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俺たちは恋人に向いていない

oretachi ha koibito ni muiteinai

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表題作俺たちは恋人に向いていない

熊沢,自動車整備士,28歳
晃一(コーイチ),動画配信者,アパレル店員,23歳

その他の収録作品

  • bonus track(描き下ろし)

あらすじ

大型ケモノ系整備工×柴犬系配信者!

寡黙な整備工・熊沢の隣人は、恋愛ネタ配信者・コーイチ。
コーイチは柴犬のような人懐こさで、強面な熊沢の懐に爆速で入り込み、無自覚に誘ってくる存在となった。

「これ以上、俺の忍耐を試すな」

無自覚天然の暴走に、常識人の理性は焼ききれそうだが…!?

作品情報

作品名
俺たちは恋人に向いていない
著者
弘川コウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526270
4.4

(203)

(120)

萌々

(54)

(24)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
26
得点
892
評価数
203
平均
4.4 / 5
神率
59.1%

レビュー投稿数26

正反対だから惹かれ合う

最初の数ページで攻め、ハンサム黒髪が女性に興味が無く几帳面な性格だということを絵で説明されていて話の流れを作るの上手いなぁと思います!試し読みだけのつもりが即購入しちゃいました。
初登場シーンの受け君がすごく綺麗で、ゲイの攻め熊沢が受け晃一に既にもう魅力感じてるのかなぁ?という出会い方に恋の始まりの予感を感じました。
2人の性格が静と動、熟考と浅慮、几帳面と大雑把みたいな対なんだけどケンカップルとはまた違う味で微笑ましい。
晃一が見た目ほどチャラくなく、まるで小学生のような天然キャラの魅力をずっと撒き散らしていて熊沢じゃなくてもいつか誰かにつかまるなぁーと想像出来るくらいに可愛いかったです。

執着溺愛系で誠実な熊沢とアホでチョロくて素直な晃一が色々するけど最後まではなかなかしない展開が逆にエッチでした。

0

この1冊で栄養が摂れます

いや〜、なんだこれは…?かわいかった〜!
明るい!楽しい!かわいい!萌えあり!テンポ良し!と、良成分が5拍子揃ったオールインワンな親切仕様がうれしい1冊でした!助かります!

超絶ポジティブで自己肯定感が高い受けがですね、まあ〜なんともかわいらしい子でして…
とても好奇心旺盛で良い感じに遠慮がないのですが、これが全く鼻につかないのが不思議なんですよ。天性の明るさと天才的なちょろさを持つノンケの赤ちゃんです。
そんな無邪気な赤ちゃん受けが、常識的な攻めの忍耐力を無意識にごりごり刺激しながらぶんぶんと振り回すという、大変おいしい構図が見られる作品でした。
こんなの、こんなの…みんな好きなやつやん…!と思いながら読みました。結果、ものすごく好きなやつでした。
ゲイとノンケの攻防戦がどえらい楽しくて萌えてしまった。

あらすじを読んだ際、動画配信者ものには馴染みがなくてですね。正直いまいちピンとは来なかったんです。
でもですよ。いざ読み始めてみたらところ、この設定が絶妙な良い味付けになってくれるんです。
そもそも、晃一が爆音で配信をしていなければ出逢いもなかったわけですから…今では晃一の声のでかさに感謝しています。

始まりは苦情から。売り言葉に買い言葉で、恋愛テクを大声で語るのならキスのひとつでもしてみろと軽い気持ちで晃一にふっかけた熊沢。
ただ、その相手が自分好みの外見だった上に、あまりにもいとけないキスをされたものだからさあ大変。気付けば濃厚なキスをかましてふにゃふにゃにとろけさせてしまうという大失態に頭を抱える始末です。
以来、初めての大人の味を覚えてすっかり虜になった好奇心旺盛な赤ちゃんが鴨ネギ状態で突撃してくるではないですか。
ノンケは対象外だと躱そうとしていたはずが、どこからどう見ても時間の問題なのが本当に楽しい。
こんなにするっと生活に入って来られて無防備に腹を晒しながら懐かれてしまったら、そりゃあ世話を焼きたくなったり自分だけのものにしたくもなるよなあと。
1度好意を持ったら重ためな攻めがたまらなくって…!熊沢の我慢と理性の糸が切れそうになる度にハサミを取り出したくなり、ぷつりと切れた時には思わずガッツポーズ。
我慢に我慢を重ねた末の攻めの姿に翻弄される受けの図が非常においしかったです。萌えた〜!!

相性が良い2人でしたので、その後が読みたいなあと思っていたら続編連載中だそうで…!これはうれしい。
深いストーリーを楽しむというよりは、テンポ良く栄養価の高いかわいさを摂取できる1冊かなと思います。
肩の力を抜いて明るめのお話が読みたい方はぜひ!

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天然誘い受け(ノンケ)と寡黙男前攻め(ゲイ)の攻防w

こちら気になっていた作品。デビュー作で、アワードランクインですね。

攻めの熊沢はゲイ、寡黙で大柄の男前、受けの晃一はノンケ、天然で美人な配信者。二人は隣人で、晃一の配信がうるさくて熊沢が文句を言いにいった時に成り行きでキス。翌日、晃一が熊沢にもう一度キスする様に迫ってきて…というお話。

テンポが良くコミカルな作風。すいすい読みやすくて、クスッと笑えるシーンがたくさんあって楽しい作品です。絵柄も今風で綺麗ですね。

キスなどのエッチなシーンが何度か出てきますが、紙面を割いてとてもエロく丁寧に描いています。熊沢のムッツリ感がよく伝わってきて、晃一はトロンと可愛くなって、大変良きです♡

熊沢はノンケとは付き合わない主義なのに、晃一が無自覚に誘って煽ってくるので、もう耐えるのが大変そうw

前半は受け視点で、中盤に攻め視点。熊沢の本音が出てきます。想像よりずっと重い感情に萌えます。

我慢に我慢を重ねてきた熊沢が、終盤に晃一と一悶着あって、とうとうプッツン。
ここからが長い濡れ場シーン。かなりページ数を割いて丁寧に描かれています。熊沢の雄み、強引さ、言葉責めなど、とてもいい!ゾクゾクさせられます。大変エッチでよかったです♡

最後にお互いの気持ちを確かめあう二人。
熊沢の顔をあえて見せないシーンがあり、なかなか粋な演出です。その代わり晃一のいい笑顔。
熊沢どんな顔してるんだろう、めっちゃ可愛い照れ顔かな〜、泣いてたりして、と妄想が広がりますw

熊沢が晃一に惹かれたのはよくわかったんだけど、晃一はノンケなのになんで好きになったんだろうと思ったのですが…。中盤に体から入る恋愛について配信で語るシーンがあって、つまりは体から始まったけど好きになっちゃったってことかな〜、との結論に至りました。

私は攻め好きなので、晃一の煽りにめちゃくちゃ我慢する熊沢を愛でる作品でした♪

続編連載始まりました。恋人編はどうなるのか気になります♪

シーモア購入 ライトセーバー修正(真っ白で残念!)

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据え膳ノンケ受け

堅物真面目な車の整備工の攻め(年上・ゲイ)×根明YouT●berでアパレル販売員の受け(年下・ノンケ)。

「根明なノンケ」とか「陽キャYouT●ber」って書くとすごいチャラそうな印象になるけど、この受けからはチャラさは感じないのが不思議で個性的で好きです。
「天然のポジティブ」っていうかなんかすごく自然体で明るさに嫌みがなく、一緒にいたらこっちまで笑顔になっちゃうような愛されキャラで可愛いです。

そんなキラキラしたイケメン年下ノンケくんから、ぐいぐいぐいぐい据え膳ムーヴをかまされる攻め。
普通だったらすぐに手ぇ出しちゃうと思うし、他の作品だったら2話目ぐらいでチャチャッとセフレになってると思う。
けれどこの攻めは堅物真面目ゆえ、頑なに最後までは致しません。異常な忍耐力!(笑)
キスはするし、受けがせがめば触ってはくれる。けれどなかなか最後の一線を越えようとしない攻めに、ノンケの受けはモヤモヤと気持ちを募らせていきます。

ノンケ相手に沼りたくなくてギリギリのところで我慢するゲイ攻めと、進展を望んで積極的なノンケ受け、二人の恋の攻防戦が可愛くてキュンとするし、読みごたえがあっておもしろいです。
シーズン2もあるみたいなので楽しみです。

4

アホの子ほどかわいい

受けのコーイチがアホの子でかわいかったですねぇ。
ノンケってなんだっけ??と読んでて心配になっちゃうほどチョロい。(褒めてる)

熊沢はいい身体してるし、お料理上手だし、本気だしたときの雄っぽさといい、攻めとしてのポテンシャル高!
今までの恋人に恵まれなかっただけで、めーっちゃくちゃいい彼氏になりそうとワクワクしながら読みました。

全力で身も心も懐いてくるコーイチのチョロさに乗っからず、言いくるめず、一度突き放す熊沢にギャア好き!!ってなりました。
熊沢めちゃくちゃいい男じゃん!

ほの暗い独占欲もたまらんし、なぁなぁで抱かない誠実さもたまらんし、その後大爆発して「俺だけ」宣言しちゃうし、やっぱりあんたはいい攻めだ!

実は激重と、心配になるほどチョロ軽という良い組み合わせでめちゃくちゃ良かった。


続編決定とのことで楽しみです。
作家買いも決定。

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