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表題作赤のテアトル

アダム・クトー,ゴーストデザイナー,靴職人
ユーリ・アバルキン,表向きの社長兼デザイナー

同時収録作品赤のテアトル

ジャン,パパラッチ、枕営業相手のモブ支援者達
ユーリ・アバルキン,表向きの社長兼デザイナー

同時収録作品Episode supplementaireー番外篇ー

カルロス,高級ブランドを抱える企業のCEO
ミハイル・アバルキン,アバルキン社社長

その他の収録作品

  • Epilogueーその後のことー

あらすじ

昼は気丈な社長
夜は淫らな娼婦

側近ゴーストデザイナー×淫靡で健気なミューズ

パリのファッション界で、
一躍名を馳せた女性靴ブランド・アバルキン。
その急成長の裏には、秘密があった。

それは淫らな肢体とむせ返るような色香で業界人を惑わす、
美しき青年社長・ユーリの枕営業…。

そんな娼婦まがいのことを夜ごと繰り返すのも、
すべては愛しい側近のゴーストデザイナー・アダムの夢を叶えるため。
彼を繋ぎとめられるなら、たとえ利用されていても構わないと
気丈に身体を差し出すユーリだったが―――。

独占欲に葛藤するゴーストデザイナーと
歪んだ愛を捧げる健気なミューズの
めくるめく逆転主従ロマンス・ストーリー。

作品情報

作品名
赤のテアトル
著者
緒川千世 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
ISBN
9784396784140
3.7

(295)

(105)

萌々

(79)

(56)

中立

(28)

趣味じゃない

(27)

レビュー数
36
得点
1037
評価数
295
平均
3.7 / 5
神率
35.6%

レビュー投稿数36

书名

非常に雰囲気あって良かったです、出てくる物すべてが美しい。強がってる美人がグズグズになってくのは良いものです。綺麗なラストだけどそこで終わりなんだという気も、続編どころか後日談も無いのは少しさびしい。

0

互いを縛り付けるもの

素晴らしい作品!なんですが、手放しで好きかと問われると難しい…依存関係がお好きな方には抜群に刺さる本だと思います。

210ページという短さでここまで深いストーリーを描き上げるなんて…!緒川先生ってやっぱり天才。

母から息子へ受け継がれた、ブランドとデザイナー。その関係性だけでもゾクゾクするのに、副社長に就任した母の弟にも、ライバルブランド(と呼ぶには規模が違いすぎるが)の社長とか確執(?)があり…!

本編は全体的にとても痛々しいです。汚いモブが結構出張っているので、地雷な方もいるかもしれません。二人の想いが通じ合った場面も、幸せというより、、うーん、、表現が難しい。

番外編?後日談?では幸せな二人が見られますが、色んなものを捨てて得たものなんですよね。100%手に入れて幸福に!というスーパーハピエンとは違う。ストーリーはあまりネタバレせずに読むことをおすすめします。

0

痛々しさがツライ

好みによって、評価が分かれる作品だと思います。
暗さの先に光りが見える作品が好きな方には、話の作り込み方やキャラ設定など、しっかりした作りなのでオススメです。
私は、自分の身体を使って会社を大きくし、アダムに靴を作らせようとするユーリを見ているのが辛くて。。。
例え、2人の幸福な姿が最後読めても、モヤモヤ感が残ってしまいました。
ミハイルくらい、気高くて強く居られたら違ったのかもしれません。
評価を下げてしまっていますが、好みの問題だと思うので、沢山の方に読んで頂きたいです。

1

本編のラストシーンが好き

なんとなく痛い話かな?と思って、後回しにしていた(し過ぎていた)一冊。
読んでみたらそんなことはなく、愛に生きる男たちの素敵な純愛ストーリーでした。
とにかく、ラストが素敵なんです。

途中、ブランド維持のためにユーリが身体を売る場面はあるものの、本当に求めているものはただ一つ……靴職人・アダムからの愛。
ユーリは、全然ビッチなんかじゃない。
むしろ健気で一途。
少しも嫌悪感なんか感じませんでした。

全てを捨ててユーリを選んだアダムと、自分らしく生きられるようになったユーリ。
スニーカーを履いていたって、ユーリはちゃんと輝いてたよ。

「ハイヒール」を履くことでアダムの愛を得ようとしたユーリ。
そのユーリを踊らせているつもりが、踊らされていたのは自分だったというアダム。
ハイヒール=欲 だったのかもしれない。
人はいつでもやり直せるんですね。
最初の志を思い出し、ささやかながらも幸せに暮らす2人の後ろ姿に感動。

ユーリのおじ・ミハイルの番外編もなかなか。
こちらの作品の方が先生らしいかなぁ……なんて、思ったり。

2

まさに劇場…痛々しいほどの

靴のブランドを引き継ぐユーリと彼を支えるアダムの話。
自ら広告塔になりハイヒールを履く美しいユーリ。その裏では汚いことも辞さない。 

ハイヒールを履き続け足はボロボロになるのと同時に精神も荒んでいく。
辛い場面を乗り越え、ほのぼのハピエンになりよかった☺️

アダムとユーリの倒錯的な関係もお互いが破滅する前に、ごたごたがあって落ち着く所に落ち着いてひと安心。
髪切った二人がまたかわいい。

番外編がまさかのおじさんCPミハイル叔父があんな人だったとは!?
テアトルはシアターの仏語なんですね。赤の劇場…まさに「劇場」でした✨

2

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