電子限定おまけ付き
宥の父の大きな愛に泣きました
何かBLとか関係なく(も無いんですけども…)とにかくその全てを包み込み、解放させる、ただただ大きなそこにある愛を目の前にして泣きました
メインの2人以外にこんなに泣いた事は一度もなかったので自分でも引く程でした
ずっと読みたいケド買っていなくて、でも読んだ方がいい!という力強い後押しの声を既読の方々から聞けたので少し前に購入して読みました
余りにも感動し過ぎてずっとレビューが書けずにいましたがやっと落ち着いてレビューを書けるようになったので3巻まとめて残そうと思います
冒頭にも書きましたが下巻の宥と父との、この親子ならではのリングの上での2人の姿に完全KO喰らいました
宥のあの底なしの人の良さや愛の深さの理由がお父さんの存在によって圧倒的な説得力となっていました
宥は父を始め彼を囲んで来た環境からしっかりと愛を注がれて、宥は勁にその愛を注ぐ、そして勁はその愛を受けて”かゆく”なるw(←照れるとかゆくなる///カワイイ‼)
そんな愛に溢れた御子柴ジム、最高だった…
勁がアマ転向を宣言した後の、周りからの素直な反応に照れて宥のお洋服に隠れる(隠れ切れてないw)勁……かわい過ぎやろヾ(〃∀〃)ノ
中巻のあの徹底的なこれでもか‼というどん底があってこそ、ではあったと思いますが、この3巻は超ヘビー級の作品でした
最後のあんな「ただいま!」と「おかえり!」に辿り着けるとは…
そして記憶の頭の中の勁もちゃんと成長した姿になっていて…
救済であり成長であり、過去であり未来である
【大きな大きな愛の物語】でした
とてもシンプルな言葉ですが『感動しました』
一気読み出来る今読めた事にも感謝です
これ、私当時読んでたら苦しくて仕方なかったかも知れない
一気読み出来る未読の皆さん、是非読んで欲しい…!
とてもおススメです(*˘︶˘*).。.:*♡
全体を通して凄く面白い作品でした。
が、作中で攻めが幼少期の頃から長い間不特定多数の人に性的行為を強いられているので、そのような描写が苦手な人は注意です。
それと(中)で一旦グダります。
それ以外は文句なしで面白いので読んでおいて損はないと思います。お勧めです。
Kindle unlimitedで読みました。
上中下とあるので三巻一気に読みました。中はしんどいですが、最終巻を読むと「すごい良い話だった!」となります。ここ最近では一番のおすすめですね。作品の構造が「白石ってどんな人物?」というのを白石本人と宥と探っていく作りになっているので、宥の気持ちになって読めるのがすごく良かったなと思います。ちなみに私はボクシングは全くもって何もわからないのですが(特になんとか級とか大会の名前とかはさっぱりです)、それでも話を追う分には何の問題も無かったので、ボクシングさっぱりの方でも大丈夫だと思ってます。そしていろいろ知った後に改めて二人の年齢を見ると、二人ともそう大人っぽいのに若かったんだな~という謎の感慨が沸きます(笑)。初々しいけど大人っぽいカップル。最高ですね。
そしてここからは下巻のネタバレになってしまうのですが、宥が会長(親父)にカミングアウトするところがすごく好きです。もともと宥が白石に脅されるところからこの話がスタートするのですが、白石の「負けたらどうなる?」がどうもならなかったように、宥の「親父にばれたらどうなる?」も全然悲惨なことにはならないんですよ。giftはキャラクターの描写がすごく丁寧で、それぞれの人物の温度感がとてもわかりやすいですが、ある意味一番わかりにくかった会長がここでしっかり見られるのが良かったです。知れば知るほど会長良い人。
また、ラストシーンも最高でしたね。最終話でずっと「白石の笑顔が~」って笑顔の話ばかり出てくるのですが、後ろ姿ばかりで一度もそのものの絵がないんです。それがラストでしっかり見られるのでもう号泣ですよ。この描写はすごい!一ノ瀬先生の力も勿論ですが、漫画ならではの展開だったと思いました。この作品は結構映像化向きなんじゃないかと思いますね(気が早い)。そして電信限定のおまけもすごく可愛かったです。・・・というか、PTSD乗り越えた後の白石ずっと可愛い。照れたり、戸惑ったり、いろんな表情が見えるので、相手が宥だとわかっていてもドキドキします。
BLでありながら超大作の人間ドラマを見ているような素晴らしい作品なので、がっつり物語にはまりたいときに読んでみてください。
読み終わった時の「私はなんてすごいものを読んでしまったんだ…」脱力感がすごいです。
まるで長い映画を一本み終わったかのような余韻に満たされます。
これは上中下、セットで買った方が断然オススメです!!
「中」がとにかく痛くて辛くて逃げたくなるのですが最終章を読んだ後、すべてが報われました。
中盤が痛ければ痛いほど、辛ければ辛いほど最後のハッピーエンドが身に染みる…。
あと他の方もおっしゃっているようにラストがオシャレ。
もうこれはぜひ、色んな人にススメたい。
萌え~と気楽に叫べないくらい重ためのお話でしたが、今年読んだ中で一番の衝撃でした。
どうなるの?!もう詰んだな、絶体絶命!って思った中巻。そこから今までの色んなことがキレイにまとまっていく下巻でした。
あんな悪の組織の仲間入りしちゃったらもうオモテの社会には戻れないでしょって、思ったのにすんなりと戻れたしボクシングしちゃってる。
そして、あの組織の大東宮って医者は「先生」って呼ばれてるアイツの事だと思ってたらまさかの人物でびっくりしました。過去回想でボスとの腐れ縁だったと発覚するけど、はっきりと何があったのかはわからないので、本当はスピンオフが見てみたかった〜。この2人もだし、ケイくんのお兄ちゃんとボスの出会いも。ボスは人を懐柔するのが上手すぎるな。ボスに惚れ込んでたり離れられないと思ってる奴ら何人いるよ?
このお話は数人の絆が描かれててもっと読みたいー、知りたいって思ってしまった。ユタカが父にカミングアウトした時の父の対応も良かった〜。
なんといってもラスト、やっと人間らしくなってきたケイくんの満面の笑みがたまりませんでした。
とてもいい作品を読めて良かった。
愛情深い母性の塊のような受けと無意識に心を閉ざして傷つかないように生きてきたけど、徐々に成長していったバブちゃん攻めの攻め救済ストーリーでした。