「週末だけの恋愛」のはずが…?

契約恋愛

keiyaku renai

契約恋愛
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
78
評価数
21件
平均
3.8 / 5
神率
14.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048664936

あらすじ

学生時代のサークルで一緒だった羽鳥と偶然再会した宇田川。
同業種最大手企業に勤める羽鳥に、仕事があったら紹介してくれ、と宇田川が言ったのは、ほんの社交辞令のつもりだった。
しかし羽鳥の会社から実際に大規模事業へのコンペ参加を依頼される。何かお礼を、と言う宇田川に羽鳥は「恋がしてみたい。付き合ってくれ」と要求し!?
かくして始まった、不器用で口下手すぎる羽鳥との週末限定・契約恋愛の行く末は……?

表題作契約恋愛

宇田川英介,集合住宅等の修繕請負会社の営業,25
羽鳥圭一,大手不動産会社の企画開発勤務,25

その他の収録作品

  • 内緒の話
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数7

意外とほのぼの

大学時代のサークル仲間の再会モノです。と言っても、お互いにかつてはただの友達…いや、それ未満の「仲間の一人」でしかない二人のお話なので、再会して恋愛が燃え上がるという感じではなく、ゼロから始まる雰囲気でほのぼのしました。

このタイトルでこの表紙なので、もっと攻がグイグイいく展開を想像していたのですが、攻はとっても良識人の明るい青年で、むしろ受のほうがちょっと不思議ちゃんなキャラクターでした。

「事情聴取かよ!」の場面が面白かったです。友達として面白い奴であり可愛い恋人でもある関係ってBLを読む上での醍醐味なので、この二人には幸せになってほしいなぁと思いました。

1

真面目で健気な受けがカワイイ

表題作と短め続編の2作品が収録されています。

宇田川(攻め)は、大学時代のサークル仲間・羽鳥(受け)と病院で再会します。宇田川が仕事を紹介してくれと社交辞令を言ったところ、羽鳥は本当に宇田川の会社を推薦してくれます。驚く宇田川に、羽鳥はその代わり2か月だけでいいから自分と付き合って欲しいと言い…という話です。

羽鳥が愛しいです。無愛想で真面目なのが裏目に出て、人付き合いが苦手。一生懸命頑張ろうとしますが、面白みがない自己分析もちゃんとできていて、食事の後、もういいからと告げる姿が哀しかったです。
そして、そんな羽鳥に対し、ちゃんと羽鳥の努力や事情を受け入れる宇田川は男前だと思いました。

「内緒の話」はその後の二人。19ページと短めですが、羽鳥サイドから語られていて、チューリップを選んだ心情など表題作の作中の裏も分かって楽しいです。ここでも、実は宇田川に勧められた「K」のカップをこっそり購入していたとか可愛さ全開です。

ちょっとずつ近づいていく過程が楽しい作品だと思いました。元同級生の社会人カップルがお好きな方にお勧めです。

0

器用な攻めと不器用な受け

器用ないかにも営業職リーマン×頭はいいが人付き合いはてんでダメな大手企業勤めリーマン。攻め視点です。

不器用な自分をなんとかすべく、恋人の真似事をして欲しいと攻め様に受け様がお願いするところから物語は始まります。最初の方の、会話が続かない感じがあるあるで、そこから受け様が一生懸命会話を続かせようと努力する様子が面白い。本当に不器用で、クスッと笑えちゃいます。

たしかに可愛い受け様です。でもいかにもリア充な攻め様が、不器用で可愛いというだけで男相手に恋に落ちてしまうのか、ちょっと共感しがたいものがありました。しかしながら、とても読みやすいお話だと思います。

0

愛されキャラの攻め

仕事の紹介と引き換えに、大学時代の友人である鳥羽から期間付きで恋人になることを頼まれた英介。

攻め視点でのお話です。なので、受け側である羽鳥の気持ちがわかりにくいのは仕様らしいのですが、そのせいで最初はしっくりこないお話だなあと思いました。
というのも、羽鳥は人付き合いが苦手で無愛想な性格。
それをこのままではいけないと思い、人と接する事を学ぼうと思い至ったのが恋人の触れ合いを経験してみること。

何故か私は真面目で物事に興味の薄いタイプの羽鳥がその発想をするようなキャラに思えず、期間限定の恋愛という設定をテーマにしたいがために無理矢理つくった展開なのかなぁと思ってしまいました。
最初は羽鳥がゲイかどうかもわからなかったので、たまたま再開した特に仲もよかったわけでない大学時代の同級生にそんなこと頼むかな?というかんじで・・・けれど、読んでいると次第に羽鳥が何を考えてあんなことを言ったのか、羽鳥がどんな育ち方をしてきたか、本当はどうなりたいのかが次第にわかってきて、最初感じた違和感のようなものはなくなります。

羽鳥が奥手で恋愛経験がないため、2人はとても健全なお付き続き合いを続け、恋人になってからの甘いシーンもほとんどラストのほうしかないのですが、何だか久しぶりに手を繋ぐとか、一緒に買い物に行くとか、一からゆっくり展開する恋愛ものを読んだ気がしてほのぼのとした気分になれました。

英介が人懐こくて明るい愛されキャラで、それと対照的(だと思い込んでいる)羽鳥だからこそ微笑ましく見守れるお話でした。
ハードな恋愛小説に疲れて、ほのぼのとした健全な恋愛ものを読みたいときに是非おすすめしたいです。

1

よかった

このお話すき。

0

奥ゆ可愛いっの

この作品私のツボに妙にハマりましたね、派手さが無い作品だと思うのですが、
登場するキャラカプの天然なのか不器用なのか考えてしまうような言葉の
キャッチボールの初盤で思わず読んでいると笑みが何度もこぼれてしまうのです。

二人は共に25歳の会社員で大学時代に同じサークルにいたことが唯一の接点。
そんな二人が偶然病院で再会しますがサークル時代も大して言葉を交わすような
間柄でもなく、見知っていた程度の相手が羽鳥でその羽鳥から声を掛けられ
一瞬思い出すまで間がありながらもサークルにいた相手だと気がつき~

そんな再会をして、互いに規模は違えど同じ不動産系列で宇田川はお決まりのように
相手に名刺を渡し機会があれば仕事を紹介して欲しいなんて軽くジャブ。
それをきっちり受けて羽鳥が仕事を紹介し再び二人の接点が出来ることから始まる関係。

この受けになる羽鳥さん、他人との係わり方が極端に不得手なようで盛り上がる会話は
まずもって無理な御仁なのです。
聞かれれば完結に答えて終わりで話が続かないのでこの手の御仁の相手はかなり疲れるし
間が持たなくて付き合うほうがかなり大変続きそう。

そんな羽鳥さんに仕事を紹介された後に頼み事をされる宇田川なのですが、
その願いが期間限定のお付き合いなのです、それがタイトルの契約恋愛。
簡単に言えば契約のはずがいつの間にか惹かれあい恋になるというラブものなのですが、
受けキャラの羽鳥さんが妙に可愛らしくて好きになります。

初めはとっつきにくいだけの人かと思えば人付き合いが苦手で何を話して良いかも
解らなくて、でも相手がそのことで困惑しているのを察することが出来る。
自分が変わらなくてはと言う思いから誰とでも仲良く打ち解ける宇田川なら
自分とも付き合ってくれるのではなかろうか、から始まります。

もっとも、後に羽鳥が大学時代から宇田川に話しかけてみたいと思っていたあたりは
自覚無しで好きな気持ちがあったのかもと思える節もあります。
宇田川にとっては羽鳥との付き合いは平坦なものでは全然無かったのですよ。

羽鳥の反応の薄さや弾まない会話、羽鳥から付き合いを頼まれてOKしたものの
初っ端から後悔気味になるが、宇田川の意外にも根気強さと羽鳥の生真面目さが
シンクロしだすと、無意味な会話が無くても表情があまり変わらなくても
相手の人柄を知るにつけて初めの緊張が薄れて素敵なカプになっていく。

「奥ゆ可愛い」と宇田川曰く、羽鳥のことを指している言葉なのですが、
その言葉がぴったりかもと思えるのです。
お見合いから始めたお付き合いみたいな雰囲気もあってコミカルなんだけど、
不器用な優しさが溢れていたり、後半でもらい泣きしてしまう展開があったりと
穏やか&コミカル、時々しんみりきちゃうことがあってとても好きな話でした。
個人的にはかなり好きだなと思える作品で楽しかったです。


8

予想以上に良くて・・・

野原滋先生、初読みです。
個人的には文章やストーリーの流れは、とても読みやすい作家さんに思います。
スラスラと読めるだけではなく、しっかりとかみしめながら読めました。

攻め様目線で初っ端始まります。
個人的に受け様目線作品を読むことが多いので、あれれ?と思っていたのですが
これは攻め様目線で始まらないといけないパターンですねw
受け様が、不器用すぎるから!www

攻め様は誰にでも優しく気のきくいいやつなんで、安心タイプですが
とにかく受け様が、人間付き合いが神かかるくらい不器用なんですw
その不器用を克服しようと受け様が攻め様に「付き合ってくれ」とお願いするのですが

徐々に打ち解ける経過がすごく読んでいて微笑ましくて萌えました

リーマン物で、けっこうお気に入りの作品の一つになりました
また読み返し有りの作品です。

3

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