【電子限定おまけ付き】【イラスト付き】
受けの凜一さんがめちゃくちゃ愛おしくて仕方ない…本編ラストや後日談、電子特典SSでしあわせな姿を見せていただけてすごく満たされました。しあわせになってよかった…!
毒親・毒祖父に育てられたため、自己肯定感低すぎの、「出来損ない」アルファである凜一さんが主人公です。
もう彼の育ってきた環境がつらくて…!優秀な兄と比べられては出来損ないと罵られ、厳しく躾られた凜一さんは他人を寄せ付けないクールビューティーと化し、29になる今まで友人もおらず、会社でも孤立していました。そんな彼が、包容力MAXな年下ベータの青年に出会い、とある事情で頼み事をし、青年と接していくうちに恋を自覚するー…。
すごくすごく、優しいお話でした。甘くて切なくて、とびきりにやさしいお話。
青年と出会ってから、凜一さんが表情豊かになったり、他人と穏やかにお話できるようになったりと、成長が見られるのもすごくよかったです。心が暖かくなりました。
感情ダダ漏れな耳としっぽもかわいい!面白かったです!
先生買いしたこちら。Β × αの変則オメガバースストーリーです。
受けの凛一は銀狐獣人。ぴこぴこ動く耳と、ふさふさ尻尾が可愛い!
カワイチハル先生のイラストで存分に堪能しました・:*+.
オメガだけでなく、アルファも妊娠できる、という設定が斬新!
アルファ受け、は初めてではないんですが、今まで読んできたのはアルファ同士だけだったので、ベータとのカプは初めてでした。
スピンオフとのことですが、スピン元未読でも全く問題なく読めます。
受けの凛一は、好みが分かれるかなあ……葵居先生らしい、不憫で内気な受け君です。個人的にはもう少し、アルファ感・精神的な強さがあると嬉しかった。ピュアで一途で健気なんだけど、卑屈すぎ・後ろ向きすぎるように感じられるのが、読んでいて「うーん…」と辛くなってしまうところもありました。
でもでもでも。
もう2回もえちした後なのに、「友達になりたい」と告げる凛一のいじらしさ・ピュアさよ!
合鍵渡されるなんて、もうとっくに「友達」も「親友」の枠も飛び越えてるのに、そんな自覚もなくひたすら”特別な友達!”と喜ぶ凛一に、胸をぎゅーっと掴まれたような気持ちに。
ストーリーの方は、ちょっと正直急展開に付いていけないところが。
二人の初えちが、急にえちに流れ込んだな、という感じが否めず、違和感がー…。
攻め、それは違うんじゃ感。
慣れない凛一のことを考えるなら、攻めにはどどん!と告白から入り、そこからじっくりえちに持っていって…という流れの方が萌えたなあ…と。超個人的かつ勝手な欲なんですが…!
えち描写が4回ぐらいかな?あるんですが、そこはもう少し少なめでいいので、臆病な受けを攻めがじっくり攻略・懐柔していく様子が見たかったなあと思いました。
作家様買いです。
あらすじ等を見ずに購入したのですが、
ベータとアルファの恋愛のお話だったんですね〜!
しかもアルファが受けでびっくりしました(*´ω`*)
『愛されオメガの幸せごはん』と同じ世界で、灯里と貴臣さんが出てきます。
二人の幸せそうな様子も見れてよかったです(*´ω`*)
銀ぎつねの半獣の凛一(アルファ)と、吉見(ベータ)のお話なのですが、
すれ違いが多すぎてどうなることやら…と思いました。
すれ違いというか、凛一は自分に自信がないので
すべてをマイナスに考えてどんどん悪い方向に進んでいっちゃうんですよね。
その姿が痛々しくて悲しかったです。
凛一の育ってきた環境が可哀想で、
こんなこといつも言われてきたら
そりゃ自分は出来損ないだと思っちゃうよね…と。
そんな凛一に優しくしてくれる吉見。
少しずつだけど確実に心の距離は縮まってるはずなのに
凛一は勘違いして吉見を遠ざけようとします。
これが切なかった…。
いつも余裕のある吉見もこの時は余裕がなくて
彼も彼で自分はベータだから凛一と番えないこと、
でも凛一はオメガと番えること、凛一には運命の番がどこかにいることを気にしてるんだなと知りました。
ずっとハラハラしてたけどちゃんと二人の気持ちが通じ合って
ほんとに良かったなぁと思いました(*´ω`*)
二人の赤ちゃんがいつか出来たときのお話とかも
読んでみたいなぁと思いました(*´ω`*)
好きにならずにいられない!ですね。
「愛されオメガの幸せごはん」のスピンオフであの家族も出てきます。
二段組でしっかり読ませてくれます。
凛一の劣等感、コンプレックス、不器用さに自分と重ねたり、切なくて可哀想で泣けて泣けて。祖父も兄もなんつー教育してんだ!
唯一話しかけてくれるコーヒー屋さんの沖津が一番親しい人だなんて…。どれだけ孤独だったのかと思うと(泣)
二人ともお互いを知れば知るほど好きにならずにいられないですね。
凛一の繊細さ不器用さ全部を愛してくれる沖津がいてくれてよかった。
最初から沖津は凛一の変わったところを否定したりしないで受け止めてくれて。理解してくれて。
凛一が次第に沖津への気持ちを自覚していくところが、まるでヘレン・ケラーが水を初めて認識した時のようで。これが恋なんだ!と。
けれど沖津とは本当の恋人同士ではないし、彼の好みは自分とは正反対で。それでもいい、好きでいたい。切なかった。わからないんだよね?沖津がこんなに優しくしてくれて抱いてくれるのは、親切で恋人のふりを守ってくれているからだと思って。
沖津も養子でベータだからか、誰かから特別になりたい。愛し合いたいと願いがあって。
もう凛一を好きで好きでたまらなくて。
すれ違いも解消して無事にまとまって良かったです。
切なくて甘々だったので、いつズドーンと来るかハラハラしてました。思ったほどひどいことにならなくて良かったです。
凛一の根深い思い込みがしつこかったですが、グルグルしながらも成長して変わっていったし、ありのままの凛一を沖津が愛してくれて。オメガバース設定も独特ですね。
エッチも沖津がやけに慣れてるのが気になったけど、赤ちゃんできるといいですね。
ベータ×アルファは初めてでした。
凛一に耳と尻尾があって良かった。ちゃんと気持ちが伝わってて。
「愛されオメガの幸せごはん」と同じ世界観で、「愛され」のカプがちょこっと出てくるお話でした。不器用な受けさんにシンクロしちゃったので、前作よりこっちの方が好きかなと思うので、萌2寄りの萌にしました。二段組の本編220Pほど+その続き25Pほど+あとがき。
厳格な祖父に「弱みを見せることになるから感情を表すな」と躾けられてきた凛一(りんいち)。そのせいか、アルファなのに人とのコミュニケーションは上手くいかず、本社から郊外の研究所にある資料室へ異動となり、一人もくもくと資料整理をする日々。困ったことが起きたので唯一声かけてくれる沖津に頼んでみようと考えて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
瑶一(受けの兄)、攻めの妹、研究所の方々少々、「愛されオメガの幸せごはん」のカプ、霜月(攻め妹友人、可愛いΩ)。瑶一、ナイス。
++ 攻め受けについて
受けにめちゃ入れ込みました。
アルファなのに、どんくさい!
「そうよ、アルファだからって全て優秀じゃないのよ!」ととても思ってしまったんです。アルファという理由だけで、「努力しないといい成績が取れない」とか、「運動能力がそんな優れていない」と落胆されるのってどうよ?!と、ぷんぷんしてしまって。「無意識にアルファ=優秀って思いこんで、アルファを傷付けてるんだわ、似たようなことをして自分も周りの誰かを傷付けているのでは?」ととても思うところがあったのです。
まあ、斜め上の発想するところや、四角四面に祖父から教えられたことをくそ真面目に守って、人と上手くコミュニケーションできないのは、どうよ?と思う気持ちもあるのですが、小さいころからの刷り込みって結構効きますしね・・
そんな受の思い込みを少しずつ解いてくれた攻さんには感謝です。スパダリとまではいかないまでも、優しく思いやりあるいい方ですし、勿論イケメンだし、受に執着して色事シーンではネチっこさありますし、受さんとナイスカップルじゃん!と思いました。
最初感じ悪かった受け兄も、最後はめちゃ楽しい感じの方に思ったので、攻め受けと兄のバトルをもう少し読みたかったかな。お耳しっぽの表現は少な目?ですが、可愛らしい表現あったのと、とにかく受が好きだったので、読んで嬉しかった一冊でした!