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いや〜〜、面白かった!!
十年以上、一途に受けを追いかけ続けるストーカー収集癖美形攻めと、翻弄される受けのラブコメです。
一途攻め・執着攻めってなんでこんなに胸ときめくんでしょうね。。
高校時代、バレンタインデーに突然の後輩(男)からの告白。
同性から告白というだけでも受けにとっては「えええ」なのに、もらった手作りチョコは激マズという…悪しき思い出。
その際の「出直してこい!」という言葉を間に受け、攻めはフランス・ベルギーで7年修行してショコラティエとして日本に戻り、受けのカフェの真向かいに店を構える。
そして「好き好き」と押して押しての好き好き大作戦が始まるー
ざっくり、こんなストーリーです笑
ちなみに攻めの飼い犬の名前は受けと同じ「ヨリトモ」。家には犬のヨリトモが守る「頼朋コレクション部屋」があり、頼朋に関するありとあらゆる物が大切に保管されています。折れたシャーペンとか。頼朋の高校時代の制服とか。(→これ、最後に制服プレイとして使われます( ̄∀ ̄))
断固拒否!している受けにはちょっと甘いところがあって、その結び目が解けたところを見逃さず、するっと入り込んでくる攻め。確実に変態ではあるのですが(収集癖や、走った頼朋の額の汗を拭って舐めて頼朋に本気で引かれたり…)本気で・全力で頼朋のことが好きなことが伝わってきて、嫌いになれないどころかいつの間にか心から応援していました。
欲を言えば、受けが絆されてから愛を返すようになるまでがちょっと急展開というか、180度の方向転換で、もう少しじっくりと絆されるまでの過程・心境の変化を見たかった気がします。
途中、受けの父親絡みでお店を手放さなければいけないかも…などのピンチが訪れますが、受けが攻めに救済されるーという単純なシンデレラ系ストーリーではなく、受けが自分自身でしっかり対処しようとしているのが格好良くてとても好きでした◎
執着(+溺愛)攻めはシリアスな展開もいいですが、こんなふうにハッピーに笑って楽しめるラブコメもたまらなくいいですね・:*+.
二人の結末を見て、脳内で幸せホルモンがパーッと分泌された気がします笑
高校時代頼朋にとんでもない振られ方をした高晴。
トラウマになっててもおかしくないのに
それは彼の原動力になっていて笑っちゃいましたw
12年という長い月日を、頼朋の為だけにひたすら頑張ってきた高晴。
ほんとに…すごいんですよ彼…。
頼朋たちのカフェの目の前にお店を構えて、頼朋の家の横に引っ越ししてきて
犬(アフガン)にヨリトモって名前をつけていて…。
ただただストーカーでドン引き案件なんですけど、
私は気持ち悪い攻めが好きなので、高晴にとてもときめきました。
高晴が何でこんなに頼朋の情報持ってるんだろう…?って疑問に思っていたのですが
情報源がまさかのまさかで、そこにも笑ってしまいましたw
頼朋の大学時代からの友達の我妻も、なかなか良いキャラをしてて
頼朋に片思い歴5年以上でしたが、高晴の方がはるかにパンチが強いです。
そして我妻は…ダメでしたね…。
それに比べて、なによりも頼朋が大切な高晴はさすがでした。
頼朋は確実に絆されてるのに、なかなか自分の気持ちを認めてなくて
そこのちょっとヤキモキしましたが、最終的にはちゃんと二人がくっついて
『チェリーレッド』も『リリアン』も無事に済んでよかったです。
高晴がずっとずっと頼朋の忠実なワンコだったので
エッチな描写の時は泣きそうな気持ちになりながら読みました。
ずっと好きだった相手と…よかったねぇ高晴…(/_;)
とてつもない執着攻めを見ることが出来て良かったです。
私は『糖酔バニラホリック』を先に読んだのですが
建斗がとても良い働きをしていてニヤニヤしました(*´▽`*)
十二年間かけて「マシなチョコ」を、何なら世界有数のショコラティエになっちゃった攻め様、高晴!すごいわ、この人。
しかもそれがダークサイドに落ちてない(笑)
それを受け止める頼朋。
最初はね、ストーカーとして避けるんですけど、柊木君の活躍?もあって、最後には一番必要な大事な、お祖父ちゃんの思い出の喫茶店よりも失いたくない奴になっちゃってるんですよね。
そして…偏愛コスチュームで出てくるエロは半端なく良い!萌!(爆)
北上れんさんの学生服イラストがぁ〜。
高晴の萌、めっちゃ同感。
明るい執着愛、こんなお話があっても良いですよね。
頼朋が認めたから成り立つけど、じゃ無かったら痛い…ま、ファンタジーってことで!
大好きなれん先生の挿絵なのに入れてなかったので今頃レビュー。イケメンなのに超イカレてる奴でめっちゃ楽しいお話なので、そのイカレぶりに敬意を表して萌2にしました。変人好き。本編210pほど+後日談13p+あとがき。何年も前に読んでいますが未だに「こいつ変だった奴だ」と覚えているぐらい、壊れているイケメンがお好きな方でしたら是非。
三軒茶屋でカフェを営む頼朋。そのカフェの真向かいにオープンするので、と挨拶に来たショコラティエは12年前にこっぴどく振った高晴で・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
建斗(受けのカフェで一緒に働く幼馴染)、我妻(大学時代から受けに思いを寄せている)、ヨリトモ(攻めの飼い犬、アフガンハウンド)、ミッシェル(攻めの店の従業員)、受け父ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めは正真正銘のイケメン変態間違いなし。三茶の美男コンテストで優勝するぐらいの美人受けに惚れて惚れて、初めて渡したチョコが激マズだったのに「もっとましなもん作ってこい」と言われたら、勉強しまくってショコラティエの世界1になって、再び受けの元に舞い戻るという、どこか間違っている天才。「生きた狂犬ハチ公」という称号をもらってました。イケメンなのにねえ・・変態入ったイケメンって残念というか可笑しいというか。
受けはきりきり働き、言いたいことはぽんぽん言う男前美人さんという印象。最初は正真正銘変態ストーカーとしか思えないイケメンにドン引きしていたのですが、ほだされて?だんだん慣れてきちゃって、最後はあーあー陥落。
本気で変態な溺愛わんこの粘り勝ち一本!というお話でした!
タイトル通り、いやそれ以上の妄愛っぷりが爆発している衝撃作でした。
この表紙のイケメンがど変態だなんて誰が想像するでしょうか。
想像を絶する斜め上の変態妄愛攻めでした。
いっそ清々しいほどにぶっ飛んだ人間です。
中学時代、バレンタインデーに強烈な香りを放つ桃の手作りチョコレートを手にした後輩の男から告白をされた過去を持つ頼朝。
知らないやつだし、男同士だし、なんだかストーカーじみていて気持ち悪いし、半ば強引に食べさせられたチョコは信じられないくらいにまずいし…
「本気ならもっとマシなもん作って来い!」と、思わずヘッドバットで沈めてしまいます。
そんな「おととい来やがれ」の気持ちを込めた返事とヘッドバットを、超絶ポジティブ思考と並々ならぬ執念と妄愛で見事に昇華させ、最高のショコラティエとなって12年ぶりに頼朝の前に現れたのが後輩・高晴。
この再会から頼朝の恐怖体験の日々が始まります。
話題のイケメンショコラティエ。
その実態はというと…中学当時からマイプレシャスコレクションと名付けた頼朝グッズを少しずつ収集しては、今では壁まで頼朝でいっぱいの頼朝部屋を作り、その部屋を守る番犬・ヨリトモと暮らす…というとんでもなさ。
いやもうこれは顔が綺麗でも無理でしょう(笑)
しかしながら、執着を通り越した変態さを発揮するのは頼朝に対してだけで、仕事中のプロの職人としての姿や、頼朝のために何でも出来るようになりたいと、ここまで努力に努力を重ねたのが凄すぎる。
頼朝関連以外であれば完璧なんですよね…残念なイケメン…
しかしそれもこれも全て頼朝のため。
全ては頼朝のために。オールハイル頼朝。
愛とは人をおかしくさせてしまうのでしょうか。
その振り切った一途さと健気さと本気度に徐々にほだされていく頼朝なのでした。
好きになった理由がまたよくわからなくて濃かった。
ほだされて受け入れてしまう頼朝も頼朝ですし、なんだかんだで良いカップルなのでは…?
高晴執念の粘り勝ちですね。
コメディとしては非常に面白かったのですが、萌えたかと言われると半々でしょうか。
勢いとテンション、後半の展開にちょっと付いていけない部分がありました。
けれど、久しぶりにここまで物凄い執着愛を見た気がします…すごかった…
癖がありすぎる強烈な一途攻めが読みたい方はぜひ。
頼朝の幼馴染・建斗がまた面白く味のある良いキャラクターだったので、スピンオフ作も読んでみたいと思います。