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表題作はきだめに恋

山鹿 健兒
やけっぱちの無職,29歳
芝崎 比呂
コンビニ店員,23歳

その他の収録作品

  • Love scene.
  • カバー下漫画

あらすじ

寒空の下、掃き溜めに捨てられていたのは――ヤバい男!?
「ほっとけ」と捨て鉢な男に対し、ビビりながらも放っておけない比呂のとった行動とは―?
強面やけっぱち無職×健気不器用フリーターの
ゾクドキ?奇妙なふたり暮らしスタート…!?

作品情報

作品名
はきだめに恋
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
NUUDE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864425100
4.2

(219)

(119)

萌々

(55)

(29)

中立

(11)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
23
得点
913
評価数
219
平均
4.2 / 5
神率
54.3%

レビュー投稿数23

しっくりこなかった

読後なんだかしっこりこず、なんだろうと考えたところ、ヒロ君が脚本家目指してるところだと思った。
なんだか唐突というか不自然で。
看護師だったんだよね?なりたくてなったんだよね?それをたった2年や3年で辞めてその時のドラマに助けられたからって?
脚本家って夢がデカ過ぎんか?
いままでのヒロ君の人生との接点なさすぎんか?
相互救済の話なら、ヒロ君が看護師時代に起こった医療事故なりがトラウマになり過呼吸を起こし、休職中。でも、やっぱり看護師でいたくて。
からの、山鹿がヒロの心を溶かし身体も溶かし(笑)過呼吸の症状がなくなり、復職。
再起の物語の方が私はしっくりきます。
って私がプロット考えてもね。すみません。

0

まさに相互救済の物語

受けの比呂くんは元看護師でコンビニバイトをしながら脚本家目指して一人暮らしをしながら頑張っています。
ある日アパートのゴミ捨て場で寝ている攻めを助けたことで知り合います。
どう見てもそっち系の怖い人の山鹿さんは最初こそ比呂くんを怪しく思い懐きませんが、だんだんと癒されて仲良くなっていきます。
山鹿さんは夜職スカウトの会社を失い、比呂くんは資格まで取った看護師の仕事にむいていないようで退職をしています。
お互いに欠けた部分を補うような同居が始まります。
夢のためにコンビニバイトで頑張る比呂くん。夢が叶い順調だったのに途中でダメになってしまった山鹿さん。過去を清算するために比呂君の家を出る選択をします。
ラストのお話の運び方など素敵なシーンが沢山あり涙が出てしまいました。
どんな状況でも前向きに進もうとする真面目な性格の人が幸せになるって、読んでて気持ちが良いものでした。

0

何度も読み返してます

はなぶさ先生の漫画はほぼ読んでますが1番好きです
X(Twitter)で、この作品のキャラのこともあげてくれてるので、読んではほのぼのしてますが、作品じたいはほのぼの系ではありませんw
ゴミ捨て場で拾った男を看病してからの流れから2人の生活がはじまって、お互いの存在がでかくなっていく過程がすごく丁寧に描かれていると思います。
読み終わったら表紙裏を読んでからの、先生のX(Twitter)をみたら、あたしが、ほのぼのしますと言った意味がわかると思われます!
……ネタバレ書いてしまいそうになるのでこの辺で

0

本当に最高

ここまでグッと来たのは久しぶりです。

出会いはBLあるあるの道端にイケメンが…ですが、そこからの攻め・山鹿さんと受け・比呂くんの過去や背景の描写がこの作品の魅力だと思います。それぞれの過去に重なる部分があって、そこからお互いが支えになるようなめっちゃいい関係だなーと思いました。

あと、元々電子単話で追ってて、単行本になったのに最近気付いてやっと読んだんですが描き下ろしめちゃくちゃ大好きです!!!!!!!濡れ場もあるし比呂くんのコンテストの結果もわかるしめっちゃ興奮した 大好き マジで読んでくださいこんなレビューしか出来なくてすみません

1

補い合って、繋がる

寒空の下ゴミ捨て場に落ちていた山鹿は、もうそこで死んでもいいとさえ思っていたけれど。
偶然それを見つけて拾い助けたヒロによって救われて、投げ遣りだった人生をまたやり直していくような展開になっていました。
とは言ってもふたりが出会ったことで道が拓けてまるっと幸せ!みたいな単純なストーリーではなく。
過去から今に繋がってきたそれぞれの道を辿ってようやくふたりは交わっていく、そんな深さがあって惹き込まれました。

山鹿が何を考えているのかわからないというのを抜きにしても、ひとりでずっと突っ走ってしまっているヒロ。彼は変わることができるのだろうか?と最初は心配になってしまったけれど…
でもヒロはすごく真っ直ぐに色々なことと向き合っているだけなんですよね。
不器用で上手く自分を表現できずに空回ってしまっているけど、でもそれはダメなことじゃないんだと山鹿が認めてくれたことで彼は強くなれたんだろうな。
ヒロもまた山鹿をことを認めて真っ直ぐに信じているので、傷を舐め合うのではなくてお互いにダメな部分を補い合うような関係になれたのだなと思いました。

ゴミ捨て場に横たわっていた時は目に光がなくて、誰のことも信じないし必要としていないという顔をしていたけれど。
最後には柔らかく微笑んで愛おしそうにヒロを見る、そんな山鹿の変化が見れたのも嬉しかったです。

0

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