夜光花さんのレビュー一覧

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

鹿よりタヌキが好きです

本シリーズの続編が出ると知った時はすごく嬉しかったのですが、まさかのスピンオフ・・・泣
正直、読み終わった後もやっぱり有生と慶次のストーリーをどっしり読みたいなぁという気分になりました。

今回は有生の兄・耀司と初出のキャラである柚のお話です。
前作「きつねに嫁入り」からストーリーに絡んでいる井伊家がまた登場してひと悶着あります。

何というか、耀司は一作目から登場しているし、笠井さん…

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狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

番外編

シリーズ初のスピンオフ。
自分も前作メインの有生×慶次のカップルが好きで今回は有生の兄と新キャラ柚のカップルメインでした。
元々、スピンオフが苦手で買うか迷いましたが番外編に二人が出るときいて…(嬉泣)

本編も少し読んでみましたが、自分はあまり受けが好みではなく、あまりすらっと入ってこなかったです。好みが分かれるのでしょうね…

ですが
番外編は大変美味しく頂きました。
慶次が本…

8

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

受けが攻めの過激派(笑)です

このシリーズ大好きで作者様も大好きなので続編を楽しみにしておりました。
ただ、前作の有生×慶次カップル(?)がめちゃめちゃに好きすぎて今回のメインがあの2人でないと知ったときの絶望感が半端なかったです(笑)

しかし蓋を開けてみればこちらの長男カップルのお話もとても面白かった!作者様も仰ってますがこのシリーズはコメディ寄りとして読んでいます。
ハマる人にはハマるけどきっと苦手な人もいるだろ…

8

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

受けちゃんを愛でる攻めさんに激しく共感

作家買い。

『眷愛隷属 -白狐と狢-』→『きつねに嫁入り -眷愛隷属-』に続くシリーズ三作目です。前2作は超一流の討魔師の有生×半人前の討魔師・慶次のお話だったのに対し、今作は有生のお兄ちゃんの耀司のお話。

スピンオフものなので前作未読でも理解できないことはないと思いますが、それでもやっぱり読まれてからのほうが楽しめると思います。





母子家庭で育ち、その母親から虐待…

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狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

耀司と柚に萌えるかどうか

狼に捧げたい
今回は長男耀司と柚のお話ですね。
柚は耀司の遠縁の子供で母子家庭で耀司の叔父がたまに母親に連絡を取っていたのですが、連絡が途絶えて様子を見に行く所から始まります。
当時耀司は15歳、柚は10歳。

柚の境遇に胸が痛み、それ故耀司に依存し崇拝するのもある意味仕方ないかも。でもそのままではいけないと、何度も耀司や眷属の白鹿からも言い聞かせられてたのに。

こちらを読む前に前…

8

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

タスマニアデビル

1作目は読んだのですが、どうも攻め受けとも好みから外れていたので、2作目は未読。当作は1作目で気になっていた1作目攻めのお兄ちゃんだ!!!!と喜んで購入したものの・・・すいません、今回は受けが全くハマらず、無念。このシリーズはどうも波長が合わないのか‥悔しい。二回読んで、ちょっとは可愛いと笑えるようになったのですが、中立です。本編170P弱+1作目カプの本編途中にあたるエピ50P弱+あとがき です…

6

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

受けに死ぬほどハマったよ!ストーリーも最高だよ!!

こちら、眷愛隷属のシリーズ三作目になります。
シリーズものではありますが、主役がチェンジしているため、今作だけでも読めると思います。
シリーズ未読の方もぜひぜひ。

ところで私は、実は受け大好き人間です。
私の世界では受けが中心になるため、攻め→→→→受けと言う図で無くてはいけません。
とにかく攻めが受けを溺愛していたり、異常に執着してると言う設定が大好き。
で、受けは攻めを嫌悪感丸…

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火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

思い出の場所が二人を引っ張った?

新城の運命がどう落ち着くのかって発想・手段に驚いた1作目、バイオリニスト・紀ノ川の人物像に惹きつけられた2作目、3作目は…
ちなみに、『水曜日の悪夢』『金曜日の凶夢』はセットで読むのをお薦めするが、この話だけ気になった人はこれ一冊でも楽しめる仕様になっている。
前作に登場した新城、紀ノ川がチラリと顔出しするものの、今回の話には特に絡む事はない。

アルト公会堂の最後の演奏会を目前に、同じ日…

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金曜日の凶夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

紀ノ川よ、自身の耳の良さはいくら自慢してもOKだ!!

大抵のスピンオフ小説は前作からある程度独立した内容になっているから単独でも大丈夫なものが多いのだが、この小説の場合は先に『水曜日の悪夢』も読んでおいたほうがいいと思う。
本来の和成と真吾の運命、紀ノ川の将来が辻褄が合う部分が出てくるし、今回の予想外な展開もあっさり受け入れ易くなると思う。

何かしらの密命を受け紀ノ川に近付こうと画策する良麻。
先に前作を読んでいたので「この時代は」って一言…

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水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

まさか、そっちの方向に引っ張られるとは!?

自分の場合、この小説は九割がた読んで真相が見えてきたところでようやく潜んでいた面白さに気付いたので、できる事ならばネタバレを見ていない状態で読んでもらうのをお薦めしたい。

見た目不愛想で取っつきにくい高校生×臨時の音楽教師。
真吾にバイオリンを教える立場の和成が年上受けとしても教師をしてもしっかりしていたので、彼をどうにかしたいという感情に流されていながらも、本来教師が持つ矜持は保たれてい…

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