BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
常盤に対する薔の影響力を強く感じた巻でした。
元陰神子の紫苑に対する丁寧な扱いも同情も、常盤の根源には薔が居てそれ故の考え方だと分かり、薔の周りに与える力の強さを感じました。
それが龍神が薔をことさら愛する理由なのかなと思ってしまいました。
1番胸糞悪かったのは教祖でしたね。薔を神子にしたいのもあるかもしれませんが、若くて美しくて魅力溢れる常盤に対する嫉妬を強く感じました。そして常盤の回想からすると教祖の嫡男の榊は楓雅ほど魅力がないのでしょうね。それ故に楓雅を可愛がっているのでしょう。
それから常盤の実母の紅子は薔に土下座させといてバチは当たらないのでしょうか?薔は杏樹になりすましていたのですから、神子に対する扱いとは思えない酷いものでした。
まだ四巻までしか読んでいないので、彼女にも何らかの不幸が見舞って欲しいと思ってしまいました。
常盤にとって大変な回でしたが、薔が本当に信じて良い人間がハッキリして来たようで益々面白くなって来ました。
でもまだ神にはなりません。
常盤の多情……薔、椿、紫苑
どうなってんのこれ?
紫苑に至っては、そりゃそうなるよね?って感じだし;
非情な常盤はどこにいったの?
神子に恋心を抱かせる同情は罪だよ。
薔も椿も紫苑も守りたいって、二兎を追う者は一兎をも得ずじゃないの?
どうして薔だけを一途に想ってくれないんだろう……憤る。
常盤の母、楓雅の兄……と、さらにクセのありそうな面々が控えていて、今後の展開も不安です。
これだけキャラ大渋滞なのに、なんでこんなに魅力的な人がいないのかなー?
今回の癒しも楓雅だったわ。
シリーズを一気に読破中です。
ちょっと待った、攻めは受けが取り替えられた他の家の子供だとわかってたんですか? しかも若頭なんですか? 初耳です。植物状態の人も二人目? 攻めも受けも誰も好きになれないし、話が進めば進むほどご都合主義というか、意味ありげに引っぱるわりには、実は・・・・という繰り返しなので、数日見なくてもストーリーが伝わる朝ドラを見ているようなきもちに。キャラ紹介のイラストよりも家系図をください。
このシリーズも4冊目ですが、相変わらず安定の面白さです。
美しいけれど、棘のある薔薇系男子の華やかな宴が繰り広げられます。
愛する人、大切な人の為には手段を選ばない所は、このシリーズの登場人物に一貫しています。華はあるけれど、エゴイスティックな人達の集まりで、読んでいて疲れる面もありますが、やはり病みつきになりますww
今巻は本筋の薔と常盤のラブは薄めでしたが、サイドストーリーとして常盤と紫苑の束の間の交流と結末が中心に描かれていて、こちらも興味深く楽しめました。常盤が如何に罪深い存在かを再認識した巻でした。薔が最愛だけれど、椿も手放したくないズルさとか…。紫苑の現在の処遇がいつ常盤の大切な二人に降りかからないとも限らない所にも焦燥感があり、先が見えないです。常盤とキングとの一筋縄にいかない複雑な関係にも萌えました。宗教的な事が多いに絡みますが、設定が作り込まれているし、人物関係も複雑で、更に伏線も巧妙にはられているので、読者を全く飽きさせませんね。続きが非常に気になります。
ずっと気にはなってて読まなかった作品。ようやく読む気になって読みましたが、一気にはまり、五巻まで夢中になって読みました。ストーリーが良いのは勿論ですが、主人公である薔が等身大の少年であるところが良かったです。男ばかりに囲まれて育った少年だけども、女々しくなく男前な性格で他の男に流されるなんてことは絶対なく、むしろ潔癖とでもいうのか、普通の少年ならこういう態度や気持ちなんだろうなとリアル感がありました。そして、常盤にしても浮気こそはしてないんですが、やはりそういうところは男なんだなぁと、私は理解出来ましたが、攻めの気持ちが少しでもブレるのが嫌な方にはもしかしたら許せないのかもしれませんね……リアルなキャラ設定で良かったと私は思いました。とても面白いので早く続きが読みたいです。そして彩さんのイラストがとても美しいです!綺麗です!挿絵があって良かったです。