砂原糖子さんのレビュー一覧

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

No Title

先にドラマCDを聴いていたので内容はわかっていたはずなのに……
もどかしくて胸が引きちぎられる感じでした。
思わず先の、ハッピー部分まで読み飛ばしてしまうくらいに。
砂原先生のつむぐ言葉がとても心地よくて、”小説を読む”良さを改めて実感しました◎

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或るシカリオの愛 小説

砂原糖子  稲荷家房之介 

読み始めと読了後の感想の違いがすごい




密売業者から二束三文で買い取った商品の中に紛れ込んでいた男ルカ(受け)。
古道具屋のジャレス(攻め)は殺ししかできないというルカに仕事ができるようにと男娼としての商品になるようにと指南をするのですが‥


この作者様のお話は甘い話が多いという印象でしたが、今作は初めの方はまーったく甘くありません。
指南という名の感情の伴わないセックスは読んでいて全くそそらず、この辺りが苦痛で…

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

No Title

シリーズ3作のなかでは一番好きでした。
”言ノ葉ノ花”を読んだとき、残念ながらこの世界観にハマれなかったんですよね…でも名作と名高くコミカライズもされている有名作、しかも2,3作は世界観は同じで登場人物が違うということだったんで、正月休みにリベンジしてみました。

んでもって、結論・やはり世界観が個人的にはあんまし…。
”心の声”って聞こえちゃうのよくないですよねw ”わからない”というと…

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月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

心臓が脈打つような恋

しっとりとした夜の空気が漂う作品でした。
綺麗な月夜が印象的なはずなのに、どことなく梅雨の湿度も感じるような大人の恋愛模様が本当に素敵な作品。
草間先生のカバーイラストも作品のイメージにぴったりでうれしい。

ずっとその目で見ていた、決して出逢ってはいけない人に声を掛けてしまった。
本来ならば許されない恋をしてしまった。
ただ淡々と一対象者である「16番」を監視する側だったはずが、なん…

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イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

涙〜

内容わかっていたので精神的に余裕でるまで積んでしまってました‥
思っていたのと違ったポイントがひとつ、
受けの障がいがはっきりしているわけじゃないので、天然のような感じもあります。

ちゃんと障がいってハッキリしているのかと思ったのでそこだけ違いました。それにより周囲の理解とか反応も健常者の天然に対するソレって感じなので、人によるとは思いますが睦じゃなければ、もっと生きづらさをかかえてもお…

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恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

”ガキっぽいのに憎めない攻め”を堪能…!

やーー…良かった。。ワクワクとドキドキ、そして萌えを堪能する一冊でした…
自分の中で、紛うことなき神評価です。

個人的には前作より、より萌えた。。前作を超えて好きだなと思いました(皆さんのレビューを見てるとちょっと感想が違うみたいですが…;)

(以下内容に触れます)




こちら、前作『恋のはなし』の続編です。
ガキっぽい攻め × 恋愛初心者の真面目受けの、付き合い始め…

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恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

クズ攻めの”初恋のはなし”

いや〜〜〜砂原糖子先生の作品って、なんでこうも胸にドーン!って刺さってくるんでしょう。。

15年ぐらい前の作品ですけど、全く色褪せていないのがすごい。
(LINEじゃなくメールでやりとりとか、出会い系アプリのない時代なので人の紹介で知り合うとか、そこはかとなく時代を感じる描写はありますが)

(以下内容に触れます)






軽いお遊びのような気持ちでゲイの多和田と会っ…

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オリオンは恋を語る 小説

砂原糖子  金ひかる 

ボロ泣き。。二人の空は一つに繋がっている

もう…読みながら切なさや憤りを感じて泣いたり、二人の愛の表現にじーんと来たりと感情が忙しく、夜中に顔がぐちゃぐちゃになりました。。夜中でよかった‥

こちら、『バイオリニストの刺繍』の続篇になります。

前作は二人の出会い〜恋人同士になるまでが、全編攻め視点で描かれていました。
こちらは恋人同士となった二人の”それから”が、受けの吹野視点で描かれています。

『バイオリニストの刺繍』…

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バイオリニストの刺繍 小説

砂原糖子  金ひかる 

攻め視点の情熱的な愛のストーリー

もう、良過ぎてどうやって何からレビューを書けばいいのやら…

『心を半分残したままでいる』で涙が止まらなくなった(というより号泣)砂原糖子先生の作品。

タイトルからして秀逸すぎて、読み終わった後表紙を見返すともう、胸がきゅーーっとします。

(以下、内容に触れます)




他の方もおっしゃっていますが、タイトルが「バイオリニスト”と”刺繍」じゃないんですよね。
世界的バ…

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或るシカリオの愛 小説

砂原糖子  稲荷家房之介 

続編が読みたくて仕方ない……!

好きな要素しかなくて悶えながら一気読みしました。

陽気な人々に反して暴力と銃声が鳴り響き、常に〝死〟と隣り合わせな街・南米が舞台。
そんなアウトローな設定ながらも、【心に傷を抱えた世捨て人×無垢でいたいけな殺し屋の青年】の不器用で優しい交流に心が満たされる〝愛〟のお話でした。

何と言っても、初めから甘々じゃない所が凄く良い!
〝甘々になるまでの過程〟が大好きなので、その過程を存分に…

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