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恋愛なんてただの錯覚だ――そう思っていたのに……
題名が「好きに~」と続く、葛西リカコ先生イラストの3部作のラスト。
スピンオフではないですけど、何となく雰囲気は通じるものはあるなぁ。
葛西先生のイラストの力も大きい(≧∇≦)
受け様の笙は、仕事と遊びの顔を使い分けて過ごす日々。
ある日、見学のつもりで行ったゲイバーで絡まれていた所を1人の男性に助けられる。
こちらが攻め様である守川。
以来、飲み友達として楽しく付き合ってきた2人。
守川に告白されて笙が断っても、それはそれは紳士に、時に甘い強引さでもって、接してきて。
もうね、3部作の中では、この守川が1番好きな攻め様でした(*^^*)
ちゃんと分かりやすく、言葉や態度で『好き』を示してくれて♡
笙の方は、1人でグルグル悩んじゃってて、真面目というか、頑なというか。
めんどくさいと思わないでもなかったのですが、まぁそこも可愛いと守川が思うのなら、ノープロブレムですね(´ω`)
最後に攻め様視点がある〆も嬉しいです。
笙に無視されて弱ってる守川が可愛い、なんて。
自分が悪いと思ったら、きっちり謝罪できる姿もはなまるです。
椎崎先生のタイトルセンスが好き、葛西先生のイラストが好き!というわけで購入してました。
存在を知っている程度の会社の同僚同士、偶然その筋のバーで知り合って…ゲイ×ノンケ。モダモダは得意科目なはずなんですけど、このモダモダは私には少しモダが多すぎたっていうか、、、それぞれが背負ってる過去が唸るくらいどシリアスでした…。でも互いに出会って交流しながら、それぞれの暗い過去から徐々に解放され癒やされていくっていう過程が丁寧に描かれていて、ゆったりと進む再生の物語BLとしていいお話でした。
ハマれなかったのなんだろ?っていうところで、この攻めさんが紳士すぎるところ?言葉が丁寧すぎて距離感遠いな…っていうか30代にしてはおじおじしすぎている印象を受けたのですけど、そんなもんなのかな。体感40代くらいな印象でしたw あと受けさんが”好き”って認識してからのぐるぐる考えすぎ(あるあるなんですけど)、、とか彼の遊び仲間たちにモヤる。そして、攻め受け双方の親友の過ぎる干渉にモヤるw
でもね、やり手のビジネスマンが恋心に翻弄されるってゆー構図は何周目でも美味しいものですよね。
読み始めは、様子見といいますか。
この1冊の中で、2人が両思いになるのは確実そうだし、いったいどこに山場がくるのかな〜みたいな気持ちでなんとなしに読み進めていました。
笙が人を愛せない、という感覚の持ち主だというのは物語冒頭から説明されてましたので、その理由も気になり、けれどそこが適当な感じで、ただそういう性格だから、というふうに流される場合もあるわけなので、これ面白くなるかなぁ、とちょっと不安でした。
けれどさすが椎崎先生ですね。
無駄にダラダラ続く訳ではなく、登場人物の気持ちや過去を上手いこと盛り込みながら、違和感なく、きちんと最後まで読ませてくださいました。
笙の性格は別に嫌いでも好きでもないので(笑)
キャラの萌え的な意味では別に、という感じだったんですけれども、いかんせん守川さんが素敵でしたね。
ずっと紳士を貫きながらも、やっと気持ちが確かめられた時に見せたあの焦りのような余裕のない性急な攻め方。
えっろいですねえ〜〜〜笑
ちょっと、守川さんの友人が都合良すぎたというか…笙のことを責めたあの勢いが後半別人のように無くなっていたのは都合良い感じに見えてしまいましたが、葛西先生の挿絵は相変わらず美麗で、それを補っても有り余る素敵な作品だったと思います。
あらすじに軽く騙された。ゲイバーという文字と、夜遊びって組み合わせで、受けもゲイだと思ってました。
本編読んだら序盤も序盤に、彼女やら女関連の話が出てくる出てくる。
あらすじも「夜遊び」だなんて手抜かないで、ちゃんと「女遊び」と書いて欲しいですね。
電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきあり。
大変評判の高い本作。期待して読み始めたのですが、残念ながら私には合いませんでした。受けも攻めも、キャラクターは好きなのです。だから、ある部分にこだわってしまう自分が嫌っ!素直に浸りたいのに、どうして出来ないのかなぁ。
笙くんは、昼はモッサい会社員として過ごしていますが、夜はセイという通り名で遊びまくる生活を続けています。とてもモテるのだけれど、恋人関係になっちゃうと続かない。友人から誘われて行ったゲイバーで偶然出会った他部署の上司、守川にピンチを救われますが、彼は笙とセイが同一人物だとは気づいていない様子。過去の出来事から「恋愛をするつもりはない」と言う守川に誘われるまま『飲み友達』として付き合い始めます。二人で過ごす時間を大切なものと思い始めた頃、守川から告白されます。男性は恋愛対象ではないと断ったのにもかかわらず、距離を縮めてくる守川にどんどん惹かれていく笙くん。守川への想いに気づいた頃、遊び人の顔を知っている守川の友人に、遊びなら別れる様に迫られて……
守川、すっごい好みです。
セクシャルな触れ合いをしようとする度に、いちいち断るのが素敵。
それもね、段階を踏んで徐々にディープに触れ合おうとするの!
大人というか教師というか、こういう小狡さは好きよ、とっても。
何がダメだったかといえば、守川の友人から入った横ヤリなんです。
当て馬ではなく、友人のスタンスにしては、変な横ヤリだっていうのもあるんですけど、これに目をつぶっても、その後の笙くんの対応が「いや、それはダメだろう」って思っちゃうんですよ。「守川はあんたにベタ惚れなんだから、全部に話せよ」って。「話した上で、判断するのはあっちでしょ」って。
いや、話せない場合もありますよ。もしくは『アホの子設定』だとか。
でも、そういう必然性がわからないのです、この場合。
私、こういうの、ダメなんです。ひょっとしたら、唯一の地雷なのかも。
ああああああ、多くの人が「いい!」って言ってるのにぃ。
何故楽しめない、自分!
なんか、勿体無さでいっぱいです。