表題作茜の頃

?佐伯千晴、イケメン高校生
?戸田渉、千晴の同級生で趣味友

あらすじ

「君は夏のなか」番外編。
本編直後のお話。海辺で座り込んで話をする二人。夕暮れが近づいても話足りないと…。

作品情報

作品名
茜の頃
著者
古矢渚 
媒体
漫画(コミック)
サークル
plug-in<サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
君は夏のなか
発売日
3.9

(10)

(4)

萌々

(2)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
38
評価数
10
平均
3.9 / 5
神率
40%

レビュー投稿数1

もう少し先が…

本編直後の二人。
あの後長い時間話していたといい、渉が千晴を見送るまでの短いお話です。

体の繋がりがないということもあるのですが、この作品は渉の持つ幼さ特有の清潔感が、どうにも恋愛を感じさせず、千晴の「好き」の意味を頭では理解していても、追いついていない部分もあるのではないかと思ってしまいます。
改めて渉が好きで、友達には戻れないと思い詰めたように語る千晴に、渉からも好きだと言って欲しかった。蛇足でも。
最後、千晴に抱き寄せられて(抱きしめるまでいかない)焦る渉が眩しすぎます。

ここからの後日談である初回限定版の小冊子でも、まだまだ意識されていないと感じる千晴が描かれているので当然と言えば当然。
まだ片想いに見えてしまって寂しかったので、もうちょっと恋愛してる二人が見たいです。

美しい装丁と、本編からの繋がりを感じるタイトルがとても好きです。

4

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