電子限定おまけ付き
とても素晴らしい作品です!!!
きみ色に〜シリーズでさがのひを先生のファンになり、こちらも紙本で読みました。
表紙の2人が美しい!この作品の内容がギュッと詰まっている!
素敵すぎる!!!
あわーい水彩画の色あわせがとても綺麗で優しい。
叶十と未来の内面が見事に表現されているなぁーと感じ、読後にじっくり見入ってしまいました。
ストーリーもとても良かったぁ。
遠距離恋愛だからこそ、電話でのコミュニケーションだからこそ、小さな事ですれ違ってしまい不安が膨れていくんだよーわかるわかるーーー。。。と思いました。
アラサーな自分に負い目を感じてしまい、小さな『嘘』をついてしまう叶十にも共感しました。
私もアラサーの頃は過剰に年齢を気にしていたなぁ、、、。
しかも、恋愛自体が初めてな叶十。
未来にずっと好きでいてほしいけど期待したら怖いと思ってしまう、、、
うんうん、そうだよねーーーと激しく共感しつつ、
でも、歳をとり経験を重ねた私は、嘘や隠し事で自分が苦しくなるなら何もいいコト無いんだよ〜〜〜と思いながら叶十に寄り添いつつ、ストーリーに引き込まれました。
未来のトラウマや家庭環境にも激しく同情しました。
そんな2人を心から応援し幸せを願いながらページをめくりました。
アラサーの叶十と20代半ばの未来、この2人の不器用さが切なくてとても愛おしく感じました。
素晴らしい純愛遠恋物語を読み終えた後の『あとがき』も最高です!
飼い猫のきゅるんチャンのことや、さがのひを先生の『ねこぜ』に大笑いしました。
余談のとこに描いてある『はーくん』のこと。
萌えました(o^^o)
さがのひを先生の凄さを感じた作品です。
虹野叶十てまたすごい名前ですねw
叶十が未来に弟と間違えられていること、年齢のことを話せずにずっとうじうじしているのが正直イラッとしてしまいました。
未来を信頼していない、自分がゲイであることを卑下している。
それって未来のことも肯定できていないってことですよね。
対して未来は叶十がどこか悲しげなことに気づいているし、年齢のことがわかっても好きな気持ちが変わらないし、なんなら叶十の気持ちを尊重して年齢のことを黙っている。
自己否定が強い年上と頼りになる年下のすれ違いありつつ、それでもお互い好きで強い絆が結べましたというお話。
仲直りしただけでなく、叶十が家族にカミングアウトし未来を紹介できたり。
2人が一緒に住むところまで描いて下さりよかったです。
ゲイの出会い系イベントで出会った未来と叶十の遠距離恋愛について描かれています。
出会い系イベントだけあってすぐにセックスします。
叶十は未来に流されて処女喪失しちゃうので、もっと大事に抱かれてほしかったです。
叶十が近所のおばちゃんから未来の家庭事情を聞いて、それを鵜呑みにしてしまう流れに引きました。
そういうことは未来が叶十に話すべきことだと思います。
シーモアは白抜き修正でした。
始まりは軽かったのに付き合ったら純情です。
遠距離恋愛でたまに会うだけなのにセックスしません。電話越しで自慰するくらいです。
描き下ろしはバイブを使ってのセックスでなかなかえっちでした。
人気作のようなので読んでみました。
タイトルも良いですよね。
しかし…、読んでみると…。
もうだめだ…。自分枯れてるのに新しい本を読んでは評価を下げて。
一番言いたいことは、さっさとはっきり言えばいいじゃない?ですが、そこが言えないのが遠距離恋愛で初彼なんですよね。
うーん、なんか少女マンガみたいなクヨクヨ主人公に、そんな主人公に一目惚れしてグイグイくる年下イケメン。
この年下イケメン未来くんも元カレと別れて傷心でグイグイ行ったのもあり。
叶十も弟と間違えられてるの言えなくて、どうしようのループだし。
こんなにお互い好きなのに、不安や嫉妬でビデオ通話でエッチさせようとしたり、そんな自分に落ち込んで叶十に会う資格がないと、ジムに通い詰めたり走り回ったり。
いやいや、話せばいいじゃないの?と思ってしまいますが…。
だから枯れてるんですよね。もうトキメキやキュンや萌えをどこかに落としてきたのかも(泣)
ツイートに流れて来て興味を持ち、試し読みで購入を決めました。買って大正解でした。キュンキュンしっぱなしでした。
「きみ色に汚されたい」も凄く良かったですが、こちらの作品も同じくらい大好きになりました。
お互いに大好きで交際も順調なんですが、2人とも臆病で相手に隠している事があるんです。
叶十が恋人を探してた理由は描いてあるので分かってましたが、未来が最初に叶十にアプローチしたキッカケを知ってちょっと驚きました。
でもキッカケはどうであれ未来が叶十に真剣なのは伝わって来るので、個人的には問題なかったです。でも、その時の心の傷が後に2人の関係をギクシャクさせる原因になります。
叶十の秘密は実は未来はとっくに知っていて、叶十から話してくれるのを待ってただけにこのすれ違いが凄く焦ったく感じました。
それ故に終盤の叶十の行動に凄く感動しました。孤独だった未来を幸せにすると宣言する姿が男前でした。
叶十の家族に受け入れて貰って未来のおばあちゃんも安心したんじゃないかと思いました。
ずっとこの2人のお話を読んでいたくなる良作でした。