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表題作そらの誓いは旦那さま

三雲高虎
日向崎領主
空良
高虎の妻

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

空良と高虎たちが日向崎に移住してから一年。生まれた時から何も持たず、親の愛も、名前すら与えられなかった空良が、高虎と出会い正式に祝言を挙げて今は唯一の伴侶として愛を注がれている。高虎も戦場では鬼神と恐れられる益荒男だが、空良の前では素直に己をさらけ出すほど心を許していた。領民にも慕われ穏やかな日々を過ごす二人の元に、他国から海賊団との調停をしてほしいと要請が舞い込む。危険を承知で海に乗り込んだ高虎たちだが……?

作品情報

作品名
そらの誓いは旦那さま
著者
野原滋 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
そらのだいじな旦那さま
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849709
4.1

(49)

(23)

萌々

(16)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
200
評価数
49
平均
4.1 / 5
神率
46.9%

レビュー投稿数12

もはや壮大な大河ドラマ

今作の一作目である「そらの大事な旦那さま」が面白すぎてシリーズ通して一気読みしてしまいました。
どの登場人物も魅力的で、BLとしても物語としても面白い!

シリーズ全体なら神評価なのですが、段々シリーズが進むにつれて、大河ドラマの方にシフトしていくので、BL小説として物足りなさを感じた本作は一個評価を下げました。
シリーズ序盤の、影で夫を支える健気なそらと、私情に流されすぎない武将の旦那さまが好きだったので、いくらなんでもそらが有能過ぎ、前に出過ぎ、モテ過ぎ、旦那さまのキャラが崩壊しすぎなのでは…と感じてしまう。総愛され展開苦手な私はちょっとキツかったです。
次回作はまた夫婦にフォーカスをあててくれたら嬉しいな。

次郎丸さまと魁傑の関係も気になります。主従貫いてくれても萌えるけどね。

***

同人誌まで読了。
やっぱり三冊目までの、そらの感情を先読みする懐の広い旦那さまと、穏やかな物腰ながら芯の強さが伝わってくるそらが好きだ〜
次回作でどうかよろしくお願いします…

0

まさにBL大河④ いよいよ本格的に歴史物っぽくなってきた

シリーズ4作目。
日向埼の城持ちとなった高虎と空良夫婦。3作目では領民の心を掴むことに苦戦していましたが、今巻ではすっかり土地にも馴染み領民たちにも慕われています。


4作目でも空良が大活躍。それでもって歴史物の色合いが濃くなってきました。海賊団との通行権の問題が上がって、その交渉に空良が指名されてってなるんですけど、BLをメインで楽しむには背景がちょいと小難しいかな。。。先生、ストーリーの構築が大変だったのではと思います。

空良のモテエピソードがありました。可愛らしい容貌と優しい性格ですからね、今まであまりその描写がなかったのが不思議なくらいでした。ヤキモチを焼く高虎が面白いです。空良に求婚する海賊団の仲間、異国人のザビさんなる人物も登場します。ソラサン、ケッコンシテ〜って陽気に求婚されまくります。当て馬度としての深刻度は低いので、物語のスパイス的に楽しんで読めますよ^ ^

通行権の問題が解決したら次は材木貿易問題。日向埼は忙しい。。。歴史ドラマのワンシーンを観てるようでBLを忘れてしまいます(笑)空良と高虎のイチャラブぶりをもっと見せて欲しいです!

空良のモテエピソードもチラッと見えて、空良が皆から好かれていることが分かって嬉しいです。空良はキレイ可愛いし、頭も良いし機転も効くし、高虎がベタ惚れなのも分かります。


今回のお話も面白かったです。でも私的には右肩上がりに上がってきてピークだった3作目を凌ぐ勢いまではなかったかな、という印象でした。
空良の想像の中で少し触れていたけど、今後次郎丸の子どもを養子に迎えることがあるのかな。そしたら空良シリーズはずっと続く可能性もありますね。楽しみです。
私は大河ドラマの「利家とまつ」が好きだったので、それに重ねてしまいます(笑)

次作はどんなお話になるのでしょうか。とても楽しみです!

1

空良がますます成長。旦那様よりカッコイイ。

空良がどんどん成長している。
今回改めてシリーズの最初から読み返したけど、最初は名もなく不幸を不幸とも知らずに生きてきた「捨て」(最初は捨てという呼び名でした)。オドオドしていて食事もあまり食べない人でした。家臣たちは「騙された」と空良を処刑しようとしてましたよね。
次郎丸を助けたり、軍師として活躍したり。ここで、ただフレンドリーだと旦那様の伴侶としては足りないと気付きます。ここからの成長が著しかったなと思います。誰に対しても怒ることのない空良が新しい土地の三人衆に腹を立てるのを見て、ただ優しいだけではなくなったんだなと思いました。

今回も強く出るところは相手が誰だろうがハッキリと言います。押すところと引くところをちゃんと理解していて、そういう所が魅力的なのかもしれません。
今回も菊七が出てきて大活躍でした。空良ともだいぶん仲良くなりましたね。毎回間者として出て欲しいくらいです。
それにしても旦那様は巻が進むほどに悋気が強くなったりエロおやじのようになったり。もっとカッコイイ場面を出して欲しい!
空良の旦那様のカッコイイ所を読みたいです。
不憫受けのはずが、だんだん不憫じゃなくなりましたが溺愛系というのは変わらずですね。旦那様のスパダリが最近危ういので、そこを何とかお願いしたいです。

3

シリーズ4作目

【そらのだいじな旦那さま】→【そらのいとしい旦那さま】→【そらの誉れは旦那さま】に続いて今作になります。
他の作品を読んでいない場合は最初から読んだほうが良いかと思います。

今回は他国や海賊団が絡むお話となります。
ややこしくなるのかなぁと読むのを少し懸念していたのですが
読んでみるとスーッとお話が入ってきてまた空良たちの虜になりました。

1作目から比べると空良がしっかりと自分の意思を持っていってるのがすごくわかって
なんかすごく目頭が熱くなりました。
高虎に出会ってこんなに人生が変わって
あぁほんとに良かったね。と思える作品でした。

すごく大好きな作品なのでこれからもずっと続いていって欲しいです。

6

シリーズ4作目!

野原先生の仰るように盤石の溺愛でした♡ 国が大きくなり責任も大きくなる中でも、力を合わせて頑張る姿が微笑ましい。どんな事が起こっても微塵も揺れないのも、この2人なら有り。空良はまた靭やかに強くなって頼もしい。
今作は静かな戦も面白かった。空良も勝負師になってきたね〜峨朗丸との駆引きは、終始押していてかっこよかった。高虎が益々惚れるのも解る。今回は高虎の嫉妬が可愛かった。
日向埼の雰囲気も良く、新たな仲間も増えて益々楽しみ。
サマミヤアカザ先生のイラストも美しい。この作品の雰囲気にぴったり。5作目も出たら嬉しいな。

4

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