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表題作おくびょうなディア

百武勇虎,小説家
上条忍,和菓子屋副社長

その他の収録作品

  • おまけ
  • カバ下 マンガ2ページ

あらすじ

人気小説家の百武勇虎が一目で恋に落ちたのは、
和菓子の老舗「菓匠・上条」の若旦那・忍だった。
好きになったら一直線、熱烈に迫る百武に、
忍はあっさり体を許す。
忍の慣れた様子に嫉妬しながらも、
何もかも好みすぎて夢中になる百武だけれど、
忍の本心がつかめなくて!?
超溺愛系・野獣攻×艶系・けなげ受の
激甘アダルトラブ♡

作品情報

作品名
おくびょうなディア
著者
秋雨るい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
ふきげんなディア
発売日
ISBN
9784813032113
4.4

(150)

(91)

萌々

(35)

(20)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
658
評価数
150
平均
4.4 / 5
神率
60.7%

レビュー投稿数14

「ふきげんなディア」のスピンオフ

「ふきげんなディア」のスピンオフ作品で、
和菓子屋さんの若旦那と小説家のお話です。

百武先生がかなりグイグイキャラで
普通なら忍さんは嫌がりそうだけど、
忍さんは実は前から百武先生のことが好きだったので
上手い具合にお持ち帰りされます。
でも、肝心な言葉は一切ないので
忍さんは自分を言い聞かせて割りきろうとします。
ここがすごく切なかったです。

百武先生がグイグイなのでうまく行ったけど
グイグイじゃないとこの二人は
くっつかなかっただろうなぁと思うと感慨深いです。

忍さんは百武先生の小説育ちで開発済みなので
とてもドエロくて凄く好きでした。
(下品なエロさじゃなくて上品なエロさです。)

1

甘くて色気たっぷり、大人の恋

人気小説家の百武と老舗和菓子屋の若旦那・忍のお話。
「ふきげんなディア」でも存在感のあったふたりですが、彼らが恋人になるまでのお話ですね。甘かった~!

豪快で向こう見ずな百武節は相変わらずで
忍を落とすための強引さがすごかった。
「ふきげんな~」ではその豪快さが無遠慮な人のように描かれていた気がして
ちょっぴり苦手だったのですが…
こちらの作品を読んで少し印象が変わりました。
打算がなく本当に真っ直ぐな人。
自分が欲しいと思ったものには一直線で、忍に対してもそうでしたが
桜庭にも同じくで、うざがられていたのは面白かったです。

何より忍のほうが先に百武を好きになっていたところが驚きでした。
彼の小説を読み、彼好みになるよう自身の体を……という、なんとも色っぽい展開にドキドキ。
表紙の見切れた百武に視線を送る忍も素敵でした。
甘い甘い大人の恋、ごちそうさまでした~!

0

美人秘書誕生

なにせ私は桜庭先生派なので、こちらの作品はあまり期待しないで読み始めました。

そして百武じゃなくて忍にノックアウトされたんです。

秋雨先生は濡れ場を描かれるのがとてもお上手なのですが、こちらのカップルは大人な2人だけあってベッドシーンが艶っぽくて素晴らしかったです。

そして天然な忍が可愛らしいし、躊躇いなく忍に好意を伝える百武との認識のズレに何度かニヤッとしてしまいました。 

忍の有能な美人秘書ぶりに感心したり、百武の尻を叩く様子に爆笑したりと、文句なしに面白かったです。

忍の父親が百武のファンだったのと、お互いに好みに察するものがあった様子にもクスッとしてしまいました。

この本で男気のある百武を見直しました。www

1

「ふきげんなディア」と併せて

「ふきげんなディア」のスピンオフなのですね!てっきりこっちが先かと思って読んで、4話で「ふきげんなディア」の表紙のお兄さんぽい人が現れたので、急いで先に「ふきげんなディア」を読んだら、時系列的にはこっちが先でした。ウロウロしてしまった。
それも純粋な続編だと思ってたので、「ふきげんなディア」の表紙の男性と忍のCPなのだとも読むまで勘違いしてましたから、ちゃんと調べないとダメね。

波はありつつもずっと甘い雰囲気で安心して読めます。

◾︎百武先生(小説家)×忍(和菓子屋)
最初、好みと違ったかな〜と思いながら読んでました。そんなことなかった!!!大変良かった!!絵柄こそ好みからちょっと外れてはいながらも、大変良い未亡人受けでした。
自信なさげな美人の受け大好き!!!百武先生のガサツさが受け付けない人も多そうだけど、忍とはバッチリぴったりってとこも好きポイントです。
おどおどしていながらも、エッチで、案外と自分の言いたいことはきちんと主張する忍も良いです。

お話の構成の工夫も良かったのかも。
百武→忍と見せかけておいて、過去に少し遡って忍の思いを描く。小出しにしていた味音痴設定をうまいところで出して心を開く忍を演出、小説によって開発される忍…うん、いい漫画でした。

ちょこちょこ語彙力に対するツッコミ(これは完全にコメディなのですが)がありましたが、丁寧な言葉のはずの忍のセリフに不意に違和感があったり、百武先生のセリフにも不意に違和感があったり、ちょっと気になる。百武先生の年齢と職業から考えて違和感のある、頭弱そうなセリフがままあるんだよな。百武のキャラと言われて仕舞えばそれまでだけど。

1

忍がたまらない!!

スキッ!

受けが攻め好みになろうとするお話は色々ありますがダントツで忍が一番スキッ!

話の流れや忍の過去からの事情や親子関係など色々あるんですが。

まさか忍が百武を先に好きになって、素性を調べて小説を買って読んで、官能小説に出てくるように抱かれる想像をしながら自分で体を開発してたなんて!!!
しかも百武は女性が好きで狙ってる人がいると思い込んでいて。

そこがわかる前に百武が忍に一目惚れして誘ってあっさりエッチして開発された身体に過去の男達に嫉妬をたぎらせる百武。
薄幸そうで美人な未亡人風な忍に一目惚れしていそいそとお店に通いつめ、家に連れ込みエッチも何回もして、なのに必ず泊まらずに帰ってしまう忍がなんと!!これでもまだそんな風に思っていたとは!

もう名前の通りな性格というか、何をしても可愛い!スキッ!百武の萌えツボを押しまくりですね。健気で尽くしてしかも超有能で、なのに控え目で、だけど百武をまいらせる殺し文句を素でいい放つ。

魔性の受けじゃないんです、健気なんです!
自ら知り合ってもいない作家の本を読み込んで彼好みになろうとする、私も百武と一緒にスキッ!グサグサ刺さりました。

自分史上一番の攻めの好みになろうとする部門での健気受けです!

忍の父と百武のくだりも好みが一緒なのが面白かったし、親子の溝が埋まって良かったです。
百武のお陰で忍が変わり、その変化をちゃんと父も見守っていたんですね。

3

忍さんの地雷がツボった

一人顔アップ表紙祭り
この、いかにも耐え忍ぶ系の、古典的な受け受けしい未亡人系美人さんに惹かれて購入。
テーマカラーが紫色って辺りも色っぽい。

どうやら「ふきげんなディア」のスピンオフ作品らしいが、多分そちらは未読。
こちらの作品にも前作のキャラは登場しているようだが、まあ、前作読まなくても大丈夫そう、っていうか、時間軸的にはこちらの作品の方が前のお話のようなので全く問題いかな。
結果として、老舗和菓子店の跡取り息子が、どうして流行作家の秘書になったのかというお話なんだが、色々あったけど、片思いのすれ違いが、上手く収まる所へ収まったという事で。
感想としては、百武、何でも持ちすぎててズルい。かな。

0

OMG

『不機嫌なディア』のスピンオフ作品ですが、私はこちらの方が好きです。
もともと、溺愛攻め・両片思い・ラブラブH…とか、そういうのが好きな方なので、今作はどストライクでした。

人気官能作家・百武が、美人和菓子屋若旦那・忍に一目惚れして手篭めにする話…ざっくり言うとこんな感じです。
百武の一目惚れと思わせて、実は忍の方が以前から百武に片思いしていたところが良かったです。
忍が百武に惹かれていく様子が丁寧に描かれており、忍の体がすでに開発済みだったり、百武にあっさり体を許すところだったりが納得できました。

ちょっと浮世離れしてる忍だけど、一途で百武のことが本当に好きなんだというところが伝わってきました。
また、百武も忍を運命の相手と思っており、可愛がって大切にしているのがよく分かりました。

とにかく、2人がラブラブなので、読んでいるこちらも幸せな気持ちになりました。
どうぞ、末長くお幸せに〜

2

百武先生編

ふきげんなディアからのスピンオフ。
豪快な百武先生(官能小説家)と、家業の和菓子屋の経営に携わりながら、百武のアシスタントもする忍のカップル。

いつも和菓子を配達している編集部で、菓子をおいしいとほおばる百武がきになっていた忍。作品を読んでみるとその気にさせられ、そのたびに自分を慰めていた。
一方、忍に一目惚れした百武は和菓子屋に通って口説き落とす。
元から百武が好きだった忍なので、すぐにカップルに。

しかし、事故のために味覚障害となり職人の道をあきらめた忍の過去などが描かれ、紆余曲折ありつつも、百武の剛毅で押し切る感じのストーリー。

忍の絵が、実際に憂いがあって色っぽいです。

経営が向いていたらしい忍は、百武のアシスタントもやるようになり、本編へとつながる。従ってこちらが時系列としては前。これから先生は、すっかり忍の尻に敷かれそうですね。

0

おくびょうとヒゲ熊

テンション高めでおおらかポジティブ、ワイルドな
百武先生と穏やかで控えめ、どこか物憂げな忍。
一見テンポが合わなさそうなふたりですが、
会話のやりとりや雰囲気、空気感がとっても
しっくりしていて。
忍にわかりやすくぞっこんメロメロ、
忍の言うことをしっかり聞く百武先生の忠実感(笑)
対して内に秘めているものの、百武先生への想いは
誰よりも強い忍。
ふたりが惹かれ合い、慕い合う深い愛情がしみじみ
感じられます♡

そして後半でわかる、あの『若旦那×1人の夜』
がまさかの忍のハジメテだったという衝撃…
すぐ見返しましたよ(笑)
あのシーンは本当に素晴らしくて…
百武先生の誘い方から忍の応じ方、行為まで全てが
大人の魅力で溢れていてそれはもう興奮しました!
若旦那…えっちな魅惑ワード♡

若旦那から何とも頼もしい超有能な美人秘し…
(卑猥なため却下(笑))もとい、美人マネージャーになり、
公私ともに百武先生の側にいて支える忍。
最高の関係性です…!

ふたりが幸せそうに顔を寄せ合い、笑い合う姿を見て、
わたしも幸せでいっぱいになりました♡
移り変わる季節や和菓子の描写も美しくて、
情緖豊かでとても素敵な作品でした。

6

大人な二人の恋が可愛すぎた

【ふきげんなディア】スピンオフ(時系列的にはこっちが先)

最高過ぎました。本当最高。
『百武先生の熱烈ラブアプローチにのってくれた美人でオトナな忍さん』かと思っていたら・・・2話の忍さん視点でまーさーかーのー!忍さんっっっっっっっっ!!
見事なまでの可愛い相思相愛カップルの爆誕に萌えずにはいられませんでした。
二人とも大人な雰囲気なのに二人がそろうとなぜこうも可愛くのなるのか!たまらん!!
百武先生が忍を前に心の中で「かわいい」と叫ぶたびに「わかる」と叫びたくなります(笑)

特典ペーパーの忍のお父様がSo Cute★

5

読み応えがありました

「ふきげんなディア」の時から気になっていた、百武先生と忍さんのお話でした。相変わらずの綺麗な絵柄でスルスルと世界観に入っていくことができました。

忍さん、落ちるまでに時間がかかるのかな…?と初めは思っていました。が、まさかの忍さんの方が半年も前から想っていてた展開驚きましたが萌えました。それに、百武先生の猛烈アプローチ+「若旦那×1」ですぐにベッドイン…!2人から目が離せませんでした。これまた忍さんが色気たっぷりで、にまにまとしてしまいました。
忍さんの事故の話は割愛しますが、寂しさや葛藤をこれからまた少しずつ2人で乗り越えてほしいと思いました。またこの2人や、「ふきげんなディア」の2人の続きが読みたいです。

5

百武x忍の馴れ初め編

「ふきげんなディア」にてメインCPと共にラブな空気感を漂わせていた百武x忍カプの馴れ初め編。
内容はすでに詳しく書いてくださっていますので、感想だけ。

忍さん、和菓子屋さんの若主人さん(社長の息子で専務)だったんですね。
たおやかで静かな色気にぴったりの設定です。
いつも伏し目がちで、なんか寂しそうで、笑顔も控えめな忍さん。
そんな忍さんはやはり悲しみを背負っていました。事故で母を喪い、自分も大怪我を負い、和菓子職人としての将来を諦めざるをえなくなる…父(社長)とも距離が。
対して、官能小説家の百武は明るくてポジティブで、忍さんとは正反対。
百武にアプローチされて、一見あっけなくHに応じちゃう忍さんにアレレと思いつつ、抱かれて感じる忍さんの色っぽさにこちらもやられちゃう感じ。
しかし。
「ふきげんなディア」では忍さんてもっとSっぽいというか…百武を操縦してるような存在感があったような気がしていて、本作の健気感、アナタの色に染まります的な雰囲気とちょっと違うような…
もちろん本作の優しくて色っぽい忍さんはとってもいい感じなんだけど、あれー?この2人こういう関係性なの?と思った。
百武が仕事の時はドS秘書タイプになって、とかいうリクエストがあって、忍さんがわかりましたそうします、みたいなシーンがあれば大いに納得したんだけど。
その辺の違和感はかすかにありつつ、忍さんの色っぽさは最高峰級だと思います!忍さんの場合、エロいというより色気、と言いたくなりますね。
忍さんに「萌x2」!

4

しっかり読ませていただける作品

とても綺麗な絵柄で、さらにお話もしっかり骨があるというか、充実していて大好きな作品です。
最初は百武先生の一方的な想いでぐいぐいと忍を落とすストーリーなのかな?と思いきや、実は半年も前から忍は百武先生のファンで、その小説を読みながら想いを募らせていたという…。百武からの目線と、忍側の気持ちが上手く交錯して描かれているので、エンディングに向けてすごく盛り上がって読ませていただきました。
二人以外のキャラクターもそれぞれ個性的で、忍の和菓子店の売り子の萌ちゃんゆきちゃん、忍のお父様(特にラストで百武と話すシーンは良かったです)などなど。ふきげんなディアの桜庭先生も不機嫌に登場してました(笑)
秋雨先生の作品、今後も楽しみです!

10

”小説” に密かに開発される淫靡さがたまらない!

『ふきげんなディア』にカップルとして登場していた、小説家・百武と美人マネージャー・忍との出会いのストーリー。
スピンオフですが、こちらの方が時間軸的には前の話なので、どっちから読んでも大丈夫です。
私も雑誌でこちらを先に読みましたが話はじゅーぶんわかりました。


百武は、出版社に和菓子を届けに来ていた未亡人的美人の忍(※男)に一目惚れして、和菓子店に押しかけます。

無精ヒゲ熊の百武がポジティブおかまいなしにちょっかいを出して、儚げで清楚な忍は迷惑してるように見えたのに、、、

百武の配達オーダー「若旦那×1人」は忍の来たい日時にって言ったのに、その夜に早速お届けしちゃってるぅぅぅ~!
もう家に入るなりキスをして、即ベッドへ♥
感じやすくて色っぽい忍は、奇跡かって思うくらい何もかもが百武の好み!


それには理由があるんです!
実は、忍は半年以上前から、配達先の出版社で和菓子を美味しそうに楽しそうに食べる百武のことを知っていたんです。
そして、百武のことを知りたくて小説を読むうちに、官能小説のように百武も女を抱くのかと、女を自分に置き換えて妄想を…

百武の好みをこれでもかってほど詰め込んだ小説を読んで、百武を想いながら、百武の好みに仕上がっていった忍。

初めて寝た翌日に、店を訪ねた百武を見て、忍はフワッと上品に微笑む。
ひとコマの表情に、百武への想いが詰まってるように見えます!
(マンガ読みとしては、絵だけで多くのことを語られると興奮でクラクラしまっす!)


事故で母を亡くし、母を愛していた父は母と瓜二つな忍を見るのが辛くて、父と息子の間には溝ができてしまった。
さらに忍は和菓子職人なのに、事故の後遺症で味覚障害を患ってしまい、和菓子店の経営にまわされ、自信をすっかり失っている。

ポジティブ熊があんなに夢中になって抱いてるっていうのに、小説のネタでもいいから、一時でも側に居れたらと、遠慮しちゃってるのが切なくてもどかしい…
(忍は遠慮して夜はサッサと帰ってるのに、「照れ屋」だと前向きに考える百武ったらw)


でも、ポジティブ熊は行動力もパワフルです!
忍が、百武には落としたい本命がいるから、恋人でもないのに事後に泊まる図々しいことなんてできないと誤解していることを知ると、、、
”挿絵をさせたい=落としたい奴” の桜庭(『ふきげんなディア』)に、忍を ”恋人” として紹介します。

そうして誤解を解いて、気持ちもカラダも繋がった夜、初めて忍は百武の隣で眠って朝を迎えます♪


このストーリーは ”小説” ってモチーフをめちゃくちゃ上手く使ってます。

百武の「出さねぇから生でさせて」に「出してくれないんですか?」と忍は答える。
「この体で気持ちよくなってくれてるあなたを見てる時が幸せです」って、百武の欲望をカラダで受け止めるのに悦びを感じてる忍の献身的かつ魔性の魅力がたまらないです!

それが、百武の知らない間に、百武が書いた小説で開発されていたなんて…
男の征服欲を刺激しまくる、なんて理想的なファム・ファタールなんだろう!

あと、百武が忍の過去の独白を聞くシーンが好きです。
「少しずつ知ることでだんだん俺のものになっていくんだ」
辛い過去を話せって強要ではなく、もっと愛したいから知りたい、受け入れる前提の、忍を安心させてあげるなんて優しい度量の広い言葉なんだろう!


はじまりは、ポジティブ熊×美人未亡人のラブコメに見えたけど、なんて淫靡で、あたたかくて、完成されたストーリーなんだろう!


百武が忍のカラダを愛しすぎて、締切がヤバくなってしまい、忍が手書き原稿をタイプ&スケジュール管理をすることになって、『ふきげんなディア』では小説家と美人マネージャーとして登場しました。

『ふきげんなディア』の忍はクールで、百武の首根っこをしっかり掴んで甘やかしている印象があったのですが、本作の忍はどちらかというと儚げで謙虚。
百武と一緒にいるうちに、忍は自信を取り戻したのかもしれないけれど、本作の忍ならどこまでも遠慮がちなままなんじゃないかなって、すこーしキャラブレも感じました。
でも多少のキャラブレがあったとしても、『おくびょうなディア』の忍であって欲しい!
それにどちらのストーリーも信頼しあって、関係を築いていくところが描かれていて、デビュー作、そのスピンオフの2冊目とは思えない完成度の高さです!

秋雨先生のこれからの作品もほんっと楽しみです♪

22

この作品が収納されている本棚

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