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う〜〜ん……
一言で言うと「思ってたのと違う」。
表紙から3Pものという事はわかる。
タイトルのイメージは、ちょっと軽め?2人のカレと楽しむ…みたいな。
でも違ってた。
もっと奇妙で。
もっと際どくて。
もっと真剣で。
主人公はデザイン事務所勤務の啓。
社長の芳樹とは10年来の公私とものパートナー。周囲も両家も納得済み。
ある日、中途採用である青年が入社してくる。
芳樹は初めから「啓のタイプだろ」とけしかけてくる…
その青年・昌弘は、芳樹と啓がほぼ同性婚的関係と知っていて、啓に「好きだ」と告白してくる。
しかも、それは挑発でも略奪でもなく完全に「迷子」、啓に縋り付くおさなごのような、仔犬のような。
そこに自らの優位性を確信したのか、なんと芳樹本人が昌弘が啓を抱く事を了承する。つまり、当然優劣順位は芳樹上位だが、1人の啓を共有するような関係性を承認するのである…
これね…私は芳樹が信じられなかった。
3Pがどうとか、恋人をシェアとか、そういう事がどうこうじゃなくて。
これ、完全に啓を自分の所有物みたいに扱ってない?
最初のプレイの時、啓はすごく嫌がってた。芳樹に助けを求めてたのに。
まるで啓をヤらせてやる事が自分の権力の誇示のようで、こういうのは全くもって許容できない。
昌弘は性格の良い子で、それは啓にとっては少しは良かった事だろうけど。
もちろん、啓本人も流されてる。自分もある程度楽しんでる。それは啓にも責任の一端はあると思う。
でも、やはりパートナーたる芳樹が許しているのだから、というのが大きかったんじゃないのかな。
啓大好きの大型犬・昌弘が芳樹の留守中に辛抱できなくなり、啓も流され、その現場を芳樹が見て修羅場になります。
でも私に言わせれば、元々芳樹が悪い。
だから芳樹ザマアの気分もありつつ、続く昌弘への容赦ない暴力と啓への報復的な痛めつけの性交は読んでてキツかった…
なんでこうなった?
割り込んだ昌弘のせい?
許した芳樹のせい?
優柔不断な啓のせい?
ここからストーリーがどうなるのか、と息をつめて読む。
しかし、結末はどうも…私には納得しかねる展開。
芳樹と啓が別れなかったのは本当に良かったと思う。(私は昌弘の行動もイヤなので。昌弘は全然可哀想じゃない!初めから入ってくるんじゃないよ、と思ってる)
だけど。
なんでプラス昌弘の「3人愛」が続くの?なんだかなぁ…
夫公認の間男、ポリアモリー、かわいい弟分だから、そんな感じでいいの?
ラストの3Pセックスに全く萌えは感じられなかった。なんで〜?しかなかった。
3Pモノということに惹かれて買ったのですが・・・
途中から昌弘が可哀想で可哀想で読むのが辛かったです。
倦怠カップルにスパイスを、ということなんでしょうけど、芳樹も啓も酷いなあと。
昌弘は芳樹の条件を随分と我慢していたと思うよ・・・?
あんなに料理もできて、至れり尽くせりされたら啓さんもそりゃあ二人きりになったら落ちるよ・・・。
二人の密会がばれたあとの芳樹の言動はちょっと頂けなかったです。
全ての元凶は貴方じゃないですかと突っ込みたくなりました。
しかも結局は啓さんも芳樹を選ぶなんて!
でもまあ最後の昌弘視点のお話があったおかげでそういう形に落ち着いたのかと、もやもやは残りますけど昌弘も一応は報われてよかったのかなあともやもやは残りますけども(強調!)納得。
・・・どうしてももやもやするので勢いでChara@まで買ってしまいました。笑
そして十月さんの絵が作品のエロさをより引き出していてとっても素敵でした!
(ちょっとだけDV・レイプ表現があるので苦手な方は注意!!)
10年間付き合っている2人の中にもう一人攻めが入ってくるお話。
ですが途中から入ってくる攻めの昌弘君がどうしてもペットというか、2人に愛されている子供みたいに見えてあんまり私は萌えれませんでした。すいません(^^;)
昌弘君一途で可愛いキャラのはずなんですが、なんか展開が進むごとに途中で可哀相に思えてきてしまいました。でも本人がよければそれでいいんですよね♪
結末としてはドロドロとしたものではなく、ちょっとめずらしい3Pものだと思います。
3Pとくれば飛びつく節操の無さに自分で呆れますがw
十年来の素敵な恋人がいるというのに
(しかもその間、紆余曲折があって、もうこの男しかいないと思うのに)
何故新入社員の年下男・昌弘になびいたのか!?と
興味をそそられてしまいました。
が。
いくら芳樹が見込んで、サッカー観戦という趣味も合って
可愛い弟みたいな存在だからと言って
自分の恋人は抱かせないでしょお!!
そして啓自身も、わざと昌弘を挑発するような事を言って
昌弘がビビってあっさり引くとでも??
芳樹を煽れるとでも??
なんだかモヤモヤしてしまいました…;
でも、昌弘自身は好みだったんです。
自分に自信がなくて、いまいち垢抜けない年下の男。
啓に見惚れて、社長である芳樹には逆らえないはずなのに
好きな気持ちを止められず、芳樹の不在中に約束を破ってしまうという。
啓が力任せに同意ではない行為を芳樹から受けた後、
支えようとする姿は健気でしたし、優しさにぐっと来ました。
啓の、昌弘の純真な言葉や態度に惹かれる気持ちに
共感してしまいましたもの。
(やっぱり新鮮味って良いと思うしw)
しかし…円満に芳樹と別れるような事になりながら
最後は温泉で3P……。
あれー???
ええ、“どちらも選べずこのまま…”というのも大好物ですけれども
それまでの出来事は一体…!!
消化不良のまま終わってしまったのが非常に残念でした。
あと、単純に文章の印象がするする来なかったなぁ…という
個人的な好みの問題です。
申し訳ございません;;
十月絵子さんのイラストは初めて見させていただきましたが
表紙がとても色っぽかったです!
3Pや複数設定が好みなので購入。
好みの設定でしたが、ほとんどが想像つくストーリー展開でした。
メインのカップルが10年来の付き合いで公私のパートナーとして互いに信頼している。結構好印象な二人。そんな中、泥酔した部下を家に上げ、行為を見られてしまう。受けを試すかのように部下の忠犬攻めくん(以下、攻め2)を受け入れる攻め(以下、攻め1)。そんな攻め1を疑うも、攻め2を可愛く思う受け。何かうまく行きすぎて、もうちょい緊張感欲しかったです。
攻め1の不在時に攻め2と受けが良い雰囲気になって、その場面を目の当たりにしてしまった攻め1の激情。まず攻め2を受け入れた時点で想定出来る範囲のはずなのに、なぜあそこまで逆鱗に触れたのかイマイチ理解できなかった。ずっと受け目線のストーリー展開のため、攻め1や攻め2の感情がセリフでしか読み取れない点がもどかしかったです。
あと、攻め1と険悪になった受けが、攻め2を頼るのも私には頂けなかったです。
一番意味が分からなかったのが、あんなに怒ってたのに攻め1が攻め2を許して、今も三人で共にいる件。そこに至るまでの経緯が一切なし。仕事の事で今まで以上に結束が固くなったのは分かるけど、なんかあっさりしすぎて残念でした。
【萌】にしたのは、仲が険悪になったままのメインカプの仕事ネタ。自身も忙しいのに、受けの事を考えて好物の食べ物を差し入れた攻め1にキュンときたからです。