天才CGデザイナー×後輩CGデザイナーのアンマッチLOVE!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作先輩、断じて恋では!

柳瀬淳,CGクリエイター仕事が出来るチャラめな先輩
金田優希,新人CGデザイナー,常に真顔な後輩

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「俺はどうやら、この新人に距離を置かれている」――CGデザイナーとして経験豊富な柳瀬は、新人の金田の扱いを持て余していた。ちょっとしたスキンシップを図っても「できるだけ触らないでいただきたいのですが」と拒否されてしまう。そんなとき、ある大型企画が動き出す。金田とコミュニケーションを試みる柳瀬だったがうまくいかない。そして金田は金田で思うところがあり…?

作品情報

作品名
先輩、断じて恋では!
著者
晴川シンタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040658469
3.6

(100)

(21)

萌々

(36)

(31)

中立

(9)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
351
評価数
100
平均
3.6 / 5
神率
21%

レビュー投稿数19

不器用な受けが可愛い!

2022年に実写化もされていたし、そう言えば原作読んでなかったなあと、、、


カナダで経験を積んだ優秀なCGデザイナー×新人CGデザイナーのお話。


表情が険しい受けが、実は攻めのことが大好きだったというギャップが可愛いすぎですね。

受けに嫌われていると思っていた攻めが、実はそうでなかったと知ったり、受けの崩した可愛い表情に心揺れたり、、、


ただ、攻めには過去、仕事で苦い過去があったらしく、受けが好きなのはそのときの自分ではないかと受けからの好意を拒否してしまいます。

ですが、受けが今の攻めのほうがもっと好きだと告白。


受けの喋る言葉が、時折方言なのが良かったですし、直球勝負だったり、うまく自分の気持ちを表情に表せない不器用さがとても愛おしく感じた作品でした。

あと、お表紙の受けの照れ顔も可愛い上に、とても目を惹くインパクトのあるデザインが良きでした。

0

"恋”と”憧れ”の狭間で揺れるお仕事BL

ボイスドラマから気になってはいたのですが、
表紙絵の子が某作品のあの子にそっくり
声優さんも某あの子の声の人で、と少々引っかかり本作を購入。

エロシーンはコミック巻末の描き下ろしのみ
お仕事の描写が重点的
CG会社の内情も作者が取材して協力を求めたようで
あとがきにも書かれいるのでけっこう入念に描かれています

主要人物は
表紙の子の金田くんは普段は眉間にしわを寄せて口数も少ないけど
内に秘めたる純情をぽろっと出してしまうギャップ萌えの青年。
一方の柳瀬は、長い経歴から精神が摩耗して自尊心が低くなり、
金田くんから向けられる憧れと恋心の混じる眼差しに
柳瀬が惹かれていく様子が物語の中心となります
続刊があるようなので速やかに手に入れたいです!

非常に読みやすく、さわやかな読後感。
人にもおすすめしやすいです

0

タイトルってやっぱ大事だな…

私、アーティストのヒルクライムが好きなんです。彼の楽曲「あと数センチ」がもう素敵でひと聞き惚れしたんですけど、それがBLコミックが原作のドラマで使われたという。動画サイト見てみたら、ドラマにぴったりというコメントがあったので、どれどれどんな原作なんだい?と読んでみた訳です。
という、なかなかないだろうきっかけなんですが、いやもう確かに!この楽曲は確かにこのコミックから生まれたんだわ!という感動。少し逆からの感想になってしまいますがご容赦を。

舞台はCGクリエイターの世界。指導係の先輩×新人後輩。先輩から見て後輩くんは何かそっけない…なんだけど、後輩くんからしてみれば!先輩は自分がCGを始めるきっかけになった凄い人で緊張して話せない、というのが真実だったというところから。
うーんでも、このタイトルと、あと主題歌とから受けた想像と、何かちょっと違ってたかな!という感じ。このタイトルなので、先輩が後輩くんに「俺のこと好きなの?」と迫って、違います、恋じゃなくて憧れです!と言い返すような、そんな入りかな?と思ったタイトルだったんですが、うーん、ちょっと違った…?
いや、熱弁振るった後輩くんに俺のこと好きみたいじゃん、となる流れはあるんですが、うーん、何か…想像した流れと違ってて、それが良い意外性なら、うわあ萌!となったんだろうけど、何か個人的にはあまりしっくり来なかったというか。せっかく良いタイトル付けたのに、中身と乖離してるのかな、何か。

まあそんな先輩さん、後輩くんと出会うまで、数々の賞を取ったり大作に関わってたりの凄い人なんですが、その一方で、クリエイターとして求められていることと、自分の理想が噛み合ってないことで挫折…違うな、失望かな、そんなことがあり、結果腐って男女問わず遊んだりーな過去があった。ので、後輩くんからの尊敬?それとも恋愛感情?を素直に受け止められない、という感じだったのですが、恋愛感情だとはっきり意識した後輩くんに目を覚まさせてもらいます。

…うん、だからやっぱりタイトルと合ってないんだよなあー。タイトルからは後輩くんが意地張ってなかなか恋心を認められないのかな?というイメージだったんですが、寧ろ逆だな…。
いや、やっぱりタイトルって大事ですわ。文章的なものなら尚更。そのタイトルとお話の流れがずーっと合ってない気がして、いまいちのめり込めない。
先輩が途中、後輩くんに別に俺は凄くない、と腐ってしまった自分の心情を吐露するんですが、うーん、でも別に、だからと言って今仕事の手を抜いてる訳じゃないし、指導が悪い訳でもないし…。「だから何?」という程度のことかなあ、と。何かドラマティックさが足りないのかな…。

とはいえ、最初に戻ると、主題歌の歌詞で「この先もお隣?の関係じゃもどかしい」とあるんですが、まさにその通りで、会社での席は隣通し、触れようと思えばすぐに触れられる距離でのもだもだは確かにキュンとします。
あれ、主題歌の方がタイトルよりもドラマに合ってる感じだな…これは予想外だ…。

0

あまりにも初心

なんですかこの「俺は初心です!」と自己紹介をしているかのような初心さあふれるカバーイラストは…!!
こんなのもうかわいいに決まってる!読むしか!!と、一気に3冊まとめ買い。
結果、カバーの彼・金田くんは予想を裏切らないかわいらしさでした。

まず、ページを開いてすぐにおっ?となる導入に一体何が…?と思うと、今作はCGデザイナー同士の組み合わせということで。
CG業界の裏側のあれこれが詳しく描かれていて、なかなかここまで描かれている作品は見かけないのでとても新鮮でした。
面倒見の良い教育係の先輩・柳瀬と感情表現が不器用すぎる新人・金田の両視点で進んでいくストーリー。

読者側は2人が今何をどう思っているのかが丸わかりだというのに、当の2人はなかなかうまく噛み合わないのが両視点の良いところですよね。
なりたかった職業に就けて地道にコツコツと毎日頑張る金田と、実力も実績のあるCGデザイナーだけれど、仕事をする度に熱い気持ちが落ち着いてしまった柳瀬の対比が良いです。
「好き」に一生懸命な新人に刺激されていく先輩の図はなんだか読んでいて気持ちが良くて好きでした。
金田という男がとにかくまあ〜初心でかわいらしいやつなんですよ。
尊敬してやまない憧れの先輩・柳瀬を前にするとどう距離を取って良いのかがわからず、ついつい強面になってしまったり、ぶっきらぼうな態度を取ってしまっては反省を繰り返す…
感情がたかぶるとぽろっと出る方言がまたずるい。これは富山弁なのかな。

と、お仕事面と金田のかわいらしさは良かったのですが、恋愛的な部分での萌えが爆上がりしたかというとうーん…というのが正直なところです。
個人的にはお仕事編・導入編といった印象を受けましたので、こちら1冊だけを読むよりも3冊通して読んだ方がより良いのかもしれないなと思います。
続刊に期待を込めての萌評価です。

0

恋か憧れか

大好きなお仕事BL作品。
CGクリエイターたちが切磋琢磨し、仕事や恋に悩む姿がとても眩しいお話です。

お仕事BL作品の中でも、専門的な知識が高く知らない情報ばかりで見応えがありました。そうした背景がしっかりとあるから、ストーリーにグッと深みが出る。BLの段階に進む前段階での土台作りは完璧です。


憧れの先輩クリエイターに師事を受ける新人クリエイターの金田の不器用な態度が初っ端からインパクト大。先輩に塩対応なのが目をひきます。
金田の態度は実は好きの裏返しで、彼の不器用だけど一生懸命で、実は素直な彼にキュンときてしまう柳瀬のちょっかいが、いい感じで恋に動き始めます。

柳瀬への熱い想いが憧れなのか恋なのか。
自分の気持ちを確実にハッキリとさせていく金田に、最初の無愛想な態度は見る影もありません。実はこんなに熱い男だったのね。

過去の自分から逃げる柳瀬にとって、金田の存在はクリエイターとしてのワクワク感を思い出させてくれました。自分の仕事が誰かの心を動かすエネルギーになってると思ったらひよってなんかいられないですよね。金田は全盛期の柳瀬のことも今の柳瀬のことも尊敬してるワケですし!


カナダに行くことになってラブラブが好調ぶりな2人にニヤニヤ。恋愛している金田がとても可愛いかったです^ ^

1

金田くん好き

CG会社で働いている柳瀬は、新人である金田の教育係を任せられる。しかし、どうやら金田は自分のことを避けていている。金田はポーカーフェイスで何を考えているのか分からないタイプですが、それは憧れの柳瀬に自分の気持ちに気付かれないためなのが物凄く可愛いです!ある日、新歓で酔ってしまった金田は勢いで柳瀬への想いを話してしまう。それから金田は柳瀬への憧れをストレートに話すようになったが、柳瀬はその憧れは今の落ちぶれた自分には相応しくないと感じ、金田に強く当たってしまう。しかし、それでもめげずにどんな柳瀬さんでも好きだと伝え続ける金田がとても印象に残りました。好きなものに一生懸命になれる金田が眩し過ぎてこのシーン見て泣いてしまいました。柳瀬が軽すぎるのが少し気になりますが、面白かったです。

3

お仕事BL?

ドラマから入り購入(*^^*)
ドラマリアタイ勢にはネタバレになるので購入を悩みました。
…………っが、ガマンできなぁーい!(笑)
ええい!ポチッ

…………うん、ドラマはこの展開が顔のいい俳優さんパワーで補えそう?
ドラマの楽しみが増えました(≧▽≦)
でもでもBL漫画としてはー?!

お仕事パートとキュンキュンパートの対比も楽しむ作品だと感じました。
対比なんですよぉ…………スムーズに繋がってないっていうのかしら?
お仕事BLは好きでよく読みますけど、萌え萌えパートの盛り上がりがいまひとつ……

でも綺麗な絵で最後まで楽しめました♥

8

溺愛系の攻めがよい!

某電子書籍サイトで安くなっていたため購入してみました!
1巻などの概念をもたず読んでみたところ、全体通して攻めが良きでした!
もう受けに対してのデレがたまりません(*^^*)
対して受けくんがこの作品でのポイントになるのよね。デレはじめるまで長い。。いや、ずーっとデレてるのですが、キャラ的に出さないように頑張ってる方向のため、かわいいんだけどわかりにくかったかな。
方言で不器用で一途でめっちゃ可愛いんですけど、いかんせん純朴すぎるためか、攻めに対して好き好きーと振り切ってほしいとこまではいってくれませんでした。そこが残念でした。
お互い名字呼びのままだし、受けの子も髪少し伸びてほしいなぁと思ってたけど最後まで変わらないし、海外行って同棲してても甘さ控えめだったし、、とちょっと残念だなぁと思うポイントが多々あり、この評価にさせてもらいました。
ただ、攻めは良きですよ〜!
遊び人だった人が一途になっちゃうし、振り回されちゃう!これは大好きなパターンでした!

4

恋の自覚?

死ぬほど憧れ追い続けた柳瀬と同じ会社に入り、新人教育係として隣の席で毎日仕事を教わる金田。
もうもう毎日昇天しそうで…。

でも柳瀬には嫌われてる!何考えてるかわからない!コミュニケーション取れない!と思われてて…。

柳瀬の過去を丸ごと知っててそれでもすごいって追いかけてきて…。

柳瀬の葛藤も、金田の真っすぐさにいたたまれなくなるところも、みんなひっくるめて好きですって。

金田のギャップが!最初から全部出してれば良かったのに!でもそしたら柳瀬は恋をしてくれたかな?

人として好きなのが恋人になって。下地はあったんだろうけど、え?いいの?と思いました。

3

お仕事たっぷり、ラブもちょっとあります

初心に帰って頑張ろうと思えるような、お仕事への情熱がたっぷり詰まった作品でした。


柳瀬(攻め)は、海外で腕を磨いた経験をもつ、技術力・指導力に優れたCGデザイナー。
新人の金田(受け)の教育係を務めていますが、あまりにも素っ気ない態度の彼との距離感に悩みます。
実は金田は、柳瀬を神と崇めるほどの大ファンで、この業界に入ったのも彼の仕事に惹かれたのがきっかけ。
そんな人間が隣にいるせいで、緊張のあまり挙動不審になってしまっているだけなのでした。

金田くん、真面目で一生懸命で、おまけにとってもピュア。
ネギ坊主みたいな頭をした男の子(言い方)に果たして大人のラブが芽生えるのか?と思ったらちゃんと芽生えましたね。良かった。
飲み込みの早さとセンスの良さもさることながら、何よりも新人らしい意欲と情熱にあふれています。
大好きなCGの仕事を、ずっと憧れ続けた柳瀬と一緒にできるのが本当に嬉しくてたまらなくて。
大きな案件に携わるようになって初めて壁にぶつかり、悔しさに涙ぐみながらも最後までやりきろうとする姿勢には胸を打たれました。


柳瀬にもまた、CGが楽しくて仕方がない時期がありました。
けれど、“好きなこと”と“仕事”の乖離に悩んだり、プレッシャーに晒されたりするうちに、徐々にやりがいを見つけられなくなり、情熱が薄れかけてしまっていました。
そんなところに金田のキラキラとした憧れをぶつけられ、輝かしい過去の自分しか見えていないように感じてしまった柳瀬は、思わず拒絶するような態度を取ってしまいます。
でも、それでもなお揺るがない金田のまっすぐな想いに感化されて、この職業が好きだったことを思い出します。


いち作品としては完成度がとても高く、ストーリーも読み応えがあって面白かったです。
だからこそ、BL作品としての観点で考えると、評価が難しい。
いっそ、無理にくっつけずに、“ちょっと距離の近い上司と部下がいるお仕事漫画”として突き抜けてしまった方が良かったかもしれません。
というのも、歓迎会の後の「俺の事好きみたいじゃん」→「そうです」→「じゃあキスしてみる?」という流れが強引すぎますし、そもそも金田が“憧れ”と“恋愛感情”を混同するキャラクターにはどうしても思えないんですよね。
BL作品なのでラブを入れなきゃ!というのはもちろん分かるのですが。

それに、お仕事の説明や描写に重きを置いているぶん、どうしてもラブの要素が削られがちで。
男の子ふたりがキャッキャしているのを見るだけで楽しい私にとっては十分満足でしたが、がっつりとした恋愛描写を求める方には物足りないかもしれません。
(続編があることを知っているので、1巻目としてはこんなものかな、と思ったのも大きいかも)
それゆえ、どっちつかずで中途半端な印象になってしまい、非常にもったいなかったです。

今後はふたりの仲が進展していくところも見てみたいです。

6

人見知りのネコ

先輩に憧れすぎてうまく話せない、不器用な後輩くんがかわいいお話です。
CG制作会社が舞台。才能があり、カナダでの経験(CGってカナダが本場なんでしょうか?)があり。実績も豊富な先輩、柳瀬さん。
そんな柳瀬に憧れて入社した、金田。あれ、これカナダに由来が?
教育係になった柳瀬は親身に面倒を見るが、触らないでください、とスキンシップは拒否され、あまり口も聞いてもらえない。
でもそれは、柳瀬に憧れるあまりの緊張から来るもので。。

陰でジタジタしてる金田が可愛いですね。そして、少しずつ慣れてくると、ふとした拍子に見せる表情がまたかわいくて、やられちゃうわ、これは。

柳瀬はバイ設定みたいで抵抗なし。金田の憧れが恋愛に発展するのは、柳瀬が酔った勢いでしたキスがきっかけですが、心情的にはそういうもんかな?と非現実性が気になりつつ、全体に可愛らしく甘いお話でふわっとたのしめました。

3

THE青年!!素敵な恋してるなあ!

表紙の絵の子がド好みだったので衝動買い!

憧れていた柳瀬さんがまさかの指導役!?
最初は距離感がつかめず、金田くんは柳瀬さんに対して突き放すような態度をとってしまうんです
そんな態度から、柳瀬さんは、金田くんに嫌われてるんだと結論付けていました....

しかし、新入社員歓迎会でのとある出来事から状況が変わってきます。

歓迎会後の日常の中で金田くんは、柳瀬さんへの気持ちが「憧れ」ではなく、「恋」であることに気づいていくわけですが、柳瀬さんは自身の過去の記憶から、金田くんのことを突き放してしまいます(´;ω;`)ウッ…

前途多難な彼らが行き着く先とは....?

ものすごく尊いお話なので是非✨


7

かっわいい!

懐いてくれない新人が実は自分に憧れていて驚いたけど、
今の自分はそんなふうに憧れてもらえるような人間じゃない、というシリアスさもありつつ
コメディタッチで全体的に可愛いです。
いやものすごく可愛いのが新人の金田!!
しかめっツラばかりしていた短髪くん、
崇め過ぎて素っ気ない態度になってしまっていたなんて。
そういう彼が懸命に背中を追いかけてくるのがもうたまらない!
柳瀬は色んなフットワークが軽いんですけど
その裏で失くした熱い気持ちを取り戻させてくれた金田の方言全開の言葉にきゅーん!!!
夢見たような世界じゃなくても、やっぱり好きな仕事なら頑張れるんでしょうね。
憧れなんて、下手したらただの押し付けがましい気持ちになってしまいがちですが
金田のまっすぐさがとにかく眩しかったです!

あと、金田と山田(今年の新人)の事を「飲み込みが早い!!」って断言してくれたカズちゃんが
ビジュアル的にドンズバなのにアップは1コマだけだったのがツライ…。

萌×2寄りの萌です。

3

表紙の可愛さMAX

CGデザイナーの仕事が大好きでカナダにまで行っていた柳瀬
大好きだった仕事が段々「作業」に変わり
”楽しむ”事ができなくなった時期に帰国。
そんな柳瀬に憧れてこの仕事についた金田の教育係となる。
金田の仕事へのまっすぐな気持ちに感化され
柳瀬もCGデザインへの仕事に変化が出る。

お話はほぼ職場で仕事との流れのままなので
いわゆるお仕事BLってやつかな?


BL的にはもぉとにかく金田がかわいかった!!
柳瀬に憧れて「神」と崇めていて
柳瀬の距離が近いと「離れてください」って真顔で言うの
可愛かった♬

柳瀬が自分自身を”落ちこぼれ”扱いし
金田に憧れられるような人間ではないと
金田の気持ちを否定した際に
興奮して反論する金田が方言になるの最高に可愛かった!!

3

疑問ばかり

晴川シンタ先生のキャラデザが以前の作品から変わっていたので、興味を持って読んでみました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
CG題材でお仕事BLかな~とわくわくしていたのですが、恋に発展する間もなく終わってしまい拍子抜け。
徐々に気持ちがわかってきてこれから?!というあたりでブツっと終了。本編だけだとかなり短いなと思ってしまいました。
これで終わり?!とびっくり。かなり消化不良です。

お仕事の内容ばかりに焦点が当てられていて、それはそれで面白かったのですが、あまりに登場人物の感情がわからなくて困りました。
とくに攻めはなぜ好きになったのかが一番わかりません。受けは前提に、攻めへの憧れがあるので理解できます。

でもそんなに二人の間では盛り上がる要素があったの?!ってくらい本編での接点がない。
仕事で顔を合わせるので、同じ空間にいるとかの距離はあります。でも恋に発展する要素が本当にわかりませんでした。
これはBL距離感に耐性がついてしまっているから、そう感じるのか...?と読み直してみたのですが、やはり”なぜお互いに好きになったのか”が全く分かりません。

描かれているページが短いからなのか...
お仕事方面へ風呂敷は広がり、ラブは香る程度でした。

少ない接点から行間を想像して萌えられるたちなのですが、それができないくらいに萌えがありませんでした。
これは正直、買ったのを後悔しました。

5

まつちゃ

めっちゃ共感!
読んでて疑問なとこしか無かった。
もっとじっくり書いて欲しかった。

CG制作会社の恋

Renta!
修正…見えない描写
カバー下、カバー折り返し部分など全部あり。

1

晴川シンタ先生の新境地?と、楽しみにはしていたんだけど。

晴川シンタ先生は、「全員起立!私立BL学園高等学校」が大好きでして。何度も読み返すほど好きで。
こちらはアホアホなラブコメディなんですが、今は晴川先生的にチャレンジかと思われる、「ラスト・オメガバース」という、切なげなオメガバースの連載を楽しみに追っかけています。
晴川先生のその他の作品にも言える事なんですが、攻めと受けのキャラデザインがいつも同じ。
同じなんです‼︎ …何というバリエの無さよ。と、いうことも出来るのですが、否!同じお気に入りの役者さんが、別のキャラクターを演じている、という見方も出来るんですよね。私はそういう見方をしていたんです。『この2人、また共演してる‼︎ 可愛い〜。』みたいな。
ところがですよ⁈ 本作の受け、金田くんは新キャラ。ヘアスタイルも、目つきも違う。新しい‼︎
けれど、別の作家さまのキャラにも似ている様な…と、ややモヤ。まぁ、いいか。攻めもいつもの人じゃない‼︎ この2人は新人さんか⁈ おお、新境地か⁈ と、まずその違いにすんごい期待が高まったのです。
内容もCG制作会社ということで、よほど取材を重ねたと見えて、得た知識を全部披露したい‼︎ したいんだね⁈ っていうくらい丁寧で。丁寧過ぎて、説明的になってしまっている。というか、もう説明。それは漫画の中に落とし込まないと‼︎っていう。物語のメインが2人の心の近づくさまや、仕事を通して成長するさま、よりも、CGの制作現場って、こんなだよっ‼︎ ねぇ見て見て‼︎ と、言われてる様な気がしました。だとしたら、お仕事漫画にしちゃっても良いわけですし。
もちろん、ドキュメンタリーという程では無いですし。
お仕事BLの難しいとこかもしれません。お仕事BLという割に仕事をきちんと描いていない作品も多い事を思えば、良心的な作品なのやもしれません。
役者さんもトーンも新境地。新たな作品ではあるかと思います。

0

専門職のお仕事BL

表紙の赤面男子に惹かれ、かなり期待して電子購入しました。

CGデザイナーの専門職が、けっこう色濃く描かれていますが、
説明書のような感じにはならず、解りやすく興味が持てる感じで描写されているのはスゴイ。
個人的に好きな分野なので楽しく読み進めましたが、お仕事BLって興味ないと萌えないですよね。

やっぱり、表紙の赤面男子がカッコイイ!
新人CGデザイナー金田の教育係で、カナダで実践を積んだ経験豊富なCGデザイナー柳瀬。
距離の近さで嫌がられているのか、何かと金田に距離を取られて落ち込む柳瀬。
実際に「できるだけ触らないで頂きたいのですが」と金田に冷たく言われているのに、
もっと距離を近づけていこうと、グイグイ攻める柳瀬とやりとりがなかなか笑えます。

実は柳瀬は金田がこの業界に入る動機になった憧れ、神レベルの存在。
触れられるなんて恐れ多いという意味の「できるだけ触らないで頂きたいのですが」だった。
あの無表情の下でそんなことを考えていたとは…直ぐに戻って読み返してしまった。

新人歓迎会でやっと柳瀬への憧れを伝えることができた金田ですが、
金田よりも柳瀬のドキッとした表情がよかったな。
酔った金田に質問攻めされ、オレの事好きみたいじゃんと返した柳瀬に、そうです…。
冗談でキスした柳瀬に、赤面返しの金田…一気にぶわぁっと赤くなるようすが堪らん!
もちろん、堪らないのは柳瀬もでした。
チャラいバイの柳瀬、思わず裏道に金田を連れ込んで壁ドン状態ですが、金田が吐いてなにかを断念。

経験を経て現実を知り失った情熱と創作意欲の楽しさ…
カナダでの経験で挫折を味わい、どこかで逃げていた気持ちが、
以前の自分に金田を重ねて辛くなる柳瀬。
まだ向き合えずに逃げてしまう柳瀬に、アツくぶつかる金田…スポ根みたい。
お仕事BLによくある展開ですが、仕事を通じて関係を深める感じですね。

個人的には新人歓迎会後までがピークな感じで、
柳瀬のお仕事色が強くなった途端にテンションが下がってしまいました…。
カナダに一年戻ることになる柳瀬と、気持ちを通じ合わせた金田が最後は追いかける。

カナダ同居で初Hの二人、最後まで金田が可愛くて、顔を隠して「いやや」…方言萌えでした。
どこの方言か解らなかったのが残念です。

※シーモア:修正はトーンですが、描き下ろしに少し絡みがあるだけです。

3

攻めを+゚。*神*。゚+ と崇める無表情受けの可愛さ爆発♡

受けがッッッ!!!
可愛かったッッッ!!!(∩´///`∩)

インタビュー記事見てズキュンときたら是非♡
攻めへの対応が無表情+態度の硬さから誤解されちゃってるけど、
実は…という内面がブワッと出る瞬間にキュンキュンしました。
こういう受け大好き…!!!

また、CG業界を舞台に専門的な要素もあって
お仕事BLとしてもとても良かったです。

ただ読み終えて思ったのは、あれ?タイトルおかしくない?と。
下で後述しますがストーリーと矛盾してるようで少し気になりました。
内容には問題ないし、私が気にしすぎなだけで些細なことなんですけどね;
タイトルってけっこう重要だと思うのですよ…(;´Д`)


さてさて。CG業界を舞台とし、
その分野では知名度もある優秀な先輩攻め×新人CGデザイナー後輩受け のお話です。

金田(受け)は常に無愛想で態度も硬く。
柳瀬(攻め)は教育係として少しでも仲良くなれるよう働きかけるけれど
金田:「すみません、できるだけ触らないで頂きたいのですが」
と、一刀両断w(このシーン、面白くて好き!)
そんなこんなで柳瀬は金田から嫌われていると思っています。

けれど実際は柳瀬の作ったCGを見てCGデザイナーになったほどの柳瀬ファンだったのですね。
金田にとって柳瀬は+゚。*神*。゚+にも等しい存在。
無愛想なのも緊張で上手く話せず距離感が掴めなかっただけという可愛さが爆発してます…!

そんなある日、飲み会をキッカケに2人の距離が縮まりました。
ずっと嫌われていると思っていたけど誤解は解け、
金田の素の可愛さを垣間見た柳瀬はキュンとして思わずーーー。

金田はそれまで柳瀬を神として崇めていたのですが、
その一件で一気に意識するようになり……と展開します。


前半の温度差が好きです!(∩´///`∩)

柳瀬:「俺、嫌われてる…?」
金田:「(神と喋っちまった…)」(歓喜)

↑これですよ、これ。
この温度差が金田の可愛さを底上げしてパワー放ってる気がします♪

ぐっと眉間にシワ寄せてるから(あ、また誤解されてる…かわい…)ってなるし、
ふいに顔を真っ赤にさせると(お?今度こそ伝わるか?あー無理だった!かわいい!)ってなるw
金田の表情ひとつひとつと柳瀬の反応が良くてニヤニヤと楽しみましたヾ(*´∀`*)ノ

そんなこんなで金田の恋愛物語としては、
『憧れから恋の芽生え』といったピュアでキュンキュンする面が見られます。
けれどピュアな感情を向けられた柳瀬はちょっと息苦しくなっちゃうのですね。

周囲から評価を得ている柳瀬は実は挫折感情を抱えていました。
金田が見ている柳瀬は過去の自分であって、現在の自分ではないとーーー。

そんな柳瀬に対して喝をいれる金田がカッコ良き!!です!!

ただの"憧れ"なのか、"恋"なのか。
”過去の柳瀬"を見てるのか、"現在の柳瀬"を見ているのか。
金田の裏表のない真っ直ぐな視線にグッときます。

で、ここでタイトルの違和感ですよー(;´Д`)
金田は「断じて恋では!」と誤魔化すようなキャラじゃないし、そんなシーンもなし。
うーん?タイトルの意図が読めぬ…。
山場の良いシーンで引っかかって少しモヤっとしました。

ちなみにエッチは描き下ろし部分でようやくですw
金田がめっちゃドキドキしててすっごくかわいいー!!!ヾ(*´∀`*)ノ

過程に重点が置かれていて
恋人らしいシーンがほぼ無かったのは甘々スキー的には残念かな。
柳瀬の恋人になってアワアワしてる金田がもっと見たかったよー!。゚(゚´Д`゚)゚。

11

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP