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表題作京極家の結婚

京極尊,俳優の息子,バツイチ
京極誠志郎,政治家の3世,政治家秘書

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「俺と偽装結婚してくれ」
現職の法務大臣を父親に持ち、その秘書を務める京極誠志郎は困惑していた。
異母弟の礼央と一緒に暮らすことも!
突然再会した、元同級生の京極 尊に秘密を握られたことも! !
そのうえ、尊と偽装結婚する流れになってしまったことも! ! !
礼央も尊も命に代えても守る。
そう尊に宣言した誠志郎だが、協力する条件として尊に押し倒されて・・・
嘘から愛は生まれるのか?

作品情報

作品名
京極家の結婚
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
京極家の結婚
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032748
4.3

(184)

(92)

萌々

(69)

(20)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
30
得点
799
評価数
184
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数30

訳あり3人が家族になっていくお話

物語も設定もそれぞれの人物もすべてが素敵なお話です。
作家買いで、ほぼすべての作品を繰り返し読んでいますが、今作は特に読み返し回数が多い大のお気に入りです。

高校時代の同窓生、ただし仲良くもなくお互い認識だけしあっていた2人が再会。
2人の高校時代の周りからの呼び名が、黒の京極、白の京極、というのもかっこよくてぞくぞくします。
木下先生は絵も麗しいけれど、言葉選びがすごく素敵だといつも感心します。

政治家の息子で秘書をしている誠志朗が、父親の隠し子の世話をすることになり、ふらふらしていた尊と再会します。
口止めの条件として住むところに困っていた尊が同居を始めます。
レビューに書くことではないかもしれませんが、出会いや導入、展開に無理がある、BがLしてHすることをゴールとして目指す、読んでいて白ける漫画にたびたび出会うのですが、さすが木下先生、出会い(再開)もその後の展開もスムーズかつ、引き込まれ、先が気になりどんどん夢中になります。

政治的なあれこれや、親子のあれこれや、世間の声のあれこれ、問題を乗り越えて、2人が夫夫となり、訳あり礼央と家族になっていく物語です。

嘘の結婚だし、子どもは親の隠し子だし、2人とも家族に思うところがあるし、それぞれ抱える問題、性格、お互いへの気持ちや態度、難しい要素がたくさんあるのに、3人が少しづつ整えて家族になっていく様子がとても素敵です。

夫夫の2人がそれぞれ凛々しくてかっこよくて、お互いを尊重しているのもすごく素敵。

ところどころ愛らしかったりおもしろい要素もあり、読んで幸せな気持ちになれる作品です。




0

読み返してみて気付いた良さ…

法務大臣を父に持つ誠志郎。
ひょんなことから俳優2世で離婚歴あり、今は無職の同級生の尊と再会し、いろんなステップをすっ飛ばして偽装結婚へー

というお話。

木下けい子先生が大好きでこちらもシリーズで買い揃えてるんですが、初めて読んだ時にどうも攻め受けどちらの気持ちもよく分からず、一回読んだきりで放置していた、こちら…

2月に新刊が出るということで読み返してみたら、いや、受けの誠志郎くん、めちゃめちゃ尊のこと好きだし高校時代からほんのり意識してたんだね!?

初読み時に誠志郎の気持ちがよく分からなかったのは、単に自分の読解力がなかっただけなのだな、、と痛感しました;

ただ、攻めの尊の気持ちについてはやっぱり二度目でもはっきり分からず。

「俺は演技はできない」ときっぱり言っているとおり、誠志郎のことを憎からず思っている…というか結構好きだよね?という感じはするものの、

いつから?どこで?好きになったの?というところが抜けている…のか、また私の読解力の問題なのか。

2巻を読み返していない時点での感想なので、読み返してからまた1巻に戻ってみると、違う景色が見えてくるのかもしれません。

誠志郎の母親違いの弟、例央の可愛さが作品のシリアス(?)展開に柔らかさを添えていて、ほっこり和みました。

濡れ場は少なく本番もしていないのに、ドキドキさせてくれる描写はさすが木下先生。

新刊出るまでに既刊3冊、熟読しておきます!!

0

繰り返し読んでわかる……神作品!

3巻『京極家の蜜月』まで読んだ上での、1巻『京極家の結婚』のレビューです。

正直いうと、1巻だけを読んだ時点では、神評価とは思わなかった。
「偽装結婚から始まる愛」のはずが、結婚しただけで終わっちゃったし。
キスとか押し倒されたりとかはあるけど、全然愛が生まれてもないし。
尊の意味ありげな表情がしょっちゅう描かれるけど、その意味も全く明かされず。
せめてこれ、1巻の前半まででまとめて、二人の関係が少しは進展するところまで見せて欲しい、続きがあるとはいえ、この巻の内容が薄すぎる……と、はじめは思っていたんです。

それが、2巻『京極家の初夜』を読んだら面白くなってきて、3巻まででもう完全にハマっちゃって、それから改めて1巻を読み返したら、見える世界が全然違ってました。
誠志郎がカッコよくて可愛すぎるし、尊が誠志郎に惹かれていくのが手に取るようにわかるし、萌えが詰まりまくってた……!
何でこれを「内容が薄い」とか思ったのか、自分……

特に誠志郎。
第一印象はよくある優等生キャラぐらいだったのに、彼の人となりがよくわかってから読み直すと、とにかくすべてがカッコよくて可愛い(2回目)。
ネコ耳カチューシャも初見では「うん、似合わないね…」と思ったのに、今は尊の気持ちがすごくわかる。可愛いよ、誠志郎。
尊が「誠志郎は白」にこだわっていたのも、特に説明もないけど、ちゃんと伝わってくるんです。

礼央も可愛いし、尊と誠志郎がそれぞれに礼央を尊重して寄り添っているのに救われました。
俳優/政治家の息子である二人はきっと我慢することも多くて、礼央に自分を重ねるところがあるんだろうな。
「うっせーは禁止、きちんと『うるさいな』と言いなさい」がさりげなくツボでした。

冒頭の「地獄に道連れ」も、はじめはただの悪態として読み流してしまったけど、ラストの結婚式シーンでちゃんとその真意がわかる。
茨の道を尊とともに行こうと肚をくくった、誠志郎なりの誓いの言葉だったんだなあ、あれは。
まぎれもなく、神作品の1冊でした。

そして、見たこともない四字熟語がいろいろ出てきたけど、「緊褌一番」だけは覚えました!

0

白と黒の京極が、ホントかっこいい!!

木下先生の作品は、本当安心して読める!!
悪い意味ではなくて、絶対に面白いのは確定しているし、その上で話の展開がよめず、いつものめり込んで読んでしまう。
今作品、しょっぱなから結婚式なのに、ラブラブさが全くなくて。。。読んでいるうちに、状況把握ができました。本当面白いです。
こんな二人がいずれラブラブなるんでしょ?!そう思うだけで心弾みます!!
続いています。一冊では終わりません。
じっくり二人を描いて頂けるなら、続編バンザイ!!
そう感じる一冊です。
ぜひ、読んでみてください。

0

シリーズ1冊目

シリーズだけどナンバリングが無いのは何とかしてほしいなと思う今日この頃です(笑)シリーズ1作品目ですね!

偽装結婚ということで何となくシリアスなのかなと勝手に判断して今まで読んでこなかったのですが木下先生らしく、コミカルとシリアスの狭間を行ったり来たりで読みやすい。今までこんなにも周囲に関係がばれてる(偽装ですが)作品をあまり読んだことが無いので話の展開が読めず新鮮です。

表紙から受け取る印象より受けはクールなイメージより時折みせる可愛らしさと男前な度胸にきゅんとし。攻めはSなのかなと思ったら強引なことはしないし優しい。なのに内心で何を思っているのかいまいち掴めなくてもっと先になったらわかるようになるのかなと続きが気になります!

0

はじまりは嘘でした。

嘘から始まる恋。
これもまたBLでは王道ですよね!

ある日突然、政治家である父親に隠し子がいることが判明し、
その異母弟・礼央を預かることになってしまった誠志郎。
けれど、不幸にも高校の同級生だった尊にその秘密がバレてしまいます。

半ば脅される形で始まる元同級生と父の隠し子との同居生活。

慣れない新生活に困惑する誠志郎にさらに追い打ちを
かけるように、尊と偽装結婚をするハメになってしまい…。

当人たちの意思など無視でトントン拍子に決まってしまう結婚話。

結婚ってそんなに簡単にしちゃっていいものだっけ!?

全ての元凶は誠志郎の父もといクソ親父のせいなわけで、
礼央への無責任すぎる態度や誠志郎を犠牲にしてでも
法案を成立させようとする親としての愛のなさだとか、
あまりのクソっぷりに言いたいことは山ほどあるけれど…

偽装結婚、おいしいな~。

どんなに愛がなかろうと人前では愛があるフリをしなくちゃならなくて、
そのフリの中に少しずつ本物の愛が入り交じってくる感じに萌えるんです!

小生意気な口をきいたりもするけれど、根は素直で誠志郎のことが
大好きな礼央も可愛いかったです(,,>᎑<,,)
尊との息もあっという間にぴったり合っちゃって!
礼央の存在が誠志郎と尊が繋いでくれていて、血は繋がっていないし、
偽装家族ではあるけれど、「子は鎹」という言葉がしっくりきました。


チャライケメンな尊と堅物な誠志郎、性格も生き方も正反対の二人ですが、
偽装結婚という極秘ミッションを通してじわじわと距離を縮めてゆきます。

自分の事情で尊と礼央を巻き込んでしまった責任として
「礼央も尊も命に代えても守る。」と尊に誓う誠志郎が男前でした。
無責任な父親なんかよりもよっぽど政治家です!
尊から攻められているときはとっても可愛いのにね(*´ч`*)

対する尊はというと、ちっともわからない男でした。
上っ面は飄々としていて偽装結婚の提案すらもあっさりと受け容れ、
誠志郎にもまるで恋人のように振る舞い、好意を抱いているように
見えなくもないのですが、その本心は最後までミステリアスでした。

「好きになってもいい?」や「愛してる」とかそれらしい台詞を口にし、
やたらと積極的に迫る尊を見ていると本当に誠志郎に惚れているのでは?
とついつい錯覚しちゃうんです。
誠志郎もそんな尊の態度に少なからず揺さぶられてしまい、罪深き男でした…。

今巻では結婚式を終えて二人が夫夫生活をスタートさせるところでおしまい。
愛というにはまだまだ前途多難ですが、続編での二人の進展に期待です♪

全体的にテンポが良すぎて、礼央の母親のことや尊の元嫁との決着やら、
さらっと触れられるのみでしたが続巻では掘り下げられるのでしょうか?
尊の心の内は明かされるかな?誠志郎のデレもみれるといいなぁ♪
次巻では嘘の恋が実の恋となりますように♡

ちなみに尊はバツイチで元嫁も登場するので、女子との絡みが苦手な方は
ご注意ください。

0

無題

結婚の予定無いし、婚約も未経験なので面白さが理解出来るかはわからない。薄い作画と自由奔放なキャラのギャップが面白いです。白・黒の京極というネーミングに少し引いたけどなれました。リアリティ0だけど佳作。

0

これからどうなるのか

偽装結婚設定が好きなので読んでみました。

静かなテンションでゆったりと進んでいます。分かりやすい胸きゅんが少なく、私の好みとはちょっと違ったのですが、高評価の作品。続編の初夜まで読むと印象が変わるのかな?高評価の方はこの空気感が好きなのかな?

奔放そうで派手華やかな攻めと政治家一族でお堅そうな受け。
受けはお堅そうに見えて慌ててる様などは微笑ましく可愛い、ギャップ萌えをはらんで期待しちゃう。キャラクターが魅力的なので、そこに惹かれてる方が多いのかな?
二人が引き取ってる子供も小生意気で可愛かったです。

正直、この巻・結婚だけでは消化不良で判断が難しいです。その内初夜も読んでみようと思っています。 

0

最高によかったです!

人気作だけど絵が淡泊だな、と見た目だけで敬遠していた自分を叱ってやりたい。
木下先生、最高でした。人気なのも納得です。
続刊ものということで、2冊合わせて購入しましたが大正解でした。
本当に人気も納得の良作。今年読んだBLの中でもかなり上位です。エッチな描写は少ないですが、キャラクター同士のやり取りの面白さが木下先生の作品にはあります。
キャラクターがいきいきしているので、もっと読みたいと思わせるんでしょうね。

1

偽装結婚からどのような愛が生まれるのか

茶髪の尊×黒髪の誠志郎

法務大臣の父の秘書を務める京極誠志郎は父の隠し子(異母弟)の礼央を隠しながら一緒に住んでるんだけど公園で遊ばせているのを同級生だった京極尊に目撃されてしまい…。

2人の結婚式のシーンかわいい〜。
もう今月はBL本の中でいくつの結婚式に参加させてもらったことか!←妄想ヤバ!

木下けい子先生の絵が好きな人は絶対読んだ方が良いです。尊は両親が芸能人だけあっていつみてもキラキラなイケメンですし、誠志郎はほっそりした黒髪美人、それでもって5歳の礼央くんも生意気なところがまたキュート。

尊は女性と離婚したばかりなんだけど最初からぐいぐい攻めてくるんだな。誠志郎も生真面目で硬い印象だったから、なかなか落ちないんじゃないかと思いきや、結構ちょろかった。照れまくってる姿、もう最高です!

同性の偽装結婚を政治家の父に利用される。そんな嘘から始まる本物の愛への物語♪なのでしょうがここではまだまだ。先は長そう。2人の愛が深まるのを自作まで待ちましょう!といった感じです。

1

軽いようで軽くない予感

凛とした強さがあるのに、どこか諦めたような、でも芯はしっかりしていて、でも流されちゃう人って大好き!!
木下先生のシュッとした黒髪塩イケメン大好きです。

なぜか同居するはめになり、なぜか偽装結婚するはめになり…
なんでやねん?だけど、この巻き込まれ型な展開が楽しい!!
子供が出ると聞いていたので、子育てBL苦手な私は後回しにしてましたが、隠し子の年の離れた義弟をかくまう?子供主体ではなく、ちょっとこまっしゃくれな礼央が良いスパイスで!可愛い!!

誠志郎は塩対応だけど、礼央に寄り添って、偽装結婚といえども「幸せにする」って男気やエロ可愛さの伸びしろとか良い~尊が惹かれ始めるのも分かります!!!
誠志郎は??高校の頃に気にかけていた様子をみるに、今は無自覚だけど心惹かれるものがあるのかなとも思ったり。

キャラそれぞれに食えなさがあって、誠志郎の辛辣な態度もさくっとかわしたり受け止めたりな尊の態度や読めなさ、尊に翻弄される誠志郎のわたわたも楽しい。

さぁ、これから!!と行ったところで次巻も楽しみ。
今作は序章のようで最初から続きありきのように感じるのですが、巻数表記なし、次巻もタイトル変わっているのは何ででしょうね?タイトルから展開とか面白さも感じるけど…常に惑わされるBLあるある…

1

何だこれ面白いじゃない

続巻の「京極家の初夜」が発売されたので、試し読みをしてからこちらを購入してみました。


あらすじを読んだだけでは何がなにやら分からなくて、読んでみて初めて内容が理解出来ました。

色々とツッコミどころ満載だけれど、コメディなのに終始ムッツリしている誠志郎と、人当たりは良いのにイマイチ何を考えているのか分からない尊が、これからの結婚生活でどう変わるのか楽しみになりました。

口が悪い誠志郎の義母弟で幼稚園児の礼央がメチャクチャ可愛いので癒されます。

尊が何故離婚したのか?元嫁が語る離婚の原因である仕事は何をしていたのか?どうして親から勘当されてるのかは一切明かされていません。

そして礼央の母親は礼央をどうしたいのか?礼央の父親である誠志郎の父親は礼央をどうしたいのか気になるところです。

1番肝心なのは尊と誠志郎は本当の夫夫になるのかですが、尊が男同士でも誠志郎と躊躇なく関係しようとするのも謎でした。

それと高校時代の尊がメチャクチャカッコよくて眼福でした。

1

続巻でどうなるかで評価が変わりそうな作品

良いお話だけどなんだかツッコミたくて仕方がないような。

何もかもどうでも良さそうな尊。高校まではあんなに華やかだったのに。親に勘当されたって何があったの?

そして誠志郎。どこまで堅物なの?家のためにどこまで犠牲にするの?

見方を変えれば親の隠し子とイケメン元同級生とハートフル家族物になりそうなんだけど、二人とも抱えてるものが大きそうで、偽装結婚に巻き込まれる礼央が一番可哀想。

尊はなんでいきなり誠志郎にキスやあんなこと平気で出来るの?ゆくゆくは好きになりたいなって思ってるから?
誠志郎の尊と礼央は全力で守るって言葉は重くて良かったけど、3人とも人生を誠志郎の父の思いつきで変えられちゃって、日本中の人達に誤解されていいの?

罪悪感で死にそうな誠志郎。
続巻で本当の愛し合う夫夫になれればいいけど。

偽装結婚は萌えの可能性を感じますが、このお話はまだ今のところはしんどいですね。特に礼央が存在を認められてない上に偽装結婚に巻き込まれるのがひたすら不憫です。

2

含蓄深い台詞が秀逸 爆笑

木下けい子先生の、挿絵本は読んだことはあるけど、
漫画、オリジナル漫画を読むのは初めて。
なんとなく、エラが張った独特の描写が気になって、敬遠していました。
この作品、台詞が凄く面白かった。
爆笑。ユーモアのセンス満点。 他の関連本もそのうち読んでみたい。

エスカレーター式の学園の同級生、同じ姓の黒と白の京極。そして、父の隠し子のレオ君。
3人の生活を綴るコメディ。
ある日、白と黒の京極君たちは、同性愛カップルだとパパラッチ記事が週刊誌に載ってしまう。
たまたま白の京極君の父親の選挙公約とマッチする部分があったので、偽装結婚するように白の京極父から厳命を受ける。
面白い。

0

また間違ってたの?

読めば面白いと思うのに なぜかいま一歩ハマりきれなく苦戦していた木下さん 先月読んだ罪(積み)本で何かが開花!

そんな中見つけた どうみても続きですよね?ってタイトル

ねぇさん事件ですッ!
地味にハマれなくて寝かしてるアレに続きが出るみたいです

速効予約しちゃったのでお復習 ってより読み込みます ←何回読み込んでもしっくりいかなかった人


秘密の共有の上に成り立つ関係 しかも 秘密は訳あり園児

子どもの冷めっぷりがいいんですよ
大人の事情に巻き込まれ三昧 卑屈になったっておかしくないのに 超絶冷めてるw

何だかんだ子どもの部分はあるけど 堅物?世間慣れしない?スットコドッコイ?頭でっかち?唐変木? 変に優しいのにそんなことおくびにも出さない便宜上の兄に守られ 変にスレた感じに育ってて 間違いなく彼がこのお話のキーマン ←え?


代々まつわる政治家一家の秘めたる部分を握り 一気に同居へってところに若干の強引さはあるけど3人の距離感は面白い


いろんな事情ひっくるめて偽装結婚に持ち込んだはいいが ウソのパパに何があったのか とか ウソのおじさんが持つふたりに対しての自責とか 気になるところが満載
なんだけど このウソの甥兼息子を通して 大ウソ家族ながら何だかんだ上手く折り合いつけながら 幸せに暮らしていくんだろうな……って

そうそうそう
面白かったのよ 嘘から出た実になっていく様も 互いが距離を縮めようとする様も でも中途半端感すごくて…… そっか 続きがあるんだ

あぁ この続きが読めるんだ ちょっとうれしい
今度こそしっくりくるかしら? 超期待膨らむわ

2

続編が楽しみ!

木下先生の黒髪短髪クールイケメンきたー!と思ったら受けだった。
ま、どちらでもいいんですけど、木下先生が描かれる黒髪短髪長身クールイケメン攻めがどストライクに好きなタイプで、そんなキャラが出てくる作品はハマるもので。

そして、本作は相手もイケメンなので、イケメン×イケメンcpが好きな私はほくほくです。

先生の言葉「結婚から始まる恋愛が萌え」いいですね。
本作は偽装結婚からの始まりだけど、尊は契約だとは思っておらず、誠志郎の「死んでも守る」との心意気に協力する、というのが萌えでした。

誠志郎はまだ尊のことを意識していないけど、尊は誠志郎のことをどんどん好きになっているところもよかった。

ただ、最初、尊が誠志郎にいきなりキスしたのは、なんでそんなことをしたのか誠志郎は聞かないのかなとは気になりました。

あと(偽装結婚の話が出る前)尊に迫られて、誠志郎は口ではやめろと言うけど、本気で抵抗しないものなんだなぁと。
簡単に服を脱がされちゃうし、流されやすいのかしら。

式を挙げたところで、本作は終わり。
これだけだったら消化不良なのですが、続編が出るんですね。その名も「京極家の初夜」
楽しみです。

2

D組

「D組なのに」とか「A組で東大」どうのってことは成績でクラス分けしてるけど、成績良くてもクラスは変わらないのか?謎。

木下先生とそこまで相性が良くなく、また「え?終わった?!」みたいな作品そんなに好きにならないんです。なのに何故か!何故か好きだった!!
そして続編があるんですね。自分としてはここで終わってもそれはそれで面白かったなで完結できてしまいます。どうか自分にとって蛇足にならないことを祈るばかり。

木下先生の作品で直近で読んだのが17だったからか、コメディ寄りの先生だったかな〜と疑問でしたが、そういえば由利先生なんかはややコメディでしたっけ?真面目なのにどこか抜けてるキャラの面白みが好きで、誠志郎やその父は好み。朝倉先生は腹黒なのか天然なのか…後者の方が好きなんだけどどうかな。

2

礼央(子役)サイコーだな!おまえさん!

対等な関係性に痺れました。
そしてそこに子役の活躍。
大作になるような予感がします・・・。
というのも、受け攻め二人の 知人→同居人→恋愛 へのあれやらこれやらの合間に出てくる ①本当の親子である父と礼央 ②勘当中の黒京極と実父との関係 などなどこのままチラリズムで終わるのか、掘り下げられるのかで話の長さがかなり変わってしまいそうです。
それにしても主要な登場人物全てが気に入るのは私には珍しいことなんですが、外に子供を作った挙句認知のみで言葉も交わさないような白京極父でさえ魅力的です。

2

礼央の可愛げのなさが可愛い

 テンポも良く、ほのぼのした笑えるシーンとシリアスなシーンの配分もバランスが良い、木下先生らしい軽快な作品でした。誠志郎の父親が政治家で、同性婚を認める法律を可決させられるか、というのが物語の1つの軸になっていて、そこも今の時勢を反映していて良い題材だなと思いました。本当に1日でも早く、同性婚が認められて欲しいですね。不幸な人間を生み出す法律ではなく、幸せな人間を増やす法律だ、この考えが広まって欲しいと心から願います。

 偽装結婚ということもありまだ体の関係には至ってない2人ですが、恐らく攻めになるであろう尊は、木下先生作品では少数派なSっ気が少なめのキャラ。見た目のスペックは高いですが、離婚を経験していたり、勘当されていたり、慰謝料の支払いでお金もなかったりと、この若さで既に結構苦労しているんですね。対する誠志郎も、遊んでいた父親の尻拭いと支援に奔走していて、恋愛経験値は低めでも社会人として疲れ切っている姿は年季が入っています。人生の経験という意味では、ほぼ対等な攻め受けなんじゃないでしょうか。そんなところも、この作品の魅力かと思います。真面目な誠志郎が、これからどう尊に絆されていくのか楽しみです。

2

安定の恋愛未満

偽装結婚に愛は芽生えるか?っていうお話なんですが、これは、なかなか手強い。

私の中では、木下先生の作るお話って、
恋愛未満というか、いかにして恋愛フラグをへし折るかっていう、
人はそう簡単に恋愛感情を認めたり、ラブラブでウフフになったりしないし、
ましてや、セックスに至るには、すっごく高いハードルが、それこそ山積みになってる、
そんな感じで作品を描かれている印象があって、
この作品の主人公、白京極の誠志郎が、もう、ホントにコレ!って感じで、
え、いやいや、こっからでしょ、っていう終わり方といい、
木下ワールド満載で、満喫、堪能致しました。

4

二人の新婚生活は始まったばかり!

京極誠志郎は政治家の父の隠し子を自分の子として面倒を見ていたところ、元同級生で有名俳優を親に持つ京極尊と再会します。しかも、礼央が父の隠し子だと言うことが尊にバレ、この事実が公になれば父の進退が危ないと金で解決しようと尊に申し出ますが、離婚して実家からも破門され、行き場のない尊は誠志郎宅に身を寄せることで秘密を守ると提案し、3人の生活がスタートします。

尊はチャライ性格からか、まじめな誠志郎にちょっかいをだし、いってきますのチューを玄関でしていたところ週刊誌に撮られてしまいます。
誠志郎の父は「これはチャンス!」と同性婚を認める法案を通すため、この記事を利用して自分の息子はゲイで、2人は結婚するから応援してほしいと涙ながらに会見を開きます。

尊にダメ元で偽装結婚の相談をするとあっさりOK。
愛のない結婚から、愛が生まれるのか!?
2人の新婚生活が幕を開けます。


1巻は2人の出会いから結婚までの流れでお互い意識はしていますが恋愛感情があるのかはわからず、これからどうなっていくのかハラハラする内容でした。
バツ1で掴み所のない尊ですが、何故無茶苦茶な誠志郎の提案をあっさりのんだのか、なぜ実家から破門されたのか・・・まだまだ謎が多く、次巻が待ち遠しいです。

ラブラブイチャイチャな2人が見れるまで、2人の結婚生活を見守りたいです!


2

これだけ愛を誓うのに、恋愛未満のもどかしさ

見た目通りの偽装結婚モノ。

「愛のない結婚から、愛が生まれる⁉」とか「嘘から愛は生まれるのか?」という煽り文が裏表紙や帯の随所に書かれています。

これ、めちゃめちゃ気になるんですよ。
それを知りたいという思いで購入して読み進めていくんですよ。

しかし、お知らせします……今巻にその答えはありません。


バリバリ序章の巻でした。(「第1巻」の表記はされてないけど。)
めちゃめちゃ恋愛未満でした。(心の通わない愛の宣誓とスキンシップはあるけど。)

うーん、この内容ならあの文は煽りすぎのような気がしなくもない……。

そんなわけで目的を達成できず、若干モヤる読後感ではありましたが、
それ以外は大変素晴らしい安心の木下先生クオリティなのは間違いないです。

毎度のことながらキャラが良い。

今回は受の白京極こと誠志郎くんが「恥知らずめ!」のような攻撃力の高いセリフをバンバン吐くところがめちゃめちゃツボでした。
他にも「ごめん」じゃなくて「すまん」、「お願い」じゃなくて「頼む」のような言葉のチョイスも地味に心地良い。
こういうオトコ言葉の応酬こそBLの特権だよなあとしみじみ……。
かつ、この堅固さの中に、無自覚の儚さや脆さをチラ見せしてくることも忘れず、萌えの破壊力は高めでした。

一方の攻の黒京極こと尊くんは、掴みどころの無いフワフワ感、誠志郎に対するリードの強さ、家族関係や離婚・無職など背景のミステリアスさが混じり合い、いかにもな伏線バリバリキャラ。
それにしても信用できないくらい良い顔ってすごいな。

プラス脇役では誠志郎父がイイ味ですね。
政治家らしい表の顔と、すっとボケながらもズル賢い裏の顔との対比が面白く、息子のツッコミとの相性も絶妙でした。

また、メインの同性婚制度についても、これまで他のBL作品で取り上げられたことはあれど、父が法務大臣という設定でのアプローチは初めて。
真正面から結婚話を進めていける自然な展開に、なるほどなーと感心しました。
経済産業大臣とか文部科学大臣じゃ全然違う話になりそうですもんね。
父の「不幸は生まず、幸福が増えるだけ」というセリフも、実は現実社会でリアルタイムに耳にする機会のある言葉だと思います。
時代を反映したアグレッシブさもこの作品の魅力の一つですね。


というわけで、ラブ度は低いけれど、作品としては大変面白く魅力的ですので、伏線だらけの未完でもOKという方には是非是非おすすめ致します。

何がなんでもラブ!という方は精神衛生上、次巻発売まで待たれるのも手かも知れませんね。

4

タキシード姿を見てほしいっ。

両親が有名人のチャラめのイケメン×政治家の息子で優しいイケメン(攻受はまだはっきりしていませんがこちらが私的希望)のお話です。プラスとても素直で可愛い幼稚園児の弟がいます。

訳あって同居をしすることになり、結婚をする二人ですが会話の節々にキュンを感じます。特に尊の口からこぼれる言葉は常に好意を匂わせていて胸がザワザワします。一方誠志郎が自分の意にそぐわない方向に動かされているにもかかわらず尊に対して発する言葉はとても情に厚く心に響くもので、更に尊に対して抱いている感情が何なのかまだわからないもののこちらも満更でもないような…

ただ読み進めるとこんなに(少しずついろいろありますが)何事もないように結婚の話がすすんでいくことが疑問として湧いてくるのでこちらが今後ストーリーに大きく関わってくるのかなと私は読み取りました。

木下先生のキャラクターは上品でとても素敵でイケメン二人が並んでタキシードを着る姿は眼福以外のなにものでもありません。
エロは少なめですがまたそこも素敵です。

5

続くんかーい!!

表紙を見てこれは久々1冊完結ものか!!
小躍りして読み出した私を慰めてあげたい‥(;_;)
残りのページ数にふっと気づき‥これ?終わらんだろ‥Σヾ(・ω・o)

そうなんですね。もう続編始まってるんですね〜Σ(・ω・ノ)ノ

まぁ、嬉しいですけど。

というか、私は初期の絵の方が好きなんです!
最近はあっさりさっぱりキレイな絵柄になってイマイチ、イケメン度が↓った気がして寂しかったのですが‥。

それでもなんだかんだ言っても木下先生のお話はやっぱり安定の良さで面白くて(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜
結局、集めてしまうのですが‥。

今回のこの作品!これはすごいっすよ!
メインカプ、お父様たち‥。
全てイケメン!
顔面偏差値高すぎです!!
もう、超眼福ですよ〜( ◜◡◝ )♡

黒のタキシードの方が黒の京極さん、攻。
白のタキシードの方が白の京極さん、受。
と思いますが、まだまだこれからこれから‥。

結婚生活はスタートしたばかり。
黒の京極さん、何かありそう、何を考えているんだろう‥。
真面目で誠実な白京極さん。
キャラの高感度↑です!

そんなふたりの気持ちの変化を木下先生がどう描いてくれるか‥とても楽しみです‥( ◜◡◝ )
結局‥今回も追いかけてしまうんですね‥私は。

9

まだ続きます

巻数表示なしなので読後かなり消化不良になりますが、すでに続編の「京極家の初夜」が始まってます。
BLによくあるこの慣習はどうにかならないかな…まぎらわしい。

帯の「祝・偽装結婚」がいいですね。そのとおりの内容です。
政治家の父の積年の夢、同性婚を法的に認める法案を通すための人柱となるべく偽装結婚をする受け・京極誠志郎。
誠志郎の元同級生で偽装結婚の相手、攻め・京極尊。
誠志郎の父の隠し子、ナマイキ幼稚園児・礼央。
この3人のやりとりがクスッと笑えて好きです。
子どもが絡む作品で子どもの健気さがウリになってるような作品はあまり好きではないんですが、礼央はそうじゃなくて、めっちゃ生意気で、いいキャラなんですよね。
尊と誠志郎の関係も微妙に縮まりつつ、物語は結婚式当日まで。まだまだ残った伏線回収は続編で…ということでしょうか。
尊は木下先生テッパンのイケメン、でも何か影がありそう。誠志郎は意外に男気があって、偽装結婚に巻き込んだ尊と礼央を守る!なんて言っちゃうところがステキ。
個人的には朝倉先生が曲者っぽくて気になります。


7

京極家の愛のカタチを見守りたい♡

初めて読んだ木下けい子先生の作品です。

無職 京極 尊と政治家の秘書 京極 誠志郎のお話。

政治家の一族に生まれ育ち、政治家である父親の私設秘書をこなす誠志郎。
ある日、衝撃の事実が判明しました。
父親に隠し子がいた…しかも、まだ幼稚園児。
はぁ―――……
公園でサッカーボールで遊ぶ義理の弟 礼央を眺め誠志郎は途方にくれていました。
「おにいちゃーん」と呼ぶ礼央に「便宜上は兄ではない」と諭す誠志郎ですが、その会話を第三者に聞かれてしまいます。
幼稚舎から高校まで一緒だった「黒の京極」こと京極尊に…。

うーん、すごく面白かった~!!
今作ではまだまだ謎が多いですが、惹き付けられるストーリー展開で最後まで一気に読んでしまいました。
木下けい子先生の繊細な絵柄が物語のテーマや魅力的なキャラにマッチしていて大変良かったです。
個人的には、この作品は現実と非現実の境界線にある内容だと思いました。
一見、現実味が薄い設定のようでどこかリアリティさが感じられます。
尊と誠志郎の運命の終着点と共に、同性婚の法的社会的な位置付けにも注目したい!
「愛して合っている大人なら誰だって結婚していいはずだ」

幼稚舎から高校まで同級生の尊と誠志郎。
2人は同じ名字のため、目黒に住んでいる尊は「黒の京極」、目白に住んでいる誠志郎は「白の京極」と呼ばれていました。
セレブだらけの「廣応」の中でも圧倒的な存在感を放っていた尊は両親が有名俳優の息子です。
しかし、現在はバツイチ無職の上、実家からは勘当されて住むところもままならない状態でした。

一方、政治家の一族に生まれた誠志郎は祖父と父の二代に続く隠し子騒動に呆れていました。
…が、法務大臣も職に就いている父親のスキャンダルが発覚し、現政権に迷惑を掛けることは京極家の誇りとして阻止しなければならない。
そんな誠志郎の弱みを握った尊は「共同生活」を提案します。
礼央を自分の子供として振舞うオプション付きで…。
尊の提案を受け入れた誠志郎は3人で暮らす生活をスタートさせました。
しかし、平穏無事だったのもつかの間。
尊が誠志郎の頬にチューした写真を週刊誌に撮られたことで、同性婚を公約とする父親から人柱として「結婚」するように命じられ…。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、誠志郎の義弟 礼央、誠志郎の父親 京極栄一郎の他、続編で重要人物になりそうな議員の朝倉政一などが登場します。
複雑な家庭環境と京極家からは疎まれる存在である礼央が不憫でやるせない気持ちになりましたが、尊と誠志郎がそれぞれ可愛がっていたので救われました。
最終的には、尊の連れ子を演じることになった礼央ですが、将来は3人で幸せになって欲しい(泣)

Hシーンは…ありません。
フェ○や素股などの行為はありますが。
誠志郎が予想通りにピュアなので尊が爆発する日も近いかな(笑)
早く両想いになった2人の甘くてトロけそうなセックスが見たいよ〜。

描き下ろし『京極家の愛のカタチ』
尊が礼央のためにネコ耳カチューシャを作ったのですが…。

現在、CRAFT SERIESで続編になる『京極家の初夜』が連載しています。
尊と誠志郎、そして礼央も含めた新婚生活や尊のバックボーンなども明かされるでしょう。
願わくば、尊と誠志郎が本音で向き合えるといいな。

「嘘の結婚になってしまったが幸せにするからな」
作品全体に散りばめられている誠志郎のセリフにキュンキュンすること間違いなしです!
本人は真摯な態度を示しているつもりだと思うのですが、何を言ってもプロポーズにしか聞こえない(笑)
尊も絶対にキュンキュンとしているだろうな〜。

優しいけれど本心が読めない尊と純粋で真面目な誠志郎。
偽装結婚から愛は生まれるのか?
いや、お願いだから生んで欲しい(泣)

ぜひ多くの方に読んでいただきたいおすすめの作品です♡

9

つぼった

先生買い。はずさなかったです。本当に「感嘆する!」という心地の一冊でした、攻め受けともダイスキ&お話もめっちゃ面白かったので神にしました。雑誌掲載6回分+描きおろし5p。カバー下なし。タイトルが変わるのかな?続きが年末発売の雑誌にのってるみたいです♡やった〜

父は現職大臣という政治家一家に生まれた京極誠志郎。内閣を支えるという使命があるのになんと父の隠し子の面倒を見ないといけない羽目に。頭を抱えていたら、高校時代の同学年で同じく京極の姓をもつ尊に再会し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
礼央(れお、幼稚園児、受け父隠し子)、朝倉(政治家、きらきらイケメン)、攻め父(渋め俳優)、受け父(ぶっとび大臣)、麻衣(攻め元嫁)ぐらいかな。受け父がめっちゃ好き。

++良かったところ

攻めが何考えているのか全く分かんない、何がありましたか?とインタビューしたい方。自己愛少ない方なんですよね。そこがまだ謎。この後のお話で明かされると思いますが、現時点、確固たるものを持てずにいるけど、ウルトラいけてるルックスに周囲がごまかされているという印象です。楽しみだなあ。

受けがこれまたナイス、クッソ真面目な東大卒政治家秘書、父のためなら政略結婚でもなんでもしちゃう。つんけんしているように見せながらも、実は高校時代から攻めに憧れていたんではという様子。いいんですよ・・セリフが。一番好きだったのは「嘘の結婚になってしまったが、幸せにするからな」!!!!!いやー男前!!!!!!!ちょっと照れっと下向きながらの表情も最高。

礼央もこまっしゃくれた感じのお子様になってまして、出てきたキャラ全部好き。先生、最高です。めっちゃツボりました!続きがまた楽しみだああ。

7

続きものみたいです

木下先生は最推し漫画家さんではないが、新作が出る度に習慣的に買って拝見しております。
偽装結婚をする二人、気に入った設定なので楽しみにしておりました。
ラブコメではなく、葛藤などなにかを抱えているように見える、攻めと受け二人。
受け家の都合で偽装結婚することになった二人だが、挿入前まで行為することになります。
なんか結構とんとん拍子のイメージで、攻めと受けのお互いへの気持ち、そこまではっきり描写されてない…気がします。
訳があって結婚することに…受けは攻めのことを学生時代から気になっていたようだが、攻めが受けに好意を持っているがそれは本当に恋なのか……自分が深読みしているだけなのかな。

登場人物がたくさん出てくるが、多くてイマイチ覚えきれず、誰も中途半端な位置にいる気がしました。
読後、モヤモヤ感がなかなか消えず
事前に続きものだとわかって読んでたらまた違う感想になるかと思います

3

え?

作家買い。

表紙に描かれているのはタキシードを着ているイケメン二人。
あらすじや帯にも書かれている「偽装結婚」の文句。

ということでコミカルなお話かな?と思いつつ手に取りましたが、うん。
その予想を裏切ってややシリアス寄りのお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は政治家の父を持ち、その父の秘書をしている京極誠志郎。
その誠志郎の結婚式の描写から、物語はスタートします。

彼はとある事情から、年の離れた母親違いの弟・礼央を引き取ることになった。そう、大臣をしている父が愛人に産ませた子どもである。大臣のスキャンダルが表沙汰になることを嫌った誠志郎が礼央の面倒を見ることになったのだが、それを高校時代の同級生だった京極尊に知られてしまい―?

というお話。

誠志郎と尊は同じ京極という姓ではありますが、特に血縁関係があるわけではなく単純に同姓というだけ。政治家の父親を持つ誠志郎と、俳優の父を持つ尊には、高校時代に接点はなかったが誠志郎は尊のことを認識してはいた。

尊はとにかく華のある男だったから。

が、秘密を知られ、その秘密を口外しないという了承の下、職無しで金欠だという尊は誠志郎の家に住み着くことに。

そんな二人が同性婚をすることになる、その理由は?
偽装結婚の2人に愛は育つのか?

というお話なのですが。

うーん。
え、これって続きがあるんですかね?
これで終わりなの…?

同じ高校に通っていた、という接点しかなかった「はず」の2人。
けれど尊の方は誠志郎に何やら思惑があるようで。

そういったぼやーんとした空気は感じるんですよ。
感じるのですが、そういった二人の「過去」とか「接点」について描かれることはほぼなく。

また、誠志郎にやたらと声をかけてくる政治家がいますが、彼の存在も非常に謎というか、何のために登場してきた人物なのか全く分からず。

タイトルに①ってついてたっけ…?
と、何度も確認してしまった。

いやね、今作品は木下作品なので。
当たり前のようにイケメンさんたちがたくさん登場するわけですよ。
それぞれ、何かを抱えている、といった風体のイケメンさんたちが。めっちゃ萌える、イケメンさんたちが。

が、それらについてはほぼ解明されておらずなんともモヤモヤする。

続きものってわかっていれば次巻を楽しみにできるのですが、うん、その辺りどうなんですかね。

彼らが結婚する、その理由も。

いやいや、アリと言えばアリ。
こんな結婚理由も。
でもさー、そこに「何か」があって、初めて成立するお話ではなかろうか…。

続き、あるんですよね?
あるよね?
  
続編を心よりお待ちしております。

5

続編もスタートするらしい

面白かったです!
俳優の息子と政治家の3代目というイケメン同士の偽装結婚、そこに子育ても加わってワクワクさせてくれました。

ただ、凄くいいところで終わっていて続編も始まるそうなので、続きものとしてお手に取られた方がいいかと思います。
もちろん、単巻ものとしても読めます。


高校の同級生である誠志郎と尊が偶然再会し、弱みを握られた誠志郎が尊に付け込まれる形で始まる同居生活です。

白の京極こと京極誠志郎は、政治家の3代目で現政治家秘書。
父の隠し子である礼央と一緒に暮らす、真面目で誠実な男。
そんな誠志郎とは真逆のタイプの黒の京極こと京極尊は、際立った容姿と華やかな人間関係で兎に角目立つ。

性格も価値観も違う2人が少しずつ相手の良さを知り、認め受け入れて……と、ストーリーがとても素敵でした。
同居していた2人が偽装結婚に至る迄の経緯もコミカルで、腹が立つけど誠志郎の父にも笑わせてもらいましたw

そして、礼央の存在が癒し!
言葉使いが子どもらしいかと思えば妙に大人っぽい物言いをしたりと、この子が2人を繋ぐいいアクセントになっていました。 
礼央がいないと上手くいかない2人だと思う。

結婚式前夜、突然2人の結婚に反対する礼央に、誠実に言葉を紡ぐ誠志郎が素敵でした。
誠志郎が言った言葉に嘘はないんじゃないかなぁ……なんて思ったり。
誓いの言葉の練習でみせた誠志郎の誠意、尊の「愛してる」も本物だと思うなあ♡

この2人、ホントこれからなんですよ。
確かな愛はまだ無いのかもしれないけど、芽生え始めてる。
〝結婚〟から入る愛の形があってもいいと思うので、これから始まる新婚編が楽しみで仕方ないです!

エロの方もまだ挿入まで至ってないのですが、積極的な尊にも色っぽい表情の誠志郎にもキュンとしました♡
兜合わせや素股の中にも萌えがあるっていいですよね。

ラストは少し駆け足だったので、ここから2人の気持ちの変化をじっくり堪能したい。
2人の父親との関係や、尊の自信のなさも気になるところ。
礼央の立場も心配ですしね……

余裕ぶってる尊は、本当は愛されたがりの寂しがり屋に見えました。
意外と包容力のある清志郎に愛され、変わっていくところが見たいです!
これからの2人に期待‼︎

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