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表題作大人気。-おとなげ-

鳶職人 目白靖 22歳
鳶職人 中野旬次 25歳

あらすじ

BOY'Sピアスで超話題のシリーズ「大人気。-おとなげ-」がついに一冊に!ワケありのド淫乱・中野旬次(25)と、基本はヘテロな男前・目白靖(22)。カラダ以上に打ちとけあいたいふたり…!大ヒットコミックス『可愛気。』登場のふたり、鳶職男子同士のガチンコLOVE深化形。

作品情報

作品名
大人気。-おとなげ-
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
生意気。
発売日
ISBN
9784896441307
3.7

(68)

(24)

萌々

(15)

(21)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
26
得点
247
評価数
68
平均
3.7 / 5
神率
35.3%

レビュー投稿数26

中野の存在感

「〇〇気」シリーズ3作目。
前作からの続き的な展開で、「目白x中野」がメインの1冊です。

なんと言っても「中野」ですよ!
中野の存在感ったら…
彼の過去はあまりにも壮絶で、私が嫌う「ドラマチック過剰」そのものというか、ワケアリの度が過ぎるというか、なのですが。
全く笑顔を見せない狂犬の中野、少し触られるだけで発情する中野。
そんな中野にどっぷりのめり込んでいく靖。
この靖も言ってみればワケアリで。
元カノ・可奈子との経緯を知れば、靖は優しすぎる部分があるんでしょうね。相手の弱さを感じると自分がついてやりたいとなるのかな。
可奈子が靖の周囲に現れて中野は不安定に。
逆に中野の方もどれだけ靖にはまっているかが炙り出されたり。
そんなストーリーのドシリアスさと並行して、エロシーンの大迫力がまたすごい。
何がすごいって、何と言っても中野の「表情」なのです。
多分自分を汚いとか思ってて、愛も信じてない、好きな昴成さんとはどうにもならない、でも靖に抱かれて、言葉にできない/ならない感情が目の中に溢れ出る…

後半、中野を脅してヤる嫌な男が出てきます。この男は次作の主人公になります。
実際挿入までシてるんで、そういうのが地雷の方は注意。
コイツみたいなのがまだいくらでも出てくる?と思うと中野が不憫でならない。でも靖が何があっても中野の手は離さない!
靖のバンジーには…感動したね。
ストーリーもエロもちょっと過剰すぎな部分があるけど…とにかく凄いよ、鹿乃しうこ先生は。

0

中野と目白に幸あれ!

中野ーーー!!!中野の回ですね。

目白が自信なくて中野を信じられなくて嫉妬に振り回され。さらには元カノ従姉妹や仕事仲間の迅にひっかきまわされ。

目白よ何度でも中野に好きって言って!優しく抱いて!中野のそばからいなくならないで!

中野の過去が壮絶すぎました。昴成だけが心の支えだったのね、何年経ってもどこにいても。
そんな昴成にも子供が出来て結婚して。

何も手に入らない気持ちよければそれでいいはずだった中野。最初は強姦だったけど目白がいるよ!
珍しく中野が目白の元カノや目白目当ての女性に焼きもち焼いて。

目白と2LDKで幸せになってね!

1

可愛気。の次に読む本・中野の神回

靖(目白)×中野
中野がねぇ……靖に心許すようになって、思い通じあって「…何でもお前のが気持ちイイ」と言っちゃうところが激萌え、あの中野が。

だけど、厄介な女・靖の従姉妹・可奈子(元カノ)が登場し、中野に絡んで妊娠しただのほざいたもんだから、すっかり不安定になってしまう中野。
もちろん中野は靖にそんなことは言えないけれど、不安定な中野を変に勘ぐってしまう始末……。
俺は昴成の代わりどころか、昴成のくれたルービックキューブの代わりなんだろう?と言われても否定せず、怒った靖の拳をそのまま避けずに泣くところとか、もう……苦しい。

だけど可奈子の病院に付き添っちゃう中野はいい子。

で、有坂登場なんだけど、誰だっけ?このゲスと思ったら「大本気。(歯科医が登場するやつ)」の主役だった。あいつかー。

中野の過去が記憶よりもドヘビーすぎた…….
変質者にイタズラされて、それをネタに中坊時代ずっとイジメにあってて、身寄りは病弱な祖母しかいないので転校もできず、昴成のいる1年間だけはなんとか耐えたけど、昴成が卒業した後、集団リンチの主犯格をナイフでメッタ刺し……。
そして年少送りになってからは……(涙)
中野のせいじゃないのに、辛い過去の連続で、おまけに有坂に過去をバラされたくなかったらと脅されて犯される……辛い……

自分だってあいつらと一緒だった……と謝る靖に対して「もう忘れた……」からの「お前に嫌われたくない」と吐露するシーンが最高。

やっぱり中野は最高だなぁ。
いつもは手におえない感全開なくせに、ときどきストンと自分の懐に潜り込んで来たら、もうたまらないよね。

クロはどっかで見たキャラなんだけど、忘れたわ……

自分用覚え書き
「生意気」→「可愛気。」→「大人気。」→「大本気。」→「アブナゲ。」→「ハカナゲ。」
「生意気」は一番最初か一番最後に読んでも支障ないけど(昴成がまだ結婚している頃のお話)「可愛気。」と「大人気。」は続きものなのでこの順番は絶対。できれば「可愛気。」と「大人気。」を合冊して蛍修正から白線修正にしたR18版が「おとなかわいげ。」のほうがおすすめ。

2

中野が目白と会えて良かった~~

シリアス好きの私としては、鹿乃先生の「〜気」シリーズの中では、この作品が一番好きです。

普段は狂犬キャラの中野さんの過去が重すぎます(泣)。昂成さん以外の誰にも心を開かなくなったのも、普段の目白(攻め)への傲慢な態度も、全てが仕方のないことだと思えてしまいました。
目白の元カノの嫌がらせ(目白の子を妊娠したかも?)に対しても、やり返すでもなく無視するでもなく、ただ黙って産婦人科まで付き合ってあげるところは、性根の優しさを感じます。
攻めについても、過去を知った上でその過去ごと中野を受け止めようというのだから、よほど懐の深い人間ですね。
とにかく、中野さんが目白と出会えて良かった~~!

1

「可愛気。」から続いてます。

「〜気。」シリーズ3作目。
このカプだけ馴れ初めが別コミック(前作「可愛気。」)に収録されていますのでご注意。
未読だとちょっと話が見えにくいです。
1作目の「生意気。」とは特に繋がってないので、そちらは未読でも大丈夫です。

最新刊「アブナゲ。」の攻めキャラ黒田くんはこちらで初登場して、血の気多いガテン現場をいい感じにほのぼのさせてくれてます。
そうかーこの可愛いクロがね〜(ニヤニヤ)

お話的にはシリーズ中もっともヘビーです。
むしろこんなに読み応え要らないよ〜(;_;)って思っちゃうくらいに受けの中野が過去も現在も試練のキャラ。
幸せになれたかな?と思ったら邪魔する奴が現れる…の繰り返しで、しかもどいつもこいつも中野さんにとっては結構キツイ爆弾抱えて登場するもんだから、しうこ先生もう勘弁してあげて〜〜〜!と心の中で何回も叫んでしまいました。

でもね、というか、だから、というか、
中野が靖(攻)と一緒にいて穏やかな表情を見せるたびいちいちぎゅーーーっとやられるのですよ。
幸せそうな中野さんが可愛くて可愛くて。
ニマニマしちゃう。
デレシーンの破壊力が最強のツンデレさんです。
靖にしか見せない表情を一緒に見れちゃうんだから読者って立場は最高だわ♪( ´▽`)
中野の「狂犬/魔性」のギャップにとにかく萌えさせられた1冊でした。
最後の涙顔は反則だ〜〜〜。・°°・(>_<)・°°・。
カプ萌えって意味ではこのカップルが「〜気。」シリーズでは一番好きです。

ところで「アブナゲ。」が出るまで、本作で最低のクズ当て馬として登場する有坂迅が主役の次作「大本気。」は全く読む気が起こらなかったのですが、最近ようやく読みまして。
すごく良かった…
迅にムカついた人にほど次作の読破を強くオススメします!

2

表情に一喜一憂

「生意気。」「可愛気。」と続きながらも「だいにんき」と読んでしまった愚か者です。

目白の元カノ加奈子のちょっかいにイラッとしながらも、新しくチーム昂成に加わった黒田の意味不明の賑やかしに削がれて、深刻に捉えずに読み進められたような気がします。
中野の凶暴さは健在ですが、うなじや耳の後ろまで真っ赤になってしまうほどの純情さとのギャップが堪りません。
ツンとデレの振り幅の大きさにうっかりハマってしまい、目白には知られないようにと虚勢を張るたびむふふな喜びが駆け巡ります。
これで幸せになれる。と思った矢先、有坂迅の登場に怒涛のドラマが展開されてしまいました。
壮絶な過去を持つ中野からこれ以上何を奪うつもりかと緩みかけた後半一気に緊張が走ります。
けれど目白がただ穏やかに愛を伝えてくれるおかげでナーバスになることもなく。
昂成に頭を下げるシーン、そして初めてちゃんと気持ちを伝えた中野にじんわりと感動してしまいました。

2

嫌わないよー

絶賛再読中のこのシリーズ、三冊目ですね。今回は二冊目で人気の高かった鳶職の靖と中野のお話。どちらにも色々と過去があって、その辺を深く掘り下げています。

でもねぇ、前半はまだ焼き餅とかそう言うものなので愛情の裏返しと言うか、バロメーターと思えば切なさもそんなに感じないんです。元カノが妊娠したかも?!なんて、惨めな女がよく使う手、と主人公目線で蹴散らすこともできるんです。実際、そう言うドタバタを経て二人の絆がより深まってラブラブ同棲生活になっちゃってますしね。

でも、中野さんの過去が重すぎです。小5に遡ってずっと可哀想な人生なんです。百歩譲って、そんなエピソードが語られたとしてもそこまではまだ過去の事として何とか処理できるのですが、またしても悪いやつが!!それをネタに強請られて…っていうそこからの話が戴けませんでした。折角ラブラブになったのにいつまでその過去が付きまとうの!しかも、最初から被害者なのにー!まぁ、結局はそんなことさえも二人で乗り越えて益々愛は深まるのですが甘党の私としてはなんだか前半だけで終わらせてほしかったような気がしました。「お前に嫌われたくなかった」の台詞に思わず「嫌わないよー」と声かけしたくなりました。

昂成さんの息子ちゃんがミルクを飲んだお口を拭いてもらっているヒトコマがめっちゃ可愛い❤

1

中野の笑顔は必見!

シリーズ3作目。ガテンの目白と中野カップルです。前作でカップルになった2人の過去が明らかになり、登場人物も増えています!目白の元カノ可奈子と中野の過去を知る有坂。

読み始めた最初は、中野は気分屋で相変わらずとげとげしいし、目白のことを好きなはずなのに、なんせ暴力的ですぐに殴ったりするのが理解できなくて、全然可愛くないじゃん!と思っていました。でも読み進めてるうちに可愛くなっちゃうんです。ちょっとした言葉やしぐさに赤面したり、Hになると途端に従順だったりのギャップとか、だけど私が一番好きだったのは、有坂が中野の過去をバラそうとするのを、その先は中野本人から聞きたいと遮った目白が、その夜、寝っ転がって本を読む中野にただ寄り添って頬に優しくキスをするんです。何度も何度も。照れる中野は「キモイ」なんて言いながら叩いたりして、2人でふざけてじゃれあうと、気が緩んだのかすごい可愛い顔して笑うんです!ほんの一コマなんですけど、史上最高に可愛い中野の笑顔です!必見です!そんな中野に目白は「好きだよ」としか言えなくて・・・。ああ~切ないっ(T_T) 有坂、憎しっ!
 ラスト「お前に嫌われたくない」と涙する中野に、あんたが自分自身をどんなに嫌ったって俺だけは好きでいる、と心の中で誓う目白。いい男だ~!これから中野はあのひとコマみたいな可愛い笑顔を、目白にだけは何度も見せるんだろうな。そうだといいな。
 

2

デ、デレたー!

新刊が、もうすぐ出るという事で、再読レビューします。
久しぶりに、読み直しても面白かったです(^^)/

「可愛気」に収録されていた、鳶職人目白×鳶職人中野の続編で、一冊丸々二人のお話です。話の中で攻めの目白の元カノが出て来るのですが、けっこう出てくるので苦手な方は要注意です。前回で一応、お互いに望んで関係をもっている事を確認しあった二人ですが、この一冊で同棲→より恋人らしくなります。色々、試練はあるのですが(^0^;)
何より萌えたのは、受けの中野のツンデレ具合が絶妙な所です。凶暴なのに、料理が上手だったり、エロい事は平然としてるのに、恋人っぽい事には照れてたり。魅力的なキャラでした。あとがきの、デレツン4コマも最高です。

シリアス寄りのお話ではありますが、とても面白いのでおすすめです。

1

うーん、このカップルはちょい苦手

『可愛気。』の方で出演していた、22歳の鳶職人・目白靖×魔性の鳶職人・中野旬次25歳のカップル。
この二人の独立した作品となっております。
出世ですねえ。しみじみ。
このシリーズでは、個人的にあまり重点を置いていないカップルのお話なので、わたしはガクリ…なのです。

前回少年院で看守までも虜にしていた旬次ですが(この頃は可愛かったのに大きく育ってしまったよ・涙)、今作も魔性っぷりを発揮しております。
この無愛想でありながら、フェロモンダダ漏れな感じがそうさせるのでしょうか。
靖も最初はあんなに愛想がないとかぐじゃぐじゃと文句を垂れていたくせに、しっかり心鷲掴みされているんですから。

今回のお邪魔キャラは、靖が以前同棲していたイトコで元カノ。
『過去の女、く〜る〜』という感じなわけですが、それは靖側だけでなく旬次側にも『過去の男、く〜る〜』となっております。
飽きさせない仕様です、鹿乃さん。
でももう少し、幸せだけで成り立たないもんなのかと…
ちょっと二人に平穏をあげて欲しいなあ。

0

面白いよー!可愛いよー!!

punch↑でドハマりしたので、近年発売で人気のありそうな所から読み漁ってる最中です☆前シリーズ生意気・可愛気をスルーしてこちらを購入したのですが、あらすじや人物相関がのっているので問題なく楽しめました(^v^)

色んなサイトで「中野さん(表紙黒髪・受)可愛い!」と目にしていたので楽しみにページをめくたっら
人物紹介「猛獣・淫乱・オラネコ・無愛想」(°Д°;)カワイイの?
攻めが「言葉は通じねぇ。殴れば倍返し(される)」とか言ってるし(°Д°;)カワイイの?
どんな人かと不安に思いつつ読んでみたらホント可愛かった!!!
警戒心バリバリの猛獣・受けが攻めの深い愛によって段々と警戒心を解いていくのがもうね!普段は口も態度も悪いのに、攻めの前だと照れたり泣いたりね!確かに可愛いとしか言えない!

お話自体は切なく悲しい過去や凌辱があるので、決して可愛いものではありません。
攻めがめいっぱいの愛をそそいでも、どうしても信じきれない受け。
受けの態度に愛されてる自信がもてなくて、時折冷たい態度をとってしまう攻め。
両片思い状態で気持ちや行動がうまく重ならない2人の前には、厄介な人が入れ替わり立ち替わり現れて,,,。
結果、雨降って地固まりめでたく通じ合えるのですが、ページ的には最後の最後なのですょー(;皿;)焦らされた分、最後数ページの中野さん可愛い萌えキュン度∞でしたけどね☆切ないお話でしたが後に気分が沈むことなく読後感も気持ちいい作品でした(^v^)

1

糖度+痛み増量

「可愛気。」後半から続いてる、靖×中野CP。
ますます甘~くなる二人です。

しかも中野の過去は痛々しいから、そんな自分を隠そうとしてなんとか踏ん張って立っている今があるんだと思う。
だからこそ普段はオラオラツンツンしてるし、そもそも誰かに縋れるような人じゃない。

お互い本気で、だからこそすれ違うこともありますよね。
気持ちがあるからこそ許せないと思うことや、真実を言えないこともある。
葛藤を抱えながらも、中野のすべてを受け止めようとする中野の姿にくらっと来ましたよ!
そして優しく抱かれて蕩けそうになる中野さんがエロ素敵でした!

ただ…靖の元カノが、私はどうも好きになれなくて。
彼女のおかげでノリノリで読み進められなかったのですよね。
私はBLにおいて女子キャラが出てくるのは全然OKなんですけど…。
でもこういうコ、実際いますよね。寂しがりではた迷惑なコ。
イヤな女を描くのが巧いといえはそうであるし、わかるのですが。
せめて彼女があそこでフェイドアウトするのでなく、後々も出てきて彼女のいいところも見せてくれたら好きになれたのになぁと思ってしまいました。
どうしてもこの部分が気になったので、減点させてもらっちゃいました。

1

ティッシュ1箱

オススメもしてもらったし、いつも人気高いし……と気にはなっていたんですよね。
鹿乃しうこ先生。

たまたま古本屋で、可愛気。と違う本、そしてこの大人気。がお値打ち価格で売っていたので迷わず購入。

違う本と可愛気。の昴成×ケンジの話までは、正直なぜ鹿乃先生がここまで人気なのかわからず“ふ~ん”くらいの感じでした。
(鹿乃先生、鹿乃先生ファンの皆様ごめんなさい!!)
でも!でも!
目白×中野を読んだら……。切ない系が好きな私にはたまらず、もう大人気。を読む前から大興奮でした。

だけど……。
私ボーイズラブを読んでるんだよね?
ラブだよね?
切ないのは大好きだけど、なんでこんなに苦しいんだろう?なんでこんなに痛いんだろう?

中野のことがわかるたび泣き、目白の真っ直ぐな愛情に泣き。
なんで中野はいつも辛い目に遭わなきゃならないの?
彼が何をしたっていうのよ!
でもすべてを受け止めて大きな愛で包んでくれる目白。

確かに昂成のことを好きだったかもしれないけど、それは愛ではなく助けてくれるヒーローとしてだった。
それに気づいたんじゃないの?どうなの?と、問いただしたい……。
またすべてを知って、中野が昂成を慕う理由がわかったから出た目白の昂成へのお礼の言葉が涙を誘う。

本当に不器用すぎるくらい不器用な中野の“お前に嫌われたくない”は、どんな思いで、どれだけの勇気で言ったのか。
思い出しただけでも泣けてくる。

今度こそ本当に幸せになった二人の続編が短編でもいいから読みたい!心底思います。

そして、いつのまにやら私もすっかり鹿乃先生ファンの1人に。

ちなみにタイトルは私がこの本を読んで使った、ティッシュの箱数です(笑)

3

チ○ポになりてーなァ BY目白靖

レビュータイトルがアレでなんですが、中身はかなりのシリアス度です。

前回も出てきた目白の元カノが邪魔をしにきたり、中野の年少をネタにHを強要するヤツ(大本気の有坂w)が来たり。
でも二人の愛はむしろ深まるばかり!
今回は中野が目白にかなり心を許しているんだなぁ、というのが感じ取れて良かったです♪

中野が目白に「おまえに嫌われたくない・・・っ」と言うシーンは最高です。
あの中野が、あの中野がですよ!?言葉に出してあんなことを言うなんて、本当に目白のこと、好きなんですね。

目白は目白で馬鹿のスケールがでか過ぎてカッコイイじゃねぇかっ!!
そんな二人のお話、最後は結構甘甘な感じでした♪

4

BL漫画というくくりにするのは失礼!?

んーさすが!です。
『~気。』シリーズ、目白×中野編!
しうこ先生の描くBLはいつもなんだか切なくて、
けっこうおめでたい展開スキーで、娯楽目的にBLを読むようになった私にとっては
久しぶりにストーリー性の高い、痛い、けど甘いシリーズでした。

確かにH度は『エロエロ』なんだけど、何か違う!(笑)
エロ重視のBLと一緒にしてたら拍子抜けしちゃうくらい
メインはもっと中身にある!

めでたいアホエロなBLも結構読んだ私にとっては
しうこ先生のエロエロ展開は特に嫌味なく、かつそれほど気にならず
話が続く上での大切な展開として読めました。
登場人物がみんないやに”男”!!って感じなので
ベタに甘すぎず、なんというかうまくは言えませんがとにかく良かった!

☆☆

ワケあり淫乱受け中野さんのお話なので
結構中野さんがまたまた辛い目にあってたり、
というかこの人ツライ愛され方しかしないなあ・・・(´・ω・)
でも今回、目白の元カノでイトコの可奈子ちゃんが想像妊娠しちゃうことで
中野さんの「人間らしさ」が結構見れたかなーと思います。
産婦人科について来てくれと頼まれて、
基本的に人間嫌いな中野さんが行っちゃうなんて!!!(笑)
もしや目白一家には中野さんを手なづけるDNAが流れてるのでは・・・?

今回も痛みあり、悲しみあり、憎しみありと
切ないことが多い話ですが、それ以上に面白みのあるお話になってます☆


異常に人気なしうこ先生のシリーズ
読み始めて「ああこれは確かにハマるな~」と納得です。
次は『punch↑』あたり攻めていこうかな・・・(笑)

2

中野さんのギャップがやばいです

普段の狂犬ぶりからも想像もつかないエッチの際の従順ぶりには、目白でなくてもやられてしまうと思います。
中野さんがとにかく色っぽくてもうたまりません。
かなりヘビーな過去をお持ちの中野さんを体を張って受け止める目白の男前っぷりに惚れました。
素直になれない中野さんが搾り出すようにして目白にぶつける精一杯の言葉は痛々しく、中野さんなりの必死な思いが胸に迫り、とても切ないです。

3

一番好きな鹿乃作品。

★4.8。エッロ~。中野さんのエロさに悶絶します。無意識に他人の嗜虐心をあおってしまう中野さんの物悲しいエロさ。自分は本域のエロって背徳感、反倫理とかと隣合わせのような気がしてて。でも作者が鹿乃さんだから後味が悪くないというか。だからエンターテイメント枠というか。なのでこの『大人気』、かなりレベルの高いBエロ作品に仕上がってると思います(なんじゃそりゃ)。鹿乃さん結構、昔からのBL作家さんなんですが、自分的にどんどん良くなってる気がするんですよね(昔の作品より最近の作品の方が好きなものが多い)。普通、最初の頃面白いと結構アイディアを出しつくして、あとは大体くだり調子になるもんですけど、逆に良くなるってすごいなと思います。今後も要チェックですね。

4

どんどんシリアス路線に

『生意気。』

『可愛気。』

『大人気。』

『大本気。』

と、いうシリーズ。
最初から読むと、よくもここまでシリアス路線になったものだと思うw
『大人気。』は・・・
鳶職人・目白靖(22)×過去アリ淫乱鳶職人・中野旬次(25)
だけで1冊。

狂犬で淫乱な年上受けの中野の過去話もちらほら
前作『可愛気。』ではバックが多かったですが
今作は、前からの構図が多い気がしました。
しっかり相手を見てエッチしたくなっちゃうような
心の不安なんかもあるのでしょうか?

中野の初体験の年齢は、ちょっと衝撃的。しかも痛い。
でもなによりラストの中野の涙がせつなくて、痛い。
包容力のある年下攻めに出会えてよかった!

2

これだけしか読んでないのですが

 昔から描き続けている作家さんですね。私はほのぼの系が好きなので、特に作家買いはしていないのですが、昔は雑誌「ピアス」を買っていましたので、よく読んでいました。「大本気」が出たので気になって、前作を探したのですが、これしか見つかりませんでした。
 
 でも、これ一冊でも十分面白かった。
 男らしくて、カッコよくて、エロい!
 あまりにかっこいい男子が苦手なので、鹿乃しうこさんの描く男の人は好みではないのですが、それでも十分楽しめました。
 体から入って、心が近づいていくの、大好きです!!! これはシリーズで最初から読んだ方がいいですね……と思いつつ、見かけないのでまだこの1冊しか読んでません。

1

エロカワな狂犬

中野さんの可愛さは異常と言わざるを得ない。
ツンデレ、と言っていいかわからない程微妙なデレ方の受・中野。ツンデレ好きにはたまらない絶妙なツンです。そう簡単にデレたりしないのがツンデレがツンデレたるゆえんなわけで。
料理上手で甲斐甲斐しいのに凶暴でちっとも素直じゃなく、手綱を握る攻・目白の苦労はいかほどのものか。そこを耐えるのは、やはり惚れた弱味と言うやつなのですね。結局はお似合いのカップルです。

前作「可愛気。」からもう少し突っ込んだエピソード。
エッチシーンは二人がラブラブ(?)なおかげもあってか前作を凌ぐと個人的には思います。
今作では、前作の半分を構成していた茂木×堅二カップルのエピソードはありません。(というか堅二が出て来ない)
その分、まるまる目白×中野のエピソードでとっても濃厚な味わいになっているので、このカップルがお気に入りだった私には文句なしにヒットでした。
目白の元カノも意外に可愛い所があったり、新キャラ黒田が思いのほか空気で不憫だったり、もう少しこのシリーズを楽しみたい…そんな余韻に浸っております。無いかなぁ、続編。

5

これ好き(>▽<)

『可愛気』の続きです。目白×中野のお話です(*^_^*)
面白かったぁ~
目白×中野満載!!Hいっぱいでした!すごくこの二人好きです(>_<)他のカップルは出てきません(^-^)
でも読み始めて・・・『可愛気』でけっこう二人はいい感じになったと思ってたんですけど、中野の狂犬っぷりにビビりました(*_*;いや!!あれは焼きもちということにしますか!!それでもなんかビビりますよ(笑)でもそれだけ好きってことですね!!目白も焼きもち焼きだしね(*^_^*)今回は目白が可愛いかったな☆「おれのものだよね」「俺以外の奴と寝ないで」って胸キュンです(>_<)キャーーー(笑)中野も照れてて可愛かったですけどね!
最後に出てくる迅がくせ者(ーー゛)なんで中野と迅がやってるのよ(T_T)!?超嫌(>_<)
でも「おまえに嫌われたくない」って中野がーーー(>_<)可愛かった!!
もうこの作品萌え萌えです(>_<)中野も目白も好きです。この二人いい!!エロイ!!可愛い!!面白い!!
この作品に出てきた迅が主役の『大本気--おおまじ』が5月後半に発売されます。あまり迅は好きではないですが、気になります!たぶん買っちゃうかな(*^_^*)お相手はまだ出てきてない人ですよねきっと!


4

文句なし~最高(>_<)

可愛気。に出てきた ヤス× 中野 のお話。

すごい大好きカプだったので
楽しみにしてました~。
もう文句なしの 神評価です。

狂犬 中野さんの ヤスにしか見せない 
いろいろな表情に 撃沈
ヤスの 中野さん大好なちょいヘタレ可愛さに沈没。

そして何と言っても
最後のシーンの 
中野さんが言った
ヤスへの言葉と涙に・・・胸キュン通り越してギューーーーン(T_T)

~気。シリーズは 
嫌われキャラ?の迅君のお話 大本気。へと続きます。



 

3

すごいハマリましたn[g3

大本気発売きっかけで再読しやっぱ好きだなぁーn[g3と再確認しましたn[g3中野さん好きが多いと思いますが(私もですが)攻ヤスもかなりツボでした!中野さんにだけヘタレてるのがカワイイです!
超おすすめですn[g3

2

魔性の鳶にメロメロです。

中野の魔性・淫乱化への道は、前作「可愛気。」でも描かれていましたが。
彼が少年院に入った理由とか、その他モロモロの過去話が。痛々しかったです。

今まで大事に扱われたことがない中野を、優しく大切に抱く目白に胸がキュン。
目白の中野への惚れっぷりが激しくて。また必死な感じが可愛いですね。
そんな目白に対して最強のデレツン?ツンデレな中野がたまりません!!!
オラオラな狂犬なのに、中身は結構乙女だったりする中野にクラクラです。
正に魔性の鳶でした………

そして終盤、「嫌われたくない」と呟いた中野に、こちらの涙腺もゆるゆるになりました。
今まで彼が受けてきた辛い思いを考えると……
またそれを「忘れた」と言う中野がたまりません!
中野は目白に出会えて本当に良かったよ!と思えた作品でした。
このカップル、大好きです。

4

オバサンは中野が心配

とっくに読んですっかり忘れ、このたび「大本気。」を読むために読み返したのでレビューします。
大本気。>大人気。な面白さだったので、萌評価で。

過去のトラウマ?でセックス依存症気味の中野と彼を好きだということに気付いた靖のお話。(「可愛気。」の続きです。本が見つからない・・・)

二人だけを見ていれば、意思の疎通にいまひとつ難はあるものの、割れ鍋に綴じ蓋なカップルなのですが、靖の元カノ・可奈子や、中野にちょっかいを出す迅(大本気。の主人公)たちがかき回してくれちゃうのでちょっと複雑に・・・

ま、わかりあえたのでめでたしめでたし。
それにしても、幸せになれば中野の淫乱症は治るのでしょうか?
靖がタフだから一向にかまわないのでしょうか?

2

表情を

中野さーーーーーーーーーーーーーーーん゚+。:.゚(嬉´Д`嬉)゚.:。+゚
注目すべきは表情なのです。
「可愛気」から始まるガテンシリーズ。
中野さんの表情がタマリマセン。
エロさももちろんのことなんですが、気持ち良さそうにしている中野さんの表情がたまらなく好きです。
チ○ポ咥えてる姿をみて、攻「チン○になりたい」と言ってしまう気持ちが痛いほどわかります。
中野さんに咥えられたry(殴
しかも、普段はそんなこと言ってくれないのに・・っていうセリフを、Hの最中には多発してくれるんです。
「お前のがキモチイイ」とか!!!いやいやいやいや!!
ときめくからマジで(ノ′∀`*)ハァハァ

何だかんだ言って、「大好き」っていう気持ちがね。

普段、は見せない照れた表情っていうのもあって乙。
可愛いんだよ!かわいいんだよ!とにかくかわいいんだよ。
表情に注目お願いします。絶品です

4

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