キミが音のない世界から救い出してくれた。 世界はこんなに明るかった――

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ひだまりが聴こえる -リミット- 1

hidamari ga kikoeru

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表題作ひだまりが聴こえる -リミット- 1

杉原航平
法学部の大学生,難聴
佐川太一
大学中退,手話ビジネス会社に就職

その他の収録作品

  • 思い出の頃に
  • あとがき

あらすじ

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

難聴のせいで周囲と距離を置くように
なってしまった大学生の航平は、
底抜けに明るい性格の同級生・太一と出会い、
少しずつ前向きに変わっていく。
そして、いつしか太一に友達以上の
想いを寄せるようになった航平は、
そのまっすぐな想いを伝え、
二人はようやく両思いに……。

新章・リミット編では、
自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、
学生生活を送る航平の新生活がスタート!

作品情報

作品名
ひだまりが聴こえる -リミット- 1
著者
文乃ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
ISBN
9784829685990
4.3

(299)

(189)

萌々

(60)

(34)

中立

(7)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
24
得点
1294
評価数
299
平均
4.3 / 5
神率
63.2%

レビュー投稿数24

もう!もう!世間って狭いなぁぁぁ!!

2巻に続き、更に登場人物が増えます。ストーリーが進む毎に彼らも時間が進んで、人間関係が広がって行く感じがとてもリアルだなと感じながら読ませて頂きました。
1巻から比べると絵がとても綺麗に…太一は可愛く、航平はかっこよく…なっている気がします!

千葉さんに嫉妬する航平♡もう、わかりやすいぐらいの太一への独占欲でニヤニヤしちゃいます。
そんな千葉さんと、新キャラのあの子……。まだこの時点では明言していませんが、きっとそういうことなんでしょうね。いや、世間って本当に狭いな。

じーちゃん。何事もなくてほっとした……。病院での太一の泣きシーン。私までつられて泣いちゃいました。どんなに強がっても、1人って寂しいよね泣
くぅぅぅ!からの初お泊まり……!!ァァ、いよいよ!?いよいよ!??と心決めたらまさかの……!!
あぁ、もう早く次読まなければ!!
止まらない良さがあります〜!!

0

両思い後のふたり

今巻はお付き合い?両思い?後の2人のお話です。

太一が研修合宿で壁にぶつかったり、おじいちゃんが倒れ自分の過去を航平に打ち明けたり、航平がなんだか不思議で健聴者を嫌っているような?聾の男の子と出会ったり色々ありましたが、

なにより1番最後のキスシーンが最高でした^^
今までは友達以上ではあったもののやっぱりBがLするシーンは全然少なかったんですが、あの2人がいちゃいちゃするシーンが見れるなんて(՞ ⸝⸝⸝⸝՞)
あと今まではあんまり気づかなかったけど太一ってかわいいな!?ってなりました。照れ顔が可愛いかった。。。

0

付き合いだした二人の幸せな顔と、切なさと

とんでもなく心に刺さるシリーズ…読後の今も余韻に浸っています。
実は2巻(「幸福論」)までしか読んでいなかったんですが、今日メイトさんで衝動的にシリーズ全巻買いしてしまいました。悔い…なし!

やっとやっと付き合い出し、一歩踏み出した二人!ですが、社会人と学生という立場の違いからすれ違い、寂しさが生まれて…と、1巻から続く切なさはやはり3巻でも。

太一のじっちゃんが倒れるというハプニングがありドキっとしましたが、入院はしたものの元気にイビキをかいていて、安心。笑

そしてそこからの航平宅にお泊まり、がもう…もう…!!
千葉さん、いい人だけどそこで電話かけてきちゃうとはー!タイミングー!航平ん家の壁となっていた自分はくうう…となりました。

航平からの、どこか必死さ漂う舌を絡めてのキスに悶絶。
太一が言うように、このところの航平は満面の笑みを見せていないなあ、、と思い返すと切ないです( ; ; )

早く二人には幸福感溢れるキスをしてほしいな。そして太一からも仕掛けて欲しい!

えちはなくとも、難聴者を取り巻く環境、そして健常者と聴覚障害者が一緒に働く時の働き方・考え方(→千葉さんの考え方にも太一の考え方にも一理あって、どちらが絶対的に「正しい」というのではないということ)など、色々なことを考えさせられる、深いお話。

もちろん二人の関係の更なる発展も願いながら読むけれど、いろんな方面から心に刺さるシリーズです。シリーズ買いして良かった…✨

0

変わるもの、変わらないモノ

やっと色々なことが動き出したかな?という気がしないでもない、でもない…?(笑)
そんなシリーズ3作目でした。

相変わらず騒がしくて何かと暴走気味ですが、社会人としての道を順調に歩き出した太一。
そして気持ちを通わせた航平とはようやく、ようやく!恋人同士となり、彼の心の中に「焦がれる」という感情が見えてきたことは嬉しかったです。

でも。なかなか"ふたりのお話"にはならないんですよね…
これまでもずっとそうだったので、すぐ大きな変化があるはずがないことはわかっていますが。
友達の延長線上にいるようなふたりではなく、ほんの少しでもいいから甘さを求めてしまいたくなりました。

新たに登場した新キャラのリュウは言動の一つひとつにパンチが効いたかなりインパクトのある人。
これから様々な選択をしていく航平にとって彼が重要な人だろうことは想像できるけれど、関わり方が断片的なのでどこまで踏み込んでくるのかがなんだか恐ろしくもありました。

環境が変わったり将来のことをたくさん考えるようになったり。
様々な変化があるなかでなかなかに変わってくれないふたりにはヤキモキさせられっぱなしです。
ふたりの日常はまるで違うモノなのでそれぞれの目線での生活を見れるのは楽しいのですが、ふたりだけの時間がもっと欲しいなーと思ってしまいました。

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離れてるのにお互いのこと考えてるのがもどかしい( ᐪ ᐪ )♡

付き合った後もほぼプラトニックな2人ですが、それでも前より糖度が上がってて、かわい〜!!ってなる。

今回は2人それぞれのお話が多かった気がしますが、航平がデブフットボールを見た時や聴こえる側なのか聴こえない側なのか自分の立ち位置に悩んでいる時に太一を思い出したり考えたり、逆に太一が合宿研修で航平の名前を呼んだり、2人とも離れているのにお互いのことを考えているシーンが多くて両思いなのに両片思いみたいな感じでもどかしい…

でもこの人間ドラマ要素が多いけどBL要素も確かにある感じはひだまりシリーズでしか感じれなくて面白い。すごく良かった!!

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