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表題作アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~

ヒューズ・ルーカス・ガルシア
奏の6歳上,投資家
奏・ウォルター・サイモン
18歳前後,5学年生

あらすじ

ヒューズと一生添い遂げたいのであれば、奏はオメガでなければならない。しかし、オメガに覚醒すれば結婚しなければならない相手が……。

名門エドモンド校五学年生の奏は、家庭教師で元キングのヒューズに紳士の嗜みと唆されて深い関係を受け入れ、今では恋人同然の仲。君がどんなバースに覚醒しようとも構わない――そう言って愛を乞うヒューズだが、奏には彼の想いに応えられない事情が。オメガに覚醒したら、父の事業に出資してくれた人物へ嫁がなければならないのだ。かといってオメガ以外のバースでは貴族の長子であるヒューズと結婚できるはずもなく、奏は一人苦しみ…。

作品情報

作品名
アルファの寵愛 ~パブリックスクールの恋~
著者
ゆりの菜櫻 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~
発売日
電子発売日
ISBN
9784576210919
4.3

(44)

(23)

萌々

(13)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
191
評価数
44
平均
4.3 / 5
神率
52.3%

レビュー投稿数11

今回も期待を裏切らない溺愛っぷり

シリーズ3作目。今回は年の差6歳のヒューズと奏の話。
元名物キングのアルファでも、溺愛している奏に対しては水面下で必死に
セコムしながら一途に想い続ける姿は愛らしい。

露骨なまでのアピールをされていても、誑かされていると思い込もうとする奏。
バースが覚醒していない奏にとって、どのバースに覚醒しても
希望がないという事実はどれほど辛いことか…。

既に卒業してしまっている身でも牽制を欠かさず、
鈍感な奏に想いを伝えるヒューズ。
奏のことを本当によく見ているからこそ、
言葉だけで判断せず、目や耳から入る情報を何一つ取りこぼさないように
注視する。
そして、とことん奏思いの優しい心で向き合おうとする。

3作品ともに溺愛執着攻めなのに、
アシュレイもロランもヒューズも本当にキャラがしっかりとしていて、
3人とも違う。
シリーズものの醍醐味、チラッと登場が今回もあり
本当に嬉しかった。

0

No Title

ゆりの先生のパブスク3巻。
良い意味でお馴染みの展開なんですけど、
それが欲しくて読んでます♡
この金持ちのボンボンが集うエドモンド校。
細かな情景描写も美しいです。

スパダリの攻めが最初に見初めて、
自分の気持ちを抑えてしまう受けを落とすために
まっしぐら...!!

家庭教師のついでに大人のたしなみとしてセックスを手ほどきするヒューズ。
卒業してしばらく経つのにネズミを放つヒューズ。
インデックスリングに軍用GPSを仕込んじゃうヒューズw

そこまでやるか!!!!な具合も楽しかったです!
あと由葵が1学年の時のお話なので
それが読めたのも良かった◎

0

軍用GPSをつけて見張る溺愛攻め

溺愛攻めを堪能できる「パプリックスクールの恋」シリーズ三作目。

…これ、間違えて二作目をすっ飛ばして三作目を読んでしまったことに気付きました;ただ、前作未読でも全く問題なかったです。
一作目のカプは出てくるので、読んでおいたほうがより深く楽しめるかと思います。

や〜、軍用GPSを付けちゃう溺愛執着攻め様すごい!!
愛と執着が溢れておりますね。自分がやられたら絶対嫌ですが…笑

たっぷり堪能させていただきました…が、自分にとって一作目が神作すぎて、そこまで萌え狂うという感じではなく、最後までそこまで盛り上がることなく…よく言えば落ち着いて読み切った、という感じです。

序盤、既に体の関係を持ちセフレ状態になっているところからストーリーが始まるんですね。
「攻めが少しずつ受けを絡み取っていく様を時系列でじっくり見たい」という欲があるため、体の関係になっているところから始まるのはちょっと残念な気がしました。

もちろん後から、そうなるに至った経緯のエピソードも出てくるのですが。
(「性の知識も紳士のたしなみ」とうまいこと受けを丸め込んで抱いてしまう攻め様、さすがです( ̄∀ ̄))

じっくり、順を追って楽しみたかったかなあ、、と。

そしてそして、初めての挿入の描写がなかったのも残念だったー…!
3回目に初めて至った、とは書いてあるのですが、そこ、詳しく知りたかったよー…

自分の中でアシュレイ × 由葵カプが最強すぎるため一作目ほどの萌えはありませんでしたが、溺愛攻め・パプリックスクールというワードにピンとくる方には大変おすすめの作品です✨


0

最後までちゃんと読んだら良いお話

このシリーズでこの作品だけ読んでなかったのに気がついて読んでみました。

いつもはスラスラ読めるのになぜか途中で止まってばかり…。
もうかなり進んだかな?と思ったらまだまだページは残っていて。

毎回なんとなく感じてたのを今作の主人公である奏の言葉で確信?してしまった。

いくら伝統があり立派な学校で寮生活を送りお互い切磋琢磨し将来もその実績と友情は生きていくとしても、その青少年の園にいる間って井の中の蛙ですよね?
まあ青春の中の5年間ということでそれは置いておくとして…。みんな10代ですもんね。今回はヒューズが20代ですが。

ヒューズが…。こういう攻めも好きだったはずなんだけど、なんでか今回は萌えず。
一目惚れした奏の人生に深く関わり…。
というかあの手この手を使って不可侵なはずの学校内にまで影響力を持って…。

オメガバースでパブリックスクールで貴族でとてんこ盛りなんですが。

ようは紳士の皮を被った獣ヒューズが、うまいこと言って一目惚れした美しい無垢な奏を囲い込んで、まさかの紳士教育!?
なにが紳士の嗜みだ!?知らなくて結構!やめなさい!と思ってしまった…。

美味しいところなはずなんですが、なぜか今回は萌えず。残念っ!


最後までちゃんと読みました。
最後の家を借りる編に全てを持ってかれた感が。

奏の許嫁の正体やら出資者やらあきらかになり、揉めるか?と心配してましたが杞憂でした。

色男紳士ヒューズ。君暇なの?仕事してるの?なんでいつも学校に来られるの?
まあ今年で最後でしょう。
しかし何回プロポーズすれば気が済むの?
不埒な輩が現れなくなるまで?

0

三作目。一作目の受けのファグマスターである奏が主人公

一作目の「アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~」のアシュレイ×由葵がちょいちょい出てくるのが嬉しかった。
ちなみに二冊目の「アルファの執愛」は未読だけど、問題なく読めました。

由葵のファグマスターである奏が主人公。
攻めのヒューズは、実にゆりの菜櫻さんらしい攻めって感じ。
受けを手に入れるためなら、あの手この手を尽くすのは何のそのの策略家。
受けにちょっかいを出さないように周囲を牽制し(というか威嚇ですね)、排除しまくる。

奏の家庭教師役を買って、受けに勉強を教える傍で、「紳士の嗜み」として性の手ほどきもしちゃってるし。
元キングという伝説的な卒業生である立場を存分に使って、何かと奏の学校行事にも顔を出すので、この人もしかして暇なんかな?と思ったほど。

奏は、実家が傾いた際に「オメガに覚醒したら結婚する」ことを条件に資金援助してもらった相手がいるので(相手の名前や素性は不明)、もしオメガに覚醒しちゃったら……と鬱々するんだけど、オメガに覚醒しようがベータに覚醒しようが猫に変身しようが、そんなのヒューズにとっては無問題で、ヒューズなら絶対になんとかするだろうなという絶対的な安心があるんですよね。

それよりも、ヒューズ父が食えないやつというか、なんか嫌なやつだなーって思いました。
奏のことを、アルファを生む道具のように見てる気がして。
オリバーが万が一、アルファじゃなかったらどうするんだろ……

あと、気になったのがヒューズはイギリス屈指の大貴族「ガルシア侯爵家」とされてるんだけど、「ガルシア Garcia」ってスペイン/ラテン系だと思うんですよね。
どういうのがイギリス貴族っぽい苗字なのかは挙げられないけど、ガルシアが出てくるたびに違和感を覚えました。

いかにもゆりの菜櫻さんの作品!って感じなのですが、そのうちになんか他の作品とごっちゃになりそう……。
おまけして萌萌で。

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