商品説明

劇場来場者限定描き下ろし小冊子
(先着順、無くなり次第終了)

題:「デートの間に」
東京に帰省した佐条。2人はデートを楽しむ間に…

作品情報

作品名
劇場版「同級生」来場者限定小冊子
著者
中村明日美子 
媒体
特典
発売日
4.9

(31)

(30)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
154
評価数
31
平均
4.9 / 5
神率
96.8%

レビュー投稿数7

どっちがどっち!?

​ 劇場版『同級生』小冊子『デートの間に』は表紙と裏表紙の内側の白い半透明なハトロン紙を入れて16Pなので番外編自体は12Pです。

 表紙裏には草壁光の足元のイラスト、編上げのショートブーツに折り返したズボン裾。
 裏表紙の裏には佐条利人の足元、きっちり足首までのズボンに靴はプレーントゥでしょうか。

*以下詳細なネタばれあります。ご注意!




「や」「ん」と久しぶりに東京で再開した光と利人。利人はお土産に生八つ橋を持参。「どうする?どっか入ろうか」と聞く光に映画が見たいと答える利人。「久しぶりにあったのに映画とは…」と不思議に思う光。利人が選んだ映画は『2001年宇宙の旅』。案の定映画館でぐっすり居眠りしてしまった光をじっと見つめる利人。
 場面が変わり、お茶をしながら後の予定を考える二人。「うちに来る?」と光に誘われて一人暮らしの部屋に行くことに。夕食の材料の買い物中、お酒を選びながら光が聞きます「利人、フダン何飲むの?」。付き合い程度に「軽くビールとか、ワインはけっこう寝る」と答える利人。パスタにするので…とワインを選ぶ光。
 綺麗に片付いた、CDが沢山並んだ光の部屋。「けっこうキレイにしてる」と言う利人に「片づけましたよー」と張り切っている様子の光。
 テーブルに並べられたトマトのパスタとアヒージョを前に「すごいな!」と感嘆の声を上げる利人と、照れくさそうな光。楽しく語らいながら時は流れて、ワインで寝てしまった利人を光はじっと見つめます。
 「利人、利人」テーブルでうたた寝する利人を起こして「もう寝る?」と聞く光の手に、そっと自分の手を重ねて顔を近づけながら「ん…寝る…」と囁く色っぽい利人。
 翌朝。顔を洗っている利人と歯を磨く光。「もう一泊してっていいいのに」「お互いヒマじゃない」「そーだけど」と話していると、光がふと「てか利人の誘い方っていいよな。なんかしとやかで」と言いだし、利人は顔を拭きながら真っ赤になって汗をかきます。見たこともない憤怒の表情を見せる利人に「ゴメンゴメン…」と慌てる光。
 そしてJR新宿駅。「次は来月かなー」「今度は俺がそっち行くよ」「新幹線で来いよ」「じゃ」「また」と手をあげて別れる二人。

 二人同時のモノローグ“気づかれてないよな”

 映画館で居眠りする光の左手の薬指のサイズをメジャーでそっと測る利人と、テーブルで眠る利人の薬指をリボンで測る光。ほほを染めて同じことを考えている二人「20歳の誕生日か……」
 ラストページ。ページ左下に、向かい合って互いに指輪の小箱を差し出す二人、光は目をまん丸にして、利人は嬉しそうに笑って、ページ右上に「指輪なんか買うの初めてだな……」のモノローグ…というお話でした。

 あ~~~。難しい。手に入れられない方のためになるべく忠実に書きたいのに、能力が不足しすぎてて上手く書けません。他にも沢山の方にレビューしてもらいたいです。沢山のレビューであちこち捕捉されて、より忠実になると思います。

 私の感想は「じたばた悶えて、萌え転がった」です。手に入れてから何度読み返したことか!!何年たってもなんて可愛いんだろうこの二人は。食事しながら笑う利人が天使みたいに可愛いし、その後、おしとやかに誘う利人の色気ったら、もうっ\(//∇//)
 そして気になるのは表紙の指輪ですよ。どっちがどっちのなのでしょうか?シルバーは光が好んで選びそうだけど、光のために利人が選んだのかも!?とも思える。光が金色の指輪してるのってなんか違う気がする…。これを知るには明日美子先生に『20歳の誕生日』で番外編を描いていただくしかないですね!お願いします!

追記
にんにくん様のレビューで気が付きました。増補版の『ハッピーエンド2』ですでに20歳の誕生日が描かれてました^_^;
指輪のデザインが違うので「ん?」と思いましたが、お互いにペアリングを買っていたってことなのかな?増補版ではダブルリングみたいなデザインに見えますよね。そうかお互いのをつけたからそうなったのか!!それならばシルバーを選んだのは光だよね?やっぱりカラーで描いてください。明日美子先生!!

 更なる追記を失礼します。シルバーは光のイメージだったので光が?と書いたのですが、頂いたコメントによると利人のようです。コメント見ない方の為に追記しておきます。

24

迷宮のリコリス

追記
後に発売された『中村明日美子『同級生』シリーズ限定小冊子【gold ring】 &【 silver ring】』
の方にレビューしたのですが、そちらで指輪の謎が解けました!
シルバーをチョイス=光
ゴールドをチョイス=利人
私の最初の想像通りでしたが、それぞれが選んだ様子と理由が描かれています。

迷宮のリコリス

kenkensuesueさま

コメントありがとうございます。
漫画はイラストだけなら我慢できますが、ストーリーのある小冊子となると何が何でも読みたくなるものですよね。みんなが手にすることが出来ないような商法はほんとにやめてほしいですね。

kenkensuesue

もう小冊子は無くなっているでしょうから、詳しく教えて頂いて感謝です!
ホント特典小冊子やめて欲しいです~(。´Д⊂)
いつも参戦できなくて地団駄踏んでいます・・

迷宮のリコリス

snowblackさま

おお!シルバーを選んだのは利人ですか!!
シルバー=光のような気がしていました。
利人ならプラチナかも!?と思えたりも。
あれこれ考えるのがとても楽しくてしばらく余韻に浸れそうです。
重ね付け、可愛いですねー(≧∇≦)

にんにくん

迷宮のリコリス様
考察されている指輪どっち論、気になったので再び
増補版『ハッピーエンド2』を読み直しました!

最後のページでそれぞれが取り出したリングケースの形を見ると
佐条はどちらかというと角ばった形、草壁は丸みを帯びた形でした。
ということは、シルバーを選んだのは佐条...?

迷宮のリコリス様の追記を読んで、お互いのをつけているからダブルリングの
ように見えるのか〜‼︎と新発見でした!

嬉しい新発見だったので、コメントさせて頂きました!
コメント欄に長々と失礼いたしました。

snowblack

迷宮のリコリスさま

指輪ですが(と唐突に始めますw)、それぞれがペアリングを買って
だから二本重ねでつけている……のだと思います。
そして、シルバーを選んだのは多分利人だと思います。
小冊子の表紙にケースに入った指輪が描かれていますよね?
モノクロだとケースの色がよく分からないのですが、
フォルムの違いは分かるので、
冊子の最終ページで利人が持っているのが水色のケース(シルバー)、光が持っているのが黒のケース(金)だと思われます。

なんかもう....キラキラし過ぎて眩しいです

こんなに素敵な小冊子をさ「劇場来場者限定」にするのはよくないですよ。
先日の増補版のように、誰でも手に入るようになることを祈りつつ...

以下がっつりネタバレです。
これから読む予定のある方は、絶対に読まないほうがいいです。


『O.B.』では主に佐条のいる京都でのお話でしたが、今回は佐条が久しぶりに東京に来てのデートでした。
身軽な格好で来た佐条ですが、そこは律儀な彼らしくお土産として生八つ橋を持参。

「今日どうする?とりあえずどっかに入るか...」
という草壁に対し、佐条は「映画を観たい」といいます。
しかも謎の宇宙映画。
1コマ目では真面目に観ていた草壁ですが、2コマ目ではぐっすりと。

そして映画を観終わり、草壁の家で夕飯を食べることになります。
「利人はフダン何飲むの?」
という問いに、
「あんまり...強くないから軽くビールとか つき合い程度に」と。
...とっても自然に"利人"呼び!!
あまりに自然過ぎて一読目は気付きませんでした。
ということは時系列的にはO.B.後であると。

パスタを作るということでワインを買い、家に行き、作って食べて飲んで、
「ワインは...けっこう寝る」と言っていた通り佐条は寝てしまいます。
寝ている佐条を起こし、もう寝るか、と聞く草壁に寝ぼけ眼の佐条は
手を重ね、顔を近づけ......

そして朝。
次は来月かなー、ってことで駅にてお別れ。

そしてそして‼︎
それぞれ、
(...気づかれてないよな)
と思いつつの回想で、佐条は映画館で寝ている隙に、草壁はワインで寝てしまった隙に
お互い薬指のサイズを測っていたんですね〜。
で、最後のページで先日発売の『卒業アルバム 増補版』にも収録された
20歳の誕生日に2人とも指輪を用意してた、というお話に繋がるのですね。

たぶん、なんとかしてサイズを測るためにどうすれば寝かせられるか悩んだ結果が
あの謎映画チョイスなんですよね。
いじらしいじゃないですか。


もう、この2人はいつ見ても初々しく、見ているこっちまで恥ずかしくなる
くらいです。
また何かしらの形でこの2人を見ることができるといいな〜

13

迷宮のリコリス

追伸
シルバーを選んだのは利人みたいですね。snowblackさまからも同じ考察コメントを頂きました。光=シルバーのイメージしか頭になかった私。確かにケースの形も微妙な色も利人が選んだほうがシルバーですね!

迷宮のリコリス

コメントありがとうございます!

増補版もなんども読んでいたのに、すっかり抜け落ちていたのでにんにくんさまのレビューで思いだして読みなおして「わぁ~!」っと大喜びしました。続けて読むの最高ですね\(^o^)/
二人が指輪を選ぶエピソードも読みたいですね!
 
レビューの
>あの謎映画チョイス
に、吹き出しました!利人、面白いですよね。
あれで光が寝ると踏んでいたんでしょうね。
なんかわかる気がする(笑)

愛情がたっぷり詰まった小冊子

素晴らしい小冊子です。
紙は上質でシッカリとしてます。印刷は言わずもがな綺麗です。
特典配布と言うには勿体無すぎる作りです。

作家様をはじめ同級生に関わるスタッフ皆様の世界観を守る姿勢と細部にまで手を抜かない愛情を感じ取ることが出来ます。(小冊子だけでなくしおり、パンフレット、他グッズ、映画に関わる全てにおいていえることですが)

しおりの方は配布終了のところが多いですが、小冊子はまだ貰えるようなつぶやきを多々見かけたので、まだ間に合うかと思いますが、いく予定の方はお早めに!です。作者様・スタッフ様の愛情が一人でも多くの方に伝わりますように。


さて、内容ですが、お二人の姐様が魅力を隅々まで詳しく語り尽くしてくださってます!残念ながら手に出来ない…という方はお二人のレビューを読んで脳内で佐条くんと草壁を動かしてみて下さい(^ ^)

メジャーまで準備してるということは、きっと確実に草壁が寝る映画をリサーチしてたのでは…用意周到な佐条くんに萌えます(^//^)
草壁は料理の腕がメキメキ上達してますね!
トマトソースのパスタ・モツァレラとトマトのカプレーゼ・アヒージョ・ワイン。オシャレな食卓です。高3で卵焼き、卒業後にポテトグラタン、ドンドンバージョンアップしていきますねー!それも全て佐条くんのため、、、愛のこもった料理はどれもこれも美味しそうです(^//^)

そんでそんで、佐条くんのなんとも言えない艶っぽさ!
「ん……」「……寝」「る…」
吹き出しが一言づつ分かれていて、この行間(といっていいのかな?)から伝わる甘い空気に見てるこちらがドキドキしちゃいます。
翌朝、草壁に「利人の誘い方っていいよな。なんかしとやかで」と言われ顔を真っ赤にして無言で怒る佐条くんが可愛い!夜とのギャップがイイ!

お互い指輪を交換して笑顔になってるラストには「お幸せに!」と拍手を贈りたい気分になりました。

私は卒業アルバム増補版を購入していなかったので、映画を見たそのあとに速攻ポチりしました。この指輪を交換している場面や、交換後 指輪を重ね付けしてる日常などが見ることが出来たので、合わせて読むと萌え倍増です+゚。*(*´∀`*)*。゚+
"小冊子は読んだけど卒業式アルバム増補版は見てないよー!"という方は是非是非一緒に!

9

読めば絶対、幸せ気分で微笑みます!

詳しく素敵なレビューがもう上がっていますので、
蛇足かなとも思ったのですが、
やはり自分の記録としても何か残しておきたく
ちょっとだけ書きたいと思います。

『同級生』映画の特典の小冊子、B6版、『デートの間に』
表紙と裏表紙は白い厚紙で、表はケースに入った指輪
裏表紙は真ん中に横書きの「同級生」の文字と金銀の指輪。
表表紙裏は水色に黒で草壁の足、
裏表紙裏は濃いグレーに水色で佐条の足、が描かれている。
(この色の取り合わせが、ちゃんと指輪のケースの色と一緒!)
最初と最後に白い薄紙が挟まっているので、マンガ部分は12p。


            ◇◆◇◆
 
      
「ハッピーエンド2」(特装版収録)の草壁の20歳の誕生日に
お互いにサプライズで指輪を用意している姿を読んだ時に、
なんと微笑ましい!と破顔し、でも、あれ?
サイズなんて知ってたのかな?女の子じゃないし、
普段指輪なんてしないよね?
草壁はともかく佐条は絶対にしない……、どうやって買ったんだろう?と
些か疑問に思ったのでした。(思われませんでした?)
  注)「ハッピーエンド2」を先に読まれた方が、
    この冊子は味わい深いと、個人的にはお勧めします!

その答えがこの小冊子に。
久しぶりの東京デート、映画を観て、草壁の家で過ごし……
久しぶりなのに、いきなり「映画」と言い出す佐条に、
なんで映画?と思いながらもつきあって爆睡する草壁。
「利人ふだん何飲むの?」と聞かれ、ワインは寝ると申告しているのに
イタリアンだからワインという選択をされて寝落ちる佐条。

表紙が指輪なので、オチは予想がついて
このあたりから私はクスクス笑いながら読んでしまいました。
なんと可愛い二人!
案の定最後に、それぞれが眠った相手の指輪のサイズを測るシーンが。
佐条はちゃんとメジャーをつかい、草壁はリボンでというところも
彼らの個性が出ている。

二人のファッション(◇ノルディック柄のジャケットや襟の深いニット
◆黒のタートルにピーコート)、CDが一杯の草壁の部屋や
向き合って食事をしているときの頬を染めた笑顔、
草壁ばかりが何か言う時に「利人、利人」と連発していて
佐条は一回も名前呼びしていないところ、
そして、寝ていたところを起こされて「ん?もう寝る?」の問いに
色っぽい目つきで「……寝、る……」と唇を寄せる佐条!
翌朝顔を洗っている時に、
「てか、利人の誘い方っていいよな、なんかしとやかで」と言われ
真っ赤になって振り向く様(描かれていないが、憤怒の表情らしいw)
などなど。

うまいなぁとため息をつくのは、こういうさりげない細部。

そして離れた場所で、ふたりともが思う同じ事。
「……気づかれてないよな」
「20歳の誕生日か……」と、それぞれのmeasuringシーンが並び、
最後に、未だ知らぬ<お互いに指輪を出してビックリ!>のシーンに被って
「指輪なんか買うの初めてだな……」という台詞が。

たった12pの中にちゃんとオチもあって、
隅々まで彼ららしい世界が描かれています。
初々しくも幸せそうな二人に、読み手の誰もが幸せになること請け合い!

9

迷宮のリコリス

snowblackさま

あ~、本当だ12Pですね。単純にハトロン紙2枚をマイナスしちゃってました。書き直さなきゃ^^;
 メジャーとリボンの違いも楽しいですよねぇ。ほんと萌える❤
どんな顔して利人が指輪を買ったのかものすごく気になります!
DVD特典の小冊子とかになったりしてっ!?と想像してます。

デートの間に

原作は一通り読んだもののシリーズの熱烈なファンというわけではないのですが、映画が好きなこともあり、折角ならと早めに劇場に観に行きました。

表紙イラストのとおり、とても素敵で幸せな小冊子でした。季節を繰り返し、歳を重ねて歩いてきた佐条と草壁ーーその少し先にある『特別』を予感させるお話で、映画の余韻と相まって「同級生」の世界がさらに広がったように思いました。

映画も素晴らしかったです。映画から「同級生」を知って好きになる人もいるんじゃないかなー。機会があればもう一回観に行きたいです。

4

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