったです。
個人的な好みですが、緒川先生の書く瞳が本当に好みで、目で語るとはこのことか。と思うくらい、目が素敵でした。
と思うくらい緒川さんが好きので、贔屓目になるのは仕方ないとして。
それ抜きでも、十分楽しめる内容だと思います!
好きだと言いつつ、この単行本に収録されている作品全て、雑誌に掲載されていた事を知らなかった私(笑)
「4月に又出る?海王社から?え、いつ雑誌に載ってたの?」
と狂喜乱舞したのはつい最近のこと。
内容を全く知らない状態での購入だった為、期待値はグンと上がっておりました。
◆『誤算のハート』全3話
下半身ユルユルな高校生・三城(みき)と、真面目で硬派な隣のクラスの男子・烏童(うどう)のお話。
二人が話すようになるキッカケは些細な事から。
けれど、付き合って初めて男同士でセックスして、そこからのめり込むスピードは尋常じゃなく速いです。
三城は烏童に抱かれる事で酷い快感を覚えてしまうし、烏童は普段の三城からは考えられない程の震える彼を自分の腕で抱いてしまう事で、深みに嵌っていく。
それは間違いだと首を振りたがるのは三城ですが、結局は全て見透かしている烏童に捕らわれる。
もうそれくらい、今までの三城じゃなくなっていく過程が面白かったです。
一緒に居る事で居心地が良かったのは間違いじゃないし、まさかそれが恋心になるとは……なんだけれど、身体が気持ち良くなって心も持って行かれるなんて、最高過ぎやしませんか(笑)
途中で、烏童のとんでもない兄貴が登場しますが、この人も愛情薄な人……?
あの台詞は、今後の緒川さん作品に繋がるのかどうかと勝手に期待しちゃってますっ。
(※何と烏童兄のお話が前後編で雑誌に掲載されていました!やっぱりあの台詞は伏線なのねー♪)
硬派な烏童も、三城にどんどん嵌ってしまう。
可愛いとか嫉妬とか、後半は烏童のそんな気持ちが大爆発しちゃってます。
元々緒川さんの描く受け男性は、どこかしら女性的な雰囲気があるので今回もソレが健在、という感じ。
時々、出て来る攻めの台詞が『こんな言葉、高校生男子が言うかね!』と思わなくもない箇所は有りましたが(笑)、それを振り切るくらい私は大好きですよ、可愛いし♪
◆『ラストサマーブルース』
高校野球男児のお話。カップルに……なんてなりません!
こういうお話、いいですねー……じんわり染み入ります。
あと一歩のところで甲子園出場を逃す。渾身の一球を打たれた。
久住の神様への願いはそこで絶たれ、後輩の市ヶ谷へ、甲子園への夢を託す。
本当は久住の悔しさはずっと心の暗いところに沈んでいて、それ以上に頑張って来たことに疲弊しきって。
だからこそ、市ヶ谷の熱い気持ちが新鮮だったしずっと見ていたかったんだろうと思います。
この続き、凄く読みたい!二人がくっつくなんて事はなくていいから続きが読みたい!
緒川さんの描くスポーツBL(?)漫画、これからも読んでみたいなぁと思った1作。
◆『無防備な午後』
待ってました緒川さん!初リーマンもの!
やっぱ受けは眼鏡掛けてないとと改めておもった作品(笑)
眼鏡を壊してしまって、同期の営業マン・田町に自宅まで連れてって貰う、企画部鬼主任・大村のお話。
仕事の話なんて全く掘り下げない、ただただ「眼鏡を取りに自宅まで連れてって貰う」だけの内容なんですが(笑)、スーツがまーまー素敵過ぎて目の保養♡
元々線の細い男性を描く緒川さんですから、細身スーツが格好良過ぎて鼻血モンです。
そして、……やられちゃったね鬼主任!そういう意味ですよ!という。
緒川さんのリーマンもの、もっと読みたいです♪
描き下ろし『誤算のデート』も、三城も烏童もお互いに翻弄されて、アオカン上等なお話でした(笑)
バカだなぁ、バカな高校生だなぁ♪
来月もまた緒川さん単行本が発売されるので、今からとても楽しみにしております!
緒川先生の作品を今までに見たことがなかったのですが、表紙がドストライクに好きな絵柄だったので、衝動買いをしてしまいました。
ワクワクしながらページを捲ると、期待以上の内容・絵柄で、すっかりハマりました(*´ω`*)
タイトルにも書いたとおり、個人的にはもっと表題作の二人を見たかったです!!!
話が進むごとに受けくんが、エロくなっていくし・・・。
攻めくんは、相変わらずイケメンだし・・・。
他、短編二つが収録されていて、個人的には
高校球児のお話が好きです。
緒川先生の世界、すごく好きになりました!
面白かったです!
今後も、注目しておきたい作家さんになりました。
読み忘れしていた1冊を読み始める前になんともまんべんなく評価が入っている
作品だと読む前から妙に気になってしまう。
神からダメダメまで評価が分かれていると、読み終わった時の自分はどこかな?
なんて想像しながら読み始めるのもまた楽しいものでした。
そして読み終わったら、私はこの作品はかなり好き、繰り返し読んでもいいかもと
思える内容だったから神評価ですね。
恋って始まってしまったら病気と同じで自分では感情の制御が出来ない感情に支配される
そんな恋する切なさや不安が感じられて凄く良かった。
受けの三城が本気の恋で自身にの感情に混乱してしまう姿や単なる硬派かと思ったら
ヤル事は結構エロかったりする男の色気を感じさせる攻めの烏童。
切っ掛けは悪戯心でその後はマンネリした日常からの脱却みたいな好奇心。
それがいつの間にか本物の恋におちている、感覚的に凄く良かった。
それに面白いと感じだのが普通の男女共学の高校なのに、男同士で付き合う事を
周りが普通の男女の感覚で見ているような自然体と言うか、どこは全然問題じゃない
みたいな作りの作品だと言う事かな、まぁ、ありえないケドね(笑)
他の収録作品も楽しめましたね、高校球児のお話は、どう見ても野球をしているように
見えない怪我をした先輩ピッチャーと後輩との匂い系で、青春だなと感じる。
リーマン同士の話も、会社から自宅までの道中で何かが芽生えるかも知れないと
思わせるような今後の展開も読んで見たいと思わせる作品で良かったです。
この作品の次に出た新作よりも個人的には好きですね。
緒川先生の描く話の瑞々しさが好きです!今度、烏童兄を主人公にしたスピンオフが発売されると聞いて改めてこちらを読み返してみました。
烏童と三城がどうやって惹かれあっていくかという描写はほとんどありません。でも変な違和感は全くなくて、理由がなくても本能的に恋に落ちてしまったんだと思わせてくれるのが不思議です。あと、二人は高校生なのですが「いやいや、こんな爛れてる高校生いないでしょ」というくらい女遊びが激しかったりセックスが上手かったりします。これもまぁこの世界なら有りだなと思えてしまう。
要は、現実味がなくてもグッと引き込まれてしまう美しい世界観が魅力なんです!
女遊び大好きな三城(受け)が烏童に本気になって、不慣れな恋にいっぱいいっぱいになっているところも見ていて可愛らしいし、優しくて真面目な烏童(攻め)が三城の魔性に理性を崩されていくところもいい〜!これからもお互いを翻弄しあって仲を深めていけばいいと思います。
ついでにいうと、三城の華奢な体格とか女好きのくせに感度が良くてめっちゃ受けっぽい体質なとことか、すごいツボなんですよね(笑)美人、ビッチ、お馬鹿な受けが好きな方にはぜひおすすめしたいです!
他に短編2作あります。野球部の先輩後輩の話も切なくてよかったし、リーマンの話も短いなりにまとまってて読み応えがありました。