となりの新妻さん

tonari no niidumasan

となりの新妻さん
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×29
  • 萌11
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
87
評価数
26件
平均
3.5 / 5
神率
11.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784041009536

あらすじ

引越し先のお隣が「新妻」と聞き、あらぬ期待をした官能小説家の祐輝だが、実際の「新妻」は強面のAV監督。駄目男の新妻の世話を焼くうち気に入られた祐輝は、気付くとベッドの上で新妻に押し倒されていて…! ?

表題作となりの新妻さん

新妻寛而・一般映画で賞をとった事もあるAV監督33
蓮田祐樹・童貞のデビュー五年目官能小説家28

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レビュー投稿数5

かわいいお話し

DT処女祐輝くんの成長物語、とも言えそうな、ちょっぴりコミカルかつ可愛いお話しでした。王道展開が読めるし、すれ違いイベントのための思い込みや当て馬くんの行動にちょっと無理矢理感は否めないですが、気軽に楽しむ作品としては明るくてよかったと思います。お隣さんでエロ関係のお仕事してる同士、という設定がちょっと新鮮。それから、二人の会話が自然でてらいがなくてそこが一番よかったかな。

経験値ゼロながら官能小説家の祐輝くんは、隣から聞こえるあえぎ声がきになって仕事が手に着かない。苦情を言うぞと決意して言ってみると、美人ともっさりおやじが。。二人の関係は?
ってなところからのスタート。もっさりオヤジ(寛而)とお近づきになり、経験値豊富な寛而の下ネタに翻弄されつつも真摯な人柄に接して惹かれてゆく。特に、仕事上でお互いによい影響を与え合っているというのがとってもよかった。二人の会話も楽しかった。後半、波乱があったりあまあま展開はテンプレなのでそれほどの意外感はなし。勘違い、当て馬の回収の仕方も読めてしまった。そこがちょっと惜しい。


0

隣から聞こえる喘ぎ声…?

こういう、コメディタッチでハッピーなお話って大好きです。
読後感も良くて、萌え×2を付けたかったのですが、残念な点もあり…。

官能小説家の祐輝が引っ越した先の、隣の部屋に住んでいたのは新妻さん。
挨拶に行くと、出てきたのはとびきりの美人(男)とヤクザみたいな男。
そして、夜になると、あの美人さんの喘ぎ声が聞こえて来て…?

気の弱い祐輝が、美人さんが組み敷かれる様を妄想して、
一人でモンモンしてしまったりするのが面白かった☆
祐輝自身も明るくて打たれ強く、あまり落ち込まないタイプで、
モノローグ内でノリツッコミをしていたり、
心の声が口に出てしまっていたりで、笑ってしまうシーンが沢山あります。

「新妻さん」の誤解が解け、新妻さん=ヤクザ男は実はAV監督で、
自分の映画を撮りたいという夢を祐輝に話します。
祐輝自身の小説にかける想いも、誠実に理解する新妻さん。
AV監督と官能小説家ですから価値観も近く、
心惹かれ合うようになるまで時間はかからないのです。

ここで活きて来るのが、
最初に新妻さんだと誤解された、あて馬美人さんの存在感です。
続き地悪したり、嘘をついたりして、テンポよく二人の邪魔をします。
でも、美人な上に新妻さんを心から愛しているので、
汚い嘘をついても何となく可愛らしく、憎めない小悪魔っぽさがありました。
最後に全て白状して謝るところも潔くて、この美人さんは良かったですね。
新妻さんが、美人さんに全くなびかないところも美しかったです。

新妻さんはヤクザな外見なのに、全体的に常識人で誠実な人でした。
もう少し破天荒なタイプだったらもっと面白かったかも。

そして絵のせいか、
序盤は美人さんと主人公の祐輝の書き分けがあまりされていないように思え、
似たようなタイプに見えてしまいました。
祐輝の容姿についての記述がほとんどないので、
余計そう思えてしまったのかも知れません。

そして、うーん?と思ったのは、同じ表現が、
ひらがなだったり漢字だったりカタカナだったりすること。
こういうのって、編集さんがチェックしたりしないのかな?
その点で萌え度が下がってしまって、萌え×2まで行きませんでした。

お話としては大好きな展開で、とっても面白かったです。
Hなシーンも幸福感に満ち溢れていてすごく良かった。
美人さんにもぜひ幸せになってもらいたいと思います。

2

勘違いな新妻だった…

官能小説家の祐樹が引っ越した先の隣の部屋から聞こえてくるアエギ声!!

実は隣に住んでいたのは「新妻」さんで、見た目も本当に新妻のような裸エプロン。
(勿論タンクトップにホットパンツを穿いてましたが)
その人と一緒に強面の男性も住んでるみたい…

一向にその声は途切れることなく聞こえてきて。
編集さんからもらったオヤツを御裾分けと称して、
軽く苦情を言おうと訪ねて行くと、出てきたのは強面の男性。
そこで初めて「新妻」さんを勘違いしてたことに気付くのです。

実はこの強面の男性こそが新妻さんで、AV監督をしてるという。
そして新妻さんと間違えてた男性はAV男優。
ある意味自分と同業者のような関係。
そこから2人が近づいて行き結ばれるのです。

が、「遊ばれてる」と忠告してくるのが最初に勘違いしたAV男優。
長い間、新妻さんと仕事したりプライベートでも仲の良い関係だったけど
1度も体を繋げたことはない。
だけどお互いが、いい親友だと思っていたのは新妻さんだけ。
相手はずっとそういう意味での好意を抱いてた。
なのに急に現れた祐樹といい関係になったと知続きった途端、
今までの気持ちの行きようがなく、意地悪しちゃったんだね。
こればっかりはしょうがないけど、早くいい人みつけてね。

誤解も解けてラブラブに!!
はい、祐樹こそが新妻になったようなお話でした。

2

新妻さんが新妻を手に入れる

官能小説家とAV監督と言う、ある意味同業者みたいな二人が隣人になり、
互いにいい影響を受けながら、ちょっと誤解と擦れ違いがあったりしつつも
まるで新婚家庭みたいな甘くてほのぼのした幸せを手に入れるまでのお話。

官能小説家とデビューしてから5年目になる蓮田は脳内エロは充実しているけれど
実はピュアピュアましっ白な童貞処女。
書く事が大好きで官能小説を初めて読んでその衝撃から自分でも書くようになった
筋金入りの物書きさん。
引っ越してきたばかりのアパートでいざ小説を書こうと思っても筆が進まない、
その原因が隣室から聞えるあられもない喘ぎ声、昼夜を問わず聞こえる官能的な声、
同じ官能でも今自分が書こうとしている内容とは違った喘ぎのせいで身が入らない。

しかし、その喘ぎ声が実はAVビデオでお隣さんは有名なAV監督だと知り、
初めは絶倫なエロオヤジのヤクザものかと思っていた顔に似合わない新妻と言う
名前の隣人と次第に交流を持つようになり、二人で飲んだ日に酔ったはずみで
関係を結ぶが、新妻は本気で好きで恋人になって欲しいと告げる。

全てが始めの尽くしの経験で続きオタオタする蓮田ですが、いざ自分も好きだと気がついた時
隣室に姿を見せる綺麗な男から新妻の恋人だと言われ遊ばれていると告げられ
それでも新妻を信じようとした時に更に信じきれないようなことが持ち上がり
切ない恋に苦しむ蓮田。
全て誤解でハッピーな展開になるお話で、その後は新婚家庭のような甘さ漂う
作品に仕上がっていました。

2

新妻さんは男でした。

題名も題字フォントもコメディを予感させる本作に、前作のあの愉快な話を思いだし、
また面白いお話なのかな?と期待したこの本。
マンションに引っ越ししてきた官能作家だが、仕事中隣の部屋から漏れ聞こえる喘ぎ声に集中できなくてイライラしてしまう。
”新妻”なんて苗字なんで女性なのか?と楽しい妄想も繰り広げるも出てきたのはもっさいヒゲ面の男だった!?
セクハラおやじな発言や、その対応にオロオロしたりする主人公の姿など入りはコメディっぽいのに、その後に待っている恋愛展開は実はとても誠実なもの。
物語の進行につれて、え?え? と驚きつつ・・・実はとっても王道なお隣さんモノでした。

主人公の官能作家・祐輝、高校生の頃から書いていて大学の時に賞を撮ったのがきっかけでデビューした、官能小説オタク(笑)
そのせいか、ずっと彼女なしの童貞。
引っ越しで挨拶に行っても全然留守のお隣の名字が”新妻”と知り、妄想して勝手に巨乳の女性とか想像しているあたり、彼に小説のネタはつきないようですw
現在は別のペンネームだけど、デビューまでが”ベラドンナ虎夫”思わず吹きだしました(爆)
導入部分の彼の続き妄想や、あたふたする様が実はコメディタッチだったのですよね。

一方隣の新妻さんは、一般映画も撮ってるAV監督。
最初怖そうなもっさいヒゲ面で現れるのですが、綺麗な身なりをするとイケメン。
部屋がかたづけらなくて汚くて、いつもお腹を空かせていて、祐輝が面倒見がよくて綺麗好きなので、おかずをあげたのをきっかけにお礼にAVあげたり食事に誘ったり、そこで全然最初の印象と違った真面目な人柄が見えてくるのです。

本当に恋愛的にはベタすぎるほどの王道。
同じモノ造りをする同士だけに、祐輝の前向きな姿勢に新妻が自分の本当にやりたいことの情熱を思いださせられて好きになる。
酔った勢いで祐輝が抱かれてしまい、悩んで返事ができないでいるうちに現れる当て馬。
それに動揺するが、祐輝の決断と新妻の真実の告白で、めでたし。
すれ違う時は、ちゃんと新妻が仕事で出張という側にいないシチュを作り、祐輝サイドで進行しやすいようになっている。

このギャップに、悪くないのですが、やはりルビー品質だったという印象。
新妻がいい人すぎたかもしれない。
嫌がらせの大音量で「チ○ポ汁出ちゃう」を聞かせるくらいだから、もうちょっとアクがあったら楽しかったのかな~って思わなくもないんですよ。
でも、上手くできているお話でしたよ。

1

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