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超人気俳優×新人俳優、 同性愛ドラマ撮影中の恋。
攻めはゲイで受けは無自覚ゲイで大学の先輩後輩。俳優としてBLドラマで再会し、役作りの延長で体の関係になり絆されていく感じのお話でした。体の関係については受けの白崎のほうが積極的です。
攻めの羽山は学生の頃に白崎に「羽山さん演技仕事しないんですか?ありえねえ。どうかしてますね」と言われたことがあり、白崎のことが忘れられない存在になったようです。強気な性格ってことなんでしょうけど、先輩に面と向かってそんなことを言う後輩の方がありえないと思ったし、「モデルの仕事は見た目がいいだけのやつがやればいいだろ」という台詞にもモデルを下に見ている感じで嫌だなと思ったので、受けにも、そんな理由で受けのことを好きになった攻めにも、キャラ萌えは薄かったです。
続きもののようですが、1巻だけでハピエンを迎えて綺麗にまとまっていたので、読後感はよかったです。
ドラマにもなった漫画。まず麻水さんの顔が綺麗、美しすぎる。その綺麗な顔が白崎くんの言動で訝しげな顔になったり、変な顔になったりする、それがものすごく好き。一方の白崎くんもまず目。目力があるというか綺麗な目をしている。ストーリーうんぬんの前にこの2人のビジュが好きということです。もちろんストーリーは2人の関係性が縮まっていくのが目に見えてわかるこの感じが最高に素敵。個人的に山瀬くんのキャラ画が好きでしたね。
初読み作家さんです。いつも利用している電子書店で無料だったので読んでみました。
綺麗な絵柄で読みやすいです。年下の白崎君の目がリスみたいにクリッとしていてとても可愛かったです。
主人公は二人とも俳優で、仕事中のシーンもよく出てきます。
大学時代の先輩・後輩という間柄で2つ年が離れているのですが、白崎君が結構遠慮なく意見を言ったりするので、あまり先輩・後輩という感じはしませんでした。
そういう気が強そうなところがあると思いきや、恋愛では遠慮している所もあって、恋ってそうだよね~と思いました。
俳優になる前からモテてそうな羽山君が結構慎重なのは意外でしたが好感が持てました。
神評価をつけよう!としたところ、どうやら過去の私がやらかしたようで評価を訂正できず……くやしい
絵もセリフもキャラも全てが魅力的で、何回も読み返すごとに好きな箇所がどんどん増えていきますが、なかでも地の文、モノローグが魅力的だなと。
受け・白埼が主人公で話が進んでいくのですが、攻め・麻水の演技を横で見ているときのモノローグで
“俺はこの人のモデル上りの端正な顔が丁寧に歪められていくのを見るのが好きだった”
とあって独特の感性をしているというかこれは一味違うぞ?感に一気にこの作品に惹かれました。
一番好きなシーンがこちら。
あるセリフを思い出して、実際に
”あ、わかった。痛いときにわかるんだ(心臓の場所)”
と時間差で痛みを感じるシーン。切ないのに綺麗でやられました。白埼の不器用、というか人を好きになるってハッピーなだけじゃなくて負の感情だって色々ごちゃまぜになる。それが直接的なセリフじゃないからこそガツンとくるんですよね。
エロ度が標準的とありますが官能的というか、カットとか表情で魅せてくれるので個人的に大満足です。