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百日の薔薇 Luckenwalde

hyakujitsu no bara Luckenwalde

  • 同人
  • R18

表題作百日の薔薇 Luckenwalde

クラウス・フォン・ヴォルフシュタット,騎士
タキ・レイゼン,師団長

あらすじ

第3巻に収録予定でした百日の薔薇・本編です。
番外編を含みますので、R18指定となります。ご購入の際はご注意下さい。
(漫画本編は雑誌掲載分にかなり加筆修正を加えてます。カット、第3巻用に描いた後書き漫画などもそのまま収録致しました)

作品情報

作品名
百日の薔薇 Luckenwalde
著者
稲荷家房之介 
媒体
漫画(コミック)
サークル
琥珀茶房〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
百日の薔薇
発売日
4.7

(9)

(7)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
43
評価数
9
平均
4.7 / 5
神率
77.8%

レビュー投稿数3

この官能は濃厚で甘美

 『百日の薔薇』の続編にあたる物語。掲載されていた雑誌が休刊になったことで、もう先が読めないの!?と絶望した気持ちになっていたところ、稲荷家先生から新たなる掲載先を探すこと、戻ってきた原稿を元に3,4巻にあたる部分を同人誌として発行されることが発表されてから、ずっと心待ちにしていた作品です。

 B5サイズの美しい装丁の本です。広げると一枚絵になる表紙はほんのりとパールがかかる色彩が美しく、タキとクラウスの表情が本当に素敵でうっとりします。
 物語はさかのぼり、機甲学校に留学生としてやってくるタキのシーンから始まります。この学校で学ぶ理由や、勝気で気位の高いタキの性格、クラウスがなぜタキの監視をしていたのかなど、1,2巻では謎だった部分がよくわかるようになっています。謎解きのように前後するストーリーは、途中で止まってしまうとなぜ?どうして?が置き去りになってしまい、1巻でタキを凌辱するクラウスの乱暴な素振りには「気持ちはわかるけど手加減してよ!」と憤ったものですが、実は全然わかっていなかったんだなと、こちらを読んで思いました。もうね、クラウスの「俺たちはこれからずっと一緒なんだ。ゆっくりいけばいいさ」の言葉が切ないんです。だけどタキを許してあげてほしい。抗えないほど愛してしまったのはタキも同じだから・・・。

 『百日の薔薇』のレビューに、いつも商業での続きを切望していた私。今でもその気持ちに変わりはないけれど、この本を読んで揺れてしまっています。18Rの作品だからこその内容では?と思えるからです。二人が愛しあうシーンで、野獣のようにタキを求めるクラウスは、タキの体の反応になんとも言えない表情で喜び、清浄潔斎な花といわれるタキが、彼自身に口づけられて見悶えながらも「お前の唇が汚れてしまう」と答えたときの色香はすさまじく、二人が初めて愛しあった機甲学校の夜の情事を「静かで煽情的」とレビューしましたが、こちらのシーンは濃厚で甘美、そしてとても官能的です。これが商業になって、白抜き修正なんてされてしまったらどうでしょう!?それを思うと、このまま同人誌として出版してくれたほうが嬉しいなとも思えてしまうのです。でも、沢山の人に読んでもらうためには商業でとも思う。ジレンマです(>_<)

 幼い頃のタキとスグリ少尉の回想があります。軍服姿の幼いタキとまだ若いスグリ少尉。ちびキャラとは違う可愛く凛々しい美しさに眼福です!大きいサイズの本っていいですね。
 

9

気になる点が満載&清純なまま艶っぽいタキ様

個人的「百日の薔薇」強化月間。
もともと3巻に収録する予定だった原稿のため、鉛筆書きではありません。タキ様の艶っぽさに神。

ルッケンヴァルデ機甲学校にタキ様が入学してくるところからお話は始まります。クラウスはある人物(叔父????)からタキ様を監視して と頼まれ、同室となり・・・・ そして話は進み、タキ様がレイゼン領に帰るところに。
乗っている汽車の中には騎士とするべく連れてきたクラウスが。国境を超えるまであと1日、その時間を二人は惜しむように絡みます。国境を超えた後、タキ様はどう変わったんだろう・・・・ とドキドキして終わっちゃうんです。
この部分って重要なポイントがいっぱいあるような気がするんですが、まだまだ百薔薇初心者な私。情報不足すぎて申し訳ない、お伝えできません。うう。

あとがきには愛しの肉球ver二人(クラウス、タキ様)がいて、当作内乱闘シーンでタキ様が使用したモップをちびタキ用に長さ調節しています、超ラブリ~♡♡このあとがきも、当作内のR18ならではの濃厚絡みシーンも、本編再開したらどうなるんだろう。うー。
あちこち散らばっている細かな点のような情報を紐付けながら、先生、お待ち申し上げております。
とにもかくにも連載再開が先ですね!

5

やっと読める『百日の薔薇』の続編

出る出るといって、待ち続けたまま数年……
『百日の薔薇』の3,4巻は、結局コミックアクアの廃刊により
一旦白紙になった状態で原稿が作者に戻ることになったようだ。

折角加筆修正を進めていた原稿なのでと、今回筆者が同人誌として刊行。
J庭でも一際長い列ができていて、人気のほどがうかがえる。
今後も少しずつ出していきたいとの作者の弁、
続きが読めるのは本当に嬉しいのだが、
できることならばどこかの出版社が引き受けてくれて
誰でも簡単に手に入る状態で一気に読みたい!
……と、読み終わって改めて思った。

今回の冊子は約70ページ……
番外編ならいいが、本編のこの世界観に浸るにはあまりに短く一瞬だし、
話は過去に戻るので、2巻の先がどうなったのかはまだ語られない。


物語は、タキがルッケンヴァルデに着いた日に遡る。
タキの監視を依頼されるクラウス、
いきなりのストームに怒りもあらわに反撃するタキ、
飛び出した彼を追うクラウスが見たのは、
あまりに誇り高く美しい花だった。

その後場面は、故国に帰還するタキが乗る列車のシーンに移る。
亡命か?騎士にするか?
家臣と話すところに別な車両に乗せられていたクラウスがやってきて……
騎士になる前夜、友人としての最後のひと時、
クラウスの口づけを拒めないタキ、
本当は伝えなければならないこともあるのに。
「お前を全部もらうぞ」とのクラウスの言葉に……
濡れた肉体、切ないクラウスの表情と、恥じらいながら耐えるタキ、
そんな濃厚なエロが描かれている!
(同人誌発表ならではの部分とも言える、修正もマイルド。)

国境まであと一日と少し……
続きを乞う!

9

迷宮のリコリス

snowblackさま

コメントありがとうございます!
J庭はこれだけを目当てに行きたかったんですが、
人ごみ&行列耐性0の上、ぼっちだったので参戦できず諦めて、
通販が届くのと心待ちにしていたのです。長かった~ふぅ~(-_-;)
 実はsnowblackさまをこっそりフォローしていたので、
こちらのレビューをされたのも知っていたのですが、
通販待ちだったので頑張って見ないようにしていたんです^^;
本当に、次が待ちきれないです。次のコミケは無理でも、3月のJ庭とかでないかな―と期待しているところです。

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