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不機嫌彼氏シリーズ2作目。
少ーし「クロネコ彼氏のあふれ方」にリンクしてますが、未読でも大丈夫かと。
過去のわだかまり解決編とでも言いましょうか。
当て馬・アンジェロが登場し、過去の出来事なども蒸し返してゴタゴタします。
…とはいえ。
すれ違って喧嘩してても、ジーンも高見沢も執着愛し合ってますからねぇ(∩´///`∩)
そういう意味では引っ掻き回し役のアンジェロが空気になってるw
アンジェロの立ち位置が想定してものと違ってたのがすごく萌えました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
今回感じたのは、ジーンは大人しく守られてるだけのお姫様ではないということ。
高見沢が必要以上に過保護になってるだけなんですよね。
(愛してるから心配してる、といえばそれまでなんですけど)
ジーンは世間知らずで天然の美人さんだけど、気を許してるのはごく身内だけ。
その枠外に対しては毅然としててとってもクール!!
ベタベタしてくるアンジェロに対して牽制するような冷たい眼差しを送ったり、塩対応だったり。
それは真悟たちに見せる顔とは180°違っててカッコよかったです*。゚+
そして高見沢の前では素直に甘えて可愛くなるギャップが堪らん///
高見沢は何だかスッキリしなかったです。
アンジェロがジーンに近づくのが嫌で、平然と対応してるジーンにもイライラしてる感じ?
そんでジーンに意地悪のようなことばかり言うという…(-ω-;)ウーン
(↓以下、盛大ネタバレ注意)
今回発覚したアンジェロの本音。
ジーンを好きというのは"ジーンになりたい"という意味合いもあったようです。
そして片時もそばにいて愛してくれる高見沢のような人が欲しかった、と。
前作の「なだめ方」で登場した時は純粋に惚れてる印象だったのでビックリ。
で、寄宿舎時代には高見沢とアンジェロは体の関係が…!!
これはすっっっっごく萌えました(∩´///`∩)
あの高見沢がジーン以外の男を抱いてるとは思わなかったわー。
しかもお相手はジーンに告白しようとしたアンジェロ。
ジーンとアンジェロが会うのを嫌がった理由は後ろめたさもあったのかな?
その事実に気付いた時のジーンの切なさよ…!
傷つき萌え属性持ちにはめっちゃ萌える展開( ´͈ ᐜ `͈ )
で。ジーンはメソメソ泣いて黙るタイプじゃないのが非常に良い。
高見沢を欲しがるアンジェロにはこう言い切ります。
「あいつは俺しか愛さない」
あああああ!!!ジーンめっちゃカッコいいよぉぉぉぉ!
その足で高見沢にも文句つけにいきます。
強気で命令口調なのに、言ってる内容が健気でめっちゃ可愛い(∩´///`∩)
仲直りエッチは最高ですね+゚。*(・∀・)b*。゚+
互いに執着愛しまくってるのがすごくわかる。
色気ダダ漏れで、ジーンの誘い受けも高見沢のドS攻めも煽り合戦状態w
ホンット長年拗らせCPは萌えさせてくれるわ…。
マッサージと称して陥没tkbを吸い出してるのエロかったー!
あと、なだめ方CDの特典ペーパーで触れてた
「ア……………ナルの洗浄」について言及されてたヾ(*´∀`*)ノ
相変わらず自分でさせてもらえないのねw
脇で意外だったのは、賀神がやたら協力的(ФωФ)どしたん?
大人になったね!…と感心したら裏取引があった。そうか。
スピンの賀神は終始不機嫌で性格悪そうなイケメンなのがツボる。
真悟がいなきゃニコリともしないw
巻末にはなだめ方CDのアフレコレポ収録。
15歳を演じた川原さんと平川さんは「超かわいかったです」に全力同意。
でも個人的にチュパ音の裏側は見なかったことにしたい…。
【余談追記】
ジーンの豹耳・尻尾は出ませんでした。
ケモミミ担当はリオのみ(出番少ない)
チョイ残念。
『不機嫌彼氏のなだめ方』の2年ぶりの続編です。スピンオフ作の『クロネコ彼氏〜』シリーズと、前作『不機嫌彼氏のなだめ方』を読まれた上でお読みになるのが一番楽しいと思いますが、『なだめ方』を読んでいたらまあなんとなく話はわかるかな…という気がします。
主従の下克上で、黒髪ポーカーフェイスのクーデレ攻めと、金髪クールビューティのツンデレ受けというカップリングです。
スピンオフに出てくるユージンはもっとツンっぽい印象ですが、本作を読んだらかなりデレておられます。むしろクーデレ攻めの高見沢の方がなかなかデレてくれないので、さっさとデレろやコンニャロー、という気分に。
でもむっつりなのは相変わらずで、ユージンの陥没乳首を真顔でマッサージ(笑)したり、男同士の性的な知識に疎いユージンを丸め込んで好き勝手したり。彼らを見ていると、知能の高い人ほど知的詐欺に引っかかりやすい、という説が頭に浮かびます。
というか陥没吸い出されてビクンビクンするユージンエロすぎてクラクラしちゃいました。巻頭はカラーページでピンクのびーちくが堪能できます。
受け攻めのエロエロは良かったのですが、お邪魔キャラ・アンジェロにかなりイライラさせられました。
高見沢とアンジェロの関係自体も萎えるし、アンジェロが絡むときの高見沢の態度も、浮気じゃないけど浮気みたいに思えて萎えました。
『クロネコ彼氏』のスピンオフの『不機嫌彼氏のなだめ方』の続編。『クロネコ彼氏』シリーズ→『不機嫌彼氏』を読んでからでないと話が分からないと思います。ので、そちらを未読の方はまずそちらから読まれることをお勧めします。
『~なだめ方』で紆余曲折を経てやっとくっついたジーンと高見沢の二人。そして表紙のちょっと結婚式っぽい二人の衣装。ってことで、ラブ度MAXじゃなかろうかと思いつつ発売を心待ちにしていました。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
1ページ目から思いっきりエチシーンです。
しかもカラーです。
美しいです!
左京さんの描かれるエチシーンはホント綺麗なんですが、カラーの色の付け方もとってもいい。肌の質感までわかるようです。
エチの途中で「マッサージを忘れてた」と言いつつジーンの陥没tkbを吸う高見沢がくっそエロいです。
すぎる快楽に泣きながらも、高見沢を全身で求めるジーンもこれまたエロい…。
甘々な二人にほっこり和むシーンから始まりますが、高見沢の従姉妹のサラの結婚式を頼まれたことでストーリーは動き出します。
両親に結婚を反対されているので、とにかく早く式だけ挙げて既成事実をつくりたい。
というサラのために、突貫作業で式の準備を始めるジーンと高見沢ですが、サラの両親が新しい結婚相手としてサラに紹介したのがアンジェロ。
ん?アンジェロ?聞き覚えがある名前だなあ。
と思ったら、『クロネコ彼氏~』でかがみんの映画の監督をしていた、あのアンジェロが再登場。
高見沢が「伝手」と彼を表現していましたが、その言葉通りアンジェロと高見沢の過去には何かがあったようで…。
というお話。
ジーンにちょっかいを出すアンジェロ。
そのアンジェロを異常なまでに警戒する高見沢。
アンジェロ、ジーンに惚れちゃってるのかなと思いつつ読み進めましたが、アンジェロと高見沢の意外な過去にちょっと衝撃を受けました。
そしてその事実を知ったジーンが可哀想で…。
ジーンはあまり自分の気持ちを表に出さない男性ですが、そのジーンが打ちのめされたのがよくわかる。でも高見沢の気持ちも理解できるので、高見沢を責める気にはなれない。というこのジレンマ。
ジーンにしろ高見沢にしろ、お互い想い合っていたのにすれ違っていた過去。
その過去にまた縛られそうになる二人ですが。
過去と違うのは、今はお互い、相手の気持ちを信頼してるっていう所なんでしょうか。
ジーンの高見沢へのゆるぎない愛情がたまらなく切なく、そして温かかった。
そして高見沢の「過去のことは謝らないし、ジーンにも謝ってほしくない」というセリフも素敵でした。
過去があったからこそ、今がある。二人の長い歴史がしっかり生きているセリフだな。と。
何もかもを捨ててお互いだけを選ぶことはできないけれど、でも、お互いのゆるぎない愛情や信頼が透けて見えるようでカッコよかった。
今回はシンゴとかがみん+リオの登場シーンはほぼほぼなし。
ないのだけれど、ジーンと高見沢の、二人への信頼感がちょっとしたことで見えてくる。そういった描きかたがとってもお上手でした。
シリアスなシーンはそれなりにあるのですが、基本的にはジーンと高見沢の相手への揺らぎない愛情がずっと見えているので、シリアスに見せて実は甘々、というとてもおいしい巻でした。
個人的にGJだったのが、高見沢がジーンに言っていた、
行為後、挿入した者の手でア〇ルを洗浄しなければならない。
というセリフ。
おいおい、高見沢さん。
あんたそんなしれっとした顔でそんなことジーンに言ってたのかい…?
と爆笑してしまいました☆
なのに、最後にジーンが高見沢に告げる、
ドレスもチャペルもいらない
リオも圭市もいなくていい
二人だけでいい
お前と誓いあえるだけでいい
というセリフに思わずウルっとしてしまいました。
とにもかくにも萌えが滾ってしまう、そんな神作品でした。
ユージンがかなり自分の好みの受けなので、今作も楽しくドキドキ読みました。「なだめ方」でくっついた英とユージンですが、ユージンは英が一緒に寝てくれないことなど、不満に思っているところから始まります。(もちろん、作者さまらしく冒頭は美しいカラーのエッチです。)その後、英のいとこサラの結婚式を通して、二人のわだかまりが溶けるというお話。
英のセリフ「過去のことも俺はあやまらない、ジーンにも謝ってほしくない」がすごく好きです。ユージンには可愛いリオもいるわけだし、英はまさかのアンジェロと寝ていたと…いい大人ですし、過去は色々ありますよね。そんな二人がこれから一緒に歩んでいくのをこれからも見たいです。