眷愛隷属 -白狐と狢-

kenai reizoku

眷愛隷属 -白狐と狢-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神84
  • 萌×255
  • 萌25
  • 中立7
  • しゅみじゃない2

149

レビュー数
24
得点
722
評価数
173
平均
4.2 / 5
神率
48.6%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799732663

あらすじ

高校生の慶次の夢は、討魔師になること。
討魔師は神の使者である動物を眷族として身体に宿し、
その力も利用して魔を倒す存在。
その討魔師試験のため本家を訪れた慶次は、
大嫌いな天敵こと、白狐が眷属の本家の次男、有生と鉢合わす。
会うたび「セックスしよう」とからかってくる有生に
慶次はウンザリしつつ、過酷な試験を突破する。
そんな慶次の初仕事はとり憑かれた兄を救うこと。
ただ未熟な自分では太刀打ち出来ず、
不真面目だが強い有生に助けを求めるが、
見返りに身体を要求され!?

表題作眷愛隷属 -白狐と狢-

弐式有生,22歳,エリート討魔師
山科慶次,18様,初心者討魔師

レビュー投稿数24

嫌よ嫌よもなんとやら。

「きつねに嫁入り」「狼に捧げたい」(←スピンオフ的な話)「狐の告白 狸の添い寝 」「恋する狐」と続く【眷愛隷属シリーズ】の第一作目です。
けも耳もので一番好きな作品は「狼の妻籠み」なのですが『同じくらい好きなのキターー』と感激しています。
大まかな、
討魔師試験→慶次の兄である信長の受難→その騒動後の余波→有生、慶次・バディとしての初仕事
という流れがあり、致し方なく行動を共にするうちに、お互いに対しての理解と(謎?)を深めていく運びとなっております。
好ましいなぁと、ニヨニヨした箇所を挙げるとすれば、慶次の素直さと へこたれなさがいい。
有生の慶次への口癖、何かにつけ愛ある罵り「馬鹿なの、馬鹿なんだね」というやつが好き。
あまり乱れた生活は眷属である白狐が許してくれないからと、意外とちゃんとしている有生のギャップがいい。なんか凄くいい。
攻めと受けの関係性、愛情なんてナイナイと言い切った直後に無自覚デレをぶっ込まれた時の読み手の情緒の振れ幅よ・・・

攻め視点で語るとすれば、
初めて会った時から気になる子がいます。
熱血野郎だし、運は悪いし、眷属は子狸だし。その子の兄貴がとんでもないピンチに…助けてくれって言われたけど、ヤだな、めんどい。本人の一大事なら別だけど。気分の乗らない仕事は引き受ける気もないし やる義理もない。
でも俺とふつうに会話できるの あの子ぐらいだし、助けてくれたらなんでもするって言ってるし。なんか俺、興奮してきた。どうにかして犯したいなぁ。
はぁ?俺があの子のこと好きかって?大いに興味はあるけど、嫌いに決まってるでしょ。

というテイストの本作、めっちゃ面白かった!!

【BL アワード 2018】BEST 小説 19位

1

魔祓いBLはラブコメ、読んで笑って煤祓い

タヌキと狐の絵の表紙。
笠井あゆみさんがイラスト担当なので、読みました。
それと、年末なので読んでお祓いしたかったので。

面白くて大笑いした場面。
討魔師を目指す慶次は、気が強いけれど幼いおこちゃま体系。そして貧乏くじを引く超不幸体質らしくて、試験でくじを引いたら、それは⚠な崖っぷちにいかねばならない番号だった。慶次は有生の助けが無いと合格できなかった。
・・慶次の場合の神の助けは、常に有生を介したもの。ピンチの有生お助けを繰り返すのは何故なのかは、これから謎明かしがあると思うので楽しみ。

眷属を選ぶ場面で、慶次は「狼」を希望したのに、使い魔の応えは「子タヌキ」しか来なかった・・大人じゃない「子」=幼いタヌキにガックリする慶次。
この場面、物凄くオモシロくて、激しく笑った。慶次とソックリな子タヌキ。
子タヌキの使い魔って、あんまり聞かないのですけど、ムジナなら強いのかもしれないなー、想像すると楽しくなってしまう。
子タヌキの武器は待ち針、これも弱すぎて笑っちゃう。
眷属の可愛い子ダヌキに懐かれて、慶次は楽しそう。

慶次に「XXしよう」と誘い続ける有生は、慶次の資質や性格がお気に入り。
仕事で慶次と有生はペアを組むことになる。
なんだかんだと有生は、慶次のピンチを助けて世話を焼いて、慶次には甘い。

1巻には、二人には謎の縁があるらしいと書いている。今後の展開が楽しみ。
怖い魑魅魍魎を祓う物語じゃなくて、有生と慶次のラブコメディ。失敗ばかりの弱い慶次と半人前の子ダヌキ。慶次が何故か大好きなにツンデレの有生がぞっこん。二人とも突っ張ってすなおじゃないので笑っちゃう。

HONTで電子版を購入。
㈱リブレの電子版は、奥付は有ったけど、あとがきが無い。残念。
あとがきは、紙版をチェックするしかない。

4

シリーズものは後で感想が変わる

最新巻まで読んで再読。

これだけで終わってたら有生はイケないお兄さんです。
なんたって好きじゃないと言いながら動けない慶次にあんなことやあんなことをしますからね。

しかし、後の巻を読んでから読むと有生の言動は自分に関心を向けて欲しい。っていう表れだなぁって感じました。
自分の気持ちを考える余裕がないぐらい慶次に自分を好きになってもらいたい。
いや、絶対自分の事を好きに違いない。って事かも?ぐらいは伝わってきました。

ある程度の好意は最初に読んでも、透けて見える部分はあるんですけどね。

ここで挫折するのはもったいないかもしれませんよー
責任は持てませんけどね(笑)

2

攻めとの相性が悪かったです

ずっと気になっていたのでとりあえず1巻購入。
夜光先生の文体やっぱり読みやすいです。
眷属や討魔師と聞くと難しい単語が多数出てくるかなと思いきや、そういうこともなくスラスラと読み進められました。
展開も2転3転として飽きさせないものだったと思います。
ただこの作品に関しては、攻めとの相性が悪くて最後まで好きになれなかったことが辛かったです。
愛ゆえに嘘をついたりからかったりしていた訳ではなかったからかもしれません。
なんだかんだ受けのピンチには駆けつけて助けてくれていたので、自分の感情に鈍いだけかもしれないけれど。
全体的に受けに冷たい。

あと一つ気になったの点が、世界観を軽くしたいのか重くしたいのか分かりずらかったです。
事件性は大きいし、一応死亡者も出ているのに、それに対する態度が楽観的な気がします。
受けの兄は人の自殺に関与しているのに、気負っている様子が全くない。
気弱な性格だと流石に気にするのでは。
もやもやが残ってしまって残念。

子狸の道案内という能力が良いなあと思いました。どこでも連れて行ってくれる。
方向音痴なのでもし眷属になってくれたらすごく嬉しい。

電子購入 
あとがきなし

2

可愛いが溢れてる

眷愛隷属シリーズ、もうすぐ待ちに待った新刊が出るという事で再読(╹◡╹)♪

こちらのお話、受けである慶次が討魔師(悪霊や妖怪、死霊を祓う者)を目指し、念願叶いやっとこさ討魔師になったもののそれからが大変で…。というラブコメファンタジー(あってる?笑)でございます。

攻めである有生は、慶次の天敵!
エリート討魔師で、モデルのようなルックスでありながら、興味のある事以外は完全スルーで天邪鬼な性格。
夜光花先生の攻めって、格好良い執着攻めが多いと思うのですが、有生ってなんか格好良いより可愛いんですー(*´◒`*)♡
まず、慶次の事は基本的に君(キミ)と呼ぶんですが、名前で呼ぶ時は「慶ちゃん」って!
ちゃん付け呼び可愛いー♡
発言も基本的には天邪鬼丸出しのかわいくないセリフが多いのですが、時々、「言っとくけど、他の人としたらひどいからね」とか、すんごい可愛い事言うんですー!
……笠井あゆみ先生の描かれるクールイケメンがそのセリフ言ってるかと思うと、ちょっとシュールなのですが。笑


2人とも成り行き上、やる事はしっかりやるんですが、まだお互いの気持ちには気付いてない恋愛下手。2人して(°▽°)
そこも可愛い。

随処に可愛いが溢れている作品。オススメです♪

2

表紙の狸萌え♡

いやー、面白かった!
夜光先生の作品を読んで、こんなに笑ったのは初めてです^^
主人公で受けの慶次がかっこよくない(笑)
熱血空回りマンだけど、そこが憎めなかった。

何より、眷属の子だぬき・待針が劇カワですよね♡
「ご主人たまー」には笑ってしまいました。
それに、武器が待針ってw
この子、役に立つ時が来るんでしょうか?

攻めの有生は、まだ掴みどころがありません。
好きじゃないのに慶次を抱くってどういうこと?
いや、本当はかなり好きなんだよね?
個人的にはちょっとモヤるのですが、この嫌な感じの奴が溺愛攻めになったら最高に萌える〜!

本当に、どの作品を読んでも面白くてワクワクします‼︎

1

「ご主人たまー」にやられた

執着攻めになかなかなびかない強気な美人受けの話が読みたいと思い検索したら「きつねに嫁入り」がヒットしたので、前作のこちらから入りました。

読む前は討魔師?眷族?ややこしくないかな?と心配だったけど、読んでみたらすんなりお話の世界に入ることができたし面白かった。

「会うたびにセックスを誘ってくる」攻めというあらすじから、受けのことが可愛くて可愛くて、隙あらば構いたくて仕方ないのかと思ったら、ちょっと違いました。
受けに対する攻めの印象は「いつも五月蝿いヤツだ・だけど何故か気になる」程度で、予想していたよりもマイナスの印象を抱いている様子にあれれ?と。
性格も天邪鬼でイマイチ真意が掴みにくいし、「なんだか気になる子にはつい意地悪しちゃう」という無自覚執着攻めなので微妙に萌えきれなかったけど、この俺様が早く自覚して受け様にメロメロになるところが見たい!早く見たい!!という一心で読み進めることができたし、大蛇に憑依された受け兄の行く末や、受けの隷属である子狸に癒されたり笑ったりと一気読みしちゃいました。

大蛇だの白狐だのが蠢くシリアスなムード一辺倒かと思いきや、まさかの「ご主人たまー」。
めちゃくちゃかわいいんだけど、かわいすぎてしてやられた感もあり、でもかわいいすぎるから許す!
作家さんの狙い通り、道案内と腹踊りが得意だという子狸には非常に癒されました。
そしてまさかの待ち針(笑)

それと俺様攻めによる「慶ちゃん」呼び、萌えたし、最後無自覚ながらも独占欲をのぞかせているところにニヤニヤ。

先述したように「美人」「強気」属性で検索した結果、「きつねに嫁入り」がヒットして、ならばこちらからと読み始めたのだけど、今のところ「美人さん」というフレーズからイメージするようなタイプではなかったです。
顔は確かにかわいくて綺麗だけど、とにかく元気いっぱいで素直さやアツさなども含めてただただ若いなぁ〜としか思えない受けなんだけど「きつねに嫁入り」では少しは成長するのかなぁ?


2

ツンデレ×不運

白狐と狢という副題がついていますが、簡単に言えば白狐と子狸。
動物を眷族として身体に宿すという設定なのですが、攻めの眷属が天狐でもある白狐(つまり超強力)。
一方の受けの眷属は子狸(半人前)。
色々とがんばって、努力しているのに憑いた眷属は半人前だし、色々と不運なばかりの受けが可哀想おもしろかったです。

しかしその受けに共感もしくは愛情を抱けたかというと……正直、そうでもなかった。
というのも、受けは熱血タイプの人間として設定されているのですが、熱血というより現実が見えない子供のように感じられてしまって、魅力的なキャラクターと思えなかった。
すでにレビューされてる方が書かれていますが、中一くらいの年齢とされていたなら納得との意見に同意です。
攻めも高校生でもよかったかも。

とはいえさすがの夜光先生、グイグイ読ませてしまう。
コミカルな作品であることあって、あっという間に読んでしまいました。
攻めの、受けのことを「好きじゃない」と言いつつ独占欲を発揮したりするツンデレなところもよかったです。

0

おどろおどろしい内容のはずなのに、軽く明るい

事前知識なしに電子で読了。
こちらに来たら、なんとレビューの多いことよ!
人気作だったんですね。
なんとなく解る気がします。

まず初っ端に感想を一言で。
「夜光さんの新境地?」

描いている世界観は夜光さんなんです。『眷属を身に宿す一族の悪霊退治のお話』なので、まさしく。
でも、お話の手触りがちょっといつもと違う感じなんですよ。
『バグ』の時にすごく感じちゃった、おどろおどろしさがない様に思うのです。
起きる事件はおどろおどろしいのですよ。
でも全体の印象はライトな感じ。

お話はとっても面白いです。
アクションを書いたら、このジャンルでは一二を争う上手さなんではないかと、いつも思います。
有生が『どういう風に剣を振るい』『魔物がどのように倒されたか』が絵で見えるという圧倒的な筆力は今回も健全で、小説を読んでいるというよりも映画を観ている様です。

キャラクター造形の所為でライトに感じるのかな?
S属性と言うよりはむしろ『好きな子限定のいじめっ子』とでも言うべき有生と、天然と言うよりは『努力の方向性を間違えている生真面目お馬鹿さん』の慶次(この名前!兄の『信長』は気弱、弟の『慶次』は野暮、っていうギャグと捉えて良いんですよね?)とのやり取りを読んでいて、思い出しました!
「あ、『不浄の回廊』だ」

キャラクターは違えども、お話の手触りが似ているんです。
あのお話を、どっかとぼけた持ち味(慶次は有生に結構酷いことをされているんですけれどね。でも何か深刻になり切れないんですよ)はそのままに、もっとスタイリッシュにした感じ。

引き出しが多い方だなぁ……
往年の名作を思い出させていただき、ちょっとばかり追憶に浸りました。

2

次に期待!

なんだろうなぁ……正直私は素直に萌えられなかった。

子狸の「ご主人たま〜」って言うのもアレだし、
信長、慶次兄弟が二十歳と十八というのも違和感。
慶次は感覚的に中学一年くらいに感じる。
いっそ、その(中一)年齢設定ならすんなり納得。
熱血といえばそうなのだろうけれど、悪く言えば幼稚な感じ。

何より有生が趣味じゃない。
かっこいいとは思うのだけれど、アレはないよなと。
無理やりはいかんよ、嫌がってるのに。
全然気持ちが付いてきてない行為は、引っかかる。

お互い惹かれ合うという裏はあるのかもしれないけれど、
もう少し具体的にその辺チラ見せして欲しい。
今の感じじゃ私には、
有生は、慶次に興味はあるらしいけれど、
愛が感じられないから読んでいて辛い。
慶次はなんだか子供すぎて、
十八になっても自分でしたことないって、
宮沢賢治か!(宮沢賢治大好きですけど!)

しかし、それでも最後まで面白く読んだし、
次が気になるというのは、流石夜光さんです!
物語の世界観はしっかりしてるし、
白狐を纏う有生はカッコイイし、なにか力を秘めていそうな慶次も気になる。
これから二人がどんな風に展開していくのか、期待。

……なので、期待を込めての「萌×1」の評価で!

0

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