電子配信限定描き下ろし短編付き
下巻はもはや大きい人は殆ど出てきません。自分は武田を門の前で出待ちする小竹の足(上巻より)みたいな地味なネタがツボで、この大きい人がいる世界観を使ったコメディ部分が好きだったんだけどな。そうはならんやろ、みたいな部分も含めて。そもそも始まり方の、小さい人用の高校に入学しちゃうとかね、そうはならんやろ。
デパートでちらり、森さんでちらりといったところ。
大橋と三宅のすれ違いも、三宅のテンションが異常で面白かったけれども。あとがきに大橋救済に触れてましたが、森さんは?!こんなに優秀なのにやや疎外感のある立ち位置の森さん。世間一般で一番モテるのは彼ではなかろうか。
小竹くんが武田くんのアパートに居候することになるところからお話が始まります。
※小竹の家は巨人族用なので武田くんの家の方が都合が良いそうです。
二人で買い物に行くときに前から大橋くんが来ます。
焦る武田くん。気づかない小竹くんと大橋くん。
がしかし、通りすぎて小竹くんが武田くんに
「部屋に帰ったらしよ」と言います。
その時の小竹くんの顔に闇を感じました。気づいている…。
部屋に帰り小竹くんが武田くんにこの5年間どうしていたかを問います。
勉強していたからいきなりは入らないぞという武田くん。
まぁ…あの頃は性欲強かったから疑われても仕方ないよね…。
上巻であった複雑な関係が下巻でも順調に引きずられていて
小竹くんの心の傷を見た気持ちになりました。
(自分も森くんとちょっと…あったのにね!!!)
下巻は重い実先生ワールドもあり
シュールな光景が多く笑うことも多々ありました。
武田くんのエロさを隠すために用意したチャドルや
指輪のくだりの床へダイブなど
普通の人じゃ思いつかない発想がもうすごかったです…!!!!
そして気になっていた大橋くんの恋のお話が入っています。
三宅くんがすごく武田くんに似ており(外見が)
その三宅くんが健気なんですよね…。
自分が誰かの代わりだから声を我慢したり
ほんとはエッチの時にキスしたいけど
後姿が誰かに似てるということを三宅くんはわかっているから
ずっとバックでエッチしたり…。
後ろ姿なら完璧に近いんだろ?って心の声で泣きそうになりました。
その後、お金の力で大橋くんの忘れられない人(武田くん)を探し出します。
そして武田くんが眼鏡をかけているのをみて眼鏡を買う三宅くんの健気さ…。
ずっと胸がぎゅっとしっぱなしです。
最後はちゃんと大橋くんが三宅くんの不安を全部取っ払ってくれたけど
ほんとこんな健気な子なかなかいないので大切にして欲しいです。
森くんの現在も載っていました。
「俺は偉そうなんじゃない。偉いんだよ」に
ふふふ…って笑っちゃいました。
森くんもいっぱい努力したから偉いんですよ!!!
でも…。自分で言われると笑っちゃう(*´▽`*)
下巻でみんなそれぞれの幸せにたどり着いたという感じでした。
個人的には大橋くんも森くんも幸せにしてもらいたかったので
凄く満足のいく下巻でした!!!!!!!!!!!
正直、上巻は微妙かな…と思いましたが、
下巻は好きでした!
小竹×武田のその後と、
上巻で当て馬だった、大橋がメインのお話です。
コタタケは安定のラブ度高めの二人で安心しました。
武田のビッチ化は止められましたね。
武田の色気ダダ漏れ具合に振り回される小竹が面白かったです。
そして、あの大橋に恋人ができました。
武田の影を追っていた大橋は、
やっぱり似ている三宅を選びました。
最初は武田の代わりだった三宅が、
次第にオンリーワンになっていく感じが良かったです。
なにより、三宅の一途さにキュンとなりました。
大橋もそうなのでしょうね。
あんなに思われたら絆されますよね。
最後は大橋<三宅になっていて、それがとても萌えました♡
バカバカしいけど、ちゃんと愛があって良かったです。
大橋×三宅CPがとても好きになりました!
上巻の後日談としての小竹×武田と、大橋のその後が描かれていました。後者の方がページ数は多いです。小竹は今や武田と同じサイズですから、巨人族という特殊設定は下巻では関係なくなってしまうので、上巻ほどのインパクトはありませんし、巨人×人間ならではの楽しみ方はできなくなります。小竹×武田に関しては、上巻で波乱万丈だった分、こちらでは穏やかで熱々な同棲を存分に楽しんでいるようでした。武田はスーツに眼鏡だと余計に色気が溢れ出ますね。学生時代に負けず劣らず色っぽかったです。小竹も普段ワンコっぽいのに時々男らしく迫るところがギャップを感じて萌えました。武田にボーダー柄を着せていた理由が最高です。
私は上巻で大橋が大好きだったので、彼のその後があったのは有難かったです。ただ、大橋×武田が良過ぎて、新たに大橋とカップルになる受けの三宅に武田ほどの魅力を感じられず…。しかも武田とそっくりということで、序盤の大橋と同じくどうしても武田と比べてしまいました。最初は彼に武田の面影を重ねていた大橋が、段々三宅自身を好きになっていく過程がしっかりページ数を割いて描かれてはいるのですが。大橋と三宅双方の視点から読めて入り込みやすいですし、けっして萌えないというわけではなく、あくまで私の中で大橋×武田を超えられなかったというだけです。健気受けが好きな方には三宅はたまらないキャラだと思います。大橋には幸せになって欲しかったので、彼が新しい恋に踏み切れて良かったです。
小竹はまだ高校生。6歳差ですね。
ふたりのその後の睦まじい様子が読めて良かったです。武田は色気だだ漏れに。小竹やりますね!
小竹は大橋を警戒してますね。でも怒りや責める気持ちはないみたい。
ずっとふたりで一緒に生きていけますね。
大橋と三宅のお話
大橋は武田を引きずりまくってますね。罪の意識もあるのかな。
バーで黒髪の男に必ず奢る大橋。武田に似た人を探して。そしてとうとうそっくりな三宅に出会って!
三宅が健気で必死で頑張っててもうっ!武田を探しあてメガネを真似てみたり。
最初は三宅を武田の代わりにしか思ってなかった大橋も、三宅の健気なところにもう三宅しか目に入らなくなってきましたね。大橋記録!
大橋と三宅もうまくいって良かったです。
下は大橋と三宅がメインと言ってもいいくらいの存在感でしたね。
あちこちに重い実さんのシュールなギャグも入っててクスッとなりました。